『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』(1982年)
この飛行機コメディ映画の感想はネタバレ全開になっています。
ケン・フィンクルマン監督、ロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ主演の飛行機コメディの続編のようです。
1982年 Howard W. Koch Production/Paramount Picturesアメリカ作品
ランニング・タイム◆85分
原題◆Airplane II: The Sequel
プロット◆スペースシャトルで色々とある話しのようです。
音楽◆エルマー・バーンスタイン
キャスト
ロバート・ヘイズ→元空軍のテッド
ジュリー・ハガティ→スチュワーデスのイレイン
チャド・エヴェレット→恋敵のサイモン
ピーター・グレイヴス→オバー機長
ウィリアム・シャトナー→月基地のマードック
サンダール・バーグマン→Officer #1
ローレン・ランドン→スチュワーデスのテスタ
ロイド・ブリッジス→主任のマクロースキー
チャック・コナーズ→空港のサージ
ジョン・デナー→コミッショナー
リップ・トーン→バッド・クルーガー
ジョン・バーノン→精神病院のストーン先生
レイモンド・バー→法廷の判事
ソニー・ボノ→爆弾男
ケン・フィンクルマン監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のパロディコメディになってます。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は AAC 1/0ch
番組一覧
『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』
(1982年)
アメリカ
音声は5.1chではありません。
Paramount Pictures
gulf+western company
タイトル
タイトルバックは宇宙です。
Paramount Pictures presents
A Howard W. Koch Production
スペースシャトルが飛んでます。
スターウォーズでおなじみの手前から奥に移動する前説字幕にて。
20世紀最後を飾る偉業として
月の表面での植民地化が進んでいた
宇宙時代の幕開けだがその象徴として
メイフラワー1号の処女飛行が決定
一般搭乗のこのシャトルを待つのは
果たしてばら色の夢か地獄の責め苦か
その頃遥かな銀河系では
王女がベッドに横たわり
ハンサムな騎士を待っていた
彼が近づくと王女はローブを脱いで
雪の素肌を露にした
騎士は彼女に被さり両手で
王女の丸く豊な・・・
ここで字幕がシャトルで粉砕されています。
Airplane II: The Sequel
Houston the feature
ヒューストン 未来
starring
Robert Hays Ted Striker
Julie Hagerty Elaine Dickinson
スタッフの紹介
タイトルバックは空港の風景です。
イラン航空送迎バスからテロリストと人質が出てくる。
神父と尼僧に子供2人とか。
金属探知検査かと思ったらレントゲンでヌードとか。
ETが公衆電話をかけようとすると料金600万ドルとか。
子供の犬を撃ったら空包でしたとか。
相変わらず宗教ネタも入る。
オッサンのサイモンとイレインが搭乗。結婚するらしい。
その他にも色々と細かいギャグが入ってます。
スペースシャトルですが直接テキサス空港に着陸してます。
合理的といえば合理的です。
子供がゲームだと思ってスペースシャトルを爆発させる。
ようやく本編になります。
スペースシャトル メイフラワー1号ですが欠陥があるようです。
しかし離陸を強行するしかないようです。選挙に勝つためにそうする。
テッドの報告書は無視されている。
ロナルド・レーガン精神病院にて。旧式治療法。
相変わらず精神病院ネタが入ってます。過激というか現在では無理というか。
ここの院長先生がジョン・バーノンです。合ってるキャスティングです。
テッドですがここに入院してます。
絵を描いてます。ヌードモデルがいるのに花の絵です。
院長先生が来ました。新聞を持ってます。
新聞の見出しを見てシャトルが飛行すると大変だとなるテッド。
イレインが恋敵と結婚すると聞かされるテッド。ダブルパンチです。
成り行きでテッドの回想になります。患者が大勢聞いてます。
また戦争から入ってます。まあそうなる。
前作でのシカゴ空港への着陸も入ります。
これでパイロット仕事が入るようになったが墜落事故を起こして病院送りになった。
回想から戻ります。
これを聞いた患者達は拳銃自殺をしています。何故かそうなる。
シャトルにて。
整備の風景が入ります。石炭が燃料らしい。
サージなる人物が登場。チャック・コナーズが演じてます。警備担当なのか?
精神病院にて。
速攻で脱走するテッド。
照明が入り誰だか知らない歌手が歌うギャグが入ります。誰なんだ?
