『呪われたジェシカ』(1971年)
この作品は、ジョン・ハンコック監督、ゾーラ・ランパート主演の不条理ホラーのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1971年 Paramount アメリカ作品
ランニング・タイム◆89分
原題◆Let's Scare Jessica to Death
プロット◆謎の屋敷で色々とある話しのようです。
音楽◆オーヴィル・ストーバー
キャスト
ゾーラ・ランパート→療養中のジェシカ
バートン・ヘイマン→旦那のダンカン
ケヴィン・オコナー→ダンカンの相棒ウッディ
マリクレア・コステロ→バックパッカーのエミリー
グレッチェン・コーベット→白いドレスの少女
アラン・マンソン→骨董屋のサム・ドーカー
ジョン・ハンコック監督の演出はよいと思います。
全体的に不条理ホラーになってます。
パラマウント ジャパン発売のDVDにて。
画質は普通によいです。珍しい。1970年代らしい粒子が強調された絵。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声はドルビーデジタル2.0ch
パラマウントDVDのタイトル
著作権のアラート
メニュー画面
Paramount
A gulf+western company
プロローグ。
湖にて。
手漕ぎボートに女性が乗ってます。モノローグが入る。
とても信じられない・・・
夢か悪夢か・・・
色々と言ってます。
それから霊柩車が走ってます。
Let's Scare Jessica to Death
霊柩車は墓地に着きます。
後ドアから女性が出てくる。主人公のジェシカが登場。
男が2人います。ハゲとヒゲ。
田舎は療養にいいと言ってるジェシカの旦那ダンカン。
それはいいけど、何故墓場?
ジェシカはお墓のレリーフを紙に写し取ってます。妙な趣味だ。
ナレーションというかモノローグで私は治ったと言ってる。
そんなとこにジェシカには白いドレスの女の子が見えます。
消えます。モノローグでこのことは内緒にしておこうと入る。
霊柩車で移動となります。
ハゲてる方が旦那のダンカン。ヒゲが相棒のウッディ。
川を渡るフェリーです。
フェリーと言っても簡易な小型なフェリー。乗る霊柩車。
フェリーのオッサンが色々と聞く。ビショップ邸に行くと言ってる男2人。
フェリーを降りて霊柩車で移動です。
運転するのがウッディ。
町に入ります。暇そうなじいさんが4人ぐらいいます。
当然ジロジロと見られる霊柩車の3人。
また移動です。
いよいよ街から離れた古い農場の館に到着します。
ジェシカが入ろうとするともう玄関先のゆり椅子に誰かいたみたい。
あっという間に消えてます。
そしてジェシカには聞こえないはずの声が聞こえてます。
男2人が来て一緒に中に入るジェシカ。
で、マジで上に誰かがいます。ダンカンも確認してる。男2人が追います。
ジェシカはそのへんを見ています。
いきなり女性が出てきます。これはビックリ。
男2人も来たところで廃屋かと思って入り込んでいたと主張する女性。
一応バックパッカーといった感じの女性です。
ジェシカと入り込んでいたエミリー。
普通に自己紹介から始まります。
ジェシカはエミリーに夕食と泊まることを勧める。
ところで霊柩車に積んであったのは棺桶ではなくウッドベースのケースでした。
食事となります。
エミリーは学校はやめた。実家にも帰ったことがない。そんな感じ。
楽器を弾いてます。ギターみたいな楽器。歌も入る。
ダンカンはウッドベースをケースから出して参加してる。
ジェシカの方はすぐに頭の中に声が聞こえてます。
今度は居間でコーヒーになってます。
時々声が聞こえると主張するエミリー。
