『失われた世界』(1950年)
この作品はノーマン・ドーン監督、ローラ・エリオット、ジム・アーネス主演の海賊と怪獣の映画のようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1950年 アメリカ作品
ランニング・タイム◆61分
原題◆Two Lost Worlds
プロット◆海賊騒ぎから孤島の漂着して怪獣と遭遇すると話しのようです。
音楽◆アレックス・アレクサンダー/ポール・ソーテル
WHD JAPAN/有限会社フォワード発売の『ロスト・ワールド 2in1』のDVDにて。画質は悪い。VHS3倍モード並み。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
キャスト
ローラ・エリオット→オーストラリアのエレーン・ジェフリーズ
ジム・アーネス→アメリカ人のカーク・ハミルトン
ビル・ケネディ→オーストラリアのマーティン・シャノン
グロリア・ペトロフ→子役のジャニス
ジェーン・ハーラン→エレーンの知人ナンシー
ロバート・カーソン→オーストラリアのアリソン船長
ティム・グラハム→船員のソルティ
トム・ハバード→船員ジョン
リチャード・バーテル→執事のデイビス
ピエール・ワトキン→ジェフリーズ氏
ダン・リス→よく喋るナレーター
ノーマン・ドーン監督の演出はまあまあだと思います。
全体的に普通にまとまっています。
ジム・アーネスはのちにジェームズ・アーネスとなって代表作は『遊星よりの物体X』(1951年)、『放射能X』(1954年)等・・。
ローラ・エリオットは別名ケーシー・ロジャースで代表作は主人公の悪妻を演じてた『見知らぬ乗客』(1951年)でしょう。
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タイトル。
本のページをめくる手法になっています。古典的です。
ローラ・エリオットの名前でちゃんと出ています。
ジム・アーネスはジェームズ・アーネスのようです。
1830年08月16日・・・
東インド諸島に向け・・・
そんな感じで前説のナレーションが入っています。
帆船の時代です。
この作品はモノクロです。カラーではありません。
ハミルトン・クイーン号は東インド諸島を目指して航海中です。
トールマン船長にカーク・ハミルトンが登場。
カーク・ハミルトンはこの船の設計者兼オーナー?のようです。
近道をしようと言ってるカーク・ハミルトン。危ないと言ってるが結局そうしてるトールマン船長。船長に圧力をかけてるのです。
コーヒーを持ってきた船員がハマキを盗んだことでのギャグ1発があります。
ハマキには毒が入ってるトールマン船長。このリアクションとなっています。
そんなとこに船が接近しています。
ファントム号。どうやら有名な海賊船らしい。アメリカ船の積み荷はいただきだと意気込んでいます。
いきなり大砲を撃ってるファントム号。
船に穴があいてるハミルトン・クイーン号。負傷するカーク・ハミルトン。
旗色は非常に悪い。
そんなこんなで何とか逃げ切ったようなハミルトン・クイーン号です。
足に負傷したカーク・ハミルトンの治療のためにクイーンズランドに寄港します。
クイーンズランドの北東の港にて。オーストラリアです。
どうやらけが人のカーク・ハミルトンを残してハミルトン・クイーン号は東インド諸島に向かうようです。
ハマキの船員はソルティ。それにもう1人の船員が付添で残る。
羊の牧場主マーティン・シャノンが登場。
このへんはやたらナレーションが入り、やたらと登場キャラが多い。
牧場ではアメリカ船のことが心配の種になっています。何だか色々とトラブルがあったらしい。
牧場主マーティン・シャノンがアメリカ船をもう出港すると言って一安心となってる。
ジェフリーズ家にて。
子役のジャニスが登場。子羊で遊んでます。
牧場主マーティン・シャノンはブリスベーンに行くようです。
ジャニスの姉でエレーンが登場。
執事のデイビスが登場。
お父さんのジェフリーズ氏が帰ってきますとなってる。
このへんで随分とコナン・ドイルの原作とは違うことに気がつきます。というより原作ではないみたい。
何だかオーストラリアの普通のコスプレ・ドラマになっています。
『山羊座のもとに』(1949年)のような感じです。
アメリカ人の噂をしてる女性2人。
エレーンにナンシーです。
子役のジャニスがアメリカ人のとこに出かけるので後をつけてるエレーン。
カーク・ハミルトンを訪ねてるジャニス。
姉エレーンの悪口を言ってる。で、ここに入るエレーン。
カーク・ハミルトンとお知り合いとなります。
ソルティ、メイソンの船員2人、カーク・ハミルトン。
カーク・ハミルトンが船を設計者であることが会話からわかります。
エレーンを演じるローラ・エリオットですが『見知らぬ乗客』(1950年)の強烈な悪妻とは全然違うキャラクターで普通のヒロインです。
マーティン・シャノンが来ます。
船員と話してます。船員は「パーティがあります」とか言ってます。
ジェフリーズ家にて。
パーティが終わってエレーンとジャニスを送ってきたカーク・ハミルトン。
ジェフリーズ氏に挨拶ということで入るカーク・ハミルトン。
そこは大勢集まった会議のようなことをやっています。何かの対策を議論しているようです。
同席して話しを聞いてるカーク・ハミルトン。聞かれたのでこうしたらいいと言ってます。アメリカならこうやってる・・・。