空港にて。
売店では時限爆弾も撃ってます。便利です。買うオッサンがいます。
壁にはおじいさんになったロッキーのポスターがあります。これは現実で実現してます。
運送会社のトラックの荷台に隠れてテッドが到着してます。
新聞にはもうこの写真が載ってるギャグが入ります。マッドマン施設から逃亡
サイモンとイレインに突撃するテッド。
テッドに病院に戻ってと説得しようとするイレイン。まあそう言う。
そんなわけであっさりとサヨナラとなってます。それでどうなる。
操縦室にて。
いつものオバー機長がいます。
イーツにドゥーコ。副操縦士と航空士のはず。
何故かサイモンもいたりします。単なるあいさつなのか。
空港ロビーにて。
テッドはシャトルのチケットを買おうするが売り切れです。
そうしたらダフ屋がいます。何故かMLBピッツバーグ・パイレーツの帽子です。
ダフ屋からチケットを買うテッド。
シャトルにて。
サージはテッドがシャトルに乗り込むのを見る。それでどうなる。
速攻でイレインにコンタクトするテッド。迷惑がられてます。まあそうなる。
いよいよシャトルは離陸になってます。
滑走路ではなく発射台から直接飛び立つようです。ブースターロケットはない。
クルマのバッテリーからブースターケーブルでつないでエンジン始動してます。
とにかく離陸するシャトル。
シャトルにて。
子役のジミーは犬を連れています。操縦室が見学出来るようです。
他の乗客達の描写が入るがこのへんは飛ばして省略します。
テッドは『危険 掃除機』のとこを開けると掃除機に吸われそうになってます。
テッドの隣席はまたおばあさんです。
おばあさんにイレインの話しをするテッド。長くなりそうです。
回想になります。
法廷にて。
判事役がレイモンド・バーです。
検事と弁護士もどこかで見たようなオッサンです。
黒人の証人が出てきますが前作と同じで妙な言語です。
おばさんの証言で回想の回想になります。
このおばさんは前作では並んで殴打されていました。
そんなわけで回想の回想が終わるとこの法廷でも同じことになってます。
イレインの証言もあります。夜の生活の話しになると陪審員達の食いつきがよくなってますがあとは省略となってずっこける。
精神鑑定のストーン医師の証言になります。ジョン・バーノンです。
そんなこんなで回想から戻ります。
テッドの隣席のおばあさんは白骨死体になってました。意味がわからんギャグだ。
シャトルのコンピューター室にて。
何だか計器類から火が出てます。
操縦室にて。
コアが加熱のアラートが出ています。
イレインがコンピューターと会話になります。コンピューターは自分は故障していないと突っぱねる。
客室にて。
時限爆弾のカバンを抱えてる男がいます。
カバンのステッカーは『平和な真珠湾』『長崎へどうぞ』とあります。
テッドとイレインが口論になってます。
操縦室にて。
副操縦士と航海士がコンピューター室に調べに行きます。
入れ替わりに犬を連れてジョーイ少年が見物に来ます。
相変わらず子供に愛想がいいオバー機長。
コンピューター室にて。
副操縦士と航海士が来て燃えてるのでビックリ。消火活動になります。
コンピューターはエアロックを勝手に開けて副操縦士と航海士が宇宙空間にに放出されます。
客室のテッドが外を見ると副操縦士と航海士がワルツに合わせてダンスしてます。
ちょうどテッドがヘッドホンでワルツを聴いていました。
小惑星空間に突入するシャトル。
操縦室にて。
別のスチュワーデス2人が報告に来てます。
そのうちに1人がローレン・ランドンです。
オバー機長がメリーとテスタと呼んでいます。名前がわかった。
イレインはコンピューターを分離すればとオバー機長に提案する。
客室にて。
乗客に状況説明をするイレイン。
何故かコーヒーが切れると説明すると大騒ぎになってます。そういうギャグらしい。
先ほどではオバー機長も同じでした。
管制室にて。
マクロースキーを呼べとなってます。誰なんだ?
シャトルにて。
客室で神父に相談してる男がいます。何だかわからん。
操縦室にて。
オバー機長はコンピューターに接近し接続を切ろうとする。
しかしコンピューターが毒ガスを出してます。ここで『スパイ大作戦』の音楽が入るギャグになってます。
管制室にて。
またロイド・ブリッジスが登場。マクロースキー主任です。なるほど。
ジェイコブスというオッサンもいます。誰なんだ?
