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2022.02.27

『彼らは忘れない』(1937年)

この映画の感想はネタバレ全開になっています。
マーヴィン・ルロイ監督、クロード・レインズ、アリン・ジョスリン主演の南北偏見ドラマのようです。

1937年 Mervyn LeRoy Production/First National Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆They Won't Forget
プロット◆殺人犯にされて色々とあり過ぎる話しのようです。
音楽◆Adolph Deutsch

キャスト
クロード・レインズ→野心家のアンディ・グリフィン検事
アリン・ジョスリン→ネタがあればいいビル・ブロック記者

エドワード・ノリス→殺人容疑のロバート・ヘイル
グロリア・ディクソン→夫人のシビル
エリザベス・リドソン→ヘイルの母親 (as Elizabeth Risdon)

E・アリン・ウォーレン→校長のチャールズ・P・バクストン
クリントン・ローズモンド→管理人のタンプ・レッドワイン
ラナ・ターナー→学生のメアリー・クレイ
リンダ・ペリー→学生のイモジェン・メイフィールド

エリシャ・クック Jr.→ボーイフレンドのジョー・ターナー
サイ・ケンドール→ラナート刑事
ドナルド・ブリッグス→グリフィンの部下ハーマン。

グランビル・ベイツ→探偵のピンダー
オットー・クルーガー→グリーソン弁護士
レオナード・ムーディ→ムーア判事
クリフォード・ソウビア→理容店の店主ジム

トレバー・バーデット→目立つシャタック・クレイ Clay
エリオット・サリバン→ルーサー・クレイ
ウィルマー・ハインズ→ランサム・クレイ
シルビー・ハリス→クレイ兄妹の母親 (as Sybil Harris)

ボール・エバートン→知事
アン・シューメイカー→知事夫人

マーヴィン・ルロイ監督の演出はよいと思います。
全体的に舞台劇の映画化といった感じ。台詞回しが舞台劇です。

検事がクロード・レインズ。弁護士がオットー・クルーガー。ヒッチコック作品でおなじみの2人が出ていていい感じです。

コスミック出版発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクはあります。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolbydigital 2/0ch

cosmic pictures
一部に画像の乱れノイズがありますと一応著作権のアラートもあります。
メニュー画面

『彼らは忘れない』
They Won't Forget
音楽は入っていません。邦題は直訳でニュアンスが何だかおかしい。

前説字幕
本作品内に登場する名前登場人物事件機関は架空のものです。
生死を問わず実在の人間とは関係ありません。

タイトル
They Won't Forget
タイトルバックは荒野のイラストに文字が浮かび上がってます。

with
Claude Rains Andy Griffin
Gloria Dickson Sybil Hale

Edward Norris Robert Hale
Otto Kruger Gleason
Allyn Joslyn Bill Brock
a First National Picture
スタッフの紹介 1部にマスクがかかる。
a Mervyn LeRoy Production
タイトルの画面サイズはスタンダードで黒枠です。

リンカーンのイラストから、
自由と言う理念の上に打ち立てられ
誰もが平等であるという精神に捧げられた国家。
エイブラハム・リンカーン

南部の望みは先祖が築いた連合が残ること。
そしてその最初に築かれた政府が純粋に誠実に運営されることである。
ロバート・E・リー将軍。

そんな感じで南北戦争ドラマになるのか?

リー将軍の銅像にて。
この像の台に先ほどの碑文が刻まれています。
おじいさんが6人座ってます。まだ南北戦争に参加していた人がいるのか?
お仲間がだんだんと減っていくなと話し込んでます。パレードに向かいます。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
速記の授業になってます。ロバート・ヘイル先生が登場。
学生のメアリー・クレイが登場。ラナ・ターナーが演じてます。
ヘイル先生に気を引いてるメアリー。隣の友人は呆れてる。
そんなとこにおじいさん先生が来て今日はメモリアルデイなので午後は休みだと言う。
ここは南部なのでそうなるようです。ヘイル先生は知らなかった。
少しは勉強しなさいと言われて面目丸潰れのヘイル先生。

