『フライングハイ』(1980年)
この飛行機コメディ映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー、ジェリー・ザッカー監督、ロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ主演の飛行機コメディのようです。
1980年 Howard W. Koch Production/Paramount Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆Airplane!
プロット◆飛行機で色々とあり過ぎる話しのようです。
音楽◆エルマー・バーンスタイン
キャスト
ロバート・ヘイズ→元空軍のテッド
ジュリー・ハガティ→スチュワーデスのイレイン
ピーター・グレイヴス→オバー機長
カリーム・アブドゥル=ジャバー→ロジャー副機長
フランク・アシュモア→バスタ航空士
レスリー・ニールセン→終始冷静なルマック医師
ローナ・パターソン→スチュワーデスのランディ
ジル・ホエーラン→心臓病の患者リサ・デイビス
ジョイス・ブリファント→付添のデイビス夫人
ロイド・ブリッジス→終始自信満々なマクロスキー主任
ロバート・スタック→やたらと偉そうなクレーマー機長
エセル・マーマン→精神病院の患者エセル・マーマン
ハワード・ジャービス→タクシー客の眼鏡のオッサン
ジョナサン・バンクス→ガンダーソン
ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー、ジェリー・ザッカー監督の演出はよいと思います。
全体的にいつものようにしょうもないギャグを詰め込んで量で勝負になってます。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は AAC 3/2.1ch
番組一覧
『フライングハイ』
(1980年)
アメリカ
音声は5.1chです。
Paramount Pictures
gulf+western company
タイトル
Paramount Picturs presents
A Howard W. Koch Production
月と雲海にて。
飛行機の垂直尾翼がサメのように見えて移動してます。
それから飛行機が出てきます。
Airplane!
starring
Robert Hays Ted Striker
Julie Hagerty Elaine Dickinson
スタッフの紹介
タイトルバックは空港の風景です。
赤が駐停車禁止で白が短時間駐車乗降用のギャグが入る。
最初から細かいネタが入ります。
主に宗教の寄付ネタがしつこく入る。
本編です。空港にて。
いきなり誘導ミスで旅客機が建物に突っ込むクラッシュです。実物大セットで無駄にカネがかかってます。
イレインとテッド。主人公カップルが登場。
テッドが別れないでくれとイレインに絡む。
で、アッサリとふられるテッド。何故かカメラ目線のテッド。
オバー機長が到着しメイヨ病院から電話です。
フロディ医師から心臓病の患者リサ・デイビスが乗るのでよろしくとのこと。
6時間以内に心臓移植手術のために届けてもらいたい。
旅客機の会社名ですがトランスアメリカンです。架空だと思う。
救急車でその心臓移植手術の患者が到着して運ばれています。
テッドとイレイン。
まだしつこく言い寄ってるテッド。
戦争中の話しになってます。そうなるとベトナム戦争なのか?
またふられるテッド。そんなとこに宗教寄付が来たので張り倒してます。
細かいネタが多いのでいちいちとり上がるのはやめてる。
とにかくしょうもないギャグは量が勝負と詰め込んであります。
操縦室にて。
オバー機長
ロジャー副機長
バスタ航空士
航空パニック映画のパターンで『グランドホテル』形式になってる思う。
ところでテッドはタクシー運転手の仕事を放り出して来ています。
乗客の眼鏡のオッサンを待たせたままにしてます。
旅客機に乗るとこで戦争時の回想になるテッド。
それで何があったのかよくわからん。
乗客の黒人コンビは何語なのかよくわからん言葉で下ネタをやってます。
客室でイレインを見つけるテッド。それでどうなる。
もう旅客機が動いてるのにしつこく別れの挨拶をしてるカップルもいます。
何でドアがまだ開いてると突っ込んではいけません。
そんなこんなで旅客機は離陸してます。
飛行中の旅客機はミニチュアです。いい感じ。
またイレインに言い寄ってるテッド。
隣りのおばあさんがもっとやれとテッドを煽ってます。
テッドの回想です。
僕は空軍でアフリカ北部にいた。そうなるといつの戦争なんだ?
