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2006.09.12

『音楽』(1972年)

この作品は三島由紀夫原作、増村保造監督、黒沢のりこ主演の精神分析物メロドラマのようです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

1972年 行動社/ATG 日本作品
ランニング・タイム◆103分
プロット◆不感症を直そうと悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆林光

スカイパーフェクTV e2 CS239 日本映画専門チャンネルにて。
画質はよいです。これで十分。
スクイーズ収録録画のフル表示。
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声はAACステレオ 元はモノラルでしょう。

キャスト
黒沢のりこ→OLの麗子
細川俊之→精神分析医の汐見
森次浩司→麗子の恋人 江上
高橋長英→麗子の兄
森秋子→麗子の美しいおば
藤田みどり→看護婦の明美
三谷昇→麗子の婚約者だった俊二
松川勉→不能だった男 花井

かなり前にTV放映で見て私が映画を見るようになるきっかけになった作品です。

増村保造監督の演出はよいと思います。
原作は三島由紀夫。1970年代になって今更、精神分析物なのとは思えますがこれが結構面白い。近親相姦物でもあります。

増村保造監督独特の特徴で登場人物の妙な喋り方が全開となっています。
絶叫芝居ではないけど何というか面白い喋り方なのです。これがいい。

増村保造監督は日本映画独特の湿っぽさやもたもたしたとこがないのが非常にいいのです。話しは湿っぽいが語り口や登場キャラがカラッとしているのがいい。
ですがこの監督独特の世界は結構危うくて、何かがちょっと足りないとタダのお笑いドラマになってしまいそうなとこもあります。

話しは早くて最初から黒沢のりこ扮するOLの麗子が細川俊之扮する精神分析医を訪れて「音楽が聞こえないんです」となっています。
不感症を音楽が聞こえないと言い換えています。感じると音楽が聞こえるとなるわけです。音楽は麗子の良心とのことだそうです。
瀕死の病人か不能の男でないと音楽が聞こえないとなっています。他に兄とソックリだからだと黒い服の男が好みの麗子です。結構普通ではないか。

細川俊之扮する精神分析医に治療を受けているシーン等で・・・
ここの自由連想のシーンがよくて『白い恐怖』(1945年)の自由連想のシーンより面白いような感じです。この話しでイングリッド・バーグマンが主演したのを見たいと思ってしまいます。
で、アン・トッド主演の『第七のヴェール』(1945年)の自由連想のシーンよりは全然面白かったりします。

麗子の自由連想のシーンでは広角レンズのショットが多く使用されていました。
ハサミのタイトルバックかは始まってハサミがよく登場しています。自由連想の世界ではヒロインはハサミを大事にしてて「ハサミちゃん」とくる。何故か左手でハサミを扱っていました。この作品、製作費はかかっていませんが、ぶっ飛びの自由連想のシーンがとてもいいです。

田舎に置いてきた嫌いな元婚約者がガンになっていたので看病する麗子。
ですがその元婚約者はあっさりと御臨終となってしまいます。このシーンも簡潔なこと。医者は夏木章(元大映のサポート専門の俳優)が演じてました。この辺も麗子の対応も普通じゃない。これもよかったりします。

麗子を演じる黒沢のりこは大熱演でした。
何でキャスティングされたのかはヌードがOKだけと思われますが結構合っていました。誇張された演技や描写が見てて気持ちいい。
麗子の服装はわざわざ原色系にしているようです。この当時流行っていた手法みたいです。赤いスーツで登場。他に黄色等。1970年代に限らず日本映画独特のシックという言葉とは縁がない凄いセンスの服装となっています。これもこれでいい。

高橋長英扮する禁断の兄も負けずに大熱演でした。重要な役となっています。
細川俊之扮する精神分析医は自身満々で通していました。いつも嬉しそうにしています。多幸症か?この人も病気なのではと思えてきます。これもいい。

