『翔んで埼玉』(2019年)
この埼玉コメディ映画の感想はネタバレ全開になっています。
武内英樹監督、二階堂ふみ、GACKT主演の埼玉コメディのようです。
2019年 FILM/映画「翔んで埼玉」製作委員会(フジテレビジョン、東映、テレビ埼玉)/東映 日本作品
ランニング・タイム◆107分
原題◆とんでさいたま
プロット◆埼玉千葉が東京に叛乱する話しのようです。
音楽◆Face 2 fAKE
キャスト
二階堂ふみ→生徒会長の壇ノ浦百美
中尾彬→東京都知事の壇ノ浦建造
武田久美子→有閑マダムの壇ノ浦恵子
GACKT→実は埼玉解放戦線の麻実麗
京本政樹→伝説の埼玉解放戦線リーダー 埼玉デューク
麿赤兒→西園寺宗十郎
益若つばさ→家政婦のおかよ
伊勢谷友介→千葉解放戦線のリーダー 阿久津翔
小沢真珠→千葉解放戦線員 浜野さざえ
中原翔子→千葉解放戦線員 浜野あわび
ブラザートム→埼玉在住の菅原好海
麻生久美子→夫人の菅原真紀
島崎遥香→娘の菅原愛海
成田凌 (友情出演)→婚約者の五十嵐春翔
間宮祥太朗→ディスコの埼玉県青年
加藤諒→埼玉Z組の下川信男
宮澤竹美→埼玉Z組の山田昌子
鈴木勝大
福山翔大
岡山天音
高月彩良
秋月三佳
田中明
搗宮姫奈
荒井レイラ
矢柴俊博
勝矢
水野智則
江戸川じゅん兵
竹森千人
廻飛呂男
沖田裕樹
市川刺身
佐野泰臣
神戸浩
菅登未男
井上依吏子
松田リマ
武内英樹監督の演出はまあまあだと思います。
全体的に典型的な日本映画になってます。
肝心の上級国民と下級国民の対比描写はありません。適当にお涙ちょうだいで処理されてます。
相変わらずショットサイズはデタラメです。
フルショット、ミディアムショット、クローズアップショットが適当に編集されています。このへんが典型的な日本映画です。
映画を撮るためにどうしても必要な脚本はあるけど絵コンテがないのか映画センスがないのでしょう。
元祖ぶっ飛び監督の増村保造監督作品を見てると全く物足りません。
もっとちゃんとぶっ飛びなさいと思える。
二階堂ふみは女っぽい男ではなく女の子にしか見えない。役作りは全くしていないのか。
小沢真珠がどこに出てるのかわからん。→海女さんでした。全くわからず。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 3/2.1ch
番組一覧
音声は5.1chです。日本映画なのに。
プロローグ
バレエのシーンから前口上が入ります。
この映画はフィクションであり実在の人物云々・・・
特に地名とはいっさい関係がない・・・
タイトル
スタッフの紹介
前説が入ります。
昔は武蔵の国だった。廃藩置県により分割された。
東京と神奈川はいいとこ取りですぐに独立した。
余ったとこが海無し県で埼玉県になった。
熊谷市にて。摂氏42度なのでとても暑い。
ニワトリの卵が転がす凝った仕掛けがあります。転がって目玉焼きになります。
暑いねとオッサンが登場。そんなに暑いのに何で日なたが直射日光にあたってる?もう突っ込みを入れたくなります。
卵だけでこれだけ創意工夫してる人には全く見えない。
最初からこれで大丈夫なのか。
スガワラ工務店の親子3人が登場。
ブラザートム 菅原好海
麻生久美子 菅原真紀
島崎遥香 菅原愛海
演出が悪いのか演技力がないのかこの3人の間には一片の愛情もない。
脚本や演出が悪くてもそれぞれの俳優のメソッド演技で何とかなるかもしれいないがそんなものがあるわけがない。
ミツビシのワンボックス軽自動車で移動になります。
これがミツビシ内製なのかスズキのOEMなのかはわからん。
普通はトヨタ・ハイエースだと思うがそこは巨大スポンサーに気を使うわけです。トヨタ様に失礼があってはならん・・・
映画の腕前はイマイチなのにスポンサーに媚びへつらう太鼓持ちは上手い。こまったものです。
娘の結納で東京に移動です。娘は憧れの東京で暮らせると盛り上がってる。
それはいいけど娘は後席の真ん中に座ってるけど2人乗りシートの真ん中に座ってはまずいだろ。映画優先か道交法優先なのかそれが問題だ。
相変わらずセリフは聞き取りづらい。
立派に日本映画の伝統を守ってます。守らなくてもいいのに。
せりふ回しが悪いのか?録音が悪いのか?こまったものです。
19XX年 東京 ディスコ全盛の頃です。
盛り上がってるとこで当局の手入れで埼玉県人をあぶり出す。
特殊装置で埼玉県人は識別され速攻でバレてます。
そんなわけでディスコは別な感じで盛り上がってます。
逃げた埼玉県人はあっさりと捕まって埼玉県に強制送還になります。
埼玉 川口にて。
ここには関所があります。荒川を挟んで東京と埼玉を区切ってます。
橋は新荒川大橋で道路は国道122号線です。ここは岩淵水門が見れます。
移動中の軽自動車にて。
クラリオンのカーラジオです。一体型でスピーカーまで一体でモノラルの1個のみ。
