『ニンジャリアン』(1979年)
この作品は、グレイドン・クラーク監督、ジャック・パランス、マーティン・ランドー、タラ・ナッター、クリストファー・S・ネルソン主演の謎のエイリアンB級SFようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1979年 Greydon Clark production/Heritage Enterprises アメリカ作品
ランニング・タイム◆96分
原題◆Without Warning
プロット◆エイリアンに狩りの標的にされる話しのようです。
音楽◆ダン・ワイマン
キャスト
ジャック・パランス→ガソリンスタンドのテイラー
マーティン・ランドー→PTSDの軍曹
キャメロン・ミッチェル→キャンピングカーのハンター
ネヴィル・ブランド→カントリバーの酔っ払いレオ
ラルフ・ミーカー→カントリバーの客らしい
タラ・ナッター→三つ編みおさげのサンディ
クリストファー・S・ネルソン→サンディのボーイフレンド グレッグ
リン・スール→サンディの知人ベス
デビッド・カルーソ→ベスのボーイフレンド トム
ラリー・ストーチ→ボーイスカウトの隊長
スー・アン・ランドン→カントリーバーのアギー
ダービー・ヒントン→ハンターの息子 ランディ
グレイドン・クラーク監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のB級SFになってます。
ベテランのキャストは豪華です。
ジャック・パランスとマーティン・ランドーは出番も多くまじめにやってます。
ネヴィル・ブランドは出番は少なくカントリーバーで飲んでるだけ。
他にキャメロン・ミッチェルやラルフ・ミーカーも出てます。
RUNコーポレーション/10000BASE-TO発売のDVDにて。
画質はまあまあ。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはワイド。上下左右黒味なし。フルスクリーン
音声は Dolby Digital 2.0ch
著作権のアラート
Heritage Enterprises présents
A Greydon Clark production
Jack Palance ... Joe Taylor
Martin Landau ... Fred 'Sarge' Dobbs
Tarah Nutter ... Sandy
Christopher S. Nelson ... Greg
Cameron Mitchell ... Hunter
Without Warning
『ニンジャリアン』
co-starring
Neville Brand ... Leo
Sue Ane Langdon ... Aggy
Ralph Meeker ... Dave
Larry Storch ... Scoutmaster
with
Lynn Theel ... Beth
David Caruso ... Tom
Kevin Peter Hall ... The Alien (as Kevin Hall)
Darby Hinton ... Randy
スタッフの紹介
タイトルバックは森の中を主観ショットです。意味ありげに動いてます。
猟銃を持ったハンターが登場。オッサンです。
キャンピングカーに来てランディと呼んでる。ランディは寝てる。
→ 1974 Winnebago Chieftain
会話からわかりますが親子です。狩りで息子を男らしくしてやる意気込むオッサン。
叩き起こされランディは川の水が変だというがオッサンは聞いてない。
親子で狩りになってます。
オッサンは意気込んでるがランディはショットガンの実包を抜いてたりする。
そんなとこに円盤状の小さな物が飛んでオッサンの首筋に張り付く。
張り付いたら触手を伸ばして体内に入り込む。これでオッサンは退場となります。
ランディも同じようにやられたみたい。
シーンは変わって町にて。
女の子2人が登場。サンディとベス。
男2人がクルマで来ています。黄色いワンボックスバンです。グレッグとトム。
→ 1968 Chevrolet Chevy Van
トムを演じてるのがデビッド・カルーソーです。
ボロボロの黄色いワンボックスバンで出かけます。
GSにて。テイラーGAS
動物の死体がぶら下がってます。誰もいない。
サンディとベスはトイレに行きます。女子トイレは閉まってる。
