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2016.01.09

『遊星から来た脳生物』(1957年)

この作品は、ネイサン・ハーツ監督、ジョン・エイガー、ジョイス・メドーズ主演の侵略物B級SFのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1957年 A Marquette Productions Ltd./Howco International アメリカ作品
ランニング・タイム◆71min.
原題◆The Brain from Planet Arous
プロット◆謎のクリーチャーと色々とある話しのようです。
音楽◆Walter Greene

キャスト
ジョン・エイガー→科学者のスティーブ・マーチ
ジョイス・メドーズ→ガールフレンドのサリー
ロバート・フラー同僚の科学者 ダン・マーフィー
トーマス・ブラウン・ヘンリー→サリーのパパ ジョン・ファロン
不明→大佐
E・レスリー・トーマス→ブラウン将軍
ティム・グラハム→保安官
デイル・テイト→ゴルとボルのVC/知人のエンジニア

ネイサン・ハーツ監督の演出はよいと思います。
別名ネイサン・ジェラン監督。
全体的に普通のB級SFになってます。

RUNコーポレーション/10000BESE-TO発売のDVDにて。
画質は結構よいです。珍しい。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はドルビーデジタル2.0ch

ノイズがありますと著作権のアラート
RUNコーポレーションのタイトル

Howco International
presents
The Brain from Planet Arous
A Marquette Productions Ltd.

starring
John Agar
Joyce Meadows
Robert Fuller
あとはまとめてキャスターとスタッフの紹介。

荒野にて。
山にUFOが接近していきなり爆発してます。

研究所にて。
スティーブとダンが登場。
ガイガーカウンターが朝から反応している。
謎の山には何かがあると話し込む。

そんなとこにスティーブのガールフレンド サリーがやってきます。
2人のことをジョークでマッドサイエンティストと言ってるサリー。日本語字幕でもキチガイ科学者と出てます。
それから3人で出かけます。調査なのかバーベキューなのかわからん。

サリーの自宅にて。
スティーブとダン、サリー、サリーのパパ ジョー・ファロン。
ここでバーベキューになって魔の山を調査する話しになってます。
バーベキューといってもハンバーガーを食べてるだけ。

荒野にて。
ジープで移動のスティーブとダン。
山に近くでジープから降りる。どこ製のジープなのかがわからん。
双眼鏡で谷底に洞窟を発見するスティーブ。そこへ向かいます。

徒歩で移動となります。
斜面をマジで下っているスティーブとダン。演じる俳優が大変そう。

洞窟にて。
この洞窟は最近出来たらしい。ここに入るスティーブとダン。

中ではガイガーカウンターが反応してます。
しかし奥に進むとガイガーカウンターは反応しなくなる。
ハンドガンに小銃を持ってるスティーブとダン。
武器はコルト・ガバメントとM1カービンみたい。

何かがいるようです。
そんなわけで声をかけています。ファーストコンタクトです。
いきなりガイガーカウンターが反応する。

何やら出てきます。オーバーラップの合成です。
脳に目がついてるクリーチャー。反射的に撃っているスティーブとダン。

強烈な光りを放つクリーチャー。スティーブとダンは倒れます。
それからオーバーラップでスティーブに乗り移るクリーチャー。

サリーの自宅にて。
父親から電話です。話すサリー。
スティーブから1週間連絡がない。
そんなところにスティーブが来ています。意外と普通な感じ。

スティーブとサリー。
もうキスしてます。何もなかったと話すスティーブ。
前とキスが違うと言ってるサリー。伏線なのか?
ダンのことを聞かれるとラスベガスに行ったと答えるスティーブ。

