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2005.02.13

『アメリカの夜』(1973年)

この作品はフランソワ・トリュフォー監督出演、ジャン=ピエール・レオー、ジャクリーン・ビセット主演の映画の作り方教室ドラマのようです。
私の大好きな作品の感想です。なおこの文はネタバレ全開となっています。

1973年 ワーナー フランス=イタリア作品
ランニング・タイム◆117分
原題◆La Nuit Americaine
英題◆Day for Night
プロット◆悪戦苦闘四苦八苦して映画を撮る話しのようです。
音楽◆ジョルジュ・ドリュリュー 聞いたことのあるスコアがあります。どこで聞いたのでしょう。
ワーナー発売のDVDにて。画質は非常によいです。画質はよいです。スクイーズ収録のフル表示。画面サイズはワイド。上下左右黒味無しのフルスクリーン。
以前買った英語版でDay for Nightの英語タイトル表示のLDの画質の悪さには閉口したものですから感激というか当たり前というか。でもいいものです。
実はフランス語版は初めて見ました。このDVDのジャケットにはDay for Nightとなっているのでもしかしたらタイトル表示が英語版なのかと心配したがフランス語になっていました。よかった。

キャスト
フランソワ・トリュフォー→悪戦苦闘のフェラン監督
ジャクリーン・ビセット→ハリウッド女優のジュリー・ベイカー
バレンティナ・コルテーゼ→イタリア女優のセブリーヌ
ジャン=ピエール・レオー→わがままな主演男優アルフォンス
ジャン=ピエール・オーモン→恋人を待つ男優アレキサンドル
アレクサンドラ・スチュワルト→秘書役の女優ステーシー
ナタリー・バイ→記録担当のジョエル
ニキ・アリギ→メイク担当のオディール
ダニ→見習いスタッフのリリアン
ベルナール・ムネ→小道具担当のベルナール
マーク・ボイル→スタントマンのマーク・スペンサー
ガストン・ジョリー→製作主任のラジョウ
ザビア・セイント=マカリー→夫を監視に来るラジョウ夫人
ジャン=フランソワ・ステヴナン→助監督のジャン
ジャン・シャピオン→この映画の製作者バートランド
デビッド・マーカム→ジュリーの夫 マイケル・ネルソン博士

撮影中の劇中映画『パメラを紹介します』
ジャクリーン・ビセット→パメラを演じるジュリー・ベイカー
ジャン=ピエール・レオー→息子を演じるアルフォンス
ジャン=ピエール・オーモン→父を演じるアレキサンドル
バレンティナ・コルテーゼ→母を演じるセブリーヌ

フランソワ・トリュフォー監督の演出はよいと思います。出演もよいと思います。
フェラン監督を演じるトリュフォーを見ているのと演技とは何なんだと思えてきます。普通に喋っていればそれでいいのかなとなります。
脚本を変える名人となっていました。これはトリュフォー監督本人そのまんまだそうです。

タイトルで左端にフィルムに光学録音されたサウンドラックを見せています。
最初から洒落ています。本来は映写するの時は見えないのですが、この光学録音されたサウンドラック実際に見たことがあります。まだ映画のことをよく知らなかったのであれは何だ?と思ったものです。
シュザンヌ・シフマンの名前もちゃんと出ています。

リリアン&ドロシー・ギッシュ姉妹に捧げる。と、出ています。

最初から快調に話しは進みます。
ニース、ピクトリーヌ撮影所が舞台となっています。『パメラを紹介します』が撮影中。
プロローグから実はこのシーンは撮影中でしたとハッタリをかまします。これは見ててすぐにいい作品だとわかりました。モブシーンの長回しから始まるんです。これが大変なことなんだと私でも見てて理解できます。
クレーンでカメラの反対側にはバラスト代わりの人が乗っています。
赤いスポーツカーが気になる。トライアンフ?アルファロメオ?→1965 Triumph Spitfire Mk2

この撮影シーンから考えると1シーン1ショットの長回しと撮り直しで有名な溝口健二監督や、撮り直しテイクの繰り返しで有名な完璧主義者スタンリー・キューブリック監督のスタッフは大変だったでしょうと思えます。地獄ではないの。
私はテイク繰り返しの監督より早撮りの監督の方が腕前がいいし偉いと思いますが。