しょうがないで男子トイレに入る。すると壁に『チャンスも助けもなく逃げられない』と落書きがあります。
オッサンが登場。マーティン・ランドー扮する軍曹です。
ここは男子用だと普通に登場する軍曹。
グレッグとトムは事務所が閉まってるので勝手にガソリンを入れてます。
サンディとベスが戻ってお金は払いましょうと事務所に入る。誰もいない。
また違うオッサンが登場。ジャック・パランス扮するテイラーです。
テイラーは湖にはいってはいかんと警告する。
狩りはスボーツ云々でサンディと議論になってるテイラー。
そんなこんなで湖には行きませんと言って事務所を出る4人。ん
川辺にて。
ボーイスカウトの1団が登場。
オッサンと隊長と少年達。方位磁石が役に立たない描写が入る。
それから少年たちに石拾いをやらせてそのへんを見回る隊長。
キャンピングカーにて。
ここにたどり着いてる隊長。誰かいますかと聞く。
何やら異音がしてます。隊長はそのへん探し回る。
猟銃が落ちてます。タバコを吸おうとしてライターがないので火打ち石を使って火をつけようとする。
そんなとこにあの円盤状のものが飛んで来て隊長に張り付く。
これで隊長は退場となります。
少年達に何がが迫る。
ビックリした少年たちは逃げてます。肝心の何かは見えない。無事に逃げたみたい。
そんなところに黄色いワンボックスバンが接近して湖に到着する。
怪しげな主観ショットが入ります。
湖でひと泳ぎの4人。
それからグレッグとサンディはそのへんを歩き回る。
残ったトムとベスはキスから本格的にセックスになってるはず。
グレッグとサンディは高い場所に出てグレッグがラジカセで珍しいラジオ局を受信しようとするが上手くいかない。すぐに戻ります。
湖にて。
グレッグとサンディが戻ったがトムとベスはいない。
クルマ内がやってるんだろうとなるがいない。
しょうがないのでトムとベスを探すグレッグとサンディ。
森を歩き回るグレッグとサンディ。トムとベスはいない。
サンディが落とし穴に落ちる。怪我はなく出ています。
小屋があります。水道局と表示されてる。
中に入る死体が吊るされています。これはビックリのグレッグとサンディ。
ハンター親子、ボーイスカウトの隊長、それにトムとベスの死体があった。
ここから逃げるグレッグはサンディ。
もう日が暮れています。まだ森を移動中グレッグとサンディ。
ようやくワンボックスバンにたどり着く。しかし肝心のキーがありません。
そんなとこに小型円盤がフロントウィンドウに張り付く。
サイドドアが開けられそうになってます。これは大変。
必死こいてキーを探したら基本的にサンバイザーに挟まっていました。
今度はエンジンがかからん。焦りまくるグレッグ。
ようやくエンジンがかかって脱出となります。
走行中のワンボックスバンにて。
変な円盤はフロントウィンドウに張り付いたままです。
サンディがワイパーを動かせばというので動かしたらあっさりと取れてます。
カントリーバーにて。
ここにたどり着くワンポックスバン。
サンディを残してグレッグが通報しに中に入る。
店内には客がいます。
ネヴィル・ブランドが酒飲み役レオで出ています。これは大変。
グレッグが警察を呼んでくださいとお願いするが誰も本気にしない。
レオはまずは落ち着いて説明してくれと意外とまともです。
ワンポックスバンにて。
何だか怪しいのでクルマから出てサンディは森に逃げる。そっちの方が危険なのでは。
いきなりテイラーが出てきてビックリのサンディ。
カントリーバーにて。
なかなか話しが通じないグレッグ。軍曹が呼ばれてます。
軍曹はマーティン・ランドーが演じてます。軍隊上がりの重症のPTSDといった感じ。
しかし軍曹はグレッグの話しを肯定してます。
サンディにも話しをさせようとワンボックスバンに行くとサンディはいない。
また焦りまくりのグレッグ。
カントリーバーのママさんアギーが軍曹はおかしいのよとグレッグに教える。
軍曹はリボルバーを持っててやる気満々。これも大変。
アギーはようやく警察に電話してます。
保安官が来る。それとボーイスカウトの少年達が発見されたことを伝える。
そんなとこにテイラーがサンディを抱っこして運んで来ます。
小屋の死体の話題になります。
と思ったら灯りが消える。また停電なのとランプを点けるアギー。
何だか音が聞こえて来ます。
このへんでマーティン・ランドー、ネヴィル・ブランド、ジャック・パランスがワンショットで収まるシーンがあります。この作品1番の見どころです。