ジェシカも私も聞こえるわなって言ってる。旦那のダンカンには洒落にならない。
で、エミリーが交霊会をやろうと言い出す。マジでやってます。
交霊会です。手をつなぐ4人。
ジェシカには声が聞こえてます。交霊会とは関係ないみたい。
花嫁のアビゲイルの声が聞こえてるらしい。
そんなこんなで何も出てきませんでした。お開きになります。
寝室にて。
旦那と寝てるジェシカ。狭いベッドです。
会話からアフリカの王子ベンチャー・スミスの記念碑から写し取ったようです。
誘拐され奴隷として売られたがまじめに働いて後に解放された。享年77歳。
エミリーとウッディ。
霊の話しをしつつエミリーにキスをしようとするウッディ。嫌がられてます。
散歩しましょうとエミリー。
散歩するエミリーとウッディ。
ジェシカのことを色々と聞いてるエミリー。
ジェシカは6ヶ月入院して数週間前に退院した。
旦那のダンカンは全財産でここを買った。そんなわけでカネはない。
ここで果樹園をするつもりで助っ人に来たウッディ。
で、キスになるエミリーとウッディ。
湖にて。
泳いでる4人。それでエミリーは荷造りに行く。
ジェシカは1人で泳ぐ。そうなると何だか怪しい感じになります。
また声が聞こえて来てマジで何かがいます。
私のところへいらっしゃいと声がかかる。これはビックリのジェシカ。
悲鳴を上げるジェシカ。男2人が助けに来る。
離れた岸には白いドレスの女の子がいたりします。
自宅にて。
4人で食事になってます。
ダンカンはまず売れる物を探そうと言ってます。とにかくカネがない。
ところでジェシカの実家は金持ちなのか?何だか気になる。
屋根裏部屋と納屋のカットバックになってます。
屋根裏部屋に行くジェシカ。当然ガラクタしかありません。
トランクを開けてナイフをとり出してます。
白いドレスも着ています。それはやめた方がいいと思える。
納屋を家捜しするダンカン。
こっちも似たような感じ。
トラクターはあります。農場にトラクターは必須アイテムなのでないとこまる。
屋根裏部屋のジェシカの近くに誰かいます。
これはダンカンでした。いつのまにか戻っていたらしい。
霊柩車に売れそうな物を積んでいます。
古い額縁の写真があります。夫婦に娘の3人。
ウッディはエミリーが出ていくので何で?となってます。
そんなこんなで荷物をまとめたエミリーも乗り込むが結局まだいることになる。
町にて。
霊柩車が到着します。ダンカンとジェシカの2人。
ダンカンは買い取り業者を探しに行く。
聞いても知っていても教えないと冷たいオッサン。
ジェシカは卵を買いに行く。
養鶏場で卵は勝手に好きなのを選んでくれとオッサン。
町のじいさん達はダンカンに絡む。
そんなわけで引き上げるダンカンとジェシカ。
霊柩車で移動中です。
奇妙な連中だと評するダンカン。
みんな首に包帯をしていたわと話すジェシカ。
町から離れてる骨董屋にて。
ここで買い取り交渉するダンカン。主人の名はサム・ドーカー。
この人もニューヨークから来たとのこと。
最初は買いに来たお客だと思われていました。それから交渉に入る。
ジェシカはカラフルな電気スタンドを見てます。悪の華と称するとのこと。
で、売り物はビショップ家の物なのかと腰が引ける主人。
ニューヨークで売ればと粘るダンカン。
ビショップ家の1880年のアビゲイルが溺死した話しをする主人。
自宅裏の入り江で溺れて死体は未発見。今も生きている?吸血鬼となった?。
ダンカンは話しを止めようと必死こいてる。
そんなこんなで何とか買い取られてます。とりあえず現金が出来た。
霊柩車で移動となるダンカンとジェシカ。
主人はすぐに店を閉めてます。釣りに行くらしい。
自宅にて。
納屋からトラクターと肥料散布タンクを出してるウッディ。