森次浩司扮する麗子の恋人江上は貿易関係の会社員で遊び人とのことです。
見ててその両方とも会社員にも遊び人にも見えませんがまあよろしい。森次浩司は正直言ってあまり上手くありませんがTVシリーズ『ウルトラセブン』(1967年)がよかったのでとても大根とは評せません。
勢いよく医者のところに談判にいってあっさりと丸め込まれたりするとこが妙に合っているような感じです。ウルトラセブン『ウルトラ警備隊西へ』でペダン星人にあっさりと丸め込まれたりしていたことがあるものでそう思いました。
TV俳優の限界なのか細川俊之と並んでいると森次浩司はさすがに見劣りがしてます。

この作品でヒロインの治療の一環での自由連想でビルの窓から落ちる森次浩司のシーンがあって、このシーンをウルトラセブン『蒸発都市』での空っぽのビル街を歩くシーンと混同していました。少し考えれば特撮物TVシリーズで主人公が自殺するシーンがあるわけがない。

看護婦を演じる藤田みどりはどこかで見た顔と思えましたが藤田敏八監督の『八月の濡れた砂』(1971年)に出ていた人でした。『八月の濡れた砂』はテレサ野田の方が有名ですが藤田みどりが実質のヒロインだったような感じ。


スカイパーフェクTV e2 CS239 日本映画専門チャンネルにて。
行動社+ATG 日本アートシアターギルド提携作品
タイトル
最初からハサミが出てきます。効果音が強めに入る。
ハサミがオーバーラップしてヌードのヒロインが出てきます。
黒沢のり子はいいおっぱいをしています。
このタイトルだけでかなりきてる。

画面サイズがスタンダードなのにはビックリ。てっきりワイドだと思い込んでいました。

精神分析医にて。
診察に来てる麗子。赤いスーツ姿。
精神分析医の汐見に顔がけいれんしてると言われてる。

さっそく音楽が聞こえないと訴える麗子。
妊娠かもしれないと始まって内科にもまわされて、ここに来たらしい。
誰と関係してますかと聞かれると結構うれしそうに恋人の江上の写真を見せる麗子。
初めてですか?と聞かれると黙っている麗子。

田舎の許嫁の話しから始まっています。回想となります。
林の中で強姦される麗子。
許嫁の鬼畜な演技がいい。首を絞めてから強姦してる。立派な変態です。

それにしても最初からすっ飛ばしています。
『音楽』(1972年)と『アルタード・ステーツ 未知への挑戦』(1980年)で映画を見ようとなったことを思い出す。

最初の診察を終えて帰る麗子。
看護婦だか助手の明美は最初から麗子のことを嫌な女と言ってます。
汐見はやる気満々です。

自宅アパートから電話する麗子。行きたくないんですと訴える。
電話を受ける汐見は来なさいと励ましています。これはヒステリー患者の典型的な態度らしい。

精神分析医にて。
2回目の診察となる麗子。フリフリのブラウスにグレーのスーツ姿。
あなたは嘘をついていますねと汐見。
音楽が聞こえないのは嘘なんですと麗子。感じない、不感症と言えないから音楽が聞こえないと言ったと主張しています。

フラッシュバックで江上とセックスしてる麗子。
マグロな麗子にいらだつ江上。感じないけど愛してるのよと麗子。そんな感じでもめています。
それで感じたふりをしたらすぐにバレてますますもめていたとか。

不感症の話しになってる麗子。
自由連想法にしまょうと提案してる汐見。心に浮かんだことを何でも話すんですと言ってます。

自由連想法の回想となります。
古い家は入る子役の麗子。どんどん古い家の廊下を進む子役の麗子。
子役の俊ちゃんがお蔵にいいものがあると言う。逃げ出す子役の麗子。

数人でジャンケンをして負けたらチンポをハサミで切り取る遊びになります。
最初に負けた子役の麗子はパンツをおろされて切られそうになのが、「もう負けてる。もう切られている」とバカにされます。

ハサミをハサミちゃんと呼んで磨いてる麗子。子役から黒沢のり子になっています。
左手でハサミを使っています。
青い紙をどこまでも切っていると青い紙に白い雲になっています。
紙の切れ目から牛が見えます。角が男根になってる牛です。
この牛は新聞記事からですと主張してる麗子。勝手に判断してはいけませんと汐見に注意されています。

