『ロスト・ワールド』(1925年)
この作品はハリー・O・ホイト監督、ウォーレス・ビアリー他主演の恐竜物SFドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1925年 ファースト・ナショナル・ピクチャー アメリカ作品
ランニング・タイム◆68分
原題◆The Lost World
プロット◆ロストワールドへ行って恐竜をロンドンに持ってくる話しのようです。
音楽◆この作品はサイレント映画です。
WHD JAPAN/有限会社フォワード発売の『ロスト・ワールド 2in1』DVDにて。画質それなりに悪い。セピア調になっています。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音楽がドルビーデジタル5.1chになっていてリアスピーカーから大音量で音楽が出ています。サラウンドというより全スピーカーが鳴るようになってるようです。
キャスト
ウォーレス・ビアリー→風変わりなチャレンジャー教授
ベッシー・ラブ→父が探検家だったポーラ・ホワイト
ルイス・ストーン→探検家のジョン・ロクストン卿
アーサー・ホイト→昆虫学者のサマーリー教授
ロイド・ヒューズ→エドワード・マローン記者
フランク・フィンチ・スマイルズ→執事のオースチン
チャールズ・ウェルズリー→ブラジル地学調査会のハイバード
ジョージ・バニー→ロンドン・ジャーナル編集部のマッカードル
ハリー・O・ホイト監督の演出はよいと思います。
ステップモーションの特撮はウィリス・H・オブライエン。
2in1 DVDなのでWHD JAPAN/有限会社フォワードのタイトルが出てメュー画面になります。
それから作品を選び再生となります。まともです。
タイトル。ファースト・ナショナル・ピクチャー
キャスト表も出ています。
さすがに古いのであまり知ってる俳優さんはいない。
ロンドン・ジャーナル編集部にて。
チャレンジャー教授がどうのこうのと話してる男が2人。編集部のお偉いさんらしい。
何だか記事のことでチャレンジャー教授から告訴されてるとか・・。
マッカードルという名前が出ています。この編集部の2人のうちどちらかです。
若い男が登場。取材をやらせてくれと主張してます。
ロイド・ヒューズ扮するエドワード・マローン記者です。
何だかんだあって。
どうやらエドワード・マローン記者はチャレンジャー教授のところに行かされるようです。
博物館にて。
恐竜の骨格の標本が置いてあります。
ここの見物人の会話から著名なハンター、ロクストン卿の名前が出ています。
どうやらここでチャレンジャー教授の講義があるようです。
学生がチャレンジャー教授をやじってやると張り切っています。
お題は、アマゾン川周辺には5万マイルに及ぶ未開の水路がある・・・
エドワード・マローン記者が紳士と話しをしてます。
この紳士がロクストン卿のようです。
何とか講義に入れてくれないかと相談しています。記者とわかると入れてくれないらしい。
で、交渉の甲斐があってロクストン卿の入場券で入れるようです。
講義が始ります。
まず昆虫学者のサマーリー教授が挨拶でカマしてます。要するにチャレンジャー教授の発表を「デタラメな説だが発表するだけなら別に構わない」だって・・。
チャレンジャー教授が登場します。
ぼさぼさ頭にヒゲもじゃのいかついタイプのオッサンです。
さっそくやじられています。そんなことは平気で反論しています。
強烈なキャラクターといった感じ。
チャレンジャー教授はロストワールドへの遠征希望者を探しにきたと言ってます。
そんなことから昆虫学者のサマーリー教授がデタラメを確かめに参加すると表明してます。
ロクストン卿も参加するようです。
エドワード・マローン記者も参加を表明しますが職業は?と聞かれて「ロンドンジャーナル誌の記者です」と言ったので叩き出されます。
逃げたエドワード・マローン記者を追っかけて外に出たチャレンジャー教授は見つからないのでタクシーに乗って帰宅します。
チャレンジャー教授のアパートにて。
エドワード・マローン記者が中を伺って窓から侵入しています。これを発見したお巡りが来る。
