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2020.07.04

『皆殺しの天使』(1962年)

この不条理監禁映画の感想はネタバレ全開になっています。
ルイス・ブニュエル監督、シルヴィア・ピナル他主演の不条理監禁サバイバルドラマのようです。


1962年 Barcino Films/Gustavo Alatriste メキシコ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆El ángel exterminador
プロット◆何故か部屋から出られなくなって悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ラウル・ラヴィスタ

キャスト
シルヴィア・ピナル→レティシア 通称鉄の処女 ワルキューレ

エンリケ・ランバル→屋敷の主人エドモンド・ノビレ
ルシー・カジャルド→ルシア夫人
エンリケ・G・アルバレス→友人のアルバロ
クラウディオ・ブルック→フリオ執事

アウグスト・ベネディコ→医者のカルロス先生
パトリシア・デ・モレロス→ピアニストのブランカ

エンリケ・ガルシア・アルバレス→老指揮者 アルベルト・ロッコ フリーメイソン
ジャクリーヌ・アンデーレ→指揮者夫人のアリシア

ホセ・バビエラ→ニューヨークから来たレアンドロ・ゴメス

ルイス・ベリスタイン→フリーメイソンのクリスティアン
パトリシア・モラン→クリスティアンの妻リタ・ウガルデ

オフェリア・モンテスコ→エドワルドと恋に落ちた若い女性ベアトリス
ハビエル・マッセ→既婚の建築家。初対面のベアトリスと恋に落ちるエドワルド

オフェリア・ギルマイン→中年女性フアナ・アビラ (as Ofelia Guilmain)
ハビエル・ロヤ→若い男フランシスコ・アビラ
ロサ・エレナ・ドゥルヘル→歌手シルビア。
ベルタ・モス→コンデ医師の患者。末期ガンのエレオノーラ。
アントニオ・ブラボ→偏屈な男。セルジオ・ルセル

ナディア・アロ・オリバ→中年女性。アナ・メイナー

アンヘル・メリノ→使用人 最初に帰ったルーカス (as Pancho Cordova)
ギレルモ・アルバレス・ビアンキ→使用人 太ったオッサンパブロ (as Guillermo A. Bianchi)

ルイス・ブニュエル監督の演出はよいと思います。
全体的に不条理サバイバルドラマになってます。

スカパー! BS252 シネフィルWOWOWにて。
画質はまあまあ。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は AAC 2/0ch

番組一覧
音声は表示はないけどモノラルのはず。

Video Mercury films
タイトル
una exexutive Barcino Films (exexutive production)
Gustavo Alatriste presenta

El ángel exterminador

con
Silvia Pinal Leticia 'La Valkiria'
y
Jacqueline Andere Alicia de Roc
José Baviera Leandro Gomez (as Jose Baviera)
Augusto Benedico Carlos Conde
Luis Beristáin Cristián Ugalde (as Luis Beristain)
アリステ・ステアン?
Antonio Bravo Sergio Russell
Claudio Brook Julio
César del Campo Alvaro (as Cesar Del Campo)
Rosa Elena Durgel Silvia
Lucy Gallardo Lucía de Nobile
Enrique García Álvarez Alberto Roc (as Enrique Garcia Alvarez)
Ofelia Guilmáin Juana Avila (as Ofelia Guilmain)
Nadia Haro Oliva Ana Maynar
Tito Junco Raúl
Xavier Loyá Francisco Avila (as Xavier Loya)
Xavier Massé Eduardo (as Xavier Masse)
Ofelia Montesco Beatriz
Patricia Morán Rita Ugalde (as Patricia Moran)
Patricia de Morelos Blanca
Bertha Moss Leonora
Enrique Rambal Edmundo Nobile

Pancho Córdova Además (as Pancho Cordova)
Ángel Merino Lucas (as Angel Merino)
Luis Lomelí (as Luis Lomeli)
Guillermo Álvarez Bianchi Pablo (as Guillermo A. Bianchi)
Elodia Hernández (as Elodia Hernandez)
Florencio Castelló (as Florencio Castello)
Eric del Castillo
Chel López (as Chel Lopez)
David Hayat (as David Hayyad Cohen)
スタッフの紹介
タイトルバックは教会です。

