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2017.05.28

『怪獣ウラン』(1956年)

この作品は、レスリー・ノーマン監督、ディーン・ジャガー主演の英国調モンスター物B級SFのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1956年 Hammer Film Production 英国作品
ランニング・タイム◆79min.
原題◆X the Unknown
プロット◆謎の生命体に悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ジェームズ・バーナード

キャスト
ディーン・ジャガー→主人公のロイストン博士
ウィリアム・ルーカス→助手のピーター・エリオット
レオ・マッカーン→当局のマクギール監査官
エドワード・チャップマン→研究所のジョン・エリオット所長

英国陸軍の面々
ジョン・ハーヴェイ→カートライト少佐
ピーター・ハモンド→バナーマン中尉
イアン・マクヌートン→ハギス軍曹
アンソニー・ニューリー→ウェブ伍長
ケネス・コープ→兵隊のランシング
不明→見張りの兵隊スペイダ
マイケル・リッパー→Sgt. Harry Grimsdyke

ロバート・ブルース→ケリー医師
不明→放射線技師のハリー
マリアン・ブラウンズ→ナースのジーナ

マイケル・ブルック→子役のウィリー・ハーディング
フレイザー・ハインズ→子役のイワン

ジェイソン・クラーク→ウィリーの父親
ジェーン・エアド→ウィリーの母親
ノーマン・マッコーワン→沼の塔のトムじいさん

レスリー・ノーマン監督の演出はよいと思います。
全体的に英国調B級SFになってます。

ディーン・ジャガーは名前はカッコいいがルックスは地味で覚えにくい俳優です。
サポート専門なので色々な大量の作品に出ています。
この作品は英国のB級SFなのでハリウッドからの客演扱いで主役です。

RUNコーポレーション/10000BESE-TO発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

著作権のアラート
フォワードのタイトル。何故かそうなってます。
RUNコーポレーション発売なのに、結構いい加減です。
音質画質が悪いですのアラート
衝撃的な映像を含みますので、ご注意下さいのアラート

いきなり黒味で音楽のみ。
Dean Jagger Dr. Adam Royston
Edward Chapman John Elliott
Leo McKern Insp. 'Mac' McGill
in

X the Unknown
『怪獣ウラン』とは随分と当たり前過ぎる邦題です。

with
Anthony Newley LCpl. 'Spider' Webb
Jameson Clark Jack Harding
William Lucas Peter Elliott
Peter Hammond Lt. Bannerman
Marianne Brauns Zena, the Nurse
Ian MacNaughton Haggis (as Ian McNaughton)

and
Michael Ripper Sgt. Harry Grimsdyke
John Harvey Maj. Cartwright
Edwin Richfield Soldier Burned on Back
Jane Aird Vi Harding
Norman Macowan Old Tom
Neil Hallett Unwin (as Neil Hallet)
Kenneth Cope Sapper Lansing
Michael Brooke Willie Harding
Frazer Hines Ian Osborn (as Fraser Hines)

スタッフの紹介
タイトルバックは荒れ地です。

荒れ地にて。
兵隊がガイガーカウンターで調査してます。
水たまりには氷が張っていて寒そうです。
ガイガーカウンターに反応するカプセルを見つける兵隊。
丘の上には大勢が見物しています。どうやら訓練だったようです。

この兵隊の名前はウェブです。ウェブ伍長はお褒めの言葉をもらう。
これで今日の訓練は終わりかと思ったらランシングがまだやってませんと志願して訓練は続きます。
そんなわけで他の兵隊達からブーイングが出てます。
会話から他の部隊と競争になっていたこれで最下位になると愚痴が出る。

そんなわけでランシングに早く見つけろと弥次が飛ぶ。
ランシングの方は強い反応がありますと報告する。
そんなところに上官の少佐が来て何してると突っ込む。
バナーマン中尉は強い反応があったと報告する。

ハギス軍曹はランシングにその地点に目印を付けろと命じる。
で、ランシングですが目印の付近の様子がおかしいと気がつく。
水たまりから泡が出ています。亀裂も出てくる。
上官や兵隊達も大きな音がするのでさすがにおかしいので全員避難しろとなる。
ランシングの避難が遅れてます。