アルフォンスが映画を見るために食事時間を削る。
サンドイッチでも食べてればいいと言ってます。この元ネタは本『映画術』のアルフレッド・ヒッチコック監督からでしょう。

製作主任のラジョ。挨拶となっています。
クルマの手配をしたようです。結局助監督ジャン・フランソワの青いクルマにしています。→1967 Triumph Vitesse 2-Litre Convertible

小道具担当ベルナールは拳銃を選びます。
主役のアルフォンスは手が小さいから小型がいいと監督が言ってたりします。それで選んだのがブローニング380オートでした。確かに小型です。

主演女優は精神的にアレで保険屋が心配してるので、プロデューサーも心配しています。

撮影です。
暖炉はガスで火をつけています。薪はあまり意味がないようです。
脚本同時録音だからセリフを言ってくれないと困る設定がありました。
ここで母セブリーヌを演じるバレンティナ・コルテーゼが何回もテイクを繰り返すシークエンスがありました。
これが見ててハラハラするサスペンスになっています。繰り返すのは演技の出来云々ではなくミスの為なのです。結構情けない。イタリア式にアフレコにしようと言うがフェラン監督に同時録音だからダメと言われています。

ラッシュを見る俳優やスタッフ達。これは何だっけ?
ところでラッシュを見てからでないと撮ったシーンがどうなっているのかわからない監督もいるそうです。

7週間で週に5日を撮影となります。35日間で撮影を終わらせないいけません。
これで監督にプレッシャーがかかります。

ナタリー・バイのシュザンヌ・シフマンのキャラを何だか見てて特別とよくわかります。ホントに監督の右腕といった感じで凄くよく描写されていすます。

作曲家のジョルジュとはジョルジュ・ドリュリューのことらしい。
典型的な楽屋落ちになっています。

荷物が届きました。
この荷物は映画の本でした。有名な監督の名前がズラズラと出ています。
今頃遅いのではと思えないこともないがまあいいです。

39分頃にジャクリーン・ビセットが登場。いいな。
記者会見のシーンもいい。
旦那のマイケル・ネルソン博士は凄い年上で白髪です。

秘書役の女優さんが実は妊娠していてプールのシーンは編集で何とかなるが次の撮影が2ヶ月位先になるのでもう隠せない。さてどうしましょうとなります。
得意の脚本変更でなんとかしてくれとプロデューサーに言われます。それでは話が変わってしまうと難儀します。

猫を撮るとこで肝心の猫が思う通りに動いてくれずに難儀します。
猫だけ撮ればいいのに食事の乗ったトレイを置くシーンもあるのでまた取り直しでテイクの繰り返しとなります。13カット目になっています。

アレキサンドルとマイケル・ネルソン博士は空港ヘ向かう。
タクシーはシトロエンDSのようです。
タクシー内での会話のシーンもいい。

主役の1人ジャン=ピエール・オーモン扮するアレキサンドルは毎日空港へと通います。実は若い男の到着を待っていたということ。養子にと言ってますが若いツバメとなる恋人のようです。

打ち合わせにて。
壁に紙を貼って字を書き込んでます。字コンテのようです。
雑談でフェアバンクスもバリモアもスターの子供は名優ではないとか。

女優さんを見る時は、顔を見て、胸を見て、脚を見る。
私の場合はこのようになります。ホントかよ。

TVの映画クイズを見てるスタッフの男2人。

クルマのシーンはいいな。
カチンコをしまって演技をするジャクリーン・ビセットがいいんです。
いい映画は最初から最後までいい。

スタントマンのマーク・スペンサー。フランス語はダメ。
ジュリーが通訳しています。ここでアメリカの夜の話しが出ています。

画面を手作業で黒くワイプする手法が使われています。
溶暗も使っています。

クルマで移動するシーンとなります。
自動車事故のシーンを撮りに行くんです。
バイクは何だ?気になります。
クルマはフィアット500、ミニ、BMW等、ワンボックスやトラックもあります。