で、取っ組み合いのケンカとなるチャレンジャー教授とエドワード・マローン記者です。家の中から玄関の表まで転がって出ています。
お巡りに事情説明でエドワード・マローン記者は「この件は告訴はしない」と言ってチャレンジャー教授に恩を売ってます。これで交渉が出来るようになるようです。
チャレンジャー教授のアパート内にて。
ロクストン卿が来ます。
チャレンジャー教授が持ってる日誌をエドワード・マローン記者に見せるようです。
これには何が書いてある?。
ポーラ・ホワイトがやって来ます。この日誌を書いた探検家メイプル・ホワイトの娘です。
ポーラ・ホワイトがある台地に行った話しをしています。ロストワールドです。
日誌のイラストにはブロントザウルスと書いてあります。アパトザウルスではでありません。この映画の製作年度からすると無理はありません。
ポーラ・ホワイトは実際に恐竜を見たらしい。
途中から年取った御夫人が出てきます。どうやらチャレンジャー教授夫人らしい。もうカネがないと言ってます。
エドワード・マローン記者はこれはいい記事になると喜んでいます。
で、会社に掛け合えば独占記事にする代わりに探検費用を出すはずですと提案しています。
チャレンジャー教授はこの話に乗るようです。
そんな感じに話しは順調に進んでます。
ロンドン・ジャーナル誌の見出し。
でかでかと『ロンドン・ジャーナル探検隊はこれから行きます』と出しています。
さすがにスポンサー様の立場は強い。冠スポンサーの典型となっています。
次のシーンではもう現地になっています。
ランニングタイムが短いので話しは早い。
川を何隻かのカヌーで進んでます。
豹がいます。
木の枝にヘビが絡まっています。
ナマケモノが木にぶら下がっています。ナマケモノの子供が母にしがみついてる。
このへんの動物はアーカイブ・フッテージを流用編集して描写しています。
件の台地のとこに着きます。
エドワード・マローン記者はタイプを打って仕事しています。
我々はカヌーを降りてから3週間でホワイト氏が置き去りにされたあの台地での野営である・・・
小ネタで子グマが2匹エサを争ってケンカしています。
台地には猿ではなく類人猿のようなのがいます。
台地に行くには手前のスロープの付いた小さめの台地に登りてっぺんに生えてる木を切り倒して、その樹を橋にして台地に移動するようです。
そんなとこに落石があります。
どうやら台地の類人猿が落としたらしい。
今度はプテラノドンが飛んでます。
小さめ台地に降りて食事中となっています。また飛んで去ります。
いよいよ木を倒して橋にしています。
もうブロントザウルスが出ています。
ここを渡って台地に行きます。ポーラ・ホワイトがめまいをして危ないとこもあります。
総勢5人。
チャレンジャー教授
ロクストン卿
サマーリー教授
エドワード・マローン記者
ポーラ・ホワイト
さっそくブロントザウルスがいます。
英語字幕ではブロントザウルスと表記しています。
ブロントザウルスがやって来て渡した樹を落としてしまいます。これでここから降りられなくなってしまいます。さてどうする?
野営をしています。近くでは類人猿が伺っています。
アロサウルスが登場。ブロントザウルスと2匹で戦いになっています。
トリケラトプスが登場。親子です。
今度はアロサウルス対トリケラトプスとなります。ここはトリケラトプスがアロサウルスを追っ払います。
野営のところにアロサウルスが接近しています。
ライフルと松明で迎撃しています。これで逃げ去るアロサウルス。
結構弱いアロサウルスでした。
トリケラトプスが登場。今度のトリケラトプスは少し造形が違う。ちゃんと草を食べています。
で、またアロサウルス対トリケラトプスとなっています。
今回はアロサウルスがトリケラトプスを仕留めたようです。
トリケラトプスを仕留めたアロサウルスですが今度はプテラノドンを捕まえて食べています。
また謎の類人猿がチョコチョコ姿を見せています。伏線なのか?
台地の下で待機してる黒人と白人のコンビが何かやっています。
台地にて。
チャレンジャー教授は細い木を倒してしならせて投石器にするつもりらしい。
役に立つのか?