いきなり様子がおかしくなってるスティーブ。
自分のことを彼なんて言ったりしてる。
そんなわけでサリーからあなた変よと言われています。

またキスをしてるスティーブ。段々と無理やりになってます。
それから押し倒してます。犬が止めに入る。
そんなこんなでスティーブはクルマがいなくなる。

研究所にて。
スティーブが苦しんでます。クリーチャーが出現します。
クリーチャーは私はゴルと名のる。
遠くの星から来た。力を与えるから地球を制服するのだと大きく出ています。
惑星アロウズから来た。私は最高の頭脳だ。
そんな感じで支配されているスティーブ。

サリーの自宅にて。
ステーションワゴンが来ます。父親のジョー・ファロンが運転してる。
サリーと父親。
スティーブがおかしいと話すサリー。けだものになったと言ってます。何だかおかしい言い方です。

研究所にて。
父親がやってきます。スティーブと話しになる。
最初は普通でしたがまたおかしくなってるスティーブ。
ガラス製の給水タンクにスティーブの顔が歪んで見える手法があります。
十分におかしくなってるスティーブ。父親は帰ります。

サリーの自宅にて。
庭で食事のサリーと父親。
スティーブの話しになります。病気なのかとそんな話しになってます。
父親はあまり気にしていない。
サリーは魔の山に調べに行きたいと言う。父親は明日行こうと言ってくれる。
溶暗になります。

荒野にて。
ステーションワゴンが移動中。サリーと父親です。
ジープが止まったあたりにとめる。水筒がそのまま置きっ放しになってます。

徒歩で移動となるサリーと父親。
また斜面をマジで降りてます。これは大変。

洞窟にて。
サリーと父親。
父親はこの洞窟は2週間以内で爆発で造られたのだろうと推測してます。
ここに入ます。2人の足跡をみつけてたどります。

何か光ったとサリー。
パニックになったサリーに早く出ようと言う父親。
で、ガイガーカウンターが落ちてます。これは怪しい。
死体もあります。これはビックリ。暗いので誰なのか判別は出来ない。

そんなとこに別のクリーチャーが出現して私は友人ですとコンタクトしてくる。
惑星アロウズから来たボルと名のる。犯罪者のゴルを追ってきた。
明日の夜8時に自宅にいて下さい。説明しますとおだやかな感じなボル。
クリーチャーは消えます。乗り移るわけではなかった。
溶暗になります。

研究所にて。
電話中のスティーブ。大佐と打ち合わせをしてる。
金曜日の実験計画についての話しらしい。
電話が終わった途端に支配力を高めるゴル。具合が悪くなるスティーブ。
金曜日には驚かしてやろうとやる気満々のゴル。色々と言ってます。

サリーの自宅にて。
待っているサリーと父親。
約束通りの8時になって姿を現すボル。
ゴルは1週間で地球を支配出来る。
同意してくれないと乗り移るとこは出来ない。
指名されかけたサリーは無難な選択で犬のジョージを紹介してます。
そんなわけで犬のジョージに乗り移ってるボル。
見てる方は犬よりサリーの方がよかったけどそうはならず。まあいいけど。
溶暗になります。

研究所にて。
ゴルから今夜はサリーの家に行くと言われてるスティーブ。

クルマにて。
スティーブは山坂道に来てクルマを止めてます。
ミニチュアの飛行機が飛んでます。スティーブが飛行機を睨む。
そうなると爆発し墜落する飛行機。これはビックリ。

サリーの自宅にて。
スティーブが来るのを待ってるサリーと父親。
自然にしようと打ち合わせしてます。
スティーブが来てゴルが分離したら片づけると話しだけので順調そのものです。
それでどうなる。

スティーブが来ます。
犬のジョージにも挨拶してます。これはビックリの異常接近。
昨日の常軌を逸していたことを大事な実験に失敗したからですとごまかすスティーブ。
そんなわけでサリーとデートに出かけます。
犬はクルマから下ろされそうになるが乗ってる。