カフェにて。
メアリーと友人。後でわかりますが友人の名前はイモジェン・メイフィールド。
ヘイル先生の話題になっでます。
メアリーはボーイフレンドのジョーとデートだと店を出ています。

街にて。
パレードになってます。
6人のお爺さん達も参加してます。無理して自分で歩いているようです。
知事と夫人のクルマにて。アンディ・グリフィンの話題になってます。
グリフィンのクルマにて。やる気満々のグリフィン。1発当てて有名になって上院議員だと大風呂敷を広げてます。部下の名前はハーマン。
パレード付近を歩いてるメアリー。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
メアリーはバクストン先生に挨拶して中に入る。化粧品を取りに来たんです。

地下室にて。管理人の黒人の男が登場。
エレベーターで上に上がる。誰かいるようですがあまり気にしない。
メアリーは教室に来てます。化粧品を使う。誰かの足音を聞きます。

墓地にて。
セレモニーになってます。
連合軍の兵士を云々の碑文があります。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
ジョーがメアリーを探しに来てます。演じるのがエリシャ・クック jr.なのでもう怪しい感じになってます。それともまた死ぬのか。
黒人の男タンプにメアリーはどこだと絡んでるジョー。
溶暗になってます。

ヘイル先生の自宅アパートにて。
帰宅するヘイル先生。夫人がいます。名前はシビル。
生徒の前で恥をかかされたと愚痴が出ているヘイル先生。
パレードの話題になってます。
もう北部に戻りたいと言い出すヘイル先生。会話でニューヨークから来たとわかる。
それからキスになって溶暗になります。

夜の街にて。
警察署に記者がいいネタはないかと聞いてます。
そんなとこに別の記者ビル・ブロックが来ます。ジョン・リスゴーにそっくりなのでロクでもないキャラクターだと思われます。
ビル記者はネタがない。そんな時に使うネタのテンプレートを読み上げてます。これがマジなんだからこまったものです。
そんなこんなでビル記者がパトカーで寝ているとこを見て盛り上がってます。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
タンプが転落死したメアリーの死体を発見して非常に動揺してます。とりあえず警察に通報してる。

警察署にて。
通報があってパトカーで出動となります。ビル記者は乗ったまま。
バクストンで死体・・・

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
タンプは俺じゃないと訴えるが逮捕されています。まあそうなる。

見出しです。
学校の地下にメアリー・クレイの死体。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
そんなわけで記者や野次馬で大騒ぎになってます。
クラスメートのヘイゼルから取材してる記者。

グリフィンのオフィスにて。
この事件は私が指揮するとやる気満々のグリフィン。
刑事はあと1時間で自白させますと違うやる気を見せてます。
グリフィンのこの事件で自分を売り込んで知事か上院議員になるつもり。

メアリーの遺族3人がやって来ます。
ルーサー・クレイ。シャタック・クレイ。ランサム・クレイ。
3人から事情聴取するグリフィン。何だか大変なことになりそう。

グリフィンは部下のタッカーにジョー・ターナーを連れて来いと命じます。
メアリー・クレイの彼氏です。
ラナートもグリフィンの部下の名前です。刑事なのか?
バクストンに行くぞとやる気満々のグリフィン。

バクストン・ビジネス・カレッジにて。
グリフィンと他の2人はバクストンから事情聴取してます。
ジョー・ターナーが連行されてきます。白人の男が出てきたと証言するジョー。

ヘイル先生が学校に入ろうとするが警官に追い返される。
そんなとこにビル記者が取材するが無視して帰るヘイル先生。
クラスメートがビル記者にメアリーはヘイル先生に気があったと余計なことを言ってます。

プールバーにて。
ジョーは仲間に自分に都合がいい勝手なことを言ってます。
そんなとこにシャタックが来ます。どうやらこの与太者グループのリーダー格らしい。そんなわけで低姿勢になってるジョー。エリシャ・クック jr.らしい。

