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2017.06.10

『ファミリー・プロット』(1976年)

この作品は、アルフレッド・ヒッチコック監督、バーバラ・ハリス、ブルース・ダーン、カレン・ブラック、ウィリアム・ディベイン主演の風変わりなサスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1976年 ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆120分
原題◆Family Plot
プロット◆人捜しと誘拐事件が交差する話しのようです。
音楽◆ジョン・ウィリアムズ

キャスト
バーバラ・ハリス→インチキ霊媒師のブランチ
ブルース・ダーン→タクシー運転手のジョージ 本職は俳優

カレン・ブラック→従犯のフラン
ウィリアム・ディベイン→主犯のアーサー・アダムソン

エド・ローター→GSのジョゼフ・マロニー
キャサリン・ヘルモンド→マロニー夫人

キャスリーン・ネスビット→依頼人のジュリア・レインバード老婦人
エディス・アトウォーター→クレイ夫人
マージ・レッドモンド→店員のハナガン夫人

ニコラス・コラサント→人質のコンスタンチン氏
ウィリアム・プリンス→人質のウッド司教

ジョン・スティードマン→墓地管理人のじいさん
チャールズ・タイナー→墓石屋のホイーラー
不明→墓石名前掘りの女の子

ジョン・レーン→白人のブッシュ刑事
不明→黒人のピーターソン刑事

ウォーレン・K・ケンマーリング→グランディソン
アレキサンダー・ロックウッド→パーソン
マーティン・ウエスト→サンジャー

アルフレッド・ヒッチコック監督の演出はよいと思います。
全体的にTVシリーズ『ヒッチコック劇場』みたいにこじんまりと出来てます。

ブルース・ダーンはヒッチコック監督作品には2回目の出演です。
『マーニー』(1964年)にチョイ役で出ていた。
それにウィリアム・ディベイン、エド・ローターとキャスティングは素晴らしい。
女優さんはバーバラ・ハリスとカレン・ブラックで普通に好演してます。

ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売のBlu-rayにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声はDTS-HD master stereo

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ユニバーサルの読み込み中アイコン
提供先のサーバーに接続云々のアラート
読み込み中
ユニバーサル 100th anniversaryのタイトル
読み込み中
日本語を選べのメニュー画面
そうなると日本語で著作権のアラートが出るバカらしさ。
個人的見解の免責事項
インターネット対応特典のプログラムを変更することがあります云々のアラート
ユニバーサル 100th anniversaryの映像が入ります。スキップする。
読み込み中
ユニバーサルの読み込み中アイコン
Blu-rayのタイトルからようやくメニュー画面にたどり着きます。
再生にするとまた読み込み中

Universal
an MCA company
presents

Alfred Hitchcock's
Family Plot

脚本 アーネスト・レーマン
監督 アルフレッド・ヒッチコック

お屋敷にて。
おばあさんの相手に商売に励むインチキ霊媒師のブランチが登場。
霊媒仕事は占いと同じで当てずっぽうが結構当たるらしい。

ジュリア・レインバードがおばあさんの名前です。
妹ヘンリエッタの行方不明の息子 エディ・シューブリッジを探している。

そんなこんなで行方不明のエディ・シューブリッジを探してくれと頼まれます。
謝礼が1万ドルなので安請け合いするブランチ。

お屋敷を出ると赤いタクシーが待ってます。
→ 1971 Plymouth Satellite Custom
この運転手がブランチの旦那ジョージです。
タクシーがスタートします。

移動中のタクシーにて。
ブランチとジョージ。
男の声を出して咽が痛いと愚痴が出るブランチ。立派なインチキ霊媒師です。
あのおばあさんはカモだと盛り上がってます。
霊媒のネタはジョージが噂話を聞き込んでいるらしい。
ジョージですが本業は俳優だと力説する。タクシー運転手は副業だ。実際はホトンドがタクシー運転手らしい。

ブランチが1万ドルの話しをするとやる気になるジョージ。
しかし探す相手の名前は不明、他は全部不明と聞いてどうするんだ?と突っ込む。

ジュリアの友達のアイダの名前が出ています。しかし25年前に死亡。
たびたび後を向いて運転してるジョージ。
また後を向いてるとこで横断歩道を通りがかる女性を轢きそうになる。