道路にはパメラと書いてあるディレクションの看板があちこちにあります。

パンクのシーンもいい。
口げんかしながらタイヤ交換をやったり、そのままセックスになったりと。
そんなわけでジョエルとベルナールはタイヤ交換やセックスで遅れて着いてます。

バイクはやはりBMWのようです。時期からするとR69か?→1951 BMW R 50
他のバイクですがCB750も出てるようです。オレンジ色の塗装がそんな感じ。→1972 Honda CB 750 Four

ジュリーは赤いベンツの2シーターのコンバーティブルに乗っています。
女優さんが乗るのにはふさわしいクルマです。→1961 Mercedes-Benz 190 SL [W121]

記念写真の最中に色々とあります。
リリアンのことをアルフォンスに話すジュリー・・・
で、アルフォンスは消えてしまったり・・・

バルコニーにて。
はしごを登るシーンをも素敵なジャクリーン・ビセットです。
背中を見せてくれるのも素敵です。

ジュリーがアルフォンスとセックスに至るシーンで・・・
ここは隋分は時間が経ったとこで88分過ぎ頃です。ということはこのシーンは結構重要なシーンなわけです。
スティルの連続でセックスとなっているようです。変な手法です。

朝ジュリーがいない。メイクのお姉ちゃんが心配してる。
で、すぐにネルソン博士に電話しているアルフォンス。しょうもない男だ。
それでネルソン博士からジュリーに電話が入る。

主演俳優はトラブル続きでスタッフ達は映画どころではなくなってしまいます。
アルフォンスは失踪する。
ジュリーは部屋に閉じこもる。
もう大変な状況になるわけです。

失踪したアルフォンスはゴーカートを運転している。
スタッフ達は主演がいないから効果音の収録をやっています。
ネルソン博士がやってきます。

何だかんだで復帰したジュリーに新しいセリフを渡すシーンとなります。
これが傑作。
この元ネタはカトリーヌ・ドヌーブだっけ?、フランソワ・トリュフォー監督との実生活のセリフがそのまま自分が主演してるわけでもない映画に使われてると激怒するカトリーヌ・ドヌーブとなります。

ここでアレキサンドルが交通事故で死亡した知らせが飛び込んできます。
また撮影は大混乱となります。
フェラン監督はクルマでセット内をあてもなくグルグルと回ります。それでも完成させなければと脚本の変更なんて当たり前作品が完成さえすればいいとなるのがいい。

で、ラストは雪のシーンにしましょうとなります。
泡で雪を作ります。あまり上手くないようにも見えたりします。
石鹸の泡を露出を上げて白を飛ばしてしまえば何だかわからなくなって雪に見えると思う。
これは偶然にホントの雪が降って雪のラストシーンになったトリュフォー監督自身の作品『華氏451』(1966年)からでしょう。

解散するスタッフ達・・・
オディールの彼氏が乗ってるバイクがオレンジ色だけどよくわからない。
俯瞰となってキャストが表示されエンドとなります。


映画本編より現場のほうが面白い?話でもあります。いいものです。
最初から最後まで映画を作るのは大変とよく描いています。
ドキュメント調と映画本来のカット割りの使いわけが絶妙。上手い。
撮影の舞台裏のとこは手持ちキャメラを多用してドキュメンタリー調になってます。でも俳優同志も絡みになると切り返しを使っていたりします。
時々ホテル内の人が映っていない廊下等が静止画像のスティルになっていましたがこれは意図的なのかな。それともDVDだけ?公開当時はこうだったのか?

やっぱり撮影の舞台裏シーンではやたらと挨拶ばかりしてます。これが嘘も隠しもしないホントの撮影の舞台裏なのでしょう。
新聞記事から話を作ってしまうとなっています。20世紀フォックスのボス ダリル・F・ザナックもよくやっていたとのことです。

日本を舞台にした作品の話が出てきますが、そんな映画でまともなのは見たことがないような。
『二十四時間の情事』(1959年)は見たことがあるけど出来はどうだったっけ?忘れてしまったというか寝ていたというかどうも覚えていません。

ハリウッドの気候が合わずに機械仕掛けで雨を降らせていた女優さんがいたと話で出てきます。
これはヘディ・ラマーのことだと山田宏一の映画本で読んだ覚えがあります。

英題のDay for Nightとは昼を夜にという意味のようです。
本編中にそう言ってました。ところでフランス人は英国人を何と称するのでしょう。ひとまとめにして島の人達ですか?

