『サイコ・モンタージュ』(1996年)
この作品はロブ・フレスコー監督、ショーン・ヤング主演のサスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1996年 ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆94分
原題◆Evil Has a Face
プロット◆継父と再会する話のようです。
音楽◆ジョゼフ・ビタレッリ
スカイパーフェクTV316スター・チャンネルにて。画質はよいです。この作品はTVムービーのようです。
キャスト
ショーン・ヤング→似顔絵描きのグエン・マクギャレル
ウィリアム・R・モーゼス→名前がよすぎるトム・ソーヤ刑事
ジョー・グザルド→間違えられた男Radacek
チェルシー・ロス→グエン・マクギャレルの継父?
ブライトン・ハートフォード→子役のブリア
クレジットの字が小さすぎて読みにくいこと。ですからキャストがよくわからなかった。
ロブ・フレスコー監督の演出はよいと思います。
この監督はショーン・ヤングに敬意をはらっているように思えます。撮り方がそんな感じです。
見ててこれはトラウマ物で、トラウマの原因になってる人がもう死んでるのかと思ったらホントに出てくる話でもあった。見ててこれはSF?それとも偶然の一致?と思ってしまいした。→どうやら偶然の一致らしい。
紅葉がきれいで湖もきれい。いいとこです。その紅葉の下でショーン・ヤングが継父と再会するいいシーンがあったりします。
舞台はシカゴからミネソタの地方都市へと移動します。すぐシカゴを帰る筈がそうはいかないのがいいです。
主役2人のショーン・ヤングとウィリアム・R・モーゼスは付かず離れずといい感じでした。
ウィリアム・R・モーゼスの家にはソファがあってそこにはネコがいます。これはいいな。
ショーン・ヤングのキャラ紹介の描写、ケースにセットされている似顔絵の道具一式等と出だしは快調でした。
相変わらず美しくとても実生活でジェームズ・ウッズともめていたり、数々の奇行をやらかしていた人とは思えません。
でもドアのガラスを割って内側から鍵を外して中に入るとこでガラスを割ったら全部割れてしまい別に鍵を外してドアを開けなくても入れてしまうとこがあって、それでも一応ドアを開けて入っていました。この辺の融通のきかないとこがショーン・ヤングらしいのかも。
地元警察と応援?に来たFBIは当然不仲でした。よくある設定でいい感じです。
容疑者の間違えられた男は文字通りレッドへリングなキャラで警察もだましてしまいます。これでハラハラさせてくれます。
ラストはアクションになって例によって警察は遅れてやってくることになっていました。
作品によって退屈な出来で人が歩いてるだけで見てて堪え難いのもありますが、歩いてるだけでいいときもあります。どうしてこうなのか演出の違いとしかいいようがないのです。この作品は悪くはなかった。
そんなわけでショーン・ヤングが美しく撮れているよい作品でした。
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