『彼氏がステキになったワケ』(2003年)
この作品はニール・ラビュート監督、レイチェル・ワイズ、ポール・ラッド、グレッチェン・モル主演の人間ドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2003年 ワーキング・タイトル・プロ/フォーカス・フィーチャーズ/ユニバーサル アメリカ=フランス=英国作品
ランニング・タイム◆98分
原題◆The Shape of Things
プロット◆人間改造の実験台にされる話しのようです。
音楽◆エルビス・コステロ
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにか。画質はよいです。
キャスト
レイチェル・ワイズ→美術専攻のイブリン
ポール・ラッド→冴えないアダム
グレッチェン・モル→アダムの知り合いジェニー
フレッド・ウェラー→アダムの知り合いフィル
ニール・ラビュート監督の演出はよいと思います。でもオチがイマイチ。
クレジットはグレッチェン・モルが最初で、次がポール・ラッドで、3番目がレイチェル・ワイズとなっています。
プロデューサーの1人にレイチェル・ワイズの名があります。実はこれが伏線でした。
美術館にて。
レイチェル・ワイズ扮するイブリンとポール・ラッド扮するアダムが知り合います。
ささいなことでイブリンに注意するアダム。これで知りあいます。
美術専攻のイブリン。英文学専攻のアダム。
結果的にナンパすることになるアダム。
大学です。
キスをするイブリンとアダム。
会話シーンでは面白い切り返しをやっていました。これは小津スタイル?
フィルとジェニーが登場。これでキャラがそろいます。
フィルの部屋にて。
4人で雑談です。
彫刻のペニス談義から、口論となるイブリンとフィル。
セックスの後のイブリンとアダム2人の会話。
路上パフォーマンスのことで口論。
会話シーンでは長回しになっています。
ジェニーと会うアダム。
会話シーンでは切り返しをやっています。
イブリンのことで。
長回しもあります。
成り行きでキスとなります。
このへんはごく普通のロマンティック・コメディ調になっています。
病院にて。
イブリンとアダム。
鼻の整形をすることになるアダム。
このへんは普通のロマンティック・コメディ調とは少し違う感じになっています
フィルに会うアダム。
鼻の傷の話。ジェニーとのキスの話し。
ケンカとなります。痴話げんかかい。
コーヒーショップにて。
イブリンとジェニー。
アダムが来ます。気まずい雰囲気となります。
キスの話しからジェニーは帰ります。
フィルとジェニーと絶交してくれとイブリン。
このへんになると何だか違うドラマになりつつあります。
大学にて。
フィルに会うアダム。フィルとジェニーに別れたそうです。
そんなとこにジェニーも来ます。
イブリンの卒業製作発表会となります。
お題は人体改造、または人間改造。
そんなわけで衝撃の展開となります。こういうオチなのかいというのが正直な感想となります。伏線も何もないのでこの展開は絶対に予測不可能です。
なるほどこういうキャラなら演じたくはなるでしょう。レイチェル・ワイズがプロデューサー兼任する意味がわかりました。これが伏線でした。
後で気がついたけどニール・ラビュート監督は『ベティ・サイズモア』(2000年)の監督でした。
『ベティ・サイズモア』(2000年)は見ててヒロインの扱いが辛くて再見には耐えませんでした。
監督も話しもよく知らずに、レイチェル・ワイズとボール・ラッドが出ているロマンティック・コメディだと思って見ました。
出来はまあまですがオチがイマイチでした。。ロマンティック・コメディだと思って見たら、実はアートシアター向け人間ドラマだった、こういうことのようです。せっかくメモしたのがバカらしく思えました。しょうもない。
そんなわけで久々に見なければよかったと思えるイマイチな作品でした。
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