ロクストン卿は洞穴を調べてます。
骸骨を発見します。懐中時計があります。MWのイニシャル。フタを開けるとポーラ・ホワイトの写真があります。
どうやらメイプル・ホワイトの骸骨らしい。
ロクストン卿は台地の外側につながるトンネルを発見しました。
これがとてつもなく高い場所にあります。さてどうする?
リボルバーを撃って下の2人を呼んでます。ポーラ・ホワイトを連れて来ればなついてるお猿のジョッコが上に登る。ついでにロープを引っ張れるとなります。
一応前振りでお猿のジョッコがポーラ・ホワイトになついてるとありました。
ロクストン卿はまだポーラ・ホワイトに父が死んだことを言ってない。
エドワード・マローン記者とポーラ・ホワイトはすっかりいい雰囲気になっています。
「あんたには婚約者グラディスがいるでしょ」と言ってるポーラ・ホワイト。
「極限状態のここにいるんだからそんなことは関係ない」と言ってるエドワード・マローン記者。凄い理屈です。
そんな勢いでキスをしている2人。まあ映画だから。
ロクストン卿が来ます。
キスの2人を見ています。見ない振りしてる?
エドワード・マローン記者は前牧師のサマーリー教授に結婚式をやってもらうと言ってます。
それならサマーリー教授を探してこいとエドワード・マローン記者を行かせるロクストン卿です。
チャレンジャー教授はブロントザウルスを観察中。
一緒にいるのがサマーリー教授です。
ロクストン卿はポーラ・ホワイトに発見した懐中時計を見せています。
ブロントザウルスを観察中の教授2人。
アロサウルスが来ます。アロサウルス対ブロントザウルスとなります。
で、崖から転落するブロントザウルス。
洞穴に類人猿が来てます。
ロクストン卿はトンネルの話をしています。
このように脱出すると説明しています。
火山が噴火しています。
大勢で避難している恐竜達。溶岩が迫っています。
ステゴサウルス、トリケラトプス等々・・
チャレンジャー教授、サマーリー教授の2人も避難しています。
その教授2人を探してるエドワード・マローン記者。
脱出となります。
ロクストン卿とポーラ・ホワイト。台地の下にいるお猿のジョッコを呼びます。
細いロープを引っ張って崖を登るお猿のジョッコ。
他の3人もすぐに洞窟に来るらしい。
無事に登ってきたお猿のジョッコ。
細いロープに縄ばしごをつないで引っ張って上げます。
まず縄ばしごで降りるのはポーラ・ホワイトです。何とか降ります。
続いて他の人達が降り、最後にロクストン卿が降ります。
ここで類人猿が縄ばしごを上から引っ張って大変な状態となります。
下からライフルで撃って類人猿を仕留めます。結局類人猿は縄ばしごを引っ張るだけでした。
急に縄ばしごが落下して危ないとこでしたがロクストン卿も降りられました。
崖から落ちたブロントザウルスはまだ生きています。
驚いてるチャレンジャー教授。
唐突にブラジル地学調査会のハイバード教授が登場する。
で、ブロントザウルスを生きたままロンドンに運ぼうとロクストン卿。
その後、ロンドン・・・
ロンドンの街。博物館にて。
チャレンジャー教授の講義です。
エドワード・マローン記者の尽力でと一応持ち上げています。学者先生も予算絡みで色々と大変なようです。
アマゾンからモンスターが来ると言ってます。
港のエドワード・マローン記者から電話が入る。
これが最初は電話ボックスしか見えないのでどこなのかわからなかった。
波止場でケーブルが切れてブロントザウルスが野放しになったとのこと。これは大変です。
ロンドンの街を歩くブロントザウルス。
コマ撮りに合成です。これはいい。
博物館にて。
講義に聞きに来てる連中はブロントザウルスなんてデタラメだと思っててチャレンジャー教授を追放しています。
建物を破壊してるブロントザウルス。
ロンドンブリッジを渡るブロントザウルス。橋が落ちます。テムズ川に落ちるブロントザウルス。
で、何となくエンドになります。
何でんでそうなるんだ?。予算が尽きたのか時間が尽きたのかよくわからん。
そんなわけでなそれなりな出来のサイレント作品でした。
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