『ブラック・リッジ』(2020年)
この映画の感想はネタバレ全開になっています。
スタニスラフ・キャプラーロフ監督、イヴァンナ・ザクノ主演の雪山サスペンスのようです。
2020年 FishCorb Films/laurel digital media/Solar Media/arclight films ウクライナ=ジョージア=スペイン=アメリカ 作品
ランニング・タイム◆87分
原題◆Let it Snow
プロット◆謎の黒いスノーモービルに追われて悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆Alex Chorny
キャスト
イヴァンナ・ザクノ→色々と大変なミア
アレックス・ハフネル→少し大変だったマックス
ティナティン・ダラキシュヴィリ→無愛想なホテルのフロント係
ジア・ヤファリズ→助けてくれたおじいさん
タムリ・ビジアバ→事故で死んだ娘の母親 (as Tamar Bziava)
スタニスラフ・キャプラーロフ監督の演出はよいと思います。
全体的に寒そうなサスペンスになってます。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 3/2.1ch
番組一覧
『ブラック・リッジ』
(2020年)
ウクライナ=ジョージア=スペイン=アメリカ
音声は5.1ch
arclight films worldwide sales
タイトル
Solar Media
FishCorb Films
laurel digital media
2017年 ジョージア グダウリ
スキー場にて。
モノローグが入ります。最後にクリスマスを祝ったのは3年前だ・・・
スキーの女の子が登場。そんなとこにスノーボードの男が激突して2人とも倒れる。
男の知り合いのスノーボードの女性が来ます。
スキーの女の子は死んでると女性。そんなわけでこの場からズラかる2人。
モノローグです。孫はブラックリッジで見殺しにされた・・・
Let it Snow
クリスマスの歌が流れています。
字幕です。3年後。
山坂道をSUVが走る。
カップルが登場。マックスとミア。
セリフは英語です。会話が続く。
空撮もあります。ドローンとデジタルビデオカメラの出番です。
雪よけのトンネルを走るシーンも空撮で入る。
ホテルにて。
SUVが到着します。ランドクルーザーのディフェンダーです。
ここは穴場のブラックリッジがあるとマックス。
雪のホテルに来たので『シャイニング』(1980年)ネタのジョークが入ります。
ここはジョージア・スキー・ホテル。そのまんまです。
フロントの女性が唐突に登場。ブルネットの髪に黒い服です。
ボーイフレンドはマックス・スペルマンと名乗ってます。
ブラックリッジと聞いて微妙な反応のフロントの女性。
そこには行けませんと普通の対応になります。ここは粘ってるマックス。
結局最後までブラックリッジはダメですとなった。
部屋に向かうマックスとミア。
案内するフロントの女性は何だかおかしいと言ったりしてます。
部屋にて。
バルコニーでタバコを吸ってるミア。
両親の話しをするミア。3年前に亡くなった両親が空の上から見守られいるようだ。
それからタバコを吸ったあとにキスになってます。タバコ臭くないのか?まあいいけど。
夜にて。
風呂に入ってるミア。次はベッドでセックスになってます。
話しはルーティンで進む。
ホテルの廊下のシーンが入ります。時間が経過してます。
ミアは散歩に出かけるとドアを開けるとフロントの女性がワインを届けてます。
これはビックリのミア。散歩は中止です。
またブラックリッジに行ってはダメと言うフロントの女性。
5日前に男性客が失踪した。遺体発見の連絡があった。
それはいいけどフロントの女性はドアに小さな十字架を書いたりする。
怪しむミア。マックスに相談するがマックスが見ると十字架は消えてます。
ワインを飲んでタバコを吸っているミア。
まだ夜です。遠くにライトが光ってます。何だかわからん。
字幕です。1日目。
出かける用意をしてるミア。ケースに入った指輪を見つけたりします。自分で見つけてどうする?となるので元に戻してます。
それはともから2人で出かけます。
ロビーにて。
ブラックリッジでまた事故と新聞の見出しが映ります。
フロントの女性はヘリコプターが待機中ですと知らせる。
十字架の話しになるとペンダントの十字架にキスをしてるフロントの女性。
外にて。
遺体が収容されています。確認の女性に付き添うフロントの女性。
