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2016.02.13

『ゼイリブ』(1988年)

この作品は、ジョン・カーペンター監督、ロディ・パイパー、メグ・フォスター、キース・デビッド主演の侵略物SFサスペンスアクションのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1988年 A Larry Franco Productions/Alive Films (presents) アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆They Live
プロット◆謎の洗脳組織に反抗する話しのようです。
音楽◆ジョン・カーペンター、アラン・ハワース

キャスト
ロディ・パイパー→ブルーカラーの主人公
メグ・フォスター→ケーブルTVのホリー
キース・デビッド→ブルーカラーのフランク
ピーター・ジェイソン→白人のオッサン ギルバート
レイモン・サン・ジャック→黒人の神父
ジョン・ローレンス→ヒゲの男
サイ・リチャードソン→黒人革命家
ジョージ・“バック"・フラワー→浮浪者
ジェイソン・ロバーズIII世→父親

ジョン・カーペンター監督の演出はよいと思います。
全体的に手堅く普通に作られてます。
お手本がハワード・ホークス監督なのでそうなる。

TCエンタテインメント株式会社/合同会社是空発売のBlu-rayにて。
画質は非常によいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声はDTS-HD MSTR multi

読み込み中
面倒くさそうな著作権のアラート
是空のタイトル
TCエンタテインメントのタイトル
メニュー画面
ちゃんと音声と字幕を設定します。
最近のBlu-rayソフトは読み込みが早い。

studio canalのタイトル そうなるとレストア版なのか。
Universal Pictures (1988) (USA) (theatrical)

タイトル
Alive Films (presents)
A Larry Franco Productions

John Carpenter's
They Live

Roddy Piper
Keith David
Meg Foster
George 'Buck' Flower
Peter Jason
and
Raymond St. Jacques as Street Preacher

タイトルバックだけで画質がいいとわかります。
ロディ・パイパー扮する主人公が登場。ホーボールックですがこぎれいにしてます。
街を歩くロディ・パイパー。

職安にて。
ここに入る主人公。面接のおばさんから職はないと言われる。

また街をを歩く主人公
公園では黒人の牧師が演説をしてます。聴衆は少ない。
そんなとこにパトカーが来ています。

電気屋のTVを見ている男の側を通り過ぎる主人公。

夜になって野宿をしてる主人公。
他人の家のTVが見える場所です。

ビル建設の現場にて。
主人公は親方に直接を雇ってくれと交渉する。
親方は組合を通してくれと言う。そんなわけで組合を通すようです。

現場にて。
もう働いてる主人公。近くにキース・デビッド扮するフランクが働いてる。

仕事を終えるとここで寝ないで他に行ってくれと言われる主人公。
そんなとこにフランクがコンタクトしてきます。寝るところがある・・・

案内されたところは空き地の難民キャンプみたいなところです。
ギルバートという白人のオッサンを紹介される主人公。

並んで食事になってます。
フランクと食事の主人公。
デトロイトに妻子がいるらしいフランク。
主人公はデンバーから来たらしい。
鉄鋼業と言ってるのでここはピッツバーグなのか?
で、色々と世間に対する不満をぶちまけてるフランク。

夜にて。
ハーモニカを吹いてる主人公。

TVを見ているオッサン達。
突然に画面を乱れて海賊放送になってます。8ヶ月前から始まったとか。
ヒゲのオッサンが色々と口上を述べる。
科学者グループが偶然に発見した。人間を欲ボケにする・・・。
TVのオッサンの口上と近くにいる牧師の口上が一致しています。

