1961年の二谷英明主演の日活ヤクザ映画と日活アクション2本立ての解説◆2026.06.06(土)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
1960年代は日本映画界が景気がいい最後の時代でした。
大映と日活は最後の飾っていい映画を連発していました。
それが1970年代になると観客もスポンサーも全部TV界に盗られて金欠になってしまいます。
大映は倒産し日活はソフトポルノ映画に転向した。
そんなわけで1970年代の日本映画は恐ろしいほど貧乏臭くなってしまい当然興行は悪くて大変な時代でした。
しかし、東映は実録ヤクザ映画の興行が大当たりして1970年代を乗り切ってそのまま現在までヤクザ映画に囚われています。
一方、松竹は『男はつらいよ』シリーズで1970年代を乗り切ったはずですが、実は松竹は歌舞伎が本業で安定しているので映画の興行はどうでもよかったりします。そのせいかどこも配給を引き受けないアニメ映画の配給をしてくれたりします。
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◆『生きていた野良犬』(1961年)
この作品は、舛田利雄監督、二谷英明、葉山良二、笹森礼子、川地民夫、垂水悟郎主演、二本柳寛、芦田伸介、深江章喜、白木マリ共演のヤクザ映画のようです。
1961年 日活 日本作品
ランニング・タイム◆77分
プロット◆出所して仇討ちに励む話しのようです。
音楽◆伊部晴美
全体的に普通のヤクザ映画になってます。日活なのでお行儀がいいけど。舛田利雄監督の演出は安定してます。さすがにあとになって東映で大作専門監督になるわけです。
出所した主人公が仇討ちになるが意外な展開になってます。
キャストは渋くて豪華なキャストになってます。昔の映画は俳優がいい。見ているだけでいい。比べては酷ですが現在の俳優は子供が老けただけです。
三國連太郎の息子の佐藤浩市が歳を重ねたら三國連太郎みたいになるのかと思っていたら佐藤浩市が老けただけでした。これにはがっかりした。
そんなわけで日活にしては上手くまとまったヤクザ映画でお勧めです。
◆『散弾銃(ショットガン)の男』(1961年)
この作品は、鈴木清順監督、二谷英明、小高雄二、南田洋子主演、高原駿雄、芦川いづみ、江幡高志、野呂圭介、郷えい治共演の仇討ちアクションのようです。
1961年 日活 日本作品
ランニング・タイム◆85分
プロット◆仇討ちでグダグダする話しのようです。
音楽◆池田正義
全体的に普通の日活アクションになってますが、鈴木清順監督なので少し変則になってます。正直言って演出は上手くはない。時々いいシーンはあるけど。
流れ者の主人公が仇討ちする展開になってます。
キャストは二谷英明が上手いとは言えないが好演してます。個性的とも言う。小物界の大物で有名な江幡高志他2名の用心棒がいい。
そんなわけで少し変則ですがいつもの日活アクションなのでお勧めです。
私がお勧めする2本立てなので見て読んで下さい。
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