本編です。
プロビデンシア通り。夜の街です。屋敷にて。
使用人の男が帰ろうとして主人に怒られています。出かけてはダメだ。
しかし使用人と帰ることに固執する。
そんなわけでクビにされてる使用人。二度と来るなと言われてる。ひどいな。

パーティの準備で気合いが入ってる主人。結構若い。
使用人には代わりはごまんといるといつものセリフの主人。

厨房では使用人達が話し込む。
ルーカスが辞めた。先ほどの男の話しです。
帰る心配になってるおばさん2人。
とりあえず食事の支度になってます。

お客達が来始めてます。
おばさん使用人2人は食事の支度もすんで帰り支度をしてます。
玄関から出ようとしからお客達が来たので小部屋に隠れる。
お客達が入ったとこでおばさん使用人2人はとっとと帰ろうとしたらまたお客達が来て隠れる。
またコートは上でお預かりしますと同じシーンになってます。わけわからん。
今度こそ帰るおばさん使用人2人。無事にこの屋敷から脱出が出来ました。

そんな感じでお客達は2回にわけて50人ぐらいいる感じです。
しかしいざ食事になると30人ぐらいだったりします。映画的手法なのか?
→解説を調べるとお客は21人とのことです。

厨房はもう男3人しかいません。
若い執事。料理人2人?そんな感じ。

食事会にて。
ブランカ おばさん。
アルバロ オッサン。
シルビア 歌手
レティシア じゃじゃ馬で処女と言われてる。
名前が出てきますが誰が誰だかわからん。

主人が挨拶してますが誰も聞いてない。もう飲んでます。
それから料理の話題になっていよいよ料理が運ばれて来ます。
と思ったらいきなり給仕が転んで料理を床にぶちまける。大受けになってます。

ノビレ 主人の名前。
ルシア ここの主人の夫人。

この屋敷には何故かヤギの群れとクマが1頭います。意味不明。

使用人のオッサンとお兄さんが帰ろうとしてルシア夫人が止めてます。
太ったオッサンがパブロ。お兄さんの名前は不明。
出ていくなら解雇すると言うルシア夫人。
しかしオッサンは大事な用事なのですと力説する。
そんなこんな2人とも帰ってしまった。この2人が給仕担当でした。
そうなると残りは執事1人になってしまった。
そんな感じで使用人達はわけもなく帰りたくなってマジで帰ってしまった。

そのころ御婦人が物を投げて窓を割ったりしてます。誰だかわからん。
ベアトリスとエドワルドがダンスをしてます。
そんな感じでダンスと会話のシーンになってます。

メガネのオッサンが御婦人にキスをされる。
オフェリア・モンテスコ→エドワルドと恋に落ちた若い女性ベアトリス
ハビエル・マッセ→既婚の建築家。初対面のベアトリスと恋に落ちるエドワルド

クリスティアン フリーメイソン
レアンドロ ニューヨークから来た
メガネのオッサンは医者です。
エレオノーラ ガンでもう髪の毛がなくなるとか。
このへんで登場人物はそんなに重要ではないと思えてきた。もっと全体的に見ればいいのかとなってます。

