『コフィ』(1973年)
この作品は、ジャック・ヒル監督、パム・グリア主演の復讐アクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1973年 MGM/American International Pictures (AIP) アメリカ作品
ランニング・タイム◆90分
原題◆Coffy
プロット◆妹をヤク中にされて復讐をする話しのようです。
音楽◆ロイ・エアーズ
キャスト
パム・グリア→ナースのコフィ
ブルッカー・T・ブラッドショウ→議員候補のハワード
ウィリアム・エリオット→警官のカーター
ロバート・ドクィ→麻薬ディーラーのキング・ジョージ
リンダ・ヘインズ→売春婦のメグ
ボブ・マイナー→運転手のスタンズ
アラン・アーバス→大物のヴィトローニ
シド・ヘイグ→スキンヘッドの子分オマー
レイ・ヤング→白人の子分ジェイク
ジョン・ペラク→変なメガネの子分アレバ
バリー・ケーヒル→運転手の警官マック
リー・デブロー→警官のニック
ルーベン・モレノ→局長代理のルーベン
カレン・ウィリアムズ→妹のルベール
キャロル・ロカテル→顔に傷のプリシラ (as Carol Lawson)
ディー・セント・ラモント→プリシラの彼氏ハリエット
モリス・ブキャナン→プロローグのボス シュガーマン
ムワコ・クムブカ→シュガーマンの子分グローバー
ジャック・ヒル監督の演出はよいと思います。
全体的に1970年代のアクションになってます。とにかくパム・グリアが美人。
角川書店発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味なし。フルスクリーン。
音声は Dolby Digital 2.0ch
著作権のアラート
KADOKAWA pictures
MGM
プロローグ
ディスコにて。
手下がボスにいい女がいると知らせにくる。
いいところなので文句タラタラのボスはクルマを見にいく。
外のクルマにて。
クルマで待っているのがパム・グリア扮するコフィです。
ボスは気に入ってクルマを出させる。行き先はコフィの自宅アパート。
あなたは麻薬ディーラーでしょうと言ってるコフィ。
俺は大物だぜとボス。小物感があっていい感じ。
Coffy
starring
Pam Grier Coffy
Booker Bradshaw Howard Brunswick
co-starring
Robert DoQui King George
William Elliott Carter
and
Allan Arbus
as Arturo Vitroni
featuring
Barry Cahill McHenry
Lee de Broux Nick
Ruben Moreno Ramos
Lisa Farringer Jeri
Carol Locatell Priscilla (as Carol Lawson)
Ray Young Jake
and
Sid Haig
as Omar
スタッフの紹介
タイトルバックには歌が入ってます。
コフィの自宅アパートにて。
ボスの相手をしてるコフィ。子分は自分でヤクを打ってる。
子分はグローバー、ボスはシュガーマン、ようやくわかった。
いきなりソードオフした水平2連ショットガンでシュガーマンを撃つコフィ。
シュガーマンの頭は吹っ飛ぶ。
私はルベールの姉コフィと名乗る。
子分のグローバーには強力なヤクを打ってます。これで死ぬようです。
病院にて。
どうやらコフィはナースだったようです。
さすがに精神状態が普通ではなく手術の助手から外される。
警官のマック、相棒のカーターが登場。
医者の先生に挨拶をしてます。
コフィは警官のカーターとは知り合いで話し込む。
ジャンキーが麻薬ディーラーのボスを撃った話しをするカーター。
新しい組織の仕業だと勘違いしてるカーター。まさか目の前のコフィがやったとはわからん。
コフィをデートに誘うカーター。コフィにボーイフレンドがいると知ってる。
青少年リハビリセンターにて。
ここに来てるコフィとカーター。
妹ルベールを見舞うコフィ。付き合ってるカーター。
クルマで移動中のコフィとカーター。
妹は1年前からヤク中だっだ。仕送りは全部ヤクになってた。
カーターは敵討ちしても意味はないよと諭す。
コフィの自宅アパート付近にて。
