『記憶移植』(1997年)
この作品はロバート・イズコブ監督、ニコレット・シェリダン主演の少しSFの入ったサスペンスのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1997年 CBS アメリカ作品
ランニング・タイム◆88分
原題◆Murder in My Mind
プロット◆シリアルキラーを追うのに記憶移植を使う話しのようです。
音楽◆ミシェル・コロンビエ
スカイパーフェクTV311パワームービーにて。画質はよいです。
キャスト
ニコレット・シェリダン→捜査官キャリー・ピアソン
ステーシー・キーチ→捜査主任
ピーター・コヨーテ→ヒロインの夫のアーサー
ウィリアム・S・テイラー→FBIのマイケルズ上司
ピーター・アウターブリッジ→芸術家のジャック・ボリナス
ステリーナ・ルシチ→殺されたマリーナ・ウエルス
デビッド・ケイン→TVレポーターのタイラー
ケンドール・クロス→殺されたジャッキー
ショーン・マクドナルド→容疑者のグラディンジャー
ピーター・フレミング→犯人のロバート・ベッソー
タムシン・ケルシー→女医さんのベス
背の低い刑事の名は?→わかりませんでした。
この作品は少し見て面白かったので見ました。
それとは別に他の作品では主演ではないけど出ていた女優さんが主演の作品だとどんなのかなと見たくなります。この作品はジョン・キューザック主演の『『シュア・シング』(1985年)でジョン・キューザックが会いに行くシュア・シングな女性役で出ていたニコレット・シェリダン主演ということでも見ました。結構ベテランではないですか。
記憶がどうのこうのというのは『ザ・セル』(2000年)の先取り企画かと思ったら違ってまして昏睡状態になった被害者の記憶を別の人間の脳に植え込んで体験するという設定でした。
ロバート・イズコブ監督の演出はよいと思います。
移動撮影でカメラが引いても歩いたりして映っているキャラのサイズを変わらない。ここはプラスポイントになります。
記憶移植の描写は注射1本と溶暗で処理していました。さすが低予算のTVムービーですが、これでいいのです。
その効果はフラッシュバックで描写していました。これもTVムービーらしい。その代わり脚本が凝っています。詰め込み過ぎて収拾が付かないような感じなのがこまったものですけど。
キャスティングも相手役にはステーシー・キーチとピーター・コヨーテが出てるのでこの2人は怪しいとまた楽しめます。豪華なキャストです。その他に被害者のボーイフレンドも怪しかった。怪しいのが3倍楽しめます。
ポケットベルを使用。コードレスホンも使用。携帯電話は使っていませんでした。ちょっと前なのに何だか随分昔のような感じがします。
どこの街が舞台なのでしょう。セリフで「デトロイトが・・・」等と言ってたからシカゴあたりかも・・・。
ニコレット・シェリダンは結構歳がいってそうですが、きれいに撮れていました。ブロンドの髪を束ねているのが素敵です。
ピーター・コヨーテは包丁を左手が扱っていましたが左効きなの?
カネがかかる特撮部分が少ないのがいかにもTVムービーでした。
そんなわけで全体的に正統派SF調サスペンスになっていたよい作品でした。
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