TVで短く『モノリスの怪物 ~宇宙からの脅威~』(1957年)が放映されてます。

教会前にて。
神父とギルバートがもめてます。
これを見ている主人公。

次の日キャンプにて。
出勤する主人公。ギルバートと話しをする。

TVの海賊放送にて。
彼らは中産階級を骨抜きにして貧しい人々が増やしてますす・・・
奴隷として飼育されているのです・・・

ギルバートはまた自由教会に入る。
まだ何をやっているのかはわからん。

自由教会にて。
ここに入る主人公。
中は何やら製造してるようです。サングラスを製造してるようです。
壁には『彼らは生き我々眠る』と書かれています。
オープンリールのテープレコーダーが回ってます。スピーカーから話しに出ていた聖歌隊の歌が流れている。
どうやらここが海賊放送の本部のようです。
口上を述べていたヒゲのオッサンがいます。

主人公はよろけて壁の隠し扉を開けてしまう。中には段ボール箱が大量にある。
隠し扉を戻したとこでいきなり神父に声をかけられてビックリの主人公。
この神父は目が見えないようです。主人公は外に逃げる。

外に出た主人公。上空にはヘリコプターがホバリングしてます。
これは当然当局のヘリコプターです。

フランクの方は噂話を聞いてます。

主人公は双眼鏡を借りて自由教会を監視しています。
フランクが来て余計な心配はするなととめる。
ギルバートが中にいたと話す主人公。白人のオッサンのことです。

夜、自由教会にて。
外ではまだ双眼鏡で監視してる主人公。
そんなとこで自由教会にヘリコプターが迫る。
クルマが次々と出ています。どうやら脱出してるらしい。
パトカーが押し寄せて来ます。ワンボックスカーから特殊部隊が出てくる。

ギルバート、神父、ヒゲの博士の3人が逃げてます。
パワーショベルも出動していた難民キャンプを破壊してる。
当然自由教会も破壊する。

主人公は神父と博士が警官に痛めつけられてるのを目撃する。
それとは別に若い男が隠れている。助けて逃げる。

どこかの建物に逃げ込む主人公と若い男。
中には同じように逃げた人達が集まっています。

シーン転換します。
翌日の難民キャンプにて。一掃されている状態。

自由教会にて。
主人公がここに入る。何もない。
隠し扉を蹴破って開けます。段ボール箱を1箱ゲットします。
そんなとこにパトカーが迫るが脱出しています。

ごみ捨て場付近にて。
段ボール箱を開ける主人公。サングラスが大量に入ってる。
何だか『紅い眼鏡』(1987年)のようなシーンです。
段ボール箱をごみ捨て場のゴミ箱に隠す主人公。これはあまりいい方法ではなかった。

サングラスを1個だけ持って街を歩く主人公。
で、サングラスかけると広告に『obey=服従せよ』と出ていてビックリ。
サングラスを外すと普通の広告になっているわけです。
ここは合成やフェイドを使わずに編集だけでやってます。安上がりです。編集は上手い。

『カリブ海へどうぞ』が『結婚し出産せよ』になってます。
『考えるな』『消費せよ』
街中にこんな感じのスローガンで溢れてます。
『買いなさい』『TVを見よ』『考えるな』『眠っていろ』『服従せよ』
雑誌も普通の記事がこんな感じになってます。『お上に逆らうな』
『眠っていろ』なんて日本ではマジで森喜朗が選挙投票に来るなという意味で言ってました。洒落になってない。

いよいよ人の顔が骸骨に見えてます。これはビックリの主人公。
富裕層の人達が骸骨になっているようです。

スーパーにて。
TVを見るとやはり骸骨が演説をしてる。
富裕層のおばさんと口論になってる主人公。
そうなるとこのおばさんは顔を見分ける男がいたと通報する。これは大変。
どうやら腕時計が通信機になっているようです。

外にて。
いきなりお巡りに捕まる主人公。
お巡り2人相手に格闘アクションになってます。アッサリとノックアウトする。
リボルバーをゲットしてお巡り2人を片づける主人公。いいのか?。
パトカーからポンプアクションのショットガンをゲットする主人公。

リボルバーにショットガン、このまんまで街中を歩いてる主人公。
銀行に入れば銀行強盗そのものです。

銀行にて。
主人公は骸骨と人間が混じって見えてます。実際にそうなってるらしい。
いきなり撃ち合いになって大騒ぎになってます。
腕時計で連絡してた男がいきなり消えてます。これはビックリ。
パトカーが押し寄せてきます。主人公は裏口から逃げる。