女学生の制服でハサミを油で磨いてる麗子。
そのうちにハサミが自分の脚になっています。

麗子のおばさんの話になっています。
おばさんはハサミを磨く油をくれました。
で、夜になると蚊帳を吊った寝床で寝てるおばさんに夜這い男がやって来てセックスとなります。隣で寝ていてこれを見てる麗子。
「ひどい人達」と思ってる麗子。「まるで獣よ」と言ってます。
これでセックスが嫌いになったと主張してる麗子。汐見に勝手に判断してはいけませんと注意される。
で、あなたの話はありきたりで嘘が多いと言ってる汐見。

精神分析医にて。
ある日江上が精神分析医のところに怒鳴り込んできます。
「麗子から手を引け」となってる江上。
麗子の日記を持参して朗読しています。内容は3流エロ小説です。
明美から感じないセックスのことを言われて動揺してる江上。
そんなこんなで汐見にまかせなさいと丸め込まれて、簡単にお願いします付いていきますとなってる江上。森次浩司はこのキャラが似合い過ぎ。

日を改めて精神分析医にて。
診察に来てる麗子。フリフリのブラウスに紺色のスーツ。
すっかりここは居心地がいいと言っています。
怖い夢を見たと話す麗子。どんな夢ですかと汐見。
誰もいない電車に乗っていました・・・

自由連想のシーンです。
誰もいない街を歩く麗子。ビルの窓が開いて江上が顔を見せる。江上はそのまま窓から落ちる。血だらけの江上。呆然とする麗子。
江上が窓から身を投げるシーンはセットのクローズアップショットになっています。編集が上手いので実際のビルから身を投げたと思ってしまいます。

江上が読んだでたらめの日記の話になっています。
それからラジオから音楽が流れこれはクラシックですか?ジャズですか?となります。
やっぱり音楽が聞こえない麗子。
音楽はあなたの良心だと言ってる汐見。

このへんの印象ですが初めて見た時とホトンド同じです。記憶通りです。
それは当たり前か。

2枚の絵を見せる汐見。
麗子とハサミ。牛とハサミ。
ハサミが出てくる。汐見はハサミはあなたの良心だとも言ってる。

麗子の子供の頃のセックスは?と話しが変わる。
男の兄弟は?、父親は?、ありませんと断言してる麗子。
父親は麗子が赤ん坊の頃に死亡した。で、兄のことを話し出す麗子。
それでも自分は当たり前の子供でしたと主張してる麗子。

で、こんな調子では治療を打ち切ると脅かす汐見。治療を続けて下さいと訴える麗子。
ようやくホントのことですと話し出す麗子。

私の魅力的な兄の話しをする麗子。回想となります。
昼寝をしてる麗子に兄が接近する。下着の中に手を入れてあそこをいじくります。
これが気持ちよかった麗子。
兄とはこれだけでしたと言ってる麗子。

浪人中の兄が勉強だと旅館に泊まり込む。
兄に会いたいと麗子はおばさんと旅館に泊まる。
おばさんの夜這いしたのは実は兄だった。黒いシャツにズボンで泥棒のようだと麗子。
で、セックスを見てて今度は悔しいとなってる麗子。
その後この逢引がバレて二浪した兄は家出して行方不明になった。

江上を好きになったのも兄に似ていたからと麗子。
回想で江上と待ち合わせる麗子。黄色いミニワンピース姿です。
サングラス、黒いシャツにズボンの江上。兄みたいに素敵と麗子。

このへんで何となく『アメリ』(2001年)っぽいなと思った。
ヒロインのキャラクターに何となく共通するとこがあるからです。

江上と会ったその夜にホテルに行った麗子。
ホテルに行く前をわくわくしていた麗子。
この時点でもう不感症だったらしい。ダメだった麗子。
それでも「私は初めてよ」と堂々と嘘を言ってる麗子です。

今度は江上が兄に似ているから感じないと主張してる麗子。
また汐見に勝手に自分で判断してはダメと注意されています。
今度は「私、新しい相手を見つけます」と言ってる麗子。