クルマで移動して山坂道にて。
また山の中です。スティーブの好みなのか?。
町を見下ろしてるポイントで夜景がきれいです。

また自分のことを彼と言ってるスティーブ。
それからまたキスになってます。乱暴よと嫌ってるサリー。

次の金曜日にインディアンスプリングスに実験に行くと話すスティーブ。
核爆弾より凄い実験らしい。
何か出来るならやってみてと挑発してるサリー。
そうなるとまたサリーに迫ってるスティーブ。それは違うかもしれない。
犬が吠えてスティーブが苛立つ。
落ち着いたとこでまた謝罪してるスティーブ。態度がころころと変わります。

今夜のことは言わないでくれとサリーに頼むスティーブ。
カーラジオでは旅客機墜落のニュースを流してます。
現場がここから20マイルと近いのでボランティアに行こうと言うサリー。

旅客機墜落現場にて。
大佐が司令官でマジでボランティアの方々が来て色々とやってます。
スティーブとサリーが到着します。

スティーブと大佐は知り合いのようです。
怪我人に具合を見ています。放射線で焼かれているらしい。異常です。

これも知り合いのエンジニア デールと話しをしてるスティーブ。
何やら妙な部品を発見し回収したようです。

スティーブとサリー。
終末の始まりだと話すスティーブ。
慈悲はないの?と聞くサリー。慈悲はないと答えるスティーブ。

サリーの自宅にて。
帰宅するサリー。やっと帰れたと父親に言ってます。
父親はスティーブは何を話した?と聞きますがサリーは動揺してよく覚えていない。

ボルが色々と説明します。
スティーブからゴルが離れたら殺すことが出来る。
酸素補給のために24時間ごとに乗り移った体から離れないといけない。
それでどうなる?と色々と話し込む。

研究所にて。
スティーブはここに住み込みみたいになってます。
保安官がやってきます。スティーブの相棒ダン・マーフィーのことを聞きに来た。
そういえばダンは行方不明でした。スティーブがラスベガスへ行ったと証言はこれだけです。

どうやら保安官はダンの死体を発見したらしい。そんな話しになってます。
そりゃスティーブに聞きに来ます。
ダンの死体は謎の山にあった。
スティーブはまだダンはラスベガスへ行ったで通してます。

色々と聞く保安官。
スティーブは犯人は知ってますと口走る。ぼくが殺したと言う。
旅客機も僕が墜落させたは主張する。そして今からアンタを殺すとスティーブ。

これはビックリの保安官はリボルバーをとり出す。
保安官を睨むスティーブ。コンタクトを入れてるので目が異常な感じになってます。
放射線を浴びた保安官はやられます。
保安官の死体を片づけるスティーブ。部屋の隅っこに置いただけ。

議会にて。どこだかわからん。建物からペンタゴンではない。
数人のお偉方が集まっています。大佐がいます。
旅客機墜落事故原因究明会議のようです。
会議はだんだんと盛り上がってこれは世界に対する侵略だとなってます。
インディアンスプリングスの核実験と関係があるのか?ともなってます。
ダン・マーフィー博士と旅客機墜落事故の死体は強烈な放射線が当たっていた。同じ状況だと報告も入る。
そんなこんなでインディアンスプリングスに行きましょうとなってます。

サリーの自宅にて。
スティーブが犬のジョージを乗せて来てます。
サリーと父親は愛想よくスティーブを迎える。
犬のジョージは昨夜8時にスティーブの研究所に来たそうです。

明日金曜日は楽しみだとご機嫌なスティーブ。
父親と何の実験だとしつこく聞いてます。
広島の核爆弾みたいなものだと答えるスティーブ。
ここで父親は席をは外す。

スティーブとサリー。
速攻でサリーに迫るスティーブ。
一緒にワシントンに行こうと話してるスティーブ。明日になれば変わる・・・
サリーは何故お金と権力を欲しがるとスティーブに聞く。
何とかスティーブを帰らせるサリー。
犬のジョージはスティーブのクルマに乗り込んでます。