街中にて。
主人公は小型円盤を目撃する。これは監視装置のようです。
監視装置をショットガンで撃つ主人公。
次はお巡り1人と遭遇します。骸骨ではないので逃がす主人公。

屋内駐車場にて。
女性が登場。自分のクルマに向かってるいる。
そんなとこに突然主人公が登場してカージャックとなります。
クルマはBMW。
→ 1988 BMW 325 [E30]

女性を演じてるがメグ・フォスターです。透き通るようなブルーの瞳が特徴。
出演作品ですが『リバイアサン』(1989年)や『バイオレント・サタデー』(1983年)を見ています。

クルマにて。
主人公と女性。この女性は骸骨ではない。
女性の自宅に向かわせる主人公。

女性の自宅前にて。豪邸です。
隣にはヒゲのオッサンがいます。女性に挨拶をしてる。名前がホリーとわかる。
ヒゲのオッサンは同じようなオッサンと同居してるようです。ゲイのカップルなのか。

女性の自宅内にて。
サングラスのことを話す主人公。迷惑そうなホリー。
眠り込みそうな主人公。ホリーは咽が渇いたとビンとグラスを持ち出す。
女性の名前はホリー・トンプソン。ケーブル54のディレクター助手。

TVを見ようとしたらいきなりビンで殴打され蹴飛ばされ窓から転落する主人公。
油断していました。窓から斜面を落ちる主人公。まだ死んではいない。
すぐに電話で通報してるホリー。
サングラスはここに残しています。
パトカーが押し寄せて来ます。

主人公はしょうがないので逃げています。
ヨロヨロと移動して地下道で寝ている主人公。

夜が明けてます。橋の上を歩く主人公。

建築現場にて。
フランクに声をかける主人公。フランクは迷惑そう。かかわりたくない・・
それでも主人公に隠れてろと言ってるフランク。

また街中を歩く主人公。
TVではもう指名手配されています。

ゴミ捨て場にて。
隠してある段ボール箱がありません。これは大変な主人公。
ゴミ回収車はまだそのへんに止まっていました。

ゴミ回収車の後ドアを開けて乗り込んで段ボール箱を捜す主人公。
全滅ではなく数個は見つけたようです。
ここでゴミ収集車は荷台を上げる。後ドアが開いているのでゴミごと路上に放り出されてる主人公。
ゴミ収集車はそのまま行ったしまった。

サングラスは2個ぐらい戻ったみたい。
そんなとこにフランクが来ます。主人公の給料を投げつけて渡す。
わざわざ届けに来たので親切なの間違いない。

サングラスでフランクを見ると骸骨ではない。
そんなわけでフランクにサングラスをかけてくれと言う主人公。
フランクはそんなものはかけない突っぱねる。

そうなると成り行きで格闘アクションになってます。
この格闘アクションが延々と続きます。
何しろ主人公を演じるロディ・パイパーはWWF(現WWE)の現役プロレスラーなのでそうなる。
まずは普通の殴り合いから始まってます。
バックドロップなんてやったら下がコンクリートなので普通に死ぬと思える。
噛みつきもやってます。

スープレックスから無理やりフランクにサングラスをかける主人公。
そうなると路地の向こうで骸骨の女性があの2人は怪しいと通報してる。
フランクは当然ビックリしてる。それでどうする。

街中を歩く主人公とフランク。
2人ともサングラスをかけてます。そうなると2つあったのか?