カーターがコフィを送ってくるとリムジンが待っていました。
文句が言いたそうなカーターですが帰ります。
ブランズウィック様とか言ってる運転手。
ハワード・ブランズウィック下院議員候補がコフィのボーイフレンドです。
ストリップバーにて。
ハワードとオッサンが登場。オッサンは局長代理のルーベン。
カメラを持ったホステスが客の記念写真を撮ります。
客の片方だけサングラスのメガネのの男が何かやりそうな感じ。
カメラホステスの控え室にて。
ここに押し入るメガネ男。撮ったばかりのフィルムを寄こせと脅迫する。
弾みでおっぱいを出してるカメラホステス。とんだ迷惑でした。
注意して撮れと捨てセリフのメガネ男。
ハワードの別荘にて。
コフィとハワードのセックスシーンです。
ショットガンを撃ったことや妹のフラッシュバックが入るコフィ。
これから夜勤なのよとコフィ。
1週間の休みが取れるから旅行に行きましょうとコフィ。ハワードは選挙運動で忙しいから無理。選挙後ならいいと言ってる。
それから画面外ですがフェラチオをしてるらしい。
クルマで移動中のコフィ。マスタングです。
→ 1968 Ford Mustang
妹のことを思い出してるコフィ。
病院の駐車場にて。
クルマを止めたコフィに白人の男が強引に迫ってきます。
ここはカーターが来て男を追っ払う。
カーターの自宅アパートにて。
コーヒーを飲んでるコフィとカーター。
カーターに同僚のマックから電話です。儲け話を断るカーター。
公衆電話にて。
マック警官がカーターはダメだと知らせる。そうなると。
カーターの自宅アパートにて。
金儲けの話を断ったと説明するカーター。賄賂のことだ。
ヴィトローニが黒幕。それに麻薬ディーラーのキング・ジョージ。
そんなとこでいきなりドアが破られて男2人が殴り込んでくる。
袋叩きになってるカーター。シャレにならないくらいやられてる。
コフィも殴られてる。男の1人が強姦だとおっぱいを出せさる。
ここは相棒に早く逃げろと言われて逃げてしまった。
病院にて。
重症のカーターは入院してます。
植物状態になるかもしれないと医者からそう言われてるコフィ。
廊下に出てるコフィ。そんなとこに警官3人が見舞いに来てます。
プリシラの自宅を訪ねてるコフィ。そのへんの男に聞いてます。
プリシラの自宅にて。
ここに入るコフィ。元患者プリシラの顔の手術の助手をしていたコフィ。
色々と聴き込むコフィ。キング・ジョージのこと。ヴィトローニのこと。
ヴィトローニのセックスの好みのことを聞きます。サドで野性的なのが好み。
キング・ジョージは麻薬をどこに隠してあるかも聞くとプリシラは殺されるからそれは言えないとなる。それから激昂するプリシラ。
そんなわけでナイフのプリシラと割ったビンのコフィの戦いになる。
アッサリとプリシラを制圧して口を割らせようするコフィ。
キング・ジョージは暖炉の灰の下に隠すと吐くプリシラ。
そんなとこにプリシラの彼氏ハリエットがやってきます。
どうやらレズ友らしい。色々とある。
このハリエットはたくましい体格をしてます。格闘アクションは不利です。
そんなわけでここは逃げを打つコフィ。
あとはプリシラとハリエットの痴話喧嘩になってます。
リムジンの登場から歌が入ってます。
→ 1961 Cadillac Fleetwood 75
黄色い服のキング・ジョージ。
プールにて。
ビキニ姿で寝そべりキング・ジョージとコンタクトするコフィ。
何しろ美人なのですぐにコンタクト出来る。
キング・ジョージのアジトにて。売春婦の事務所です。
そんなわけで売春婦が多数待機してます。電話で注文を受ける担当もいます。
ジェイは白人、ブロンド。背中に傷があるがフェラチオだけなので出動する。
シンディは白人、ブルネット。
そんなとこにキング・ジョージがコフィを連れて来ます。
新人を紹介するとコフィが紹介されます。源氏名はミスティーク。
キング・ジョージですが情婦の売春婦メグが早く戻っててもめます。
とりあえずメグにコフィを紹介するキング・ジョージ。
彼女を調べると言うと当然何を調べる?と突っ込まれる。そりゃ言われる。
仕事だとメグを追っ払うキング・ジョージ。
そんな感じでキング・ジョージの相手をするコフィ。ちゃんとヌードになってる。
それで暖炉を映してます。セックスを暗示する典型的描写ですが、ここには麻薬が隠されているんです。