よくわからんけど海賊というか略奪者対策らしい。
成り行きで海賊対策のリーダーになってるカーク・ハミルトン。
エレーンは地元のマーティン・シャノンと話しています。
ブリスベーンに行くとか、まだ結婚は早いとか色々・・
このへんで話しがどうもわからない。ナレーションはバンバン入る。
何だかよくわからん展開になってます。
それでカーク・ハミルトンとエレーンがどんどん仲良くなっていくとナレーションで言ってます。
速攻でキスまで行ってます。
ダンスパーティにて。
船員2人は女の子と仲良くなろうと奮闘しています。
ここでエレーンとカーク・ハミルトンはまたキスをしています。
そこにマーティン・シャノンが乗り込んで殴り合いとなっています。普通に三角関係といった感じ。そういう話しなのか。
夜、少し離れた海に船が停泊しています。ファントム号らしい。
略奪者一味が打ち合わせしています。ファントム号は明け方までに戻る。それまで暴れてろということらしい。
そんな感じで略奪シーンの連続となります。
何がどうなってるのか正直言ってよくわからん。そこら中を荒らし回ってるらしい。
牧場を襲います。撃ち合いとなっています。
エレーンが拉致されます。
ジェフリーズ氏が娘達を心配して馬を走らせます。で、馬で追われてチェイスシーンになります。
ミニチュアの滝で行き止まりのジェフリーズ氏。どうやら転落したらしい。
略奪の限りを尽くした敵はファントム号で去っていったとナレーションが入る。
海賊はエレーンとナンシーを拉致したようです。
海賊対策会議にて。さてどうするとやっています。
ジェフリーズ氏は亡くなりエレーンとナンシーと拉致された。ジャニスもいない。
手持ちの船を使い、残された者たちだけでファントム号を追跡することになります。
追跡する船にて。
ジャニスはこの船に隠れていました。
ファントム号にて。
エレーンはファントム号の船長?ではなく黒幕の男に抗議をする。
そうしたら女2人は何処か孤島に下ろすとなっています。なんでそうなる?
さすが映画なので当時の倫理コードに従っています。
そんな感じで何だかオーストラリアの海賊映画になっています。
ファントム号に追いついたので海戦の打ち合わせをしてるカーク・ハミルトン。
追跡に気がついたファントム号は砲撃を始めます。
それはいいけど見てていつになったら怪獣が出てくるのかと心配になります。
ファントム号の反対側から乗り込む決死隊が海中を泳いでいます。
この海中シーンが結構長い。
大乱戦となっています。
殴り合い、錨をファントム号に投げ込む。ロープで乗り移る。
ジャニスは抱っこされて救命ボートに避難となっています。
女性達を救命ボートで脱出しています。
船2隻は炎上となっています。
ナレーターが救命ボートは丸2晩海を彷徨い小島に漂着すると言ってる。
ようやく怪獣映画の本筋に入るようです。
メンバーが6人となっています。
カーク・ハミルトン
負傷してるマーティン・シャノン
船員のジョン
エレーン
ナンシー
子役のジャニス。
またナレーションが入ります。
救命ボートが荒波のせいで一晩でオシャカになったようです。
ここは東インド諸島のどこかの島らしい。
ジョン船員から水が見つかったと知らせが入ります。
救命ボートがダメなので山越えするようです。
蜃気楼ではなくマジで水があり飲んでます。
ジャニスが悲鳴を上げる。駆けつけるカーク・ハミルトンとエレーン。
トカゲ怪獣が出現する。地面を裂け目に隠れる3人。
ワニ怪獣とトカゲ怪獣の戦いになります。
ここはなかなか上手く見せています。悪くはない。
どうやらワニ怪獣が勝ったようです。ワニには背びれが付けられています。
この作品はコマ撮りではなく実際のトカゲやワニに装飾をして怪獣としています。これもこれでいい。
砂漠の向こうにある緑を求めて移動となります。
ジャングル地帯に入ります。ここには活火山もあります。
果物を見つけて食べる6人。
そのころハミルトン・クイーン号はクイーンズランドに戻っています。
事情を聞いてるトールマン船長。船員のソルティも生きていたようでいます。
位置を聞いて捜索に向かうようです。
島にて。
いかだを造り食料積んで南に向かうらしい。
まず食料を集めに出かけます。
何だか不気味な音が聞こえてきます。
活火山が大噴火となります。流れる溶岩。飛ぶ火山弾。
まだ火砕流の描写はありません。実際の火砕流は凄いらしい。高速で迫り高温の火砕流にのまれたら即死らしい。
ナンシーが溶岩に飲まれたようです。
トカゲ怪獣も地割れや溶岩に飲まれ、落石で埋まっています。
またナレーションが入り溶岩で森を焼き尽くされたと言ってます。
噴火は収まったようです。
ようやく戻る面々。いかだは壊れてます。
マーティン・シャノンは亡くなります。
絶望的な状況のことで、これはうまい具合に助けが来ました。
トールマン船長のハミルトン・クイーン号が島に接近しています。
ですが、もう戻ろうかとトールマン船長。そこに島に人がいますと知らせが入る。
望遠鏡でのぞくトールマン船長。
ぴったりと大写しでカーク・ハミルトン達が見えます。
またナレーションが入り、イラストでカーク・ハミルトンとエレーンが一緒になっているとこが入りエンドとなります。
怪獣映画かと思ったらこういう話しなのか。まあいいけど。
そんなわけで怪獣映画ではなく海賊映画だったまあまあな作品でした。これもこれで悪くはない。
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