『フォーン・ブース』(2002年)
この作品はジョエル・シューマッカー監督、コーリン・ファレル主演の公衆電話サスペンスです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
この作品は舞台を限定したサスペンスということで見ました。
2002年 ザッカー・ネッター・プロ/フォックス2000ピクチャーズ/20世紀フォックス アメリカ作品
原題◆Phone Booth
DVDにて。画質は非常によいです。
プロット 謎の狙撃犯によって電話ボックスに缶詰めになる話しのようです。
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
キャスト
コーリン・ファレル→業界人のスチュ
キーファー・サザーランド→謎の電話の男。
フォレスト・ウィテカー→レイミー警部
ラダ・ミッチェル→スチュ夫人のケリー
ケイティ・ホームズ→女優志願のパム
キース・ノッブス→助手のアダム
リチャード・T・ジョーンズ→コール巡査部長
ジョエル・シューマッカー監督の演出はよいと思います。
脚本はラリー・コーエン。
一発アイデアで押し切っているようです。
色々とアトラクションを詰め込んで盛り上げようとしています。まだ足りないような。
もう少し作り込めばウィリアム・ワイラー監督、カーク・ダグラス主演の『探偵物語』(51年)並みになれたかも。自信満々で登場した男が崩壊していく設定は同じなのでそう思った。
そもそもキャスティングが間違ったかもしれません。
主演のコーリン・ファレルはつながり眉毛の絶倫男という印象があるので、何だか主演キャラにあっていないような。
通信衛星からカメラは地上に降りてクローズアップに至ります。面白いショットです。このアイデアの元ネタはあります。有名な短編『パワーズ・オブ・テン』Powers of Ten(1977年)です。
電話電話のショットがつながるモンタージュとなります。
N.Y.が舞台です。ロケがいい。
マルチスクリーン。ところで誰のナレーション?
出る早々態度がデカいコーリン・ファレル扮する業界人のスチュが登場。助手をこき使っています。
口車とハッタリで仕事をこなしています。
8番街の電話ボックス。
配達のピザ屋と口論になるスチュ。
電話ボックスからケイティ・ホームズ扮する女優志願のパムに電話するスチュ。
電話ボックスのベルが鳴り反射的に出るスチュ。
ピザの話し。
勝手にパムに電話する謎の男。
フッカー達に絡まれるスチュ。
次に夫人のケリーに電話する謎の男。
電話相手を囲みで画面内に入れています。
電話を切ったら殺すと脅す謎の男。
30-06実包、ボルトアクションのライフル。狙撃の定番のアイテムです
脅しでオモチャのロボットを撃つ謎の男。
レーザーポインタが届く距離のようです。凄く近いではない。狙撃という感じがしないような。
スチュにフッカーの用心棒レオンが絡んできます。
レオンは撃たれて死亡します。銃声を入らず。
携帯電話を使い内緒で911に通報するスチュですが、バレています。
911で呼ばなくてもパトカーが来ます。
フォレスト・ウィテカー扮するレイミー警部が登場。
交渉となります。
スチュにレイミー警部に関する恥ずかしい質問をさせる謎の男。
これは別に伏線にもなっていない単なる悪趣味だったようです。
TV中継されるスチュ。
交渉人がやって来ます。
交渉人とレイミー警部は不仲のようです。交渉人を控えさせます。
夫人のケリーがやって来ます。
スチュに呼びかけますがスチュは違うと言い張ります。
スチュに夫人のケリーに対し不実だったと告白させる謎の男。
このへんでレイミー警部は狙撃者の存在を察知します。調べさせます。
パムをやって来ます。
電話ボックスの天井にハンドガンが隠されています。
内緒で携帯電話で夫人のケリーにかけるスチュ。レイミー警部が会話を聞いて事情がわかりつつある。
スチュにハンドガンを取らせようとする謎の男。
公衆の中で告白をするスチュ。
ここがこの作品の最大の見せ場のはずなのですが、あまりそんな感じがしない。惜しい。
よい知らせを聞いて勢いづくスチュ。
弁護士が来るというのは実は犯人のことを指しています。
犯人は意外というかシンプルというかピザの配達人でした。
と思ったらまた意外な犯人がいました。これでわかるわけがない。
そんなわけで正直言ってアイデア倒れのまあまあな作品でした。
ホトンド同じ設定の『スナイパー』(2002年)と出来はどっちがいい?
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