パーティにて。
背は低いヴィトローニが子分を連れて来てます。
キング・ジョージの子分スタッグスがヴィトローニのスキンヘッドの子分に絡まれてます。
新入りのコフィはメグから意地悪されて酒をぶちまけられる。
コフィはパーティから席を外す。
この隙にコフィは暖炉の下の麻薬を取り出し砂糖とすり替える。
それから髪の毛に何か隠してます。何だかわからん。
パーティに戻ったコフィを酒をかけたメグにサラダボウルのサラダをぶちまける。
そんな感じでキャットファイトのバトルロイヤルになってます。
ヴィトローニには受けている。キング・ジョージは渋い顔。
で、白人の子分がヴィトローニに何か言ってます。
コフィの自宅アパートにて。
リボルバーをぬいぐるみに隠してるコフィ。
それで歌が入ります。
ボーイフレンドのハワードに電話するが出ない。
リムジンで移動中のコフィ。
ヴィトローニの自宅に着きます。
あの白人の子分とスキンヘッドの子分が目立ちます。
ヴィトローニとコンタクトするコフィ。
まずは手コキから入る。それでいきなりサドになってるヴィトローニ。
リボルバーを出すコフィですがスキンヘッドに抑えられる。捕まるコフィ。
どうやら白人の子分は病院の駐車場の男だったらしい。
白人の子分がジェイク
スキンヘッドの名はわからん。
変なメガネの子分はアレバ。
ヴィトローニはコフィの黒幕は誰だ?と考えてる。
ここはキング・ジョージに指図された主張するコフィ。
そんなわけで子分にキング・ジョージ殺しを命じるヴィトローニ。
メガネの子分アレバが来ます。見覚えは?と聞かれる。
大変だとなってるアレバ。そうなの?
キング・ジョージのアジトにて。
麻薬を計量分配してるキング・ジョージ。情婦のメグは色々と喋ってる。
メグはコフィが信用出来ないと主張する。まあそうなる。
キング・ジョージは出かけます。
リムジンに乗り込もうとすると中にはスキンヘッドがいる。
運転手はハンドガンが脅迫されていた。名前はスタンズ。
白人の子分にクルマ内に押し込まれるキング・ジョージ。
リムジンで移動となります。
移動中のリムジンにて。
キング・ジョージはどこに行くと聞くが答えはない。
林付近の道路にて。
ここでリムジンをとめさせるスキンヘッド。
キング・ジョージの首にロープを巻きつけてそのままリムジンを走らせるスキンヘッド。
キング・ジョージは引きずられてズタボロになってます。これで退場となります。
リムジンもあちこちぶつけてスクラップになってます。
運転手は十分に脅して口止めし解放してるスキンヘッド。
街にて。
インタビューを受けてるハワード議員候補。そつなく答えています。
これを見ているメガネの子分。ハワードのクルマの運転手に手紙を渡してます。
インタビューが終わりハワードは運転手から手紙を受け取る。
ヴィトローニの自宅にて。
ブール付近の物置に閉じ込められてるコフィ。殺されてはいない。
見張りは日光浴のスキンヘッド。コフィにうるさいと怒鳴る。
コフィは物置内に使えるものはないかと探す。ヘアピンがあった。
そのヘアピンを石に擦り付けて尖らしてます。
シボレー・コルベットが移動中。ハワードのクルマでした。
→ 1972 Chevrolet Corvette Stingray C3
ヴィトローニの自宅にて。かなり山の中みたい。
ここに入るハワード。警官のマックが見張りをしてる。
中にはヴィトローニにメガネの手下アレバがいます。
物置にて。
スキンヘッドの手下がドアを開ける。お友達が会いに来てる・・・
自宅内にて。
そんなわけでハワードとご対面になってるコフィ。それでどうなる。
ハワードはコフィをただの娼婦だと言ったりする。
ところでハワードと知り合いの白人の議員もいたりします。
ヴィトローニはコフィを口説いてるみたい。
ホントのことを言えば乱暴せず無傷のまま解放する・・・
ハワードに命令されたのか?と聞く。
メガネの手下は黒人はグルなんだと自説を展開する。
ハワードはヴィトローニに何か耳打ちをする。
ヴィトローニはハワードにまわりに聞こえるように言えと命じる。
それは『コフィを殺せ』でした。
そんなわけでパトカーに乗せられるコフィ。
運転手は警官のマック
警官のニック
コフィ
スキンヘッドの子分
高速道路の下に連れて行かれるコフィ。
麻薬のオーバードーズで殺す段取りのようですが、麻薬は砂糖では?
