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2006.04.09

『クライモリ』(2003年)

この作品はスタン・ウィンストン製作、エリザ・ドゥシュク、デズモンド・ハリントン主演の森林ホラーです。
なおこの文はネタバレ全開となっています。

2003年 コンスタンティン・フィルム/サミット・エンタテインメント アメリカ=ドイツ作品
原題◆Wrong Turn
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質よいです。
プロット 森で殺人鬼トリオと遭遇する話しのようです。
音楽 エリア・クミラル

キャスト
デズモンド・ハリントン→マスタングのクリス
エリザ・ドゥシュク→結構冷静なジェシー
ジェレミー・シスト→黄色いシャツのスコット
エマニュエル・シューキー→ヒステリーのカーリー
ケヴィン・ゼガーズ→やられ役のイバン
リンディ・ブース→やられ役のフランシー
ジョエル・ハリス→フリークライミングの男リッチ
イボンヌ・ゴードリイ→フリークライミングの女ヘイリー

ジュリアン・リッチングス→Three Finger
ゲーリー・ロビンズ→Saw-Tooth
テッド・クラーク→One-Eye
殺人鬼3人はこのキャストのようです。どれがどれだかわからん。


ロブ・シュミット監督の演出はよいと思います。
カメラワークが自在となっています。使いこなしているかは別問題ですけど。
時々俯瞰の森のシーンが入ります。特に意味はないようです。
キャストの方々は全員好演していました。

この作品の製作・特殊メイクが、特殊効果・特殊メイクの巨匠スタン・ウィンストンだと後から知りました。知らないで見ていました。
なるほどだからクリーチャーや特殊メイクがフィーチャーされて、女優さんのセレクトがいいわけです。ただし監督はいつもボンクラまではいかないけど平均的腕前なのが物足りない。惜しいとこです。

これは安売りしてたスタン・ウィンストンのDVDセット『クリーチャー・フィーチャーズ DVD-BOX』を買って見てるのでそう思います。
ナスターシャ・キンスキー主演の『怪奇異星物体』(2001年)
カーラ・グギーノ主演の『人喰い人魚伝説』(2001年)
この2作品を見ての印象は、どうして出たんだろうと思ってしまう女優さんのキャスティングで、邦題はB級で凄いけどでも結構まじめに作られていて、監督の腕前は平凡といったところです。
他の3作品もテレサ・ラッセル、タラ・サブコフ、クレア・デュバルとか結構いい趣味というか微妙な女優さんのキャスティングとなっています。

プロローグ。
森です。俯瞰のシーンです。
フリークライミング中の男女。
リッチとヘイリー。登ったリッチがやられてヘイリーは落ちる。ヘイリーはクルマに逃げようとしたがやられます。
最初から快調に飛ばしています。で、どうなると話し進む。

タイトルです。
マウンテンマン。行方不明者。等と描写が入ります。

ウエストバージニア州にて。
青のマスタングの男が渋滞にはまる。
携帯はつながりません。急用があるらしい。
脇道のガソリンスタンドに入ります。公衆電話は通じない。
道を聞きます。急いでるので裏道のベアマウンテン街道へとマスタングは入る。

森です。
マスタングは停車しているワゴンに激突、派手に事故ります。
男2人。女3人。+マスタングの男クリス。幸い怪我人はなかった。
マスタングの男クリス。
白いタンクトップ、ローライズのジーンズのジェシー。
黄色いシャツのスコット。
青いタンクトップ、ブルネットのカーリー
それにエバンとフランシー。

徒歩で移動することになります。
赤毛のフランシーとサングラスのエバンが残ります。
マリファナを吸ってさっそくセックスへと至ります。肝心なとこは省略しています。
残りの4人は徒歩で移動します。

たき火を見ます。
この方々は南部人に対しては偏見があるらしい。
→よくあるのが南部人は妙な喋り方をする。これは有名な偏見です。

残っている2人。
エバンがいなくなります。フランシーもやられます。
あっさりとしたものです。

4人は民家を見つけます。
この手の映画で有名な『サランドラ』(77年)の話しが出ます。
中に入ります。怪しげ雰囲気が全開となっています。
色々な品物であふれています。戦利品といった感じ。
発電機が回っています。冷蔵庫があります。中は瓶詰めの人体の破片が入ってます。

この家の住人が帰宅してきます。
徒歩ではなくトラックで移動しています
さきほど事故ったワゴンを引っ張っています。
てっきり1人なのかと思っていたが2人?いや3人もいるようです。

ベッドの下に隠れるクリスとジェシー。
帰宅した3人はフランシーの死体を運びこんでます。

殺人鬼3人が寝ている時に脱出する4人。
もう少しということで目を覚まされて外に出たら走って逃げることになります。

たくさんのクルマが捨てられているとこに出る4人。
カーリーはヒステリーを起こします。

殺人鬼3人がトラックでやってきます。
クリスが囮になってトラックを奪うとなります。
何とかトラックは奪ったが、別行動となったスコットが合流寸前で矢でやられます。

カーリーは泣いてる時ではないのだよ。と見てて苛々してきます。ということは結構いい演出となのか?
トラックで走るが行き止まりでスタックします。残り3人はトラックを捨てて歩きます。

森の中に監視塔があります。
登ります。薬や灯があります。荒らされてはないようです。
ラジオもあります。これは無線通信機のことです。

殺人鬼3人が近くに来ています。
ラジオがつながるがこの音で下の殺人鬼3人に気付かれます。
火責めとなります。
カーリーはヒステリーを起こす。飛び降りるといいます。
それでいこうとクリス。
木に飛び降りて梢伝いに移動しようというプランです。かなりアバウトな感じです。
ですが3人とも無事に脱出に成功します。

ところが見つかったので梢伝いに移動となります。
見つかったのか盲撃ちなのかは不明ですが時々矢が飛んできます。これがよくわからん演出です。。そんなとこでカーリーが斧でやられます。
囮となっておびきよせるジェシー。上手くいって1人を落とします。死んではなかった。
ここから脱出となるクリスとジェシー。

滝です。
滝の裏に隠れる2人。
キャンプに来た理由を話すジェシー。

移動するクリスとジェシー。道が見えます。もう少しです。
そんなとこを襲われます。クリスが崖から落ちる。ジェシーは捕まる。
パトカーが通りがかります。クリスが事情説明をしてるとこでお巡りが矢で射ぬかれてやられます。
パトカーに乗って引き上げる殺人鬼。クルマの運転が出来るのです。
クルマの下に張り付くクリス。マンガみたいな設定です。普通はもたないと思うけど。

殺人鬼3人のアジトの民家です。
ジェシーはベッドにはり付けとなっています。
クリスが救援に入りアクションとなります。
やられてもしつこい殺人鬼3人です。
ようやく爆破して片付けます。この辺はルーティンな描写なのであまり緊張感はなん。でも、ほどよい緊張感なので、まあいいけど。

トラックで脱出の2人です。
ガソリンスタンドに寄ります。隠れる主人、どうやら殺人鬼3人とは顔見知りらしい。ここでガソリンを手に入れていたということになります。
スタンドに貼ってある地図を破り捨てるクリス。
ガソリンスタンドを出ます。エンドとなります。

後タイトルと思ったらオマケがありました。
焼け跡です。お巡りが来ます。1人で来るなよと突っ込みたくなる。
例によって例のごとくのオチでした。サスペンスもサプライズもありません。こまったものです。


そんなわけでお気楽なホラーのよい作品でした。

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