他の客でラルフ・ミーカーもいたようです。
キャメロン・ミッチェルはハンターのオッサンなのでもう退場してます。
アギーが軍曹にその話しが本当なら何でCIAや軍隊が来ないと突っ込む。
テイラーは小屋の話しを聞きたがってます。
もめてるとこに誰かが来ます。保安官でした。
しかし軍曹がリボルバーで保安官を撃って大騒ぎになります。
とりあえず救急車を呼んでます。死んではいないらしい。
言い訳する軍曹ですが話しがそれて全部グレッグのせいだとなってます。
リボルバーをグレッグに向ける軍曹。これは大変。
ここはテイラーが軍曹を説得しつつタックルしてリボルバーを取り上げる。
テイラーはレオにリボルバーを渡して軍曹を見張らせグレッグとサンディを連れて行く。
外に出たとこ柱に円盤状のものが張り付いてます。
テイラーはナイフで切り裂いてから剥がしてポケットに入れてる。
テイラーはグレッグとサンディに小屋に案内しろと無理を言う。
グレッグとサンディは当然警察に行くと主張する。
で、これ以上死人が出たらどうすると説得されて案内することになる。
テイラーのトラックで移動となります。
→ Chevrolet C-10 Custom
救急車が来て保安官が収容されてます。死んではいない。
『チャンスも助けもなく逃げられない』と呟く軍曹。いよいよおかしくなってます。
テイラーのGSにて。
ここに到着してテイラーは円盤状のものを瓶詰めにしてます。
サンディは小屋には行きたくない。そんな感じでグレッグと揉めてるとこにテイラーが来てしまう。
またトラックで移動です。
トラックで移動にて。
腕の傷跡を見せるテイラー。あれにやられたとのこと。
小屋にて。
近くに来てるテイラー、グレッグとサンディ。
そこにいる気かと言われてトラックから出てるグレッグとサンディ。
少し歩いて小屋付近に来てます。
落とし穴は軍曹が掘ったと説明するテイラー。
グレッグとサンディを置いてテイラーだけが小屋に入る。
死体を確認しただけで出ているテイラー。それでどうする。
ここは奴らの食糧貯蔵庫なんだとテイラー。ここで待ち伏せをする。
そんなとこにあの円盤状のものが飛んで来ます。テイラーの太ももに張り付く。
テイラーは俺を置いて逃げろと言う。言うことを聞いて逃げるグレッグとサンディ。
そのグレッグとサンディにも円盤状のものが飛んで来ます。外れました。
倒れたままのテイラー。
ナイフが桃に付いた円盤状のものを取ってます。これが痛そう。
それから止血してます。
徒歩で逃げてたグレッグとサンディ。
道路に出ています。クルマを止めようとするか1台目は行ってしまった。
これはダットサンZカーみたい→ 1979 Datsun 280ZX 2+2 GL [S130]
2台目のクルマはパトカーです。これで助かったとなるグレッグはとンディ。
→ 1975 Plymouth Fury
パトカーの後席に入るグレッグはとサンディ。必死こいて事情説明をする。
しかし運転手は軍曹だったりします。このパトカーは軍曹の私物なのか?
テイラーのGSにて。
自力で戻ってるテイラー。トラックがあったので戻れたようです。
ダイナマイト、点火スイッチ、ケーブル等を出してトラックに積み込む
パトカーにて。
軍曹、グレッグとサンディ。
必死こいて軍曹を説得してるグレッグとサンディ。
小屋付近にて。
テイラーがトラックで来てます。
パトカーにて。
あいかわらずおかしな感じの軍曹。どこへ行く。
小屋付近にて。
一生懸命ダイナマイト等を運んでるテイラー。
パトカーは湖付近に到着してます。
グレッグとサンディに話せと命令する軍曹。
侵略軍の作戦を話せと言われて適当に話をでっち上げるグレッグ。
地球を7等分して、1番大事なアメリカをどうする?となってる
そんなとこで隙を見て逃げるグレッグとサンディ。
軍曹はリボルバーを撃ってますが当たらない。
しょうがないのでパトカーに戻る軍曹。
また道路に出てるグレッグとサンディ。
大丈夫なのかと思ったらやはりまたパトカーで追われます。
橋の上から川に飛び込むグレッグとサンディ。
ようやく岸に上がってるグレッグとサンディ。
軍曹の追跡からは逃れたようです。徒歩で移動となります。
山中の一軒家にて。
ここにたどり着くグレッグとサンディ。
まずはノックして反応がないのでガラスを割って侵入してます。
灯りは点きます。電気は来てるらしい。いきなり猫が出てビックリの小ネタが入る。