ルセル 男です。
ブランカのピアノ。演奏を披露してます。
このへんはピアノ演奏会を聞く人達になってます。

御婦人のバッグに鳥の足が入っていたりします。
指揮者のおじいさん アルベルト・ロッコ
フリオ これは執事の名前です。まだ若い男です。

酔いつぶれてるおじいさんがいます。名前はアルベルトらしい。
帰るお客様もいたりします。しかし・・・

アルバロとキスとしてるルシア夫人。逢引の相談をしてます。
ノビレは主人の名前です。Edmundo Nobile

そのノビレは誰も帰らないので泊まりますか?と聞いてる。
帰ろうとするお客。しかし・・・

執事は照明を消してます。そうなるとパーティはお開きのはず。
さすがにお客達は帰り時だとなって帰ろうとする。

お客の中には寝てるのもいます。レアンドロなのか?
ノビレとルシア夫人は不作法ねとなるがどうにもならない。

執事は食堂のテーブルに伏せて寝ています。

他のお客達も次々と寝てる。ラウンジというかリビングといった感じの広い部屋です。
何だか空襲を避けて避難してるような感じ。
小部屋で逢引をやってるカップルもいます。
イスに座ったおじいさんが何だかおかしいとまわりを見ています。
そんな感じで全員が寝て溶暗になります。

朝にて。
街は朝です。特に変わった様子はない。
食堂のテーブルで寝てた執事が目を覚ます。
お客達も目を覚まします。
ノビレとルシア夫人はどうなってる?と相談になってます。とりあえず朝食でも出すか?その後は勝手に帰るだろう。

女性4人ぐらいで話し込んでます。
そんな感じで全体的に雑然とした雰囲気になってます。
医者がおじいさんの具合を見てます。マジで悪いみたい。

執事は食材がないと主人夫婦に伝える。
さすがにオッサン達はこの部屋から出れない話題になってます。
御婦人が化粧室に行かないだろう。マジで行かない。

わけがわからないうちに帰れなくなった。
そんな感じで透明な壁やバリアがあるわけではなく。部屋から出ようとすると出ない理由を付けて出なくなるといった感じ。

医者がルシア夫人に何故食堂に案内しないと聞く。ルシア夫人にはわからない。
アリシアとオッサンが御婦人を連れて部屋を出ようとするが・・・
執事が朝食を持ってきます。コーヒーぐらいか。

そうなると帰ろうとしたお客がそれではコーヒーとタバコでもとなって帰らない。
一事が万事そんな感じで帰らないわけです。

お客ではない執事ですがやはり出られない。
厨房に行くように命じられてもわけもなく行かない。
そうなるとさすがに何だかおかしいとなってます。

雨が降ってます。もう夜です。
病人のおじいさんは昏睡状態ですと医者。
医者がクリスティアンと相談する

御婦人が壺がある部屋に入ってます。

マジで相談になってます。この部屋から出られなくなった。
24時間経ってるのに誰も来ない。これはさすがにおかしい。
召使い達が逃げたのは何か原因があったのか?そんな話題にもなって主人のノビレが責められたりする。
執事が召使い達にも理由がわからないようでしたと説明してます。

ノビレに君がこの茶番の張本人だろうと言われてます。まあそうなる。
そんな感じで私が被害者だと主張するオッサンがいます。まあよくいる。
オペラのあとに何で招待したと今更の文句を言うオッサンもいる。
そんな感じでノビレと口論になってます。ルシル夫人にひっぱたかれてるオッサン。

文句が多い若い男がいます。
具合の悪いおじいさんはうわ言を言う。これで満足だ。破滅を見なくて・・・
ここから逃げ出す方法があると相談してるカップルもいます。
会話から壺がある小部屋はトイレ代わりのようです。普通は使わないかも。

2晩目になって寝ている面々。そうなるとどうなる。
具合の悪いおじいさんは顔まで覆われている。そうなるとご臨終です。
医者が臨終だと言う。2人で亡くなったおじいさんを納戸に入れる。
小部屋で逢引してるカップルもいます。
医者と男は声を聞きます。何だかわからん。

もう飲み物も食べ物がない。
切断された手首が動くのを見てる御婦人。
さすがハリウッドの手首ホラーの原案をやっていたルイス・ブニュエル監督のネタです。
『五本指の野獣』(1946年)
この騒ぎは結局夢オチになった。
溶暗になります。

外にて。朝になってます。
さすがに屋敷前には人が集まっています。
警察関係2人が話し込む。昨夜捜索隊を入れたがわけもなく戻ってしまった。
そうなると屋敷内でも外でも同じような感じになってるようです。