田んぼに『飛んで埼玉』出てタイトルとなります。
本編にて。
東京 白鳳堂学院にて。
ここは博報堂ならぬ白鳳堂でとなくハッキリと電通にして電通学園にしないとおかしい。ここでまた巨大スポンサーを仕切る電通に媚びへつらってる。こまったものです。
転校生の麻美麗が紹介されます。ベルサイユのばらから宝塚みたいな感じ。
それから壇ノ浦百美の東京に関する口上が入ります。
Aクラスの地名から始まって延々と続く。
Zクラスは埼玉でYクラスにあたる足立区や赤羽が出てこない。
足立区もアレだが北区ではなく地名の赤羽と出てくるのもたいがいです。
母音が同じなのでガザ地区と聞くと何故か足立区を連想してしまいます。銃弾は飛び交わないが同じような感じのとこだ。
いよいよ麻美麗と百美がご対面になります。
最初はそんなにいい感じにはなっていない。
肝心な男だけど美少女に見えるはずの百美がそこらへんのいる女生徒としか見えない。
それでも麻美麗を校舎を紹介してる百美。
取り巻きの女生徒4人ですがとても上流階級というか上級国民には見えない。それでは戯画化されてるというとそうでもない。単に貧乏臭いだけ。
校舎紹介でZ組の生徒が差別される描写が入ります。
差別する百美の足を引っかけて転ばせる麻美麗。そうなるとどうなる。
それはいいけど草を食えと言われてマジで草を食う描写を入れてます。
Z組もムダな直訴をしないで外出してドラッグストアで薬を買えばいいのに。それとも学園に軟禁されているのか?→あとになって普通に外出してる。
Z組の教室がセットです。
これがまた安く作ってあるのに妙にきれいな感じの典型的な日本映画になってます。こういう伝統はちゃんと引き継いでる。こまったものです。
きれいなセットに汚しを入れたくないのか?貧乏性で日本映画的です。
青山にて。百美の自宅です。
パパが東京都知事。ママは有閑マダム。
麻美麗を追い出してとおねだりする百美。しかし10億円の寄付をしてるのでダメ出しされています。
ここも上流階級ではなく戯画化されているわけでもない。ひたすら貧乏臭い。
TVニュースです。
群馬は秘境のニュースは一応伏線です。
ここには巨大なる魔神がいるようです。
麻美麗の自宅にて。
画面サイズが4:3のTVで父親からのビデオレターが届きます。
都知事になれと檄を飛ばす父親。白塗りでおなじみの麿赤兒が演じてます。相当歳がいってるはずなんですが白塗りなので昔から年齢不詳です。
東京都の予算規模はヨーロッパの一国並みなので自民党しか当選出来ないようになってます。そんなわけで箱物行政で役人と自民党の連中が中抜きに励んでるわけです。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
クラリオンのカーラジオの番組でこの本編を聞いてるという設定です。
ようやくわかった。
白鳳堂学院にて。
百美と麻美麗の勝負になってます。
まずはヒートアイランド対策を英語でやれという課題。
英語だけではなく他言語で難なくこなす麻美麗。
次はガラス瓶の空気の匂いを嗅いで地名を当てろとう課題。
ここも3つの地名を当てる麻美麗。
成り行きでキスになってる麻美麗と百美。それでどうなる。
青山の百美の自宅にて。
百美のパパに挨拶に来てる麻美麗。
ここを怪しい阿久津執事が麻美麗を監視してます。お前は埼玉だと見破られる。
伝説の男の話しになります。それぞれ埼玉と千葉にいた。
遊園地にて。
百美と麻美麗がデートしてます。
そんなとこに当局の埼玉アラートです。どうやら麻美麗の家政婦親子が埼玉県人とばれたようです。
家政婦をかばった麻美麗は踏み絵ならぬ踏み草加せんべいを強要される。
埼玉名物の草加せんべいを踏めない麻美麗。ピンチです。こういうシーンが妙に長いのが日本映画の悪い伝統なんですが忠実に引き継いでます。こまったものです。
そんなわけで埼玉県人だとバレてしまう麻美麗。それでどうなる。
何故か百美と逃避行になってます。
33分経過、このへんの印象ですがあまり面白くない。
理由は色々とあり過ぎてこまる。もうあとはどうでもいい。
どうせぶっ飛ぶならちゃんとやった方がいい。
増村保造監督のエロでぶっ飛びの『セックス・チェック 第二の性』(1968年)とか『音楽』(1972年)みたいにやんなさい。
→『音楽』(1972年)
時々TVニュースで群馬ネタが入ります。
川口博探検隊みたいな感じ。
池袋にて。
ここに潜伏してる麻美麗と百美。埼玉県と同じようなとこらしい。
移動プランの説明をする麻美麗。茨城を経由して埼玉に入る。
上野から常磐線で取手まで行くあとは徒歩で移動。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
時々このシーンが入る。暑苦しいオヤジを演じるのは存在そのものがうさん臭いブラザートムです。こいつは何者なんだ?。妙に扱いがいいので渡辺プロダクション系?