地面が大きく割れています。ここはミニチュア。
煙や炎が上がってます。

原子力研究所にて。
『注意 通行証を提示のこと』
ロイストン博士に所長室まで来て下さいと放送があります。

実験にて。
ピーターともう1人の同僚が実験中。
会話からピーターはお偉方の息子らしい。上司であるロイストン博士は変わり者のようです。

研究所にて。施設内の小屋です。
ロイストン博士は研究中。
ラジオをかけて放射性物質の受信妨害の対策を調べているようです。
そんなところにノックの音がします。ラッセル警備員からのお呼びです。
コバルトでラジオ受信云々と説明してるロイストン博士。
呼ばれたので健康のために歩くかと言ってるロイストン博士。

所長室にて。
ロイストン博士とジョン・エリオット所長。所長はピーターの父親。
所長から説教されてるロイストン博士。
ピーターの将来が台無しになると言われてます。
ついでに陸軍から放射能調査の依頼があったと行かされるロイストン博士。
自分が行くのか?と不満そうなロイストン博士。

現地にて。荒れ地です。
ガイガーカウンターで調査してるロイストン博士。もう反応はないようです。
部隊の隊長 バナーマン中尉から説明を受けるロイストン博士。

ランシングは担架に乗せられて病院送りになる。ひどい火傷です。
軽い火傷の兵隊の背中をみるロイストン博士。銃の形がそのまま背中に付いてます。
少佐と話しになるロイストン博士。

夜にて。荒れ地です。
サーチライトが点いてます。少佐がこっちに向けるなと叱責してる。
少佐は記者達から質問攻めになる。ここは適当に答えてます。
会話からランシングが死亡したとわかります。これはビックリ。
少佐はロイストン博士から呼ばれたと記者会見を打ち切り記者達を追っ払う。

割れ目の現場にて。
調査中のロイストン博士。ピーターも来てます。
少佐と話しになるロイストン博士。
そんなこんなでロイストン博士は帰ります。この割れ目には人を近づけないようにと注意してます。

移動中のクルマにて。
ロイストン博士とピーター。
あの亀裂は深かった。しかし科学者が簡単に底なしなんて言ってはいかんとご立腹なロイストン博士です。

クルマが通過したところで子供2人が登場。
沼の塔まで肝試しといった感じの少年2人です。ウィリーとイワン。
塔にはトムじいさんがいるとか。

まずはウィリーが塔に向かいます。
ウィリーは何かと遭遇します。驚愕したウィリーは逃げる。
待ってる少年のとこを通過して逃げるウィリー。
溶暗になります。

病院にて。
ウィリーが入院してます。
ロイストン博士が来ています。被爆による火傷だと診断する。
ここの医者の名前はケリー。何故か平田昭彦にソックリです。

ウィリーの父親から事情を聞くロイストン博士。
イワンと遅くまで遊んでいた。どこに行ってたからわからん。

教会にて。
イワンが牧師に呼ばれてロイストン博士から事情を聞かれる。

ロイストン博士とイワン。
昨夜のことを聞くロイストン博士。
イワンはウィリーと秘密にすると約束したと話さない。
ロイストンはイワンを説得します。彼は病気なんだ・・・。
沼地の塔に行ったと話すイワン。あとは何も見ていない。

クルマで塔の付近に来たロイストン博士。
あとは歩いて塔を目指す。

このへんの印象ですが普通に面白い。英国作品らしくていい。

沼地の塔にて。
ここに入るロイストン博士。
何か液体が天井から垂れてます。階段を登ります。

手製の蒸留装置があります。酒を造っていたようです。これが垂れてた。
誰か寝ています。これが話しに出ていたトムじいさんです。

ロイストン博士はトムじいさんに質問をする。
で,棚にコバルトの入ったカプセルがあるのを見てビックリのロイストン博士。
カプセルは拾ったと主張するトムじいさん。
トムじいさんが手に取ろうとしたのをステッキでカプセルを叩く。さわると死ぬぞと言い聞かせる。

原子力研究所、ロイストン博士の研究室にて。
ロイストン博士がいます。
そんなところにノックの音がする。ピーターが来ました。
実験装置がめちゃくちゃになってるのでビックリのピーター。
泥棒が入ったと話すロイストン博士。
鉛の容器が溶けていた。それに変な粘液が残ってる。