今度は中に入れろと大勢押しかけてきます。
しかし門から中には入れない。

屋敷の部屋にて。
執事が斧で壁に穴をあけようとしてます。執事がへたばると交代してやってます。
壁に穴を開けて水道管から水をゲットする段取りのようです。
水が出ました。医者が並んでくださいとか女性優先ですと言っても誰も聞いていない。

そんな感じで無秩序状態になってます。
なるほどこの作品は不条理サバイバルドラマなのかと思えてきた。

水が出たけど相変わらず食べ物はありません。
執事は紙を食べてます。御婦人に何を食べてると聞かれて紙ですと普通に答えてる。
子供の頃に紙を食べていましたと執事。そんな環境だから執事仕事になったのか。

今度は水が出っぱなしの水道管を塞いで止めてます。色々と大変だ。
蛇口1つでもどれだけ役に立ってるのかが身にしみるわけです。

鏡を見て髪に櫛を入れてる御婦人。
これが気に入らない若い男。姉が代わりに御婦人に文句を言ってます。
若い男の姉の名前アナ。若い男の名前はわからん。

ベアトリスとリタ。
白い小箱がない話しになってます。中には薬が入ってる。

神父に子供を預けてるのが気になるオッサンがいて夫人と口論になってます。
奴が子供に何をするのかわからんと主張するオッサン。

ノビレが口論を仲裁しようとするとお前が元凶だと責められたりします。
文句の多いオッサンの名前はラウル。

ノビレはアルバロに呼ばれて話しになる。
ルシア夫人から頼りにされているアルバロ。何だか怪しい。
そのアルバロですが特に策があるわけでもない。
そんな感じであとは神頼みになってます。やはりそうなるのか。

ドアを目張りしてるオッサン達がいます。どうやらトイレが臭うようです。
部屋から出られないがゴミは部屋から外に捨てられるようです。皮肉なものだ。
薬の箱を見つけて部屋の外に捨てるオッサンもいます。これはひどい。

頼りになるのは医者の先生だけです。東宝特撮作品でおなじみの志村喬みたいに頼りになる。
御婦人が先生にルルドに行ったら聖母像を買ってと言ってます。
先生の名前ですがカルロスのようです。ようやくわかった。

ノビレがカルロス先生に小箱を見せる。
中味はどうやマリファナみたい。これは痛み止めに使えるとカルロス先生。

若い男が御婦人に臭いと暴言を吐いて騒ぎになってます。
俺達はブタだと若い男。まあそうだけどそれを言ったらお終いです。

夜にて。
うなされているうわ言の御婦人。
そんなとこにドアが開いて手首だけがやって来ます。
さすがハリウッド手首ホラーの原案を書いたルイス・ブニュエル監督です。
とりあえず置物で手首の動きを止める御婦人。
これで一安心かと思ったらいつの間にか手首が首を絞めにかかってます。
そうなると手首をナイフで刺す御婦人。そんな攻防になってます。
いきなり大勢がいます。どうやら御婦人の悪夢だったようです。

小部屋の逢引のカップル。
いつまでいるんだと愚痴になってます。
一緒に逃げようとなるが何処に逃げる。部屋から出られないのに。

若い男があの小箱をゲットしてます。姉に見せる。
隣りのオッサンが覗くので小箱を隠してます。

おじいさんが御婦人の手に噛みついて大騒ぎになります。
誰が夜這いはしてる?と大騒ぎ。こまったものです。
レアンドロ大佐が侮辱されて決闘だと息巻く。色々と大変だ。

そうなるとこれはノビレのせいだと騒ぐオッサンもいる。よくいる。
アルバロが思わず御婦人を突き飛ばして謝罪したりもする。

ヤギの群れが階段を登る。クマも階段を登る。
出られない部屋にヤギが入り込んでます。
溶暗になります。

昼です。
外では風船売りがいたりします。売れてる。
神父が子供を連れて来てます。子供に風船を買ってる。
どうやら話しに出てたクリスティアンの子供達のようです。両親の居場所を教えよう。