グリフィンのオフィスにて。
部下と打ち合わせのグリフィン。そんなとこにビル記者が来ます。
腹の探り合いになってます。ネタは何だ?といった感じ。
ビル記者は容疑者の名前を教えるから情報をくれと持ちかける。
グリフィンもいくら南部でも黒人のタンプを犯人にするわけにもいかないようです。
ビル記者はヘイルの名前を出して帰ります。
ヘイルは北部から来たばかりで街に縁者はいないとグリフィン。よそ者だ。そこに注目するのか。
そんなわけでヘイルをなかなか決まらなかった容疑者ミスターXにしようとなります。

ヘイルの自宅アパートにて。
グリフィンのオフィスの写真からアパートの鏡に映ってるヘイルにそのままシーン転換してます。
ヘイルはシカゴの学校に電報を打つようです。

電報を出しにアパートを出るヘイル。
ちょうどエレベーターから刑事2人が来てしまう。
そんなとこにヘイルにクリーニングでジャケットのシミが抜けませんと返品になったりします。刑事はちょうどいい証拠だとゲットしてます。
それでヘイルに同行願いますとなる。承知するしかないヘイル。

1回アパートに戻るヘイル。夫人は警察が来たのでビックリ。
すぐ戻るとヘイル。しかしそうはならないんです。
夫人は窓からクルマに乗り込むヘイルを見送る。

グリフィンのオフィスにて。
事情聴取されるヘイル。
そんなこんなであっさりと身柄を拘束するとヘイルに伝えるグリフィン。
電話させてくれと訴えるヘイル。刑事は電話をするふりをしてフックを押して切ったままにして電話は通じないとごまかす。

グリフィンとビル刑事。
それでどうすると話し込んでます。
会話からグリフィンの部下の名前はハーマンとわかった。

ヘイルの自宅アパートにて。
夫人は電話して話しをさせてと訴える。
そんなとこにビル記者一行が押し込んできます。取材させろといった感じ。
旦那はメアリー・クレイ殺人容疑で刑務所だ言われて倒れる夫人。カメラマンにここをちゃんと撮ったか?と確認するビル記者。
夫人はおばさん記者に任せてビル記者一行は勝手に家探してネタ探しをしてます。凄いな。

おばさん記者は世間話のふりをして夫人から身の上話しを聞き出す。
ヘイルは街を出たがっていたと夫人。いいネタです。

新聞の見出しです。
ヘイルが逃亡計画。これはビックリ。

酒場にて。
グリフィンが飲んでます。客と記者とか色々いる。
勝手なことを言ってる他の面々。陪審員をやってやるとか。
ハーマンにすぐにヘイルの起訴状を作成しろと命じるグリフィン。

号外です。
ヘイルが起訴された・・・

グリフィンのオフィスにて。
夫人がグリフィンに直訴に来てます。新聞記事は違うと主張する。
ここは適当にあしらっているグリフィン。
ヘイルの服に血が。逃亡計画。そんなことを言われている夫人。
それでも面会は出来るようです。

留置所にて。
ヘイルと面会する夫人。
もう有罪だよと悲観的なヘイル。
夫人は誰か助けてくれる人がいるはずと言ってます。

電信タイプにて。
ヘイル事件が国を揺るがす。偏見という見方が強まる。北部の新聞が事実確認を求める。ニューヨークの高名な探偵が調査へ。
そんな感じで南北対決になってます。

新聞社にて。
ビル記者が電話中。南北戦争の始まりだと盛り上がってます。
調査にピンダー探偵が来るとビル記者。グリフィンと電話してるようです。

グリフィンのオフィスにて。
そんなわけでピンダー探偵を警戒するグリフィン。

フロドゥン駅にて。
夫人が待ってます。ピンダー探偵が降りてきます。
さっそくシャタック・クレイ一向に絡まれています。手下のジョーもいます。

留置場にて。
タンプにフォスター大佐が面会です。弁護士で料金はバクストンが払うとか。
北部から探偵が来てヘイルを釈放させるために君を犯人にするとフォスター大佐。
言う通りにしないと電気椅子だと脅かしてます。