カメラが俯瞰になり撮る対象がタクシーから通りすがりの女性に移行します。
これが物語の視点が変わるいわゆるファミリープロット方式です。

黒い服の女性はゲートに行きます。
それから建物に入り身代金代わりの大きなダイヤモンドを受け取る。
人質はコンスタンチン氏。

手配済みのヘリコプターに乗り込む黒い服の女性。
他はパイロットのみのヘリコプターは離陸する。
黒い服の女性は一言も喋りません。メモとジェスチャーだけ。
ハンドガンは空だろうと言うパイロット。いきなり威嚇で撃つ黒い服の女性。

ゴルフ場にて。
ここに着陸させてとっと降りてる黒い服の女性。
あらかじめヘリコプターの無線機は壊されています。
林の中に移動すると男が待っています。人質のコンスタンチン氏は昏倒してる。
ダイヤモンドをチェックしてる男。

フラッシュライトで合図がありパイロットが向かいます。
そうなると昏倒した人質のコンスタンチン氏だけがいるわけです。

黒いクルマでズラかる犯人コンビ。
→ 1968 Lincoln Continental
黒い服の女はブロンドのかつらを取り外す。そうなるとブルネットです。
ハイヒールを履いていたので背が高い女となってるが実はそうでもない。

アジトにて。
ここのガレージがリモコンの自動ドアになってます。妙に憧れたものです。
クルマを入れてます。
黒い服のカレン・ブラックですが白いニットでノーブラです。

レンガの壁には隠しドアがあります。
ここに人質を監禁していたわけです。ここの片づけをする2人。
男の名前はアーサー。あとでわかりますが女はフラン。

ブロンドのかつらを冷蔵庫にしまってるフラン。
玄関ホールにはシャンデリアがあります。
スコッチテープでダイヤモンドをシャンデリアに隠すアーサー。

コンスタンチン氏の自宅にて。
警察関係が3人来て事情聴取になってます。
しかしコンスタンチン氏は何も見ても聞いてもいない。こまったものです。
色々と聞かれ知りませんとぶち切れてるコンスタンチン氏。

ブランチの自宅にて。
ジョージが来ます。ブランチはおばあさん相手に霊媒師の商売中。
ここを覗いて風鈴を鳴らしてブランチを呼ぶジョージ。
霊媒中なのに来たブランチからクルマのキーを借りるジョージ。用事はこれだけ。
運転手の娘が見つかった。聞き込みに行くジョージ。

店にて。何の店だかわからん。
店員のハナガンにマクブライド弁護士だと騙ってコンタクトするジョージ。
ハナガンの父親の運転手の話しを聞きます。
父親の親しい友人のハリー・シューブリッジ。夫婦とも火事で死亡してる。養子のエディも死んだ・・・

墓地にて。
クルマは白いフォード・マスタング。
→ 1966 Ford Mustang
パイプをくわえて見てるジョージ。
ここからお得意の主観ショットカットバックになってます。元祖POVのようなものです。

ハリー・シューブリッジとサディ・シューブリッジは1つのお墓です。
隣りにエディ・シューブリッジのお墓があります。
調べるのはこれまではなってるジョージ。

そんなとこに管理人のおじいさんが接近する。
エドワード・シューブリッジは17歳で死んだ。
その墓石は新しいと指摘するジョージ。何で同じ1950年に死んだ両親の墓石だけ古びてるいる?と突っ込んでます。
都合が悪くなると管理人のおじいさんはいなくなる。

墓石屋にて。
聞き込みに来てるジョージ。
ラジオをかけて墓石に名前を彫ってる女の子がいたりします。
ここの主人がラジオを切れと言ってる。

主人に記録を調べてもらうジョージ。
ハリーとサディ・シューブリッジの墓石は全額小切手払い。
エディは皆に嫌われていた。両親を殺そうとして家に放火して逃げた。
死んだと言われてるエディの死体は見つかっていない。
墓石の注文に死亡証明書はいらないと言ってる主人。商売優先とのこと。
エディの墓石は1965年に注文があった。1965年に現金払い。これは珍しい。そんなわけで支払人は不明。