所沢にて。
ここは麻美麗の実家があるところです。
所沢といえば名前は色々と変わるが元は西武ドームです。
ドーム球場なのに外壁がなく雨が降れば観客は濡れ鼠になり。風通しがよ過ぎて春は寒く夏は暑く秋は寒い。冬は極寒になる。それでも西武系なのでマスコミは飼いならされていて悪くは言われない。
それはいいけど当局の手入れです。催涙弾が撃ち込まれて父親は捕まってます。
常磐線で移動中の麻美麗と百美。
何で千葉から埼玉に行かないのか?と突っ込む百美。
それは埼玉と千葉は不仲だからと説明する麻美麗。千葉に捕まるとピーナッツで拷問されると聞いて恐れおののく百美。
成り行きでキスになると思ったら突然電車が停止します。ヌーの大群が鉄道を横断してるからです。大群なので1日はかかるとか。
荷車で移動中の麻美麗と百美。
ちゃんとナンバープレートが付いてます。野田ナンバーです。野田は醤油で有名なキッコーマンの企業城下町です。これは現実の話しだ。
海の無い埼玉県人は大洗まで地下トンネルを掘って海水を手に入れようとしていた。
それはいいけど実は千葉県は本州と陸続きではないとか。川で区切られいてるらしい。厳密にいえば島になります。
いきなり千葉解放戦線に捕まる麻美麗と百美。
阿久津執事は実は千葉解放戦線のリーダーでした。そうなの?
九十九里の千葉解放戦線アジトにて。
海女2人がいます。ところで千葉県に海女がいるのか?知らなかった。
小沢真珠 千葉解放戦線員 浜野さざえ
中原翔子 千葉解放戦線員 浜野あわび
千葉解放戦線は東京同化作戦を進行中。
肝心の東京ディズニーランドの名前は出てこない。名前の使用料が高かったのかとネタ扱いを嫌われたかは不明。
千葉だけではないけどシャコタンにハの字タイヤの珍走団のクルマがあります。
このクルマは千葉だけではく埼玉、茨城、栃木、群馬、足立区、赤羽にもいる。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
夫婦げんかになってます。埼玉県人とオヤジと千葉県人のママが口論になる。
九十九里の千葉解放戦線アジトにて。
警視庁のパトカーが来て麻美麗を連行しようとする。
そんなところに白馬とバイク2台が突撃してきます。伝説の埼玉デュークが助けに来た。
バイクを1台使わせてもらい2人乗りで逃げる麻美麗と百美。
春日部にて。
ここに流れてきた麻美麗と百美。
白馬に乗っていたのが伝説の埼玉デューク。ご対面になってます。
その昔埼玉デュークはエンペラー千葉と死闘を繰り広げていた。
で、都知事は闇手形を乱発して私腹を肥やしてる。ため込んだ金塊をどこかに隠している。金塊を見つければ解放の資金になり都知事も失脚する。そんな感じ。
手形制度を撤廃させるのが目的の埼玉解放戦線。
東京同化政策で上手くやってた千葉解放戦線。
不仲なのは当然というわけです。
突然倒れる百美。伝染病サイタマラリアにかかったようです。これは大変。
埼玉には医者がいない。祈祷師はいるけど。
しょうがないので埼玉デュークの馬に乗せて東京まで運ぶ段取りになります。
春日部からなので草加バイパスの国道4号線だ。
麻美麗は金塊探しに行くようです。
相変わらずセリフ回しなのか録音が悪いのかセリフの聞き取りづらい。
もしかしたら麻美麗役のGACKTに合わせたセリフ設定になってるのかも。
東京都庁にて。
知事から叱責される阿久津執事。
で、千葉を昇格させるから阿久津を手なずけ懐柔しようとする知事。
埼玉デューク一味を片づけろと命じます。
草加にて。
馬で移動中の埼玉デュークは待ち伏せの鉄砲隊から撃たれてしまう。
小銃は何だかわからん。火縄銃ではないみたい。
いきなりシーンが変わってます。
捕まったる麻美麗は阿久津からキスをされる。
これは百美の夢オチでした。
百美の自宅にて。
ここに戻ってる百美。サイタマラリアも治ってる。
春日部にて。
麻美麗はここにいました。