カプセルにはトリウムが入っていたと話すロイストン博士。
うっかりその辺をさわっていたピーターに落ち着けもう害はないと言う。
ガイガーカウンターで測定すると反応はない。

しかしそれが問題だとロイストン博士。
昨日は反応はあって今日はない。自然の半減期を無視した状況なんです。
要するにトリウムのエネルギーが盗まれた・・・

所長室にて。
スコットランドヤードからやって来たマクギール監査官と面会の所長。
原子力施設での事件なので通報があってきたとマクギール。
所長は放射性物質は研究者の個人所有なので関係ないと責任逃れをする。
私は無関係ですとダメを押す署長。これはひどいな。

食堂にて。
マクギールはロイストン博士にコンタクトします。
イギリス原子力庁国家保安監査部マクギール監査官と自己紹介する。
少年が被爆した原因は?といきなり核心に入るマクギール。
コバルトに触れた可能性はある。しかし塔にコバルトはなかった。
そんなわけでウィリーは別の場所で被爆した・・・

病院にて。
ベッドのウィリー少年の顔にシーツが被せられる。死に至ったようです。
悲しむ両親を別室に連れて行くケリー医師。

そんなところにロイストン博士はマクギールが来ます。
ケリー医師に死んだのか?と確認するロイストン博士。

で、ウィリーの父親がロイストン博士を罵倒する。科学者が原爆を造って殺す・・・
そんな感じで八つ当たりされてのるロイストン博士。ここは冷静に対処する。
ようやく父親がいなくなる。
マクギールはロイストン博士にあれは本心ではないよとフォローする。

放射線治療室から若い男が出てきて廊下の内線電話を使う。
これは何だ?と思ったらナースを呼んだだけでした。いきなり違う展開になる。

放射線治療室にて。
若い男とナースのジーナ。
そんなわけでナースを口説いてる男。いい雰囲気になってます。
しかし制御盤がおかしくなってます。これは大変と放射線治療室に入る男。
ここでジーナがハリーと呼んだのでようやく男の名前がわかります。
ハリーは何かと遭遇する。驚愕して倒れるハリー。そのまま溶けている。
ジーナは悲鳴を上げる。

時間が経過しています。現場検証になってます。
ロイストン博士、マクギール他。
ラジウムが入っていた保管庫が溶かされています。もの凄い熱が出たわけです。
どうやらラジウムを狙った犯行だとなってます。
ナースのジーナは錯乱して自分の名前も言えない状態と報告するケリー医師。

ロイストン博士は換気口を調べて、何をしてると言われてる。
特に所長からバカなことをするなと言われてる。
犯人は姿を自由に変えられると自説を展開するロイストン博士。誰も聞いてない。
で、陸軍訓練所の亀裂は?と聞くロイストン博士。
警備はいないからよかったと言ってるロイストン博士ですがそうではなかった。

陸軍訓練所にて。夜です。
見張りの兵隊が2人います。スペイダとハギス。
亀裂から光りが見えてます。どっちが見に行くかでもめる。
結局ハギスが見に行く。

ハギスの悲鳴が聞こえます。慌ててマシンガンを構えていくスペイダ。
マシンガンは何故かトンプソンサブマシンガンです。英国軍なのに何でそうなる。
アメリカ軍からの払い下げなのか?
それはともかくこのサブマシンガンは映画用の小道具です。

ハギスのサブマシンガンが落ちてます。オッカナビックリのスペイダ。
何かと遭遇してるスペイダ。姿は見えない。
サブマシンガンを撃ちまくるスペイダですがやられたようです。

時間が経過してクルマが到着する。
ロイストン博士、マクギール、それに少佐。
少佐が見張り2人を呼ぶが当然いない。
ロイストン博士は手遅れだと言ってる。
少佐は何だか焼けたような帽子を拾う。

原子力研究所にて。
食堂に関係者を集めてロイストン博士が自説を解説します。
関係者はマクギール、ピーター、少佐、所長。
地球の地下奥深くにエネルギーが圧縮されてる。それが地表に出てきた。
人類が出現してたったの10万年。そいつはもっと前から存在していた。

地下3200キロの世界で何が起こっている?
それで地上に出たらエネルギーを探すはずだ。それが放射能だとなるわけです。
何故か150年前と言ってるロイストン博士。放射性物質が発見というか多量に抽出されるようになった時期なのか?