インディアンスプリングスにて。
原子力委員会 立入り禁止の表示が出ている部屋。
スティーブと大佐。そこにお偉方が来ます。
1番偉いブラウン将軍を紹介されるスティーブ。
ブラウン将軍は眼鏡のオッサンです。

スティーブはブラウン将軍に色々と話してます。
ダン・マーフィー死亡と旅客機事故の真相を説明すると主張してるスティーブ。
無理やり会議室に入る。

会議室にて。
お偉方がそろったとこで説明になるスティーブ。
核爆弾実験現場を映すモニタがあります。これを使って説明してます。
窓の外をまた睨んでいるスティーブ。

いきなり爆発してる実験場。
そうなるとライブフィルムでおなじみの核実験シーンになります。
実験用の建物が爆発で吹き飛ぶシーンです。

これは大変と大騒ぎになってます。
高笑いのスティーブ。どこでも破壊出来ると大見えを切る。
大佐がいきなりハンドガンのコルト・ガバメントを取り出しスティーブを撃ちまくる。
しかしスティーブは何ともない。逆に大佐を放射線を浴びせる。これで大佐は退場となります。

スティーブは何ともありません。
今度はアメリカ合衆国の代表者と会うと主張するスティーブ。
それからイギリス、フランス、ロシア、中国、インド・・・
各国の代表者と会うとご満悦なスティーブ。堂々と脅迫してます。

サリーの自宅にて。
スティーブが来てます。サリーと話す。
上手くいったとご満悦なスティーブ。明日になれば・・・

サリーとボルが話し込む。
もうすぐ酸素補給でゴルがスティーブから出る。そこを狙うしかない。
脳のローランド裂が弱点なのでそこを狙えばいいとなってます。

それから百科事典を引っ張り出すサリー。
例のローランド裂のページを出す。

スティーブを起こしに行くサリー。
スプリングスまでクルマで3時間と話しに出てます。
疲れていると言ってるスティーブを無理やりクルマで帰らせるサリー。
犬のジョージもクルマに乗ってます。今回は下ろされる。

スプリングスの会議にて。
ソビエトの代表も来ています。例によって無愛想です。
ブラウン将軍がスティーブのことは本当なんだと説明する。
スティーブはまたデモンストレーションでどこかの首都を壊滅するとやる気満々。

その前に飛行機を落とししましょうと実演するスティーブ。
ミニチュアの飛行機を爆発炎上墜落させる。
これはビックリの各国代表。

高笑いのスティーブは征服計画を発表する。
ウランやプルトニウムを集める・・・
それから24時間働けとブラック企業みたいなことまで言ってます。
強力な兵器を造るのだとネトウヨみたいにやたら威勢がいい。
この国連ビルを引き渡せときりがない状況になってます。
明後日の夜8時にここで返事を聞く会議を開くと決めるスティーブ。
また高笑いのスティーブ。

研究所にて。
誰もいない。そんなとこにサリーが来てます。百科事典のローランド裂のページに矢印を書いて『ゴルの急所』と書き込む。
そのページを切り取ってデスクに置いてます。

いよいよスティーブが帰宅します。
隠れるサリー。隠れたのはいいけど保安官の死体に接近してる。

帰宅したスティーブは疲れています。安楽イスにへたり込む。
ゴルが分離する。スティーブはデスク上のサリーが置いたページを見る。
いいあんばいにオノがあったります。暖炉があるので不自然ではない。

保安官の死体を見て悲鳴を上げてしまうサリー。
そこに迫るゴル。スティーブはオノでゴルを攻撃する。
犬のジョージも外の窓のとこに来てます。

何だかスティーブがゴルを片づけたようです。
犬のジョージから離れたボルはここを去ります。あいさつはなし。

どうして急所がわかった?と聞くスティーブ。
サリーはボルから聞いたのよと犬のジョージに話しかける。
しかしもうボルはいない。犬のジョージは何も言わない。

そんなこんなでキスをしてるスティーブとサリー。
エンドとなります。


そんなわけで普通のB級SFのよい作品でした。

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