『ミニミニ大作戦』(2003年)
この作品は泥棒コメディの佳作であるオリジナル『ミニミニ大作戦』(1969年)のリメイクです。
私の偏見ではエドワード・ノートンが嫌いなんですけど。
シャーリーズ・セロンの吹き替えではないドライビングテクニックが見どころということです。お楽しみにしました。
なおこの文はネタバレ全開となっています。
2003年 デ・ライン・ピクチャーズ/パラマウント アメリカ=フランス=英国作品
ランニング・タイム◆112分
原題◆The Italian Job
プロット◆裏切り者に仕返しをする話しのようです。
音楽◆ジョン・パウエル
スカイパーフェクTV315スター・チャンネルにて。画質はよいです。
キャスト
マーク・ウォルバーグ→リーダーのチャーリー
シャーリーズ・セロン→金庫担当のステラ・ブリジャー
ジェイソン・ステイサム→運転担当のロブ
セス・グリーン→コンピュータ担当のライル
モス・デフ→爆破担当のレフト・イヤー
エドワード・ノートン→裏切り者のスティーブ
ドナルド・サザーランド→ステラの父 ジョン・ブリジャー
F・ゲーリー・グレイ監督の演出はまあよいと思います。
ベニスのロケでは貴重な建物に傷を付けたとどこかで読んだ覚えがあります。
あのボートチェイスならそうなるでしょう。無茶しています。
ユーモアが全くありません。1969年版とは別の作品のようです。
エドワード・ノートンが出過ぎでこれでは却って儲けキャラになっています。こまったものです。
あの結末で描写バランスが取れているのかと?が付きます。
ベニスです。
マーク・ウォルバーグ扮するチャーリーはドナルド・サザーランド扮するベテランの金庫破りジョン・ブリジャーに会います。
ジェイソン・ステイサム扮するロブ等が合流してボートで移動します。計5人。
エドワード・ノートン扮するスティーブは現場で仕事中。
金庫の床下を爆破して、金庫を落とし船に積んで逃走します。追われます。
実は金庫はすぐ下の水中に落ちていました。
派手なボートチェイスとなっています。これでは大事な建物に傷も付きます。
水中で金庫を開けます。中には金の延べ棒が入ってます。
こんな感じで出だしは快調です。
山で祝いの一席となりバンで移動となります。
降りる途中でスティーブが裏切ります。ベテランの金庫破りジョン・ブリジャーが撃たれます。クルマは川に落ちます。
Italian Jobはこれだけです。
後は舞台はアメリカに移り最後までそのままです。どこがItalian Jobなんだとなります。
1年後、フィラデルフィアにて。
シャーリーズ・セロン扮するステラ・ブリジャーは仕事中。
父と同じ金庫破りではなく、金庫のテスト担当のようです。
オリジナルの赤いミニ・クーパーに乗っています。
チャーリーがステラに会いに来ます。
オヤジの仇スティーブがL.A.にいるとステラに知らせます。
L.A.にて。
元の仲間が集まって行動開始となります。
準備となります。スティーブの屋敷を調べます。
ケーブルTVのサービスカーを頂きます。
このクルマでスティーブの屋敷を偵察します。面が割れていないステラが行きます。このシーンは結構サスペンスがありました。
準備です。
3台の新型ミニで練習しています。
シャーリーズ・セロンが吹き替え無しでバックからターンを見せてくれます。ここがこの作品唯一の見どころだったりして。
L.A.名物の河を走る3台の新型ミニ。まあまあ。
度々、金の延べ棒を売りに行くスティーブ。
うっかりは口を滑らした故買屋を撃ち殺すスティーブ。やることが荒っぽい。
スティーブが動きます。金の延べ棒を運びにかかります。
同じ頃に故買屋殺しの容疑がチャーリーにかかります。こまった状況になります。
そんなとこで行動開始となります。
3台の輸送車のどれが本物?→重さで見分けます。クルマの車高を判断します。
信号をコントロールします。
新型ミニ3台をスタートします。地下鉄に突入します。
目的地に到達します。ここに輸送車が落ちてくるようです。
輸送車を落とすとこまでは上手くいきましたが、金庫が予定のタイプではなく苦戦することになります。ここの描写はあっさりでした。監督の腕前のせいか、これがホントのいい加減なItalian Jobなのか?
スティーブは護衛のバイクに追跡指令を出します。
スピンターンするバイク。大型のBMWでスピンターンしています。プロのスタントの腕前です。
金庫を開かないしバイク2台は迫るとカットバックとなっています。あまり盛り上がらないような。
ようやく金庫が開いて新型ミニ3台に積みスタートとなります。
下水道を通り河に出ます。あまり目新しい描写はないです。
ヘリコプターからクルマに乗り換えて追うスティーブ。
新型ミニ3台は予定通り貨物車に入ります。
スティーブは貨物車に入ろうとするがチャーリー達が待ち伏せし、故買屋の親類マシュコフに引き渡されます。これで終わりなのかい。あまり面白くない結末でした。
つじつまが合えばいいというものではないようです。これは脚本が悪い。
オリジナル1969年版の無責任な結末の方がいいようです。
オリジナル1969年版より女優さんは、こちらのシャーリーズ・セロンの方が全然いいです。もしかしてよいのはここだけなのかも。
シャーリーズ・セロンは無駄脱ぎで作品に恵まれていないような印象があります。
残念ながらこの作品は代表作にはならないでしょう。
アカデミー賞を取った作品は賞取り専用作品で私の好みではありません。
マーク・ウォルバーグの演技は普通の出来でしょう。
でも同じリメイク作品の『シャレード』(2002年)よりは落ちるような感じ。演技自体はそんなに変わらないので、これは監督の腕前の差でしょう。
もしかしてこの作品は『オーシャンズ11』(2001年)の便乗企画なのでは?プロットが似ています。似たようなプロットが在庫作品がありますから適当に直してリメイクしましょう。こんな感じだったりして。
そんなわけでシャーリーズ・セロンだけが見どころのまあまあな作品でした。
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