役所にて。
ここでガラス戸にシルエットでアルフレッド・ヒッチコック監督が登場してます。
聞き込みをするジョージ。エディ・シューブリッジの死亡証明書について聞く。
エディ・シューブリッジの死亡証明書の申請は拒否された。
申請者はジョゼフ・P・マロニー。住所はバーロー・クリーク。

バーロー・クリークのGSにて。
近くにクルマをとめて偵察中のジョージ。
マロニーとマロニー夫人は気がついてます。
エド・ローターがマロニーを演じてます。いいキャスティングです。

マスタングでGSに入りガソリン満タンとオイルチェックを頼むジョージ。
マロニーはガソリンは入ってるしオイルも問題ないと突っ込む。
白いマスタングですがボンネットを開けると中は赤い。下手くそな再塗装だとよくわかります。

いよいよ聞き込みになります。
エドワード・シューブリッジの名前を出すジョージ。相変わらず弁護士を騙る。
探し出せばカネは払うと持ちかける。
それから墓石のことや死亡証明書のことも突っ込む。
とりあえず引き上げるジョージ。
マロニーはマスタングのナンバーをメモしてます。

宝石店にて。
表向きの商売に励むアーサー。そんなところにマロニーが来ます。
あまり歓迎していないアーサーですが奥の部屋に入れる。

奥の部屋にて。
アーサーとマロニー。
エディではなくアーサーと呼べと言ってるアーサー。
マロニーはテーブルのタバコをくすねてます。どうやらカネをせびりにたびたび来てるようです。

お前を探しに来てると知らせるマロニー。刑事でなく素人だと結構鋭い。
クルマのナンバーから登録人を調べた。ブランチ・タイラー、キャッスル通り17号。

どうやらエディとマロニーは不良仲間といった感じ。
で、火を点けたのはマロニーだったようです。自分でそう言ってる。
そうなると不良仲間どころから放火殺人仲間のようです。
あれは人生最良の夜だったと言ってるアーサー。結構凄い。

スイッチナイフを出すマロニー。ジョージを片づける気満々です。
アーサーは私が調べるとマロニーにしばらく大人しくしてろと止める。
そんなところに店員のおばさんが刑事が来たと知らせる。
浮き足立つマロニーにここにいろと言って相手をしに行くアーサー。

店内にて。
アーサーと刑事2人。
白人のブッシュ刑事。黒人のピーターソン刑事。
コンスタンチン氏誘拐事件の形式的聞き込みですと刑事。街中の宝石店を回ってる。
宝石は割られて裏取引された?そんな話しも出てます。
アーサーはここは正規ルートの取引のみですと模範解答して刑事を追い返す。

奥の部屋に戻ったアーサーですがマロニーは窓からズラかっていました。
アーサーはマロニーが残したメモを見てどうする。ブランチ・タイラー。キャッスル通り17号。

キャッスル通り、ブランチ・タイラーの自宅にて。
クルマで張ってるアーサー。偵察のフランが戻ってきます。
ブランチ・タイラーは霊媒師。今は不在。
引き続き2人で張り込みます。

赤いタクシーが来ます。
買物帰りのブランチとジョージ。
玄関前で、泊まっていって、疲れてるんだと大声で口論となってます。
そのうちにエディの名前も大声で出しています。

張り込みの2人に丸聞こえです。
何なのよ?とフラン。このへんでようやくフランと名前がわかった。
セックス絡みの痴話喧嘩だよと冷静に解説するアーサー。

レインバード夫人のお屋敷にて。
霊媒仕事中のブランチ。ジョージから仕入れた情報を小出しする。
おばあさんの反応を見て新しい情報もゲットしようとしています。

そんなわけでおばあさんは何か思い出したと言ってる。
運転手のマイケルが臨終を前に告白した。必ずハリエットの息子を探しだす・・・
手がかりは司祭補でエディに洗礼をした。

移動中の赤いタクシーにて。
ブランチとジョージ。
探してる息子の名前と住所がわかるまで報酬は出ないとか。
聖アンセルムのウッド司教の名前が出ます。これが司祭補の時にエディに洗礼した。