当然所長はこの説を否定する。で、呆れたと言い残し出ていきます。
マクギールはロイストン博士を支持してる。
ロイストン博士は亀裂をもっと調べようと言う。亀裂の中に降りるようです。

陸軍訓練所にて。
亀裂の上にやぐらを組んでロープでブランコを下ろしてます。
ここに乗るのはピーターです。志願したと自分で言ってる。
少佐は所長が手を回して事故が起きれば自分の責任問題になると色々と面倒です。
そんなこんなで亀裂に降りるピーター。
放射能の検出したら知らせろとなります。

どんどんと降りるピーター。
止めろと合図するピーター。また降りる。
ここで手動ウィンチ担当2人が手を滑らせてピーターが落下します。これは大変。
何とか止まって無事なピーター。
何か粘液質なのが手に付いたのでその辺を見ると溶けた死体があったりします。

そろそろ嫌な雰囲気になってます。ガイガーカウンターが反応する。
で、ピーターは上げてくれと叫ぶ。
地上では必死こいて手動ウィンチを回してる。

何とか地上に上がったピーター。
中には兵士の死体があったと少佐に話す。
ロイストン博士は早く避難しようと促す。
化け物を見たと話すピーター。

少佐は上層部からの命令で亀裂を埋めろとのことです。やるしかない。
で、今から始めるととなってます。
ロイストン博士はムダなのではといった感じです。クルマで引き上げる。

少佐は亀裂を処理を実行させる。
まず火炎放射器で燃やして、それから爆破して、これの繰り返し。それからセメントを流し込む。あっという間に固まってる。

ロイストン博士の研究室にて。
マクギールが来ました。コンクリートの墓が出来たと報告する。
ロイストン博士は怪物Xと言ったりします。そうなったらしい。

ロイストン博士はマクギールに怪物Xの行動原理を実験して説明する。
ただの泥の原子構造が変化して怪物となる。そんな感じ。

マクギールは所長が本部に圧力をかけた話しをする。
そんなわけでマクギールは今夜の最終列車でロンドンに帰る。

核爆発をおこさずに原子構造を変える研究をしているロイストン博士。
今は自然に半減するか、核爆発するか、そんな選択になるらしい。
ロイストン博士は爆発せずに減衰させる研究をしてるわけです。

マクギールはこれなら怪物を退治出来ると意気込む。
そんなところにラッセル警備員が来ます。所長の動向を聞くロイストン博士。
ロイストン博士は所長がいない間にコバルトを取り出すつもり。

陸軍訓練所にて。
コンクリートが盛り上がって亀裂が入る。アッサリと突破してる物体。
ようやく怪獣が姿を現します。ドロドロな物体です。
原子構造が変わった泥の塊の生命体というわけです。

原子力研究所にて。
ロイストン博士はコバルトをトラックに積む手配をしてます。
やるのはピーターですが。

警察にて。
マクギールがロンドンにこれから帰りますと電話中。
そんなところに通報が入ってます。
人間が溶けていると聞いてマクギールがビックリ。
6キロ先で交通事故、人が溶けている。すぐに現場に向かう。

交通事故の現場にて。
マクギールが到着する。
クルマ内の人が溶けています。うるさいお巡りに身分証を見せて黙らせる。
マクギールは近所の民家の電話を借りる。1キロ先とのこと。

原子力研究所にて。
所長が来てロイストン博士ともめてます。

そんなところに電話です。
ピーターが出てマクギールさんですとロイストン博士を呼ぶ。
怪物、犠牲者4人。状況を聞いてロイストン博士はどうする。

所長室にて。
ロイストン博士は地図を見て検証してます。
怪物の行動には一定のパターンがある・・・
亀裂をベースに方向は様々で直線の放射状に行動する。
怪物は亀裂から出て亀裂に戻る。私の研究室と亀裂の間には塔がある云々・・・
そんなこんなで次はこの原子力研究所が目標だと推測するロイストン博士。
これは大変となります。