留置場にて。
ヘイルに面会するピンダー探偵。夫人もいます。
世論が陪審員を動かすとピンダー探偵。
ヘイルは学校の後に理容室に言ったと話す。

理容室にて。
客になってるピンダー探偵。世間話で聞き込みをしてます。
店主の名前はジム。お客は全部を覚えていると豪語する。
で、他の客がそいつは探偵のピンダーだとネタバレ発言をする。
そうなると態度が変わるジム。警戒してます。
実はヘイルが来たのを覚えていないと証言していたジム。つじつまが合わなくなる。

ピンダー探偵がクレイの遺族の自宅を聞くとみんな黙ってしまう。
何故かジムの夫人が教えてくれる。ピンダー探偵がいなくなるとジムの顔を張ってます。

電信タイプにて。
ピンダーが群衆に襲われる。北部が群衆を告発。
マイケル・グリーソンがヘイルの弁護。ヘイルの母親も裁判所へ。

新聞社にて。
グリフィンに電話してるビル記者。
大騒ぎになってご機嫌なビル記者。マイケル・グリーソンが来ると伝えてます。

汽車がものすごい勢いで走ってます。当然ワーナーの得意技のコマ落としです。
客室にて。
おばさん2人が話し込んでます。どうやらヘイルの母親と知らないおばさんです。
無難な対応をしてるヘイルの母親。

フロドゥン駅にて。
有名人のヘイル夫人が迎えに来てこの方はヘイルの母親なのよと言う。
そんなわけでビックリの知らないおばさんはすぐにいなくなる。

これとは別にマイケル・グリーソンが来てて大騒ぎになってます。
投石でクルマの後ろ窓が割れてます。まだまだこれからだと警官が言ってます。

グリフィンのオフィスにて。
街のお偉方がグリフィンを大衆を扇動してると非難する。
新聞社のホイップルさんと反論するグリフィン。
商人のピグレットさんにも反論するグリフィン。
そんなこんなで明日9時にヘイルは殺人容疑で・・・と予告するグリフィン。
溶暗になります。

法廷にて。
グリフィンの罪状認否が延々と続きます。ここは見せ場なので張り切ってます。
直接証拠と状況証拠の違いを説明してます。
友人のメイフィールドとカフェに寄ったメアリー。
調子に乗ってヘイルが殺したとまで言ってるグリフィン。どうにも止まらない。
ここでヘイルの母親が倒れたりして大騒ぎになってます。

メアリーの遺族の自宅にて。
ヘイルの母親が倒れたのでメアリーの母親に同情を買うために法廷に出てくれと説得してる3人。それにハーマンもいます。
そういうことは人前ですることではないと断ろうとする母親。

法廷にて。
結局メアリーの母親は連れてこられてます。まあそうなる。
メアリーの友人の証言になってます。グリーソン弁護士の反対尋問になってます。
このへんで友人の名前がメイフィールドとわかりました。イモジェン・メイフィールド。

そんなこんなで母親対決になったとこれはいいネタだと記者は大喜びです。
ラジオニュースでも母親対決を煽ってます。

法廷にて。
バクストンて校長の証言です。
法廷が荒れてきたので判事が2時まで休廷にしてます。

2時にて。
警察の証言になってます。太った刑事が出てます。

ラジオニュースでは五分五分だと煽ってます。
明日の証人はジョー・ターナーだ・・・

法廷にて。
メアリーのボーイフレンド ジョー・ターナーの証言です。
グリーソン弁護士はメアリーとキスをしたのかと問い詰める。
5年付き合っていたのでキスぐらいしたとジョー。それでは偽証になると大騒ぎになって3時まで休廷になってます。