教会にて。
ここに来ているジョージ。忙しい。タクシー運転手の仕事をしてる暇はない。
入ったらそのへんの神父にウッド司教に会いたいと聞くがお静かにと言われる。

何故か変装したフランがいてウッド司教の前で倒れる。
変装したアーサーが接近してウッド司教に注射する。
回りの面々は何だかわからん状態で固まってます。
2人でウッド司教を運び出す。黒いクルマでズラかるアーサーとフラン。

移動中に黒いクルマにて。
アーサーとフラン。
身代金は100万ドルだと言ってるアーサー。
で、パイプの男をどうする?となってます。ジョージのことです。
何故あいつがいた?となってます。それは偶然なんですがそんなことはわからん。
アーサーはマロニーにブランチとジョージの始末をやらせるつもり。

で、こっちが聖堂に行くのをどうして知った?となります。それは偶然です。
フランはブランチの霊感なのでは?と見当違いなことを言う。買いかぶり過ぎです。
アーサーは2人とも事故で死ぬと言ってます。予言ではなく計画です。マロニーが喜んでやるだろう。

アーサーとフランのアジトにて。
黒いクルマはガレージに戻ってます。

ブランチの自宅にて。
食事中のブランチとジョージ。
ウッド司教が誘拐され、これで手がかりがなくなっと悲観的になってます。
すぐに口論になるブランチとジョージ。仲がよ過ぎです。そんなところに電話です。

電話はマロニーからでした。
クルマのナンバーから電話したとマロニー。
エディ・シューブリッジのことで情報がある。1000ドル寄越せと強気で来てます。

2時間後にカフェ・メイベルで会おうと言ってくるマロニー。
なんでそんな山奥にと突っ込むがそこから近くに行きたい場所があると言われる。
十分に怪しいけど手がかりがないので行くしかない。

このへんの印象ですがTVシリーズ『ヒッチコック劇場』みたいです。
こじんまりとまとまってます。

山坂道にて。
フォード・マスタングが移動中です。ブランチとジョージ。
マロニーの緑色の4ドアセダンが隠れてマスタングをやり過ごす。
→ 1969 Plymouth Belvedere

カフェ・メイベルにて。
マスタングが来ています。カフェに入るブランチとジョージ。
マロニーのクルマが来てマスタングの隣りにとまる。
エド・ローターですがジェンソン・アイザックスに似ています。

いつまで待っていてもマロニーは来ない。
ビールを飲んでるジョージ。
神父が子供を連れて来ます。遅れて女性が来て神父と会ってる。絵に描いたような不倫です。これには感心してるブランチとジョージ。

外のマロニーはマスタングへの小細工を終えてクルマでズラかってます。

ビール飲み過ぎのジョージ。
マロニーにすっぽかされたとなって引き上げます。
そうなると帰りは山坂道を思い切り下るわけです。

スタートするマスタング。
排気口からは水滴が落ちる。これは正常です。
ブレーキ付近から黒いブレーキオイルが思い切り漏れてます。これは大変だ。

山坂道の下りを走行中のマスタング。
ブランチが何で急ぐと突っ込む。
ジョージはアクセルペダルが戻らないと訴える。ブレーキも効かない。
ブランチはジョージのせいよと大騒ぎ。何でそうなる。
ジョージはブランチにハンドブレーキを引かせるが引けない。

前のクルマを追い越すマスタング。どうにも止まらないでそうなる。
対向車と危なくすれ違うマスタング。バイクも複数台ですれ違う。
→ Honda CB 750 Four
→ Honda CB 500/4
→ Triumph TR 6 Trophy
→ Yamaha DT

思い切り道路を外れるマスタング。
横転した状態で何とか止まります。命だけは助かった。
ジョージはマロニーがやったと推測する。
しょうがないので歩いて移動します。道路までブランチを抱っこして運ぶジョージ。
何で殺されかける?と疑問のブランチ。

クルマが来たのでヒッチハイクのブランチとジョージ。
しかしそれはマロニーのクルマでした。しらばっくれて遅れてすまんなんて言ってます。それで2人に乗りなさいと猫なで声を出すマロニー。
ジョージは殺されてはたまらんと断ってます。さっさと行けよと追っ払う。