門にて。
メガネのオッサンが私なら中に入れると主張する。まあよくいるタイプです。
そんなとこでクリスティアンの子供の1人が門の中に入ってます。
大騒ぎになるがビックリした子供が出てきてしまう。
神父は用は済んだと子供達を連れて帰ります。

屋敷内です。出られない部屋にて。
たき火を焚いてます。薪は破壊した楽器です。
どうやらヤギは屠殺解体され食事になったようです。実行出来るのが凄い。

ノビレですが頭に包帯もどきを巻いてます。誰かに殴られたのか?
御婦人3人でカギの話しになってます。ブランカ、シルビア、おばさんの名前はわからん。
それからおまじないになってます。

ノビレの包帯もどきが山羊の目隠しになってます。

若い男と姉。納戸から何かが流れ出てると騒ぎ出す。そうなる血しかしない。
中を見るとハッキリとはしないけどカップルが心中してるようです。

今度は全員が歩き回ってます。
それから部屋の外にいるクマを見る。入った来たら大変です。
若い男が誰かをクマの方に押し出せばどうなる?と言い出す。
フリーメイソン式の助けの叫びをやってるオッサンもいたりします。

オッサンがクリスティアンに何か言わせようとしてます。
若い男がマジでオッサンの背中を押してまた騒ぎになってます。
オッサンが若い男を殴る。姉が激怒する。姉が弟を甘やかしてスポイルしてるわけです。

一段落して全員がぐったりしてます。それぞれ何かが聞こえてるようです。
色々な風景が入ります。ルイス・ブニュエル監督が得意なシュールなシーンです。

若い男が小箱を開ける。そのまま部屋の外に放り投げてる。

外にて。
太ったオッサンはパブロ。脱出出来た使用人です。他の使用人達も集まってます。
会話でやはり厨房と言ってます。台所とは言わない。
何があった?と話し込む。

屋敷内です。出られない部屋にて。
ノビレが死ねばこれが終わると言い出すおばさんいます。まあよくいる。
医者のカルロス先生は秩序を保とうと説得しようとする。たいしたものです。
オッサン達はノビレ殺しには賛成してる感じ。カルロス先生は当然反対でとめてます。
そんな感じでもみ合いになってます。刃物を持ち出す奴もいます。これは大変。

いきなりノビレとルシア夫人が出てきます。
ノビレはレティシアに解決策があるといった感じ。
それでも護身用の小型ハンドガンをポケットに入れてるノビレ。

レティシアは自説を展開する。
私達は何千にもなるチェスの駒だった。
この場はあの夜の時と配置が同じだ。マジで同じになってます。
ピアノ弾きのブランカに同じの曲の最後だけ演奏してもらう。
聞いてる人達は同じ配置で同じリアクションをする。
ピアノの演奏が終わり感想も再現させる。

で、みんな帰りたいんだと盛り上がる。
マジで部屋から出られてます。これはビックリ。
そんなわけで玄関に向かいます。

外にて。
門の前にはいつものように当局とやじ馬が詰めかけてます。
玄関灯が点灯する。あれは何だ?と注目となります。
門から中に入れます。玄関ドアも開いてお客達が出てきます。
そんな感じであっけなく事態は解決してます。
黒味が入ります。

ルルドの教会にて。
お祈りになってます。神父3人。出られなかった面々もいます。
お祈りが終わって退場する神父3人。何か理由を付けて出ない。
どうやら他の面々も何か理由を付けて出ないようです。同じになってしまった。
出ない理由を無理やり見つけて出ないようにしてるわけです。

教会の外にて。カメラが引いています。
黒味から鐘の鳴るシーンが入ります。

街では当局が銃を撃ちまくり群衆を弾圧してます。
それから山羊の群れが歩いてます。山羊の群れは教会に入る。
FIN=エンドとなります。


そんなわけで不条理監禁映画のよい作品でした。


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