誰かの別荘だろうと推測するグレッグ。電話はないようです。
クローゼットには着替えがあります。着替えるグレッグとサンディ。
その頃外から主観ショットが接近してます。灯りが点いてるので目立ってるし。
サンディはオルゴールの箱を開けてベスを思い出して泣いてる。
ベッドにサンディを休ませてキッチンに行くグレッグ。
キッチンで古い牛乳を捨ててるグレッグ。コーヒーを淹れようとする。
そんなとこに何やら迫ってます。
ここでサンディが呼ぶので行くグレッグ。
怪物がいたと訴えるサンディ。気のせいだとグレッグ。
しかし何やら音がしています。2人で見に行くことになります。
グレッグは声をかけながら探してます。結局いない。
キッチンでは水道で出っ放し。グレッグは止めたはず。
クローゼットの灯りが点きっぱなし。サンディはよく覚えていない。
そんな感じで怪しい感じです。
サンディはまたベッドで休む。
グレッグは書斎の安楽椅子でコーヒーを飲む。机にはタイプライターがあります。
→ MacBook Air は完璧な多機能日本語タイプライターです。自分が使っててそんなことを思いついた。
またグレッグを呼んでるサンディ。返事はない。
書斎に行くサンディ。安楽椅子にグレッグが座ってるが背中越しで顔が見えない。
グレッグの顔を見るとあの円盤が張り付いていました。手遅れみたい。
悲鳴をあげるサンディ。いきなりエイリアンも登場してます。これはビックリ。
とにかく逃げるサンディ。
2階から降りて外に逃げると見せかけて1階の物置に隠れる。
窓越しにエイリアンが通り過ぎる。
ホッとしたと思ったらいきなりエイリアンが窓を割って手を突っ込む。
サンディは狭い物入れのような部屋に逃げ込む。
エイリアンがドアを破ろうとしてます。ここで外の窓からテイラーが銃で撃ちまくる。
窓から外に脱出するサンディ。
テイラーは小屋に行くと主張する。
サンディは警察に行きたいのでどうして小屋なのと聞いてる。
小屋に行けば戦えると説明するテイラー。それからあのエイリアンは侵略ではなくスポーツで人間狩りをやってると説明してます。
逆にエイリアンを狩ってやると意気込むテイラー。
小屋付近にて。
爆破スイッチのとこに来てるテイラーとサンディ。
ダイナマイトを仕掛けたとテイラー。待ち伏せをしてスイッチを入れて爆破する。そんな段取り。
ハンターは獲物を隠した場所に必ず戻ってくるとなってます。
それはいいけど2人の後ろには軍曹がいたりします。これはビックリ。
また『チャンスも助けもなく逃げられない』と呟く軍曹。
テイラーがタックルして取っ組み合いになってます。
サンディはその辺の木の枝で加勢しようとする。
そんなとこで小屋の前にエイリアンがいたりします。これはビックリ。
隠れて待ち伏せする計画が大立ち回り中で目立ってしまい大失敗です。
エイリアンから注目されて3人は固まってします。
軍曹はエイリアンに接近する。
テイラーは爆破スイッチに行く。一応軍曹にエイリアンに近づくなと警告してます。
それでも軍曹はエイリアンに接近してる。
エイリアンは例の円盤を軍曹に投げてます。これで軍曹は退場となります。
サンディがテイラーに銃で撃ってとお願いしてる。
テイラーが撃ちます。エイリアンの肩に当たり何やら体液が噴出する。これはエイリアンが自分で止めてる。
また円盤を投げてくるエイリアン。
テイラーの肩に付くがナイフで剥がしてとるテイラー。
今度は背中に円盤が付いてしまう。これは自分は取りにくい。
サンディが取ろうとするが上手くいかない。
テイラーは自分が囮になるから君がスイッチを押してくれと言って突撃する。
小屋に入ってエイリアンをおびき寄せるテイラー。
爆破スイッチを押すサンディ。大爆発とならない。どうやらケーブルが外れていた。
そんなわけであわててケーブルを接続するサンディ。
やり直しの爆破スイッチを押すサンディ。大爆発となります。
炎上する小屋周辺。これでエイリアンはやられたようです。
犠牲になったテイラー。泣いてるサンディ。
黒味になって後説が入ります。
宇宙の生物は我々だけか?
そこには無数の星があるのに我々だけと思うのか。
その答えは我々だけじゅない・・・
エンドとなります。
スクロールする後タイトル
キャスト
スタッフ
そんなわけで普通のB級SFのよい作品でした。
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