マロニーはそれでどうする。仕事をヘマした。これで引っ込みがつかない。
そんなわけでしばらく走ってからUターンをしています。

徒歩で移動してるブランチとマロニー。
そんなところにマロニーのクルマが突撃してきます。
そんなところに対向車のオープンカーが現われてマロニーは崖下に転落する。
オープンカーには無軌道な若者達が乗っていてそのままズラかっています。
→ 1962 Pontiac Tempest LeMans

崖下を見下ろすブランチとジョージ。
携帯電話はまだないので通報も出来ない。あっても圏外かも。
マロニーのクルマは炎上してます。これでマロニーは退場となります。
助かったけど手がかりはなくなった。

アーサーの宝石店にて。
客を装ってフランが来る。アーサーと打ち合わせする。
例の要求が通った。お金ではなく53カラットのウィンストンダイヤ。
人質のウッド司教は問題なし。

しかし悪いニュースがあると新聞を見せる。国道の事故で男性1人が死亡。
何故か嬉しそうなアーサー。バカな奴だと評する。
明日の晩に身代金受け渡しとブランチとジョージを片づけると言うアーサー。
フランは2人を片づけるのは拒否して店から出ていきます。

お墓にて。
マロニーの葬式になってます。少し離れてジョージがいます。
ジョージに気がついたマロニー夫人が葬式から離れる。追うジョージ。

2人の向こう側にホンダ・シビックが見えたりします。気になる。
→ 1974 Honda Civic [SB1]
ジョージはマロニー夫人を詰問する。エディはどこだ?
名前はアーサー・アダムソンと言ってしまうマロニー夫人。
マロニー夫人はエディ・シューブリッジのお墓を偽物と罵り蹴飛ばして去ります。

ブランチの自宅にて。
ジョージはタクシー会社と電話中。勤務態度をこき下ろされてます。
そんなわけで今日の夜勤をサボることは出来なくなる。

そうなるとブランチはアーサー・アダムソンを調べるのはどうするのよとぶち切れる。エディさえ見つければ働かなくもといいのよと主張する。
アーサー・アダムソンの名前だけ分かっただけでもいいだろうと主張するジョージ。

私一人でもやると言いはじめるブランチ。
一人で行ったら危ないぞと心配をしてるジョージ。。
ジョージは猫なで声で夜勤が終えセックスしながら相談しよう言って仕事に行く。
しかしブランチは出かけてしまう。

アーサー・アダムソンは?と聞き込みを続けるブランチのモンタージュが入ります。

アーサーの宝石店にて。
ここにたどり着くブランチ。もう閉店で店員のおばさんしかいない。
メモを渡しますと字は左手で書いてるブランチ。しかしやめてる。
そんなこんなで電報を打つと交渉して自宅住所をゲットするブランチ。親しい友人ですと出任せを言ってる。
フランクリン街1001番地。

マスタングで移動したブランチは知り合いのホテルのドアマンとコンタクトする。
ジョージは不在です。帰りは朝だ。
そんなわけでジョージへの伝言を頼んでます。
見つけた。フランクリン街1001番地。

アーサーとフランのアジトにて。フランクリン街1001番地。
またブロンドのかつらをつけてるフラン。
まず隠し部屋からウッド司教を出す。すっかり人質生活に馴染んでるウッド司教。

そんなところに呼び鈴が鳴ります。
フランがドアののぞき穴から見るとあのブランチが来てる。

どうしてここが?と焦ってるアーサー。それは偶然です。
そんなわけで居留守にします。
フランがまたドアの外を見るとブランチはいない。

帰りかけたブランチは戻って伝言メモをドアに挟む。
心当たりがあればお電話を・・・
これで帰るようです。マスタングはガレージの前にとめていたりします。

ガレージにて。
アーサーとフラン。
ウッド司教をクルマの後席に押し込んでガレージのドアをリモコンで開けます。
そうしたら目の前にはブランチがいてマスタングがあるわけです。
ブランチは話しかけてくるし、マスタングがじゃまでクルマが出せないし。

そんなわけで不機嫌なアーサー。
ブランチは謝礼1万ドルがかかってるの必死こいてコンタクトしてくる。
ジュリア・レインバードがあなたに莫大な遺産を相続させる・・・
いい話しですよと熱心に説得にかかるブランチ。

アーサーは何だかわからん状態。
もしかしてこんなケチな仕事をしなくてもよかったのでは?