警察は事故なのか殺人なのか何とも言えないと煮え切らない態度です。
これを見たり聞いたりしてしまうマックスとミア。
スキー場にて。
まずはリフトで移動のマックスとミア。やたら空撮があります。低予算でも空撮が出来るので使いたがるわけです。
リフトから待機中のヘリコプターまて移動です。
ヘリコプターですが燃費が悪い。航続距離が短い。メンテ整備が大変。
そんなわけで結構高くつく乗り物らしい。映画向きの乗り物ですが。
ヘリコプターにて。
会話から女の子の名前がミアだとようやくわかった。
遺体を見て落ち込んでるミアを元気付けているマックス。
乗り込むミア。機体サイドのバスケットにスノーボードを入れています。ここは本来は担架を乗せるためだと思える。
それはいいけどマックスはブラックリッジに行ってくれとパイロットに交渉してます。賄賂まで出してます。
ヘリコプターで移動になっでます。
自撮りしてるミア。それはフラグだから。
山の上に十字架が見えます。説明するパイロット。数年前にフリーライダーが女の子と激突して雪の中を見殺しにして逃げた。
十字架は女の子の両親が建てた。救助隊員の娘だった。
女の子の亡霊がフリーライダーを殺すと説明するパイロット。すぐにこれは冗談だと言ってるけど。
ブラックリッジにて。
マックスとミアを下ろしてとっととズラかるヘリコプター。
稜線上を徒歩が移動するマックスとミア。滑落した即死です。
いよいよ急斜面をスノーボードで滑降するマックスとミア。
それはいいけど雪の上に手だけ出てたりします。当然2人は気がつかない。
1人で自撮りしてるミア。霧が出ています。マックスは見えない。
スノーモービルの黒い服の男がいます。怪しい。いきなり張り倒されているミア。
黒味になります。
ようやく気が付くミア。周りには誰もいない。
無線機でマックスを呼ぶが応答なし。携帯電話は留守電になってます。
そんなわけで1人で徒歩で移動になるミア。
携帯電話で何やらやってます。何だかわからん。とにかく徒歩で移動です。
ところでマックスとミアはアメリカ人の設定です。
演じてる地元俳優が全くアメリカ人には見えないのがご愛嬌です。
回想になるミア。
ジョージアってジョージア州と聞いてたミア。
違うヨーロッパのジョージアだとマックス。
回想が終わります。
天候が悪くなってます。とにかく徒歩で移動のミア。
どうやらスノーボードの跡を追っているようです。まあそうする。
何故か雪に多数の花が刺してあります。その先には誰かいる。マックスなのとミア。
いきなりその男はスノーモービルで引きずられていなくなります。
また1人で徒歩で移動のミア。
血とスノーモービルの跡を追っています。
スノーモービルがいました。これはこれで大変。
何か持っています。リモコンです。ボタンを押してます。
そうなると頂上付近で爆発して雪崩になってます。
ここは必死こいてスノーボードで逃げるミア。雪崩に飲み込まれます。
黒味が入ります。
雪の中にて。
埋まってるミア。何とか上に出ようと手で雪を掘ってます。
それはいいけど手袋が脱げています。寒そう。
そんなとこに上から鉄棒を刺してきます。本来は雪に埋まった人の捜索用の道具ですがここでは殺人の道具になってます。これは大変。
ミアの腕に刺さったりします。それでどうなる。
フラッシュバックが入ります。
マックスとミア。家庭と子供の話しになってます。娘が産まれて・・・
雪から脱出するミア。指が真っ赤になってます。
そんなとこに謎の人物がミアを引っ張り出して救出してます。
黒味が入ります。
ソリに乗せられて運ばれているミア。
それから山小屋で目を覚ますミア。救出したのおじいさんです。
腕の怪我の手当てをやってもらう。
ここにはホテルにもあった母娘像の絵があります。スターリンの肖像もある。
おじいさんには英語が通じない。片言ならわかるみたい。
電話を3日前から不通とのこと。夜は出歩かない。危険過ぎる。
マックスを助けてとお願いするミア。その前に酒を飲めて言われてる。
ホテルにて。
フロントの女性です。携帯電話を使ってます。
明日の午後。捜索隊が出発する。これ以上協力はしない。今回が最後。あの人たちに非はない・・・
山小屋にて。
ミアを起きておじいさんと火のそばにいます。
女の子の写真を見せるおじいさん。カセットテープがあります。HFテープです。
Wラジオカセットでテープを聞くおじいさん。女の子が歌うクリスマスソングです。
孫は死んだとおじいさん。
ミアも両親が3年前に死んだと言ってます。多分通じている。
おじいさんはいくら何でもやりすぎだと言ってます。そうなの?