コフィはスキンヘッドを色仕掛けで誘う。その気になるスキンヘッド。
注射されるコフィ。砂糖なら安全だ。
外にでるコフィとスキンヘッド。
パトカーから離れたゴミ捨て場付近でコフィを押し倒すスキンヘッド。
ここでコフィは髪の毛に隠した尖らしたヘアピンでスキンヘッドの首を数回刺す。
とっとと逃げるコフィ。追ってくる警官のニック。
麻薬は砂糖だとわかりパトカーを発進させる警官のマック。
助けを求めてるスキンヘッドは置き去りにする。
コフィを追うニックは道路に出る。多数のクルマが普通に走ってて危険です。
何とかクルマにぶつからずに横断して逃げたコフィ。クルマがスリップして止まって大変な状況になってます。
ニックはそうはいかずクルマに撥ねられて退場となります。
コフィは資材置き場のようなところに逃げ込む。
マックのパトカーが追って来ます。コフィを轢き殺そうと突っ込んできます。
コフィは石を投げつける。パトカーのフロントウィンドウに命中してパトカーは転覆する。
パトカーからポンプアクションのショットガンをゲットしてるコフィ。
マックは助けを求めるがパトカーは炎上する。
バス停にて。
座ってるコフィ。すぐにクルマが止まります。何しろ美人なのでそうなる。
白人の男のクルマです。
男に酒を買いに行かせてその隙にクルマを発進させるコフィ。
バス停てに。
クルマで戻ってるコフィ。近くの植木に隠したショットガンを回収してます。
それでまたクルマを発進させるす。ヴィトローニの自宅へ向かう。
ヴィトローニの自宅にて。
議員2人。ヴィトローニ、メガネの子分。
ハワードは先に帰るようです。コルベットに乗っていなくなる。
コフィはまだクルマで移動中。
ヴィトローニの自宅にて。
あいつらは遅いと話題になってます。
クルマのエンジン音が聞こえてメガネの子分が玄関先に出て待つ。
来たのはコフィのクルマでそのまま玄関に突っ込む。
これでメガネの子分は片付けられる。
それからショットガンで議員を片付けるコフィ。あとはヴィトローニだけだ。
ヴィトローニは逃げてプールに落ちる。
ハワードは海辺の別荘に行ったと吐くヴィトローニ。
ショットガンがヴィトローニを片付けるコフィ。プールに沈むヴィトローニ。
妹とカーターの仇だと言い捨てるコフィ。
違うクルマで移動となります。
ハワードの海辺の別荘にて。
待ち伏せしてハワードと対峙するコフィ。
君が殺されないと信じていたと調子いいことを言うハワード。
そんな感じでコフィの説得にかかってます。
持論を展開するハワード。さすがに演説は上手い。
愛してるなら自分に協力してくれと切り札まで出してるハワード。
しかし2階から白人の女が姿を見せて台無しになる。
コフィはショットガンがハワードの股間を撃ち抜く。そりゃ撃たれる。
悶絶して死に至ったと思えるハワード。
ここから出て行くコフィ。
夜の海岸にて。
砂浜を歩いて去るコフィ。
歌が入りエンドとなります。
後タイトル。
キャスト
スタッフの紹介
American International Pictures (AIP)
MGM
そんなわけで普通の1970年代アクションのよい作品でした。
にほんブログ村に参加しています。励みになるのでクリックをお願いします。
にほんブログ村
« 『フォクシー・ブラウン』(1974年) | トップページ | Hollywood Express #761◆2018.02.17(土) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「1970年代」カテゴリの記事
- 『見えない恐怖』(1971年)(2021.11.27)
- 『危険な愛の季節』(1975年)(2021.06.19)
- 『サイコマニア』(1972年)(2020.06.07)
- 『殺人ブルドーザー』(1974年)(2020.06.06)
- 『キラーカーズ パリを食べた車』(1974年)(2020.04.05)
« 『フォクシー・ブラウン』(1974年) | トップページ | Hollywood Express #761◆2018.02.17(土) »
コメント