フランの方はクルマの後ドアからウッド司教の赤い法衣がはみ出してるが気になる。
そっとドアを開けて赤い法衣を押し込もうとしたら逆にウッド司教がクルマの外に出てしまった。

これはビックリのブランチ。
それでは失礼しますと逃げにかかるがそうはいかない。
まずはブランチをひっぱたくアーサー。
で、アーサーに捕まったブランチは無理やり注射される。腕から血が出て服が血まみれになってます。ここが妙にリアル。
ブランチを抱っこして運ぶアーサー。いつもの人質部屋に閉じこめる。

クルマで移動中のアーサーとフラン。
もうウッド司教とダイヤの交換は無事に完了しての帰りです。
凄い省略。もう2組のカップルの対決だけだとドラマの集約化です。

アーサーとフランのアジトにて。
ジョージが赤いタクシーで来てます。路上駐車のマスタングを見る。
玄関まで行って呼び鈴を押すが出ない。
それからドアに挟んだメモを見つけます。ブランチはここに来た。

マスタングを調べるジョージ。キーは刺さったまま。
アーサーは盗まれてはこまるのでマジで忘れたのかもしれない。
ガレージのドアの下からは白い液体が漏れてます
それでガレージのドアは開かない。いくら引っ張っても開かない。
しょうがないので他を探すジョージ。

地下室の窓のロックをポケットナイフでこじ開けて入るジョージ。
現実の日本ではポケットナイフを持ってると捕まります。オルファカッターでも捕まる。最近はそれより状況は悪化して懐中電灯や工具のドライバーを持っていても捕まるようです。全くひどいものです。

ジョージは家中をブランチを探し回る。いません。
ガレージにはクルマはない。白ペンキ缶が転がってる。ここから外に漏れた。
血がついたブランチのバッグがあります。これは大変。
階段のあたりのジョージはガレージのドアが開く音を聞く。これはまた大変。

ガレージにて。
アーサーはブランチをクルマに乗せろと言う。砂漠で自殺に見せかける。
これを盗み聞きしてるジョージ。
アーサーはブランチを片づけたらジョージも同じようにするつもり。

ジョージは靴を脱いでます。足音がしなくなる。
隠し部屋を開けてるのを隠れて見ててビックリ。こんな仕掛けがあったのか・・・
アーサーがいなくなった隙に隠し部屋に入るジョージ。
寝たふりをしてるブランチと無事にコンタクトします。

ガレージにて。
アーサーは隠し部屋のドアに掛けていたゴムホースを切断してマスタングに積んでます。これで排気ガス自殺にするわけです。

隠し部屋にて。
アーサーとフランがブランチを運び出そうとする。
ここでいきなり悲鳴を上げてごまかしたブランチが部屋から出る。
開けたドアに隠れていたジョージがドアを閉める。
これでピンチを脱したわけです。上手くやった。

これで賞金がゲット出来るとジョージ。
ダイヤモンドを見つければまた賞金だと意気込んでます。
ブランチの方はマジで霊感が働いてトランス状態になって歩き回る。

階段にて。
シャンデリアにスコッチテープで吊られたダイヤモンドを見つけるブランチ。
これには感心してるジョージ。トランス状態から覚めるブランチ。
ジョージは電話で通報してます。
画面に向かってウィンクのブランチ。
ダイヤモンドのクローズアップからエンドとなります。

後タイトル
スタッフの紹介

starring
Karen Black ... Fran
Bruce Dern ... George Lumely
Barbara Harris ... Blanche Tyler
William Devane ... Arthur Adamson

co-starring
Ed Lauter ... Maloney
Cathleen Nesbitt ... Julia Rainbird
Katherine Helmond ... Mrs. Maloney
Warren J. Kemmerling ... Grandison

with
Edith Atwater ... Mrs. Clay
William Prince ... Bishop
Nicholas Colasanto ... Constantine
Marge Redmond ... Mrs. Hannagan
John Lehne ... Bush
Charles Tyner ... Wheeler
Alexander Lockwood ... Parson
Martin West ... Sanger

スタッフの紹介


そんなわけでこじんまりとまとまったよい作品でした。


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