『ファンタスティック・プラネット』(1973年)
この作品はルネ・ラルー監督の有名なSFアニメのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
1973年 フランス=チェコスロヴァキア作品
ランニング・タイム◆73分
原題◆La Planete Sauvage
英題◆The Fntastic Planet
プロット◆結局和平に至る話しのようです。
音楽◆Alain Goraguer=アラン・ゴラゲール
パーフェクTV311にて、画質はよくはない。フランス語版。日本語字幕が非常に見ずらかった。
かなり有名な作品なので見ました。アートシアター物なのでは?と疑って見たら、やっぱりそんな感じでした。まあいいけど。
ルネ・ラルー監督の演出はまあよいと思います。
ロングのシーンでホトンド黒い点のようになってもキャラの動きが見事です。ちゃんと人間が動いてるように見えました。
大きいミュータント型種族と小さい人間型種族が争う話しになっています。
ミュータント型種族から人間はペット兼害虫と見なされています。
その他にの奇天烈な動物キャラが多く出てました。
人間の赤ん坊のナレーションで話しは進みます。このキャラが成長して一応主人公になっています。
ミュータント型種族の瞑想は何の儀式?→これはエネルギーの為のようです。
やはりフランス映画な展開でした。→人間型種族ヒロインの描写等がそんな感じ。
巨大な植物の中をうごめく人間はシオドア・スタージョンのSF小説『人類皆殺し』のような感じもしました。
2つの種を何にシンボリックしてるのか?→よくわからん。
色々とあって人間型種族はロケットの墓場に逃げる。
ここでロケットを作り新天地をめざし脱出して違う惑星に着いたら、そこはミュータント型種族が瞑想した行き先でした。これが落ちのようです。わけわからん。
そんなわけでアートシアター物が好みな人は見ても後悔しないでしょう。私は少し後悔しました。
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コメント
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こんな見所満載の映画を楽しめないなんてかわいそう
投稿: uronoro | 2010.02.15 16:20