3時にて。
理容室の主人ジムの証言です。
ヘイルを知らないと言ったのを知ってるに変わったと突っ込むグリフィン検事。

新聞の見出しです。
理容師はヘイルの傷を否定。グリフィンが理容師の証言を粉砕。ヘイルのアリバイを理容師が崩す・・・
明日管理人タンプの証言で裁判が終了。

法廷にて。
管理人タンプの証言です。
ヘイル先生に会っていたと最初から偽証してます。それでどうなる。
グリフィン検事はホトンド誘導尋問してます。当然グリーソン弁護士が異議を申し立てる。
ずっと寝てたならどうなんだと責めるグリーソン弁護士。そうなるとヘイル先生と会っていないことになる。
俺は誰も死刑台に送らないと言ってしまうタンプ。もうわかりませんとなる。寝ていたとなってます。それでも俺じゃないと主張する。ここが肝心。

ラジオニュースにて。
タンプは証言を撤回しました。しかし誰も信じなかった。
明日はヘイルの最終陳述です。

法廷にて。
ヘイルの最終陳述。
延々と話して最後に南部と北部の対立は関係ないと主張する。
ビル記者は自ら墓穴を掘ったと評してます。

グリーソン弁護士の最終弁論。
直接証拠を考慮してくれと熱弁してます。

グリフィン検事の最終弁論。
大見得切って北部への偏見を煽ってます。そんなわけで盛り上がりる傍聴席。

記者室で電話中のビル。
陪審員達はまだ審議中と実況してます。

陪審員達にて。
死にたくなければ有罪にしろ。そんなメモが届いたりしてます。
陪審員の1人は無罪を主張するが逆に説得されて有罪になったみたい。

電話実況のビル記者。
陪審員達が裁判所に入って行きますと実況してます。

法廷にて。
いよいよ評決の発表になってます。ヘイルは第1級殺人で有罪になった。
ガックリのヘイル。夫人とと母親は泣き崩れ乗る。盛り上がる傍聴席。
溶暗になってます。

新聞の見出しです。
10月3日にヘイルが死刑に。最高裁への上訴を棄却。ヘイルの運命は知事次第に・・・

知事と夫人にて。
証拠不十分が知事の見解ですが世論はそうではない。
会話から知事の名前はトーマスとわかる。
新聞記者を読んでくれ。声明を発表する。

そんなわけで声明です。
ヘイルは無期懲役になった。要するに先延ばしにしたわけです。
ビル記者は大変だ大騒ぎ。いいネタというわけです。
そうなるとリンチにしようと盛り上がる遺族の面々。

移動中の汽車にて。
護送されるヘイル。2人が付いてます。
州刑務所まであと50キロ。1時間で着けると説明を受ける。

その頃車掌がホールドアップされて暴徒集団が護送車になだれ込んできます。
灯りも消して非常ブレーキを引いて汽車を停車させる。手際がよすぎる。
ヘイルは逃げようとドアを開けるともう外にはシャタック一行が待ってます。
突き飛ばされて外に落ちるヘイル。そんなわけで連れて行かれてリンチになったようです。多分死んでる。
汽車はそのまま再スタートして行ってしまった。
支柱にぶら下がっている袋が回収されています。これは絞首刑のモンタージュでしょう。

グリフィンのオフィスにて。
宣伝ポスターがあります。グリフィンを上院議員に・・・
グリフィンとビル記者。思惑通りにことが運んでご満悦のグリフィン。

そんなとこにヘイル夫人が来ます。
どうやら送ってきたカネを叩き返しに来たようです。
街を出るのでカネが必要だろうとうそぶくグリフィン。
で、私は私の仕事をやっただけだと主張するグリフィンとビル記者。群衆がヘイルを殺したと責任転嫁してます。

夫人は自分の主張を延々と述べる。
要するにグリフィンが責任を取るべきで煽ったビル記者も同罪だと非難する。
ここは長い台詞で見せ場になってます。それで夫人は帰ります。

窓から正面玄関の階段を降りる夫人を見ているグリフィンとビル記者。
さすがに少しは気まずくなってます。
これで終わったと2人。それにしても犯人は誰だったのかなとビル記者。

エンドとなります。
the end
First National Pictures Inc.
1部にボカシが入る。

the players
キャスト表はあります。


そんなわけで南北偏見風刺ドラマのよい作品でした。


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