そんな感じで肥料を散布してます。
帰宅したジェシカとダンカンはその辺の歩いています。
まだ雰囲気はいい。また墓地に来てます。
墓地にて。
モグラを捕まえたダンカン。ジェシカは飼いましょうと言う。
ジェシカは大きな紙を持ってるのでまたレリーフを写しに来たらしい。
湖にて。
ボートで釣りをしてる骨董屋の主人サム・ドーカー。
何だか溺死したアビゲイルみたいなのがいる。関係ないのでは?と思える。
墓地にて。
アビゲイル・ビショップ 1860-1880
また白いドレスの少女を見るジェシカ。手招きしてる少女。
そんなわけで白いドレスの少女を追うジェシカ。
そうなると同時に骨董屋のところにアビゲイルが出ることはないと思われるので誰なんだ?となります。
森にて。
ここまで白いドレスの少女を追って来てるジェシカ。
で、白いドレスの少女を見失うジェシカ。
放水路の段差に来たジェシカ。下を見るとサム・ドーカーの死体があります。
これはビックリのジェシカ。ダンカンを呼ぶ。
ダンカンが来ます。しかし死体は消えてます。
そうなるとまた病気がぶり返したのかと思われるジェシカ。
そうしたら白いドレスの少女がマジでいたりします。追うダンカン。
ようやく追いついて捕まえるダンカン。
追いついたジェシカが白いドレスの少女を詰問する。ダンカンは止めてる。
何だか喋れないみたいな白いドレスの少女。
そんいなとこにウッディが来ます。次はエミリーが来る。
どさくさに紛れて白いドレスの少女はいなくなる。
自宅にて。
食事になってます。4人。
エミリーは白いドレスの少女のことで変な話しをする。
そんなわけで微妙な感じになる3人。1人泥沼にハマるジェシカ。
ところでモグラはビンに入れて飼ってます。
早めにお休みのジェシカ。ウッディも寝る。
残りはダンカンとエミリー。ダンカンも寝るみたい。
寝室にて。
ジェシカとダンカン。
あまり話しが弾まない。
で、ダンカンはしばらく治療でニューヨークに戻ろうと言う。
行きたくないジェシカ。興奮して口論になってます。
そんなわけで別々に寝ようとなる。ダンカンは別室のソファで寝る。
モグラの入ってるビンにナイフを持った怪しい影が迫る。
そのままナイフでモグラを切り刻んだようです。
ソファで寝てるダンカン。そこにエミリーが来ます。
エミリーからキスをしてそのままセックスまで行ったらしい。
朝の湖のシーンが入る。
モグラが首を切断され殺されてるのを見て動揺するジェシカ。
他の3人から変な目で見られいてます。自作自演だと思われてるらしい。
それでもウッディは普通にトラクターでいつもの作業する。
2階から見ているジェシカ。
霊柩車で出かけるダンカンと見送るエミリーのことも見ている。
何だか妙に親しそうなので気になってるジェシカ。
霊柩車で出かけるダンカン。
屋根裏部屋にて。
ここに来ているジェシカ。
例の3人家族の写真がまだあります。売ってなかったようです。
アビゲイルの声が聞こえてるジェシカ。
そんなとこにエミリーが来ます。
町にて。
霊柩車で来たダンカン。電話をかけに来たはず。
またじいさんたちに絡まれてます。
屋根裏部屋にて。
ジェシカとエミリー。
この写真のアビゲイルとあなたは似ているわとジェシカ。
そうなのといった感じエミリー。全く気にしていない。
エミリーはジェシカの顔をなでたりしてます。
で、泳ぎに行きましょうと誘う。
行きたくないジェシカですが日光浴だけでも言われて行く。
湖にて。
ここに来てしまったジェシカ。
ジェシカにサンオイルを塗るエミリー。いきなりジェシカを湖に突き落とす。
さすがにあっちに行ってと言ってるジェシカ。
相変わらず声は聞こえてます。で、水中にアビゲイルが見えてきます。
いきなり来たのエミリーでした。ジェシカに絡みつく。