シャトルにて。
操縦室にイレインが戻ったらオバー機長が倒れています。これは大変。
毒ガスで喋れないオバー機長。そんなわけでジェスチャーゲームになってます。
これがなかなか通じない。こまったものです。
そんなとこにサイモンが来てイレインと口論になる。これで別れるようです。
やっぱりテッドが頼りになると言ってしまったイレイン。
管制室にて。
主任が大張り切りでかき回してます。大丈夫なのか。
シャトルにて。
イレインはテッドに何とかしてとお願いしてます。
処女の女の子がいてやはり童貞の男の子とセックス談義になってます。
私達は死ぬわ。でもここでは出来ないとか。
女の子の相手が変わると馬だかロバが出てきます。巨根がいいのか。
管制室にて。
会話からここは宇宙管制室だとわかった。
シャトルにて。
テッドの隣りに少年が来てます。
そんなこんなでやる気を出すテッドは操縦室に向う。
その前にサイモンを張り倒してます。
操縦室にて。
イレインと仲直りのテッド。それでどうなる。
管制室に無線連絡するテッド。
ストライカーの名前を聞いて不機嫌になるテッド。
ここで管制室でわけもなく殴るシーンが入る。ストライクしてるわけです。
シャトルの操縦室にて。
無線が切れて赤い受話器の非常電話にしてます。
それはともかくシャトルは太陽に向かってるようです。これは大変。
テッドは主任と無線で交信する。
新聞の見出しです。
災害へまっしぐら
時期尚早だった打ち上げ
性転換した男が自分と結婚
また東スポみたいな見出しも混じる。
ニュースです。
東京の繁華街では今も収まりませんとゴジラもどきの怪獣が暴れてます。
ソ連のTVは拳銃を突きつけられてニュースを読んでいます。
他にもそんな感じでその国にはその国の事情があるギャグネタが入る。
管制室にて。
シャトルにコンピューターを切り離して手動にせよと指示する主任。
そんなとこに警部が来ます。客の1人ジョーが爆弾を所持してる。
ジョーはインポとのこと。それに悲観して巻き添え自殺をやらかすつもり。
操縦室にて。
ジョーという客は爆弾男と知らせが入る。
その頃客室ではオッサンがタバコの吸い殻を窓を開けて外に捨てたので客室の空気が宇宙空間に凄い勢いで吸い出されて大騒ぎになってます。
操縦室にて。
テッドはイレインに爆弾の話しをする。驚愕するイレイン。
客室にて。
爆弾男ジョーを説得しようとするテッド。
トランクに犬が噛みついて・・・
そんなこんなで爆弾の方は片づいてます。
コンピューター室にて。
ここに来てるテッド。ガスマスクをしてます。
そんなこんなで脱出カプセルでサイモンが脱出したとか。
月のアルファ基地のマードックが連絡するとかあります。
マードックはテッドのかつての戦友だとか。あまりいい関係ではない。
管制室にて。
主任がまた1人で盛り上がってます。ガッツだと旧日本軍みたいになってます。
客室にて。
スチュワーデスは墜落というか胴体着陸に対する注意を説明してます。
で、時限爆弾が爆発したようです。これは大変。
シャトルですが太陽の近くでUターンして離脱してます。
全速で離脱して星が流れてスターウォーズでおなじみのワープシーンみたいになってます。
月基地アルファベータにて。
シャトルのテッドは月基地のマードックと無線交信してます。
先の戦争での爆撃のことでまだもめてるらしい。
マードックは乗客さえいなければシャトルを撃ち落とすとか言ってます。
それでもシャトルを月基地へ誘導するようです。
シャトルにて。
操縦桿が壊れます。これは大変。
金属がない。そんな状況になります。
ここでイレインはヘアピンを提供する。スローモーションでヘアピンを外してます。
月基地アルファベータにて。
マードックは何で男がヘアピンは突っ込んでます。
それはともかく続行になってます。
シャトルにて。
マードックの指示で計器パネルを外してワイヤーハーネスにヘアピンを突っ込む。
そうなると当然ショートして火を吹いてます。まあそうなる。
客室では縦揺れと横揺れでおっぱいの揺れ方が違うギャグが入ります。まあまあ。
いよいよシャトルから月基地が見えてきます。
マードックを演じてるが誰かと思っていてあとでキャスト表を見たらウィリアム・シャトナーとわかってビックリ。カーク船長とは全く違ったルックスとキャラなのでわかりませんでした。若いし。
我々の会話は全世界に放映されているとマードック。
そうなると下手なことは言えないはずですがそうでもない。
シャトルですが滑走路を通り過ぎて月面に胴体着陸となってます。
そんな感じで着陸して普通に脱出避難になってます。この作品の月は普通に大気があるようです。まあいいけど。
シャトルから普通にエアマットのすべり台で避難してます。
出迎えではちゃんと宗教寄付はいるし。結構普通になってます。
キスとなるテッドとイレイン。
シーン転換してウェディングドレスのイレインとテッド。新婚旅行になるようです。
映像がストップしてます。
付け足しです。
お取り込み中ですがカバンは?
エンドとなります。
後タイトル
キャスト紹介は~as~になってます。
Lloyd Bridges Steve McCroskey
Raymond Burr The Judge
Chuck Connors The Sarge
Rip Torn Bud Kruger
John Dehner The Commissioner
Chad Everett Simon Kurtz
Peter Graves Captain Clarence Oveur
Julie Hagerty Elaine Dickinson
Robert Hays Ted Striker
Kent McCord Unger
James A. Watson Jr. Dunn
William Shatner Commander Buck Murdock
Stephen Stucker Jacobs / Courtroom Clerk
John Vernon Dr. Stone
Al White Witness
and
Sonny Bono The Bomber
スクロールする
残りのキャスト
スタッフの紹介
Airplane IIIの予告が入ります。
ぜひまた作らないとなとマードック。
そんなわけで普通の飛行機コメディのよい作品でした。
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