がらの悪い酒場で女同士で大ゲンカになってます。
やられた女がジュークボックスに突っ込むと何故かディスコミュージックになります。
そんなわけで酒場がディスコになってます。
ここでダンスのイレインを見てテッドが一目ぼれをしたらしい。
しばらくテッドとイレインのダンスシーンが続いてます。
それで閉店までダンスのテッドとイレイン。
回想から戻ります。
テッドの隣りのおばあさんは首吊り自殺をしていました。何でそうなる。
黒人コンビは何語を喋ってるのかとわからん。
イレインの回想になります。
海岸を走るテッドとイレイン。
激しい波なのに砂浜に寝転んでキスしてそのまま波にのまれてます。
テッドは明日は出動だ。いつ戻るかは機密で言えない。
回想から戻ります。
操縦室にて。
まだ大丈夫なオバー機長。
ジョーイ少年が見学に来てます。愛想がいいオバー機長。
カリーム・アブドゥル=ジャバー演じるロジャー副機長に的確なNBAネタで突っ込むジョーイ少年。
そんなわけで最初は「ぼくはロジャー、副機長さ」と平静を装うがそのうちにマジでNBAネタに反応してるロジャー副機長。
客室にて。
またテッドがイレインに言い寄ってます。
またふられています。
テッドの回想になります。
戦争で墜落していたテッド。アメリカ陸軍病院送りになります。
神経科の病室では色々とネタになってます。それでいいのか?
一応イレインもお見舞いには来ていたようです。
テッドが原因で今日7人目が死んだとなってます。
被爆後にエセル・マーマンになった患者がいます。たぶんエセル・マーマン本人だ。
回想から戻ります。
尼僧がギターを持ってて違うスチュワーデスがギターを借りる。
ギターで乗客の頭を連続でどつくギャグが入ります。
スチュワーデスの名前はランディ。
ギターの弾き語りで心臓病の女の子リサを励ますランディ。
ついでに点滴をギターをぶつけて外していたりします。
操縦室にて。
食事が届けられいてます。そうなるといよいよ食中毒になるのか?
客室にて。
テッドの隣りは帰還日本兵になってます。
テッドの回想になります。
アフリカのモロンボ族に文明を授ける活動するテッドとイレイン。
もう帰りましょうと言い出すイレイン。まだまだとテッド。
そんなわけでこのへんから不仲になったようです。
回想から戻ります。
隣りの日本兵は切腹してます。そんなに嫌な話しだったのか?
そんなわけで気が滅入って自殺になったようです。
御婦人の客がお腹が痛いと訴える。レーガンの映画を見た時みたいとギャグが入る。
機長に伝えるスチュワーデス。
他の客も具合が悪い人が増えています。これは大変。
オバー機長の指示でスチュワーデスは内緒で医者を探してます。
医者はいました。聴診器をしてるので間違いありまます。演じるのはレスリー・ニールセンでまじめそのものです。役名はルマック医師。
ルマック医師ですが御婦人の口から卵をとり出すギャグになってます。
スチュワーデスにすぐに着陸してくれと要請するルマック医師。
操縦室にて。
バスタ航空士が倒れます。
ルマック医師とオバー機長がいつ着陸するか話し込む。
何だか噛み合わない会話です。
旅客機ですが嵐に突っ込んでます。
ロジャー副操縦士も倒れます。下半身はNBAのユニフォームです。
高度が落ちますがオバー機長が立て直す。
ルマック医師とイレイン。
今夜の食事の話題になってて聞いてるオバー機長。
肉と魚の2種類。私はラザニアにしたが彼は魚だったとルマック医師。
オバー機長が客室にアナウンスで窓の外を御覧くださいと伝える。
この隙に倒れたバスタ航空士とロジャー副操縦士が運ばれています。
そんなこんでシカゴに着陸するようです。
で、食中毒の原因は魚だと推定してます。
体調の悪い人はみな魚ですと話し込むルマック医師とイレイン。
バスタ航空士もロジャー副操縦士も魚だった。
魚を食べた乗客は全員30分以内に発病すると解説するルマック医師。
オバー機長が食べてたのは魚でした。そうなるとどうなる。
まず微熱が出て咽が渇く。その通りになるオバー機長。
めまいとかゆみ。その通りになるオバー機長。
筋肉が痙攣してよだれを垂らす。全部その通りになるオバー機長。
そんなわけでオバー機長も倒れてしまいます。操縦桿を押し下げて急降下になる。
オートパイロットにしろとなります。
そうなるとビニール製ダッチワイフ型パイロットが登場して操縦しています。
イレインがシカゴ管制塔に救援を要請する。
主任なる人物が登場。誰かとおもったらロイド・ブリッジスです。
クレーマー機長を呼べとなってます。誰なんだ?