埼玉デュークが暗殺されたと知らせが入ります。これは大変。
池袋の埼玉解放戦線は当局の手入れが一網打尽になった知らせも入る。当局が仕掛けた海の音や匂い等を駆使する埼玉ホイホイでやられた。
そんなわけで志気は落ちてます。
麻美麗の実家からビデオレターです。
お前の本当の父親は私ではなく埼玉デュークだと衝撃の展開になります。
埼玉デュークは育ての父親の弟だ。これまでの父親は伯父さんなのか。
そんなわけで麻美麗は埼玉デュークの後を継ぐようです。
千葉解放戦線と決戦になる。
百美の自宅にて。
その頃百美は家捜ししてます。金塊の隠し場所の手がかりを探す。
父親が絶えず持っていたくるみの置物に目が行く。
くるみを箱の中のくぼみに合わせると本棚の隠し扉が開いて秘密の部屋が現れる。
赤城山赤城神社の地図があります。
春日部にて。
ミーティングになってますが志気は下がってる。
仲間割れにもなってます。浦和と大宮が口論になる。止めるのが与野ですが止まらない。
ムダに広い川口は鳩ケ谷を吸収合併してまたムダに広くなってます。この調子で戸田も吸収合併となればいいが。戸田には賭博場の戸田ボートがあって資金源があるので独立を守ってます。
ここで麻美麗は演説をして仲間割れをまとめて志気を上げようとする。
何故かZ組の生徒が来てお涙ちょうだいの話しを始める。何故か感動してる仲間割れの面々。
これでまとまって志気が上がってるけど根本的に間違ってます。情に流されて正常な判断も戦略も戦術もない。こまったものです。
それはともかく流山の川にかかる橋で決戦になるようです。
流山橋にて。
大勢が川を挟んで睨み合いになってます。
群馬の県境にて。
その頃百美を地図を頼りに金塊捜索をやっていた。
県境にはこの先危険立入り禁止の標識があります。命の保証はないらしい。
群馬サファリパーク状態を進む百美。アッサリと群馬原住民に捕まってます。
千葉解放戦線のアジトにて。
阿久津のとこに何者かが来てる。誰だかわからん。
流山橋にて。
大勢が川を挟んで睨み合いになってます。
人数では劣勢の千葉解放戦線は巨大プラカードを上げる。
どうやら地元の有名人対決になるようです。
何だか微妙な感じの有名人が大勢出ています。誰なんだ?というのが多い。
それでも千葉には市原悦子がいて一挙に優勢になってます。これはビックリ。
Special Thanks(写真出演)
YOSHIKI(千葉県出身)
高見沢俊彦(埼玉県出身)
真木よう子(千葉県出身)
桐谷美玲(千葉県出身)
反町隆史(埼玉県出身)
竹野内豊(東京都出身・埼玉県育ち)
小倉優子(千葉県出身)
小島よしお(沖縄県出身・千葉県育ち)
市原悦子(千葉県出身)
阿久津学 / エンペラー千葉:JAGUAR(千葉県出身)
アキラ100%(埼玉県出身)
東京都庁にて。
神奈川県知事が面会に来てます。神奈川は東京といい関係です。
神奈川県知事役の竹中直人は相変わらずのくどい演技です。もういいって。ちゃんと演技指導出来る監督がいないのか。
流山橋にて。
一応白兵戦になるようです。珍走団のバイクやクルマ。ダンプカーもいる。
トラック運転手の運送会社の人が言ってましたがトラック運転手とダンプカー運転手は人種が違うレベルで全く違うとのことです。
東京都庁にて。
百美が来て金塊を見つけたと言い出す。これはビックリの都知事の父親。
群馬で捕まった百美ですが秘境仕事の勤務時間が終わったので解放されていた。
そんな感じで責任者のオッサンと交渉して金塊に隠し場所にたどり着いた百美。
TVの群馬秘境ニュースは金塊の隠し場所をカモフラージュするためだったのです。
都知事は開き直る。
そんなとこにTVニュースで亀有に解放戦線が攻め込んでると放映される。
どうやら埼玉だけではなく千葉も入って共同戦線になってます。
日本映画では精いっぱいなモブシーンやアクションシーンが入ります。
モブシーンはクローズアップとCGIで何とかしてる。