安ホテルにて。
ここに入る主人公とフランク。
外には『素直に従え』と出てています。
フランクはこれからどうする?、いつからこうなった?と主人公を詰問する。
主人公もよく知りません。成り行きでこうなったんですから。
フランクはこの状況に反抗する同志がいるはずだとなります。
もう自由教会が手入れで全滅してる。脱出したの人達もいくらかいるけど。

夜にて。
部屋で昔の父親の話しをしてる主人公。
父親からはいじめられて13歳で家出をしたとか。殺されそうなったととか。
フランクは骸骨は昔から来ていたのではないかと推測してる。

夜が明けてます。
フランクが買物から戻るとギルバートがいます。
今夜会合があるとのこと。やる気満々で参加するつもりの主人公とフランク。

夜にて。
会合に向かってる主人公とフランク。

会合にて。
結構な人数が集まってます。
おばさんからサングラスに代わる新製品があると渡される主人公とフランク。
新製品はコンタクトレンズのようです。

ギルバートから説明をされる主人公とフランク。
地球を開発中。3番目の星。全てを消費すれば次の惑星へと移動する。
そんな感じで普通にSFな設定になっています。

黒人のオッサンの説明です。
腕時計は通信と消える機能がある。

ホリーが来てます。
TV局は発信源ではないと証言してる。
サングラスを持ってます。これで信用を得ているようです。

主人公はホリーと再会する。
いい雰囲気になったとこでいきなり大爆発があって当局の手入れです。
手入れといっても当局は撃ちまくりで殲滅作戦らしい。
ホトンドがやられるがいくらかは脱出しています。

主人公とフランクは逃走しながら激しく撃ち合いとなります。
フランクは腕時計をゲットしています。これで通信を傍受しようとする。
アラートが出ています。故障ですが脱出は出来ますと出る。
そんなわけで地下道に逃げ込む主人公とフランク。

地下道にて。
主人公とフランクはとりあえず前進する。
何だか拍手の音がします。
そのまま抜けるとパーティ会場でした。富裕層のパーティです。

富裕層のパーティ会場にて。
何となく仲間になってる主人公とフランク。
オッサンが話しかけてきます。自分も最近入ったと言ってる。
その服装は変えた方がいいと余計な忠告をする。
このオッサンは勝手に2人をあちこち案内してくれる。

交通機関にて。
ここは転送機のようです。宇宙空間も移動出来るようです。
これはビックリの主人公とフランク。

TV局のようなとこにて。
ここは組織の心臓部だと説明するオッサン。
衛星に発射されて全世界へと流れる。

ここが終点だと案内されたところはケーブル54のスタジオでした。
そうなるとホリーの言ったことは違うらしい。
警備員が許可証は?と聞くといきなり撃つ主人公とフランク。
オッサンは速攻で消えてズラかります。何なんだこのキャラは?。どうやらオッサンはマジで2人がお仲間だと思ったいたらしい。

主人公とフランクはいきなり手榴弾を使う。
スタジオ中継が中断する。

主人公はホリーを捜す。
大勢いる普通のオフィスに行きます。ホリーの居場所を聞く主人公。
屋上への道順を聞いてます。屋上へ向かう。

屋上へ向かう主人公とフランク。
警備員と激しく撃ち合います。突破します。
ここでは何故か自動小銃のクローズアップショットが多用されています。

21階には警備員が多数待ち伏せしてます。
偶然にホリーとコンタクトする主人公とフランク。
撃ち合いしながら屋上へと向かう。

もう屋上です。
先に上がる主人公。
フランクはホリーにいきなり撃たれている。これで退場となります。

屋上にて。
いよいよ主人公とホリーと対峙する。
ヘリコプターも2機接近して主人公に銃を捨てろと警告する。
ハンドガンを捨てる主人公。しかし隠していた小型ハンドガンでホリーを撃つ。
それから屋上にある重要なアンテナを撃つ。大爆発となります。
ヘリコプターから撃たれる主人公。これで最後となります。

エピローグ。
TV放送です。骸骨がそのまま出ています。
実際にもいままで見えていなかった骸骨が見えて大騒ぎになっています。
あの装置を壊したので隠していたのがそのまま見えるようになったようです。
これでエンドとなります。


そんなわけで普通のSFアクションのよい作品でした。


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