『ブルークラッシュ』(2002年)
この作品はジョン・ストックウェル監督、ケイト・ボスワース主演のサーフィン映画でスポ根物となっています。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
評がいいのと私の買う店ではバーゲンDVDだったので買って見ました。
2002年 ブライアン・グレイザー・プロ/イマジン・エンタテインメント/ユニバーサル・ピクチャーズ アメリカ作品
ランニング・タイム◆104分
原題◆Blue Crush
プロット◆サーフィン大会に出て有名になる話しのようです。
音楽◆ポール・ハズリンガー
ユニバーサル・ピクチャーズ発売のDVDにて。画質は非常によいです。ドルビーデジタル5.1ch向きの映画でした。波の音が効果的でサーフィンに失敗して海中に叩き込まれておぼれるシーンでの効果が抜群でした。見てて溺れるバーチャル体験が出来ます。
キャスト
ケイト・ボスワース→サーファーのアン・マリー
ミシェル・ロドリゲス→ルームメイトのイーデン
サノー・レイク→ルームメイトのリーナ
ミカ・ブーレム→妹のペニー
マシュー・デイビス→NFL QBのマット
ジョン・ストックウェル監督の演出はよいと思います。
全体的にミュージックビデオ感覚で作られているようです。ですがよくある細かいだけのカット割りではないので充分見られます。
タイトル。
始まったとこで溺れる夢のシーンとなっています。
この夢のシーンがフラッシュバックで度々出てきます。使い方は上手いです。
夢から覚めるケイト・ボスワース扮するサーファーのアン・マリー。
トレーニングのアン・マリー。大会まで後7日となっています。
始まったとこで溺れる夢のシーンとなっています。この夢のシーンがフラッシュバックで度々出てきます。使い方は上手いです。
ケイト・ボスワース扮するサーファーのアン・マリーは朝からルームメイトとサーフィンの練習に行きます。
クルマは1950年代のキャデラック、青の4ドア。これは映画向けのセレクトで実際は小型の3ドアハッチバックの日本車でしょう。
地元サーファーの男に絡まれます。
海は朝からサーフィンをしている人が一杯で波の上で渋滞しています。サーフィンに失敗した例を説明しているとこもあります。何も知らない私にはわかりやすくていいです。
サーフィンしながら海面に手をつくのはブレーキ?バランス取り?と興味深い。パドルとは?→カヌーを漕ぐ櫂のことのようです。そこからサーフィンではいいポジションに移動するために手で漕ぐことをいうようです。
昔サーフィンに失敗して波に上手く乗れないアン・マリーの図が描写されます。今回も大波に飲まれて失敗となります。
ガソリンスタンドで有名サーファーを見てる3人。
仕事です。ホテルのメイド。
アン・マリーはルームメイトと一緒に仕事は地元ホテルでメイドをやっています。ここの描写もまあまあ。お客のドレスを勝手に着ているシーンもあります。あまり説明セリフがないのがいいです。
サーフィンの練習です。
アン・マリーとミシェル・ロドリゲス扮するイーデン。
ヒロインのアン・マリーの妹のペニーは非行に走る。
マリファナにビールでディスコ通いとルーティンな描写です。
怒って妹を回収に向かうアン・マリー。上手くいかずディスコで大騒ぎとなります。
ホテルにて。
アン・マリーは部屋を汚したお客に意見したとホテルをクビになります。
そんなことからアン・マリーはNFLの男と知り合ってサーフィンをコーチすることになります。QBだけではなくオフェンスラインの大男2人をやってきます。NFLのQBが自分を守ってくれるオフェンスラインの連中を個人的に食事等に招待することは実際にやってるそうです。
レッスン料は1時間150ドル。いい稼ぎになるようです。
ここの描写はミュージックビデオ感覚となっています。
最後に波の乗るマットです。
そのままQBのホテルの部屋に行くアン・マリー。キスだけ。
帰宅したとこをルームメイトのイーデンに大会まで少ししかないと説教されます。
地元のサーフィンの穴場にマットを案内するアン・マリー。
2人だけで楽しく練習となっています。一休みしてサーフィンボードに仰向けに寝ているアン・マリーが素敵。
そんなとこに地元サーファー軍団が現われて絡んできます。
こんなことがあって予定していた水上バイクでサーフィンのポイントに行っての練習をサボってしまうアン・マリーです。
ホテルから電話で言い訳のアン・マリー。
メイドの復職しているイーデンから大会まで3日と言われます。
水上バイクでサーフィンのポイントに行って大波で練習しますが上手くいかず。
中々強敵な波相手に苦戦となっていつす。
イーデンともケンカしてやめてやるとアン・マリー。
ホテルにて。
男に泣きを入れるアン・マリー。
そんな成り行きで男とホテル暮らしとなります。
サーフィン大会まで時間のどんどん過ぎて行くとコマ落としでも描写があります。これは時間が過ぎていくのは早いということなのか。
ホテルにて。
パーティに乗り込むアン・マリー。
黒いイブニングドレスがいいです。
トイレで悪口を言われています。これでぶち切れとなるアン・マリー。
イブニングドレスのまま海に入るアン・マリー。
マット相手に愚痴が出ます。
結局はパーティから抜けて私にはサーフィンがあると明日の大会出場へとなります。
スポ根物のルーティンで話しは進みます。
サーフィン大会です。
大会には有名サーファーが出ているとのことですがよく知りません。
スカラット。バラード。レイン。有名な人達らしい。
最初の相手はスカラット。
アスカラットはケガをしてしまいます。
アン・マリーも上手くいかなかった。波に巻かれて大変な状態となっていました。
何とか予選を通過するアン・マリー。
次の相手はケネリー。
上手くいかないアン・マリーです。相手からアドバイスを受けます。
サーフィンは波を読むのがポイントのようです。
結局優勝は出来なかったが1回見事なサーフィンを見せて強い印象を残します。目的は達成出来たとなります。ここの描写が中々見せてくれます。
サーフィン大会で意地悪なライバルというのはいません。そこまでベタベタなスポ根ではありませんでした。
たちまち有名人のアン・マリー。
これで何となくエンドとなります。
初めて見る女優さんのケイト・ボスワースは魅力充分でこの作品をもたせています。寝起きのとこで瞳の色が左右違うように見えるシーンもあります。→これは実際にケイト・ボスワースの瞳の色は左右違うそうです。ブルーとヘイズルだそうです。瞳の色が違うなんて病気なのではと余計な心配をする。
ミシェル・ロドリゲスはいつもの姉御系キャラです。
これは見てて面白いとわかります。DVDを買ってよかったです。
そんなわけでわかりやすい話しとダンスの代わりにサーフィンの組み合わせでミュージカルみたいなよい作品でした。
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