エミリーは何だかコスチュームがアビゲイルになってます。白いドレス。
ようやく岸に上がったジェシカに白いドレスのエミリーだかアビゲイルが迫る。
手を掴まれるジェシカ。振り払って逃げる。
水着のままで走って逃げるジェシカ。
ようやく納屋まで来ます。そのまま自宅に逃げ込む。
寝室のドアにカギを締めて物を置いて立てこもるジェシカ。
まだ声は聞こえてます。
そのままずっと立てこもってるジェシカ。昼前から入り夕方になる。
相変わらず声が聞こえます。ダンカンは戻らないわ・・・
次は生きていて何の意味があるとか自殺教唆になってます。
夕方を過ぎてようやく着替えてるジェシカ。部屋から出ます。
午後は誰も来なかったらしい。
ダンカンは町に、ウッディはトラクターで仕事、つじつまは合ってる。
また変な音がしてます。ジェシカはどうする。
オッカナビックリで階段を降りるジェシカ。ウッドベースのケースがあります。
ジェシカは外に出ます。
トラックが通りがかります。ヒッチハイクするジェシカ。
町まで乗せてもらう。ヒッチハイクする実行力はあるじゃん。
自宅にて。
仕事を終えたウッディが自宅に戻ります
誰もいないと思ったら階段から白いドレスのエミリーが降りてきます。
当然ウッディはエミリーだと思ってる。
エミリーとウッディ。
ジェシカは出てったと話すエミリー。
ダンカンとは何をしていたと痴話喧嘩モードに入るウッディ。
エミリーは色仕掛けを実行する。キスになってます。
町にて。
トラックが着きます。降りてお礼を言うジェシカ。
しかしトラック運転手の顔にはキズがあった。
じいさんにダンカンのことを聞くジェシカ。知らないと言われる。
そのへんじいさんたちは全員が顔や首にキズがあります。驚愕するジェシカ。
そんなわけでジェシカは逃げる。
森にて。
当てどもなく逃げてるジェシカ。倒れます。
夜になってます。まだ倒れてるジェシカ。
そんなとこにジェシカを探すダンカンの声がします。
ようやく再開して霊柩車で自宅に戻る。
自宅にて。
帰宅するジェシカとダンカン。
スイッチを入れても電灯が点かない。ランプを点けるダンカン。
で、何をするのかと思ったら2階の寝室に入り普通に寝てます。そうなの。
ダンカンはとキスをするジェシカ。
しかしダンカンの首にはキズがあります。驚愕するジェシカ。
また声が聞こえてます。
そんなとこに白いドレスのエミリーがナイフを持ってジェシカに迫る。
ジェシカの首にキズを付けたみたい。
何故かじいさんたちを押しかけてます。エミリーの手下みたいのものなのか。
何となく脱出するジェシカ。
階段を降りたとこでウッドベースケースの中に白い少女の死体がありビックリ。
そのまま外に逃げます。
何故かトラクターが作業中で肥料散布で動いてます。
ウッディを呼ぶジェシカ。
ようやく運転席までたどり着いたらウッディは死んでいた。驚愕するジェシカ。
また逃げます。
フェリーまで逃げてきたジェシカ。
しかしフェリーのオッサンはジェシカを乗せないと言う。
オッサンにもしっかりとキズがあります。
ジェシカは手近の手漕ぎボートに乗り込む。これでプロローグに戻る。
そのままオールを漕いで岸から離れる。
漂うボートのジェシカ。
何やらボートに手をかけるのがいます。
ジェシカは必死こいてフックが付いた棒でめった打ちにする。
それは骨董屋の主人の死体でした。沈みます。
岸辺にはエミリーとじいさんたちが立ってます。
プロローグのモノローグが入ります。
エンドとなります。
後タイトル
Paramount
A gulf+western company
そんなわけで何だかわからんホラーのまあまあな作品でした。
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