操縦室にて。
イレインが操縦席で無線で計器の数値等をシカゴ管制塔に伝えてます。
そんなとこで自動操縦人形がしぼんでしまう。これは大変。
シカゴ管制塔からの指示でイレインが膨らませることになる。空気注入バルブは人形の股間にありますがやるしかないイレイン。
自動操縦人形の股間に空気注入作業中のイレイン。
そんなとこにルマック医師が来てこれは失礼と見ないことにしてます。
空気注入が終わったイレインと自動操縦人形はタバコで一服してます。
まるでセックスのあとのようだという下ネタギャグです。
またルマック医師が来て誰に着陸させるとイレインに聞く。
誰かいるのかと厳しく聞くルマック医師。乗客の中から探せと言う。
それはともかくこの頃はまだ英語でもスチュワーデスと言ってます。
客室にて。
マジで操縦出来る人はいませんかと聞いてます。
そうなると乗客達はパニックを起こして大混乱になってます。
地上にて。
マスタングで移動する男が登場。
どうやら航空会社の社員のようです。何故クルマがマスタングなのかは不明。
クレーマー機長を迎えに来たようです。
クレーマー機長の自宅にて。
社員の男が入ると犬に襲われたりしてます。どういうギャグなのかはわからん。
そんなことにはお構いなしで早く行くんだと社員に言ってるクレーマー機長。
旅客機にて。
テッドの隣りですが今度はアラブ系の男が燃料を被って焼身自殺をしようとしてます。
スチュワーデスのランディが来てテッドに操縦出来ますかと聞く。
テッドは行くようです。
操縦室にて。
ルマック医師はテッドに色々と指示をしてます。わけもなく偉そうにしてます。
テッドにちゃんと着陸させろと厳命するルマック医師。やるしかないテッド。
空港にて。
タクシーの眼鏡のオッサンはまだ待ってます。
料金メーターはちゃんと上がってる。
シカゴ管制塔にて。
主任が色々と指示をしてます。わけもなく頼りになりそう。
マスタングで移動中のクレーマー機長と社員。
クルマのバックはスクリーンプロセスなので色々な映像になるギャグが入ります。
旅客機にて。
いよいよ操縦になってるテッド。ルマック医師が張り付いてる。
イレインが来てテッドには無理よと言ったりする。ルマック医師はやらせる。
メーデーと発信すると労働運動のメーデーギャグが入ります。
具合の悪い乗客のおばさんを並んで待って殴打するギャグがは入ります。
何だかわからん。
空港にて。
マスタングでクレーマー機長が到着します。
ロビーでは相変わらず宗教寄付の面々がいて押し寄せて来ますが軽くノックアウトさせて突破してます。
主任に合流するクレーマー機長。テッドをどうするか話し込んでます。
テッドと無線で交信するクレーマー機長。何か因縁があるのか不仲です。
そんなわけでテッドの扱いを相談するクレーマー機長と主任。
この会話が無線でテッドに筒抜けで丸聞こえになってます。
あれはダメだとこき下ろされてるテッド。それでどうなる。
無線の指示の通りにやってるテッドですが旅客機は急降下してます。
イレインが副操縦士席に座ってます。何かの助けにはなるみたい。
客室にて。
乗客に説明してるルマック医師。相変わらずわけもなく自信満々。
騒ぐ必要はない。そんなこと連発してますが鼻が伸びてます。それは嘘だからです。
管制塔にて。
クレーマー機長夫人を呼べとなってる主任。
クレーマー機長の自宅にて。
寝ている機長夫人に呼び出しの電話がかかる。
電話をとる機長夫人。起きます。一緒に寝ていたのは本物の馬だったりします。
そうなると馬と浮気していたのか。そんなチンポは馬並みの下ネタギャグが入ります。
旅客機にて。
操縦室のテッドとイレイン。ルマック医師から早くしろとせかされる。
ペドロ・ボーボンの代打はマニー・モータと唐突にMLBネタが入ります。
シンシナティ・レッズの選手のはずです。
管制塔にて。
主任のとこにマスコミの記者達が押し寄せています。
新聞の見出しです。
シカゴ空港に着陸か?