会社の屋上にて。
白いワンピースにスーツケースの麗子が待っています。
江上がやって来て別れ話になっています。
許嫁がいるという話しから重病なので看病に行くと言ってる麗子。
当然とめてる江上。話しがこじれています。

病院にて。
ガンでもう死にそうな許嫁の俊二。「会いたかったよ」と言ってる。
これを見てうれしそうな麗子。

心配した江上が病院にやって来ます。
一生懸命洗濯をしてる麗子。江上の話を全く聞かずに看病に行きます。
麗子の「静かにして、ここは病院よ」のセリフが傑作。
で、看護婦さんが麗子は患者に付きっきりで尽くしていると余計なことを江上に言う。

病人の俊二に自分の胸を触らせて音楽が聞こえる麗子。
ドアの隙間から見てる江上。中に入ってやめろととめています。聞いてない麗子。

汐見に電話で連絡が入ります。
病院の赤電話から麗子と江上が電話しています。
「心から音楽が聞こえました」と主張してる麗子。「病気は治りました」なんて言ってる。

次のシーンでアッサリとご臨終となる病人の元許嫁 俊二。
淡々とご臨終と言う医者。取り乱してる死体に抱きついてる麗子。とめてる江上。
「たくましい胸ではなく病人がいいの」と言ってる麗子。江上を追い出しています。

海辺の岩場にて。
旅行中の麗子がいます。黒地に白い水玉模様のミニのワンピース姿。
岩場にいる黒い服の男に目をつけます。コンタクトする麗子。
「あたしにはインポがわかるのよ」と言ってる麗子。このセリフは最高。

黒い服の男の部屋にて。
書きかけの原稿等があるのでそうでしょう。
才能もないのに小説を書いて挫折してインポになったらしい。
不能の話しをして一緒に寝るけど触ってはダメよと言ってる麗子。

ベッドでインポの男が隣にいて音楽が聞こえてもだえてる麗子。

夢のシーンになります。
砂浜の穴に横たわるインポ男。砂をかけて埋めてる麗子。
そんなとこを巨大ハサミに襲われます。黒い服が切り裂かれ全裸になる麗子。

夢から覚める麗子。
「怖い夢を見たわ」と麗子。
ここで互いになじり合っています。
「君はすぐに感じる普通の女だ」
「インポな男なんてカタワだわ」
で、どうやらインポが治った男とセックスとなります。
終わったら、男に「死んでちょうだい」と言ってる麗子。「インポを治してあげたから当然でしょ」と主張してる。
インポが治ったので当然死ぬ気がない男。「女は君だけでない」のセリフがいい。
男と別れる麗子です。

江上の自宅アパートにて。
旅行帰りの麗子が転がり込んできます。
最初はつれない江上ですが具合の悪そうな麗子を見てすぐに介抱しています。
「私、死ぬわ、きっとガンだわ」と言ってる麗子。面白い。

精神分析医にて。
電話です。江上から麗子の具合が悪いとのこと。
で、すぐに来てくださいと言ってる汐見。

江上と麗子がやってきて、さっそく診断となります。
これまでの話しを聞いてから本当にあったこことを話しなさいと汐見。

自由連想となります。
子供の頃の麗子。父親とお風呂に入っています。子役の麗子は父親の男根を見ています。

次はハサミです。自宅アパートにて。
花ばさみを持ってる麗子。花の茎を切っています。
そこにインポの男が俺が悪かったとやってきます。断ってる麗子。
逆上した男が麗子を花ばさみで殺そうとする。

で、汐見がやっとわかったと言ってます。何がわかった?
麗子も何がわかったのと聞いています。
お兄さんと会ったねと喝破する汐見。麗子が物心つく前に死んでいた父とお風呂に入れるわけがないとなっています。
自由連想のお父さんは兄の代わりだとバレてしまったわけです。

普通の女になりたいと麗子。それは無理だろ。普通じゃない方がよさそうだし。
そんな感じで説得されて話し続ける麗子。
5年前にお兄さんと会った。麗子が女子大に入った頃です。