そんなわけでミアを手伝うと言ってます。それでどうなる。
字幕です。2日目。
ベッドで目を覚ますミア。誰もいない。物音がします。
外に出て物置に行くミア。誰もいない。鶏がいます。
また外に出ます。シート被ったスノーモービルがあります。これはビックリのミア。
マックスの手袋を見つけて驚愕するミア。
スノーモービルで逃げようとするミア。鍵束はある。
そんなとこに黒いスノーモービルが姿を現す。手には鍵を持ってます。どうやらミアのスルーモービルの鍵のようです。これではダメです。
それで黒いスノーモービルは行ってしまった。
立ち入り禁止地区にて。
捜索隊のスノーモービル2台がきます。ゲートを開けて中に入る。
スノーモービルが使えないミアは徒歩で移動です。
何故か池の側を通過してます。特に意味はないみたい。
それからまた延々と徒歩で移動になってます。
字幕です。3日目。
山の上付近で倒れいてるミア。
捜索隊のスノーモービル2台は近くでもなく遠くでもない微妙な距離にいます。
気がついたミアは助けを求めるがスノーモービル2台は行ってしまった。
コマ落としの山の風景が入ります。時間が経過する。
徒歩で移動のミア。
怪しげな土管のトンネルがあります。ビニールを被せてSTOPと書かれています。
マックスの手袋が人形につけてあります。トンネルに入るミア。
手書きの十字架のマークが大量にあります。ロウソクが点けてあり。切れそうにもない刃物が転がっています。猟奇な儀式をする場所なのか?
例の女の子の写真もあります。そうなるとどうなる。
奥に誰かいます。そこに向かうミア。磔になったおじいさんがいました。
どうやらミアに協力するとわかったので処刑されたらしい。逃げろと言ってます。
入り口に黒い男がいます。そんなわけで反対側に逃げるミア。
モノローグが入ります。止めようとしたが・・・
白味が入ります。
外に出たミア。まだ無事です。
無線機が反応してます。マックスだと思って応答してと呼ぶミア。
マックスの返事らしく音声が聞こえてます。マジ?、それはいいけどクリスマスソングも聞こえてます。
また徒歩で移動になるミア。もうダメそう。
雪が降ってきます。これは大変。
何故か指輪をしてるミア。これは妄想でした。
また徒歩で移動になるミア。
スノーモービルの音がしてます。マジでいます。斧を持っています。これは大変。
しょうがないので逃げるミア。追ってくる黒いスノーモービル。
斧は避けたけど斜面を転落してるミア。それでどうなる。
黒味になります。
マックスは生きてるのか?それはないと思うけど。
気が付くミア。まだ生きてます。緩やかな滝の側です。水を飲むミア。
それからまた徒歩で移動のミア。川沿いを移動してます。
またスノーモービルの音が聞こえてます。これは大変。
川を横断するミア。流されそうになるが何とか横断した。
黒い男が姿を表します。ミアは叫んで威嚇してます。とにかくそうなってます。
威嚇が効いたのか黒い男はいなくなる。
また徒歩で移動するミア。日が暮れてきます。
石垣みたいなのが見えてきます。十字架が書かれています。
ここで休んで持ち出した食べ物を食べているミア。
夜になってます。
焚き火を点けるミア。それから寝てます。
夢を見ています。マックスとミア。
それから焚き火を勢いよく燃え上がるがこれは妄想なのか?
字幕です。4日目。
焚き火はを消えてます。ようやく目を覚ますミア。もう死にそう。
無線機でマックスを呼ぶ。応答はない。
ようやくリュックを背負って立ち上がるミア。ヨレヨレです。
天候が悪くなって吹雪いてます。ここを徒歩で移動するミア。
マックスとミアのフラッシュバックも入ります。
前方に何かいます。崖の手前に何かいる。
どうやらマックスの死体の雪だるまのようです。
雪だるまの手には指輪の入ったケースが置かれています。
当然のように指輪をするミア。それから雪だるまを抱きしめてます。
マックスとミアのフラッシュバックも入ります。
ミアの後方に黒いスノーモービルがいます。
雪だるまと共に崖から落ちるミア。俯瞰のシーンになってます。
山の十字架にて。
ここに来てる黒い男。
十字架はケティ・ガグニゼ 2006-2017
回想になります。プロローグの現場です。悲しむ両親と関係者。
黒い男はヘルメットを取ると男ではなく中年の女性でした。
そうなると死んだ娘の母親となります。
十字架に手書きの十字架を刻みます。数は結構多い。今回は十字架2つです。
ホテルにて。
いつもの風景といった感じ。
エンドとなります。
後タイトル 歌が入ります。クリスマスソング。
スタッフの紹介
死んだ女の子のクリスマスソングのシーンが入ります。
スタッフの紹介
Ivanna Sakhno Mia
Alex Hafner Max
with
Tinatin Dalakishvili Lali
and
Gia Japharidze Old Man
Tamri Bziava Mother (as Tamar Bziava)
a film by Stanislav Kapralov
a
Solar Media ltd./FishCorb Films/laurel digital media
production
in association with arclight films
またシーンが入ります。
崖の下にて。字幕です。5日目。
雪が降っています。まだ生きていたミア。ほとんどソンビですが・・・
また立ち上がるミア。思い切り叫んで威嚇してます。
Let it Snow
スクロールする
キャスト
スタッフ
そんなわけで風変わり雪山サスペンスのよい作品でした。
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