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2006.09.26

『マネキン』(1987年)

この作品はマイケル・ゴッドリーブ監督、アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラル主演でファンスタティックな設定のロマンティック・コメディです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1987年 グラッデン・エンタテインメント/20世紀フォックス アメリカ作品
原題◆Mannequin
DVDにて。画質はまあよい。
プロット 過去から来た女の子と仲良くなる話しのようです。
音楽 シルベスター・レビィ

キャスト
アンドリュー・マッカーシー→芸術家志望のジョナサン
キム・キャトラル→過去から来たエミー
ジェームズ・スペイダー→嫌味なリチャード
G・W・ベイリー→ガードマンのフィリックス
スティーブ・ビノビッチ→ライバルデパートの社長BJ
クリストファー・マハール→その社員アーマンド インド系
キャロル・デイビス→その社員ロキシー インド系


マイケル・ゴッドリーブ監督の演出はまあまあだと思います。
全体的にゆるい出来になっています。
アンドリュー・マッカーシー、キム・キャトラルのキャストがよいので見ていられます。
ジェームズ・スペイダーが間抜けな悪役で出ているのがポイントとなります。いいもんだ。


プロローグ。
昔々のエジプトです。年代は適当です。
ヒロインのエミーは消えます。話しは早い。

タイトルはアニメになっています。

現在のフィラデルフィアとなります。
マネキン職人のアンドリュー・マッカーシー扮するジョナサンは仕事が遅くて首になります。職を転々とします。どこも首になります。
キャラ紹介といったとこです。

ジョナサンh
クルマではなくバイクに乗っています。ハリウッドなのでもちろん日本のバイクではなくアメリカのハーレーです。
恋人らしいロキシーを送ろうとします。この人はインド系のような。珍しい。

ジョナサンの恋人はタクシーで去りバイクは故障して雨に降られる悲惨な展開となります。そんな時にデパートのショーウィンドウにお気に入りのマネキンを見つけます。

次の日にジョナサンはそのプリンス・デパートで看板にぶら下がることになって社長と知り合い雇われることになります。
このデパートにはライバルデパートのスパイがいます。それがジェームズ・スペイダー扮する嫌味なリチャードです。人事担当らしい。メガネに髪をなで付けています。嫌味な感じが非常によろしい。

黒人のゲイらしいハリウッドと知り合うジョナサン。
嫌味なリチャードの手下のガードマンのフィリックスも登場。
ガードマンの愛犬の名前はランボーと狙ったようですが微妙に外れているような。

ジョナサンの前だけでマネキンは人間のエミーになります。
感謝のあいさつをするエミー。
夜のデパートでデートとなります。ジョナサンと2人きりでないとマネキンからエミーにならない設定となっています。で、仮装大会となります。ここは好きなシーンです。

ロキシーから電話があり食事となるジョナサン。
ライバルデパートのイラストラ・デパートにこないかと勧誘されるジョナサン。

夜のデパートです。
指令を受けて張り切るガードマンのフィリックス。
ハングライダーでデパート内の吹き抜けを飛ぶエミー。夢がかなったと喜びます。

女子トイレで話し込むジョナサンとエミー。
昇進したと話します。ドア越しに盗み聞きしているやじ馬が大勢います。こういうのは好きなシーンです。

マネキンを盗めと指令がくだります
ジョナサンとエミーはハーレーに2人乗りとなっています。
リチャードとフィリックスがクルマで尾行してカーアクションとなります。
ここのシーンでハリウッドでは扱いが悪い日本車ニッサン・サニーが交差点の先頭で止まっていたので、これは追突するなと思ったらちゃんと追突しました。車種でわかります。

夜のデパートです。
リチャードとフィリックスがデパートに忍び込みマネキンを盗み出します。
デパート内で寝ていたジョナサンは朝になって気がついてイラストラ・デパートに乗り込みます。

ロキシーはマネキンをディスポーザーに放り込みにかかります。
それを阻止するために走るジョナサン。
そんな騒ぎの最中にジョナサン以外の人がいても人間のままになったエミー。
これを目撃しているメガネの若い男が妙に目立ちます。
で、ハッピーエンドとなります。当然といえば当然なエンドです。


そんなわけでキャストでもっているまあまなな作品でした。悪くない。


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コメント

マネキン大好きですぅ

杏さん、手短なコメントをありがとうございます。

『マネキン』は何故かカルト映画なんですよね。
感想だはまあまあと書いてしまったけど、よく考えればお気楽に見れるいい作品だと思います。こういう映画は貴重です。


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