自分の脚を食べた冷蔵庫少年
そんな東スポみたいな見出しも入ります。
TVニュースにて。
事故機がもうすぐシカゴに
各国のニュースが入ります。最初は日本語です。他に太鼓でニュースの原住民ネタも入る。
旅客機にて
客室ではやけ酒を飲む客がいます。
お酒なんてと言うおばさんはマリファナを吸ってます。そんなギャグが入ります。
操縦室にて。
テッドとルマック医師。
レスリー・ニールセンは相変わらず大まじめ演技全開。何なんだ。
客室にて。
尼僧がギターを弾いて黒人コンビを励ましてます。何だかわからんギャグです。
ランディとルマック医師。
この会話でようやくルマックと名前がわかったりします。遅過ぎ。
それはともかくランディを励ますルマック医師。
テッドは何故か客室にいます。
ルマック医師が来てジップの話しを始める。何だかわからん。
ジップは7人目の死亡者だったか?
そんな感じでルマック医師がテッドを説得してるようです。
操縦室に向うテッド。
操縦室にて。
自動操縦人形を放り投げて操縦席に座るテッド。
いよいよシカゴ空港の滑走路の誘導灯が見えてきます。夜なのでそうなる。
空港の方は準備にかかってます。消防車に救急車等。他にも色々と出てくるギャグになってます。
客室にて。
救命胴衣の作動方法を説明してるランディ。関係ないと思うがやってる。
旅客機で超低空飛行してビルのアンテナを破壊するシーンが入ります。
操縦室にて。
テッドはカッコいいわねとなりつつあるイレイン。
見直したわとなってます。
探照灯を使ったらやり過ぎになるとギャグが入ります。何だかわからん。
相変わらず冷静なルマック医師。レスリー・ニールセンは名演してます。
このへんで主任を演じてるのでロイド・ブリッジスだとようやく気がつく。シンナーを吸ってぶっ倒れています。
旅客機は滑走路に接近します。
そのまま滑走路に突っ込んでそんなこんなで無事に着陸停止しました。
喜んでるの客室の方々。
空港の方では記者達が並んでに公衆電話ボックスに突撃してそのまま電話ボックスごと倒れるギャグが入ります。
当時は携帯電話がないのでこうなります。現在は携帯電話を一斉に使ったら電波のチャンネルが足りなくなって不通になると思えるがそんな描写は見たことがない。
相変わらず冷静なルマック医師はテッドとイレインにこれからも仲よくしなさいと言う。
無線でテッドはクレーマー機長とも和解したようです。
非常用の脱出エアマットを使うシーンが入ります。
これは面白そうなギャグになりそうなんですがそうでもない。
クレーマー機長は無線で延々と喋ってるます。
ですがテッドは無線は聞いてなくてイレインとキスになってます。カメラが回ってます。これはギャグではない。
旅客機内の自動操縦人形がテッドに敬礼しています。副操縦士席には花嫁人形がいたりします。
そのまま旅客機は離陸してどこかに飛んでいった。
手を振るテッドとイレイン。
エンドとなります。
後タイトル
キャストにはasが付いてます。
Kareem Abdul-Jabbar Roger Murdock (as Kareem Abdul-Jabaar)
Lloyd Bridges Steve McCroskey
Peter Graves Captain Clarence Oveur
Julie Hagerty Elaine Dickinson
Robert Hays Ted Striker
Leslie Nielsen Dr. Rumack
Lorna Patterson Randy
Robert Stack Captain Rex Kramer
Stephen Stucker Johnny Henshaw-Jacobs
and introducing
Otto as himself Otto
スタッフの紹介
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スタッフ
キャスト
スタッフ
最後にまだタクシー内で待ってる眼鏡のオッサンが入ります。
これは誰なんだ?→
そんなわけで飛行機コメディのよい作品でした。
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