コバルトをトラックに積んでるとこでマクギールが来てます。
警備員と早く入れろともめてる。

ようやくロイストン博士と合流するマクギール。
まだコバルトをトラックに積んでるとこ。

警備室にて。
電話です。何やらおかしな雰囲気になってます。
外に出た警備室は何かと遭遇してます。
ようやく戻って火災警報器を押して倒れる警備員は溶けていく。

警備室から警報が聞いてロイストン博士はピーターに偵察に行かせる。
それからもうダメだ全員避難しろと命じるロイストン博士。大騒ぎになってます。

偵察のピーターは警備室が見渡せるとこに登る。
もう怪物が来てます。警備室からこちらに向かってる。

ロイストン博士に報告するピーター。
怪物はもうコバルトを積んでるトラックに取りついてる。

ロイストン博士一行は建物内に入って怪物を観察する。
コバルトの喰うために膨張してると解説するロイストン博士。
で、怪物が亀裂に戻るのを待ってから対策だと言ってます。

ヘリコプターが飛んでます。怪物の移動を偵察してる。
パトカーが停車してます。これも同じらしい。

教会にて。
ここには大勢が避難してます。神頼みなのかと思える。
パトカーが来て怪物はあと2分ぐらいで来ると報告する。

怪物は送電線にかかってます。スパークしてる。
ヘリコプターが怪物の進路を報告してます。
パトカーは怪物の正面に出てしまい慌てて方向転換して脱出する。

ヘリコプターにて。
怪物はロックマウスから東方向へ・・

教会にて。
小さな女の子が外に出て怪物の方に行ってしまう。
母親を止めた牧師が女の子を救出する。

クルマで移動中のマクギールと所長。
何しろで電話や無線が混信して連絡がとれないと愚痴が出るマクギール。
次は原子力発電所の実験室だと言ってるマクギール。
そんなわけで亀裂にいるうちに片づけてしまおうとなってるわけです。

ロイストン博士の研究室にて。
まで実験中のロイストン博士。最終確認のようです。ピーターもいる。
それでも必要な機材や人員は手配済みのようです。

マクギールと所長がやって来ます。
まだ実験は終わっていないと言うロイストン博士。
2つのアンテナの間をコバルト入りカプセルが通過する。それでどうなる。
まだガイガーカウンターの反応はあります。しかしそのうちに反応が弱くなる。
これで成功だと思ったらカプセルが破裂する。これではダメだとなるロイストン博士。

ロイストン博士は実験を繰り返すつもり。
早くしないと大変だとなって色々と対策意見を出す他の面々。
そんなこんなで何とかなったみたいで一発勝負で実行するようです。

陸軍訓練所にて。
ヘリコプターが飛んでいるます。
うるさいから追っ払えと命じる少佐。色々と大変だ。
そんなところにクルマが到着する。ロイストン博士一行です。

コバルトのカプセルを積んだ囮のジープ。アンテナを引っ張るトラックが2台が準備されてます。
これをロイストン博士が指揮します。

準備完了となってジープがエンストで発進しない。
しょうがないのピーターが代わるとエンジンが始動したりする。そのままピーターが運転してる。
これは大変と所長の方が心配してる。

ピーターはジープをバックで亀裂に接近させる。これでひたすら待つ。
中々怪物が来ないので更にジープを亀裂に接近させるピーター。ロイストン博士が勝手なことをするなと怒ってます。

ピーターは怪物の気配を察知する。ジープを発進させて避難する。
しかし泥にタイヤがめり込んで空回りしてる。発進出来ない。これは大変。
いよいよ怪物が姿を見せてます。まだタイヤは空回り。
ようやくタイヤがグリップして脱出してるジープ。

ロイストン博士の指示でアンテナ2台が怪物を挟んで発信する。
高周波の効果音がいい。

怪物は光ってます。いきなり爆発する。
何だか実験とは微妙に違うが目的は達成してる。

これで終わったと放射能測定開始と指示するロイストン博士。
いきなり小爆発したりする。何とか無事なようです。

エンドとなります。
Hammer Film Production
プロデューサーはマイケル・カラレス


そんなわけで英国調B級SFのよい作品でした。


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