『我輩はカモである』(1933年)
この作品は、レオ・マッケリー監督、マルクス4兄弟主演の風刺コメディのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1933年 パラマウント アメリカ作品
ランニング・タイム◆68分
原題◆Duck Soup
プロット◆ある国にスパイを送り込む話しなのか?
音楽◆John Leipold (uncredited)
BS2にて。画質は忘れた。
キャスト
グルーチョ・マルクス→独裁者のファイアフライ ヒゲでメガネのマルクス
チコ・マルクス→スパイのチコリニ 指一本でのピアノ演奏のマルクス
ハーポ・マルクス→スパイのビンキイ ハープ演奏のマルクス
ゼッポ・マルクス→影が薄いマルクス
マーガレット・デュモント→ティズデイル夫人
ラクウェル・トレス→踊り子のヴィーラ
ルイス・カルハーン→シルヴェニアの大使トレンティノ
レオ・マッケリー監督の演出はよいと思います。
この監督の名前はマービン・ルロイ監督と響きが似ていると思える。
この作品はマルクス4兄弟が揃っていることで有名です。普通は3人なんです。
ミュージカルになっているのがいい。このようなノリは大好きです。
キャストで何故かルイス・カルハーンが出てまして仇役を務めています。
1933年製作でも結構現在でも通じる言葉があるのにはビックリします。
フィメールとか色々とありつす。英語はシンプルです。
日本語とはとはエラい違いです。
何しろこの国は映画はすぐに古びるし、言葉はやたらと死語にしたがるし。とても文化的とは思えぬヒドい国なんです。
映画が古びるのは出来が悪いせいで日本語とは関係ないけど、日本語をやたらと死語にするのは色々とあってお役人様からマスコミの都合でいかようにでもなります。
ダジャレを日本語字幕で出してますがこれが少し苦しい。
解説付きの洒落がイマイチなのと同じだからです。言葉が違う不条理コメディに日本語字幕を付けるのむずかしいとよくわかります。
随分と前に見たので話しの方は全く覚えていない。
そんなわけで名高いのでたぶんよい作品だと思えます。
« 『アラスカ珍道中』(1946年) | トップページ | Hollywood Express #561◆2014.03.15(土) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「1930年代」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『早すぎた埋葬』(1935年)(2021.11.07)
- 『帽子から飛び出した死』(1939年)(2021.11.06)
- 『血に笑ふ男』(1937年)(2021.10.31)
- 『猫とカナリヤ』(1939年)(2021.10.03)
« 『アラスカ珍道中』(1946年) | トップページ | Hollywood Express #561◆2014.03.15(土) »
コメント