回想となります。
女子大から出てきた麗子は兄と会います。黒い服の兄。
それからたびたび会って食事や映画に行ってた麗子と兄。
兄と食事をしながら兄さんの家が見たいのと主張してる麗子。

兄の自宅アパートにて。うらぶれた安アパートです。
誰と住んでるのと聞く麗子。バーのホステスだと兄。
そんなところに当のホステスの女房が帰宅する。
麗子のことを妹と聞いても全く信用していない女房。売り言葉に買い言葉で口論となっています。
その口論の勢いで近親相姦となる麗子と兄。これは凄いな。ホステスの女房が煽ってるので何だか変則の3Pになっています。
さすがにこれは普通じゃないなとホステスの女房は途中で出て行く。やりまくってる麗子と兄。
セックスしながらハサミを握りしめている麗子。
これが自由連想でハサミが出てくる原因のようです。
途中からハサミを捨てている麗子。
さすがにこれきりでそれ以来兄とは会っていない麗子。

ハサミも良心だと汐見。
治す方法はたった1つだ。麗子が兄とまた会えばいい。あとは成り行きで何とかなるらしい。随分とアバウトな治療法です。
さっそく兄さんに会いに行こうとなっています。

赤いフォルクスワーゲン・ビートルにて。
乗り込んでる麗子と江上、運転手の明美と汐見。
麗子と汐見だけでクルマから降りて兄に会いに行きます。

この地下道を過ぎれば兄のアパートがあると麗子。
屋台にて。兄が飲んでツケで払っています。
対峙する麗子と兄。アパートに向かいます。

兄の自宅アパートにて。
赤ちゃんが泣いています。驚愕してる麗子は言い間違いをしています。
で、赤ちゃんを見て号泣してる麗子。凄いな。
兄は泣くのは赤ん坊だけで十分だと言ってる。

そんなこんなで汐見の説明によると、
麗子は兄の子を産みたい、そのためには自分の子宮をとっておかなくてはならない。なので兄以外の男では感じなくなり音楽が聞こえなくなる。
病気やインポの男だと音楽が聞こえるのは妊娠する心配がないからだ。
兄の赤ん坊を見た今はもう子宮をとっておく必要がなくなった。
そんな感じになっています。

別れのシーンとなる麗子と兄。
「俺は行方不明だ」と兄。「さようなら」と麗子。
このシーンは素晴らしい。

地下道で江上と抱き合う麗子。そのまま旅館に直行するらしい。

精神分析医にて。
あれっきり連絡がないので不満そうな汐見。
明美が江上から電報が来たと渡します。『音楽が聞こえてる・・』となっています。
それでも汐見は麗子とハサミのイラストを見ながら江上と麗子はこれからも大変だろうと言ってます。

またハサミとヌードのシーンとなりエンドとなります。


この作品は私が映画にのめり込むきっかけとなった作品です。
最初に見たのは地上波TV東京で土曜の夜に放映していた日本映画名作劇場でした。
久しぶりに見ても色あせずにいました。凄い映画でこのようなのを見れば映画好きになります。そんな作品です。


以前スカイパーフェクTV261チャンネルNECOで見ました。
日活系作品の在庫を抱えているチャンネルNECOなんですけど私は昔の日活の作品についてはバカみたいにカッコつけてる連中がしょうもない演出で画面内をうろうろしている作品ばかりという印象があるもので正直言って日活の作品はあまり見たいのがないんです。強いて言えば川島雄三監督と中平康監督の作品なら見たいくらいです。そんなわけでチャンネルNECOは1960年代の大映作品を放映してくれるので契約しているようなものです。
で、高額料金なスカイパーフェクTV310衛星劇場なんて松竹作品のとこですが私は松竹作品って映画以前の物ばかりで全く見たくないのですが同じ1960年代の大映作品で契約しています。

今回はスカイパーフェクTV e2 CS239 日本映画専門チャンネルで見ました。
ここはフジテレビ系なのか何かバラエティっぽくて、映画放送時の前後なんて見るに耐えません。録画してカットして映画本編のみを見るようにしています。


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