ボロボロのスーパーカブ2台が転倒して激突する。これが唯一のアクションシーン。
当局は放水してます。これもアクションシーン。
千葉には魚市場があるのでターレットトラックも出てます。もちろんようやく借りた虎の子のターレットトラックなのでクラッシュシーンはありません。もしクラッシュしたらマジでヤクザも普通に殺せる漁師の包丁さばきで刺し身にされます。
ターレットトラック2台にそれぞれ乗って突撃する麻美麗と阿久津。
格闘アクションもそれなりに入ってます。
阿久津がここは俺にまかせてお前が行ってくれと相変わらずというかおなじみのシーンをやってます。もういいって。
突撃する麻美麗。
百美に土下座して都知事の父親。
都庁前で決戦になってます。
モブシーンが適当でグダグダな感じ。
そんな感じでカットバックで色々と入る。
都庁のバルコニーに出た百美は告発ビラをまき散らす。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
ラジオを聞いて感動しています。
そんなこんなで都知事は捕まったみたい。
埼玉デュークですが生きていました。そうなの?
埼玉と千葉の共同戦線をリードしたのも埼玉デュークのお手柄だったわけです。
金塊は群馬県にあったと阿久津に知らせたわけです。金塊が資金源になるのでそれでまとまったようです。
そんな感じで見ててとてもわかりにくい構成演出になってます。
それで結末はどうなる?
麻美麗と百美。キスになるのかと思ったらそうでもない。
鳩が飛んできてキスが中断してる。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
結納のホテルに到着します。
ニッサンのSUVで来た婚約者もカーラジオで番組を聞いて感動してます。
そんなわけで春日部に住もうと言い出して娘が困惑してる。
都庁前にて。
2人のリーダー。麻美麗と阿久津は一応逮捕されるようです。
埼玉デュークから分厚い資料バインダーを渡される百美。『日本埼玉化計画』
埼玉はモール天国。あちこちに大きなモールがある。これが全国に広がる。
モールは店賃が高過ぎで商品や料金が高い。店も客ももたないのが難です。
1店あたりが狭いけど店賃がそれなりと思われる中野ブロードウェイ方式で出来ないのか?と思える。
モールの他にもしまむらとか色々とある埼玉。ガリガリ君は赤城乳業なのでは。
池袋が埼玉と言ってますが池袋は外国人街でしょう。
何だかんだで結局埼玉を差別してるのは変わらない。こまったものです。
日本映画なのでこんなものです。自民党とスポンサーへの媚びへつらいの太鼓持ちだけ。
ラジオ番組ですが埼玉に送信塔がある文化放送ではなかった。
FM放送のNACK5です。もちろん埼玉の放送局。
軽自動車で移動中のスガワラ工務店の親子3人。
帰り道になってます。
最後になって山田うどんの店が見えてます。まずくもなくうまくもないうどん。おそらく小学校の給食に出たうどんを思い出させる埼玉では有名なチェーン店です。
数年後。
有名な巨大地下貯水槽で元埼玉解放戦線の派手なセレモニーとなります。
『世界埼玉化計画』が発表される。
エンドとなります。
後タイトル
スクロールする
キャスト
二階堂ふみ 壇ノ浦百美
GACKT 麻実麗
伊勢谷友介 阿久津翔
ブラザートム 菅原好海
麻生久美子 菅原真紀
島崎遥香 菅原愛海
成田凌 (友情出演) 婚約者の五十嵐春翔
加藤諒 下川信男
益若つばさ おかよ
鈴木勝大
福山翔大
岡山天音
間宮祥太朗 ディスコの埼玉県青年
他のキャスト
中尾彬 壇ノ浦建造
武田久美子 壇ノ浦恵子
麿赤兒 西園寺宗十郎
竹中直人 神奈川県知事
京本政樹 埼玉デューク
スタッフの紹介
そんなわけで日本映画の悪いとこが出てけどよい作品でした。
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