フェラン監督が子供の頃に盗んだ映画のスティルが『市民ケーン』(1941年)とは少し見栄の張り過ぎなんではと思ったりする。もっとミーハーでもいいのでは。何故か盗む手際がやたらとよかったりします。

フランス映画は脚本とセリフは別でした。
やたら追加セリフをするとこがあるのでこのことを思い出しました。それで、これが新しいセリフだと渡すがそのセリフは、ついその前に当の主演女優さんがフェラン監督に告白した言葉の丸々引用だったという落ちがいい。これはトリュフォー監督本人そのまんまだそうです。

正直言って撮っている劇中映画『パメラを紹介します』はアンハッピーエンドのフランス式メロドラマのようであまり見る気がしなかったりします。
『パメラを紹介します』と同じ話で父が息子の奥さんとできてしまう作品ではジェレミー・アイアンズとジュリエット・ビノシュが出ていたルイ・マル監督の『ダメージ』(1992年)を見たことがあります。これは面白かったです。

悪戦苦闘のフェラン監督を演じるというか地のままのフランソワ・トリュフォー監督は誰かに似てるなと考えれば小坂一也に似ているような。
井上梅次監督の土曜ワイド劇場『江戸川乱歩「白髪鬼」より 宝石の美女』(1979年)に出てた小坂一也がちょうどあっているような。

ジャン・ピエール・レオは子役出身だそうです。
そう思えば童顔でそんな感じに見える。それでこの人はフランソワ・トリュフォー監督の分身だそうです。
ちなみに川島雄三監督の分身は三橋達也だと思えます。
で、ニール・ジョーダン監督の分身はスティーブン・レイです。

ジャン・ピエール・レオのアルフォンスはわがままなスターとなっていてまわりの人達に色々と迷惑をかけます。
自分の恋人だと思っていたスタッフの女性がスティルカメラマンとくっついているのを見て逆上します。
スタッフの女性が他の男と駆け落ちされて錯乱したりもします。

ヒロインはジャクリーン・ビセットはとてもきれいに撮れています。
ですがビセット登場まで始まって40分近くかかります。それでもビセット登場までが作品そのものが面白いから関係ありません。
母も女優だったという設定になっていました。
ヘアスタイルが素敵です。自前のロングも撮影用のショートも素敵です。それから三つ編み姿もありました。
白いミニのフレアスカート姿が素敵です。ネグリジェにコートを羽織る姿も素敵です。
メイキングでビセットは衣装は自前と言ってましたがホントなの?
トリュフォー監督はビセットをきれいに撮っています。どうやって撮ればきれいに撮れるかよく判っています。猫に餌をやるときは脚が見えるように撮るとか。全くいいものです。いい趣味をしています。
はしごを登るビセットのシーンもいいです。
クルマの助手席に乗ってロケするとこではカチンコを持ってて撮影が始まったら下にしまっていました。これは楽屋落ち的でいいです。

ジャクリーン・ビセットがよいのは当たり前ですがスタッフの記録担当ジョエルを演じるナタリー・バイも目立ちます。
トリュフォー監督のスタッフのシュザンヌ・シフマンがジョエルのモデルになっているそうです。
メガネが素敵です。白いブラウスにジーンズ姿も素敵です。
ロケに行く途中でクルマがパンクして同じスタッフのベルナールに助けてもらいます。それでお礼にセックスしてるのか?そんなことはないか。
主演女優のジュリーが部屋に閉じこもってしまった理由を推理する探偵役までやっています。

ハゲ気味で緑のジャンパーを着てる男が目立ちます。助監督らしい。
ロケに行くスタッフ達のクルマで紺色ですがフィアット500がチラリと出てました。いいな。ミニも走っていました。
ラストのスタッフ達が解散する時にバイクがちらほら見えます。BMWのようです。
スタッフはベルボトムのジーンズをはいています。1970年代作品と実感出来ます。
スタッフ達の服は同じ物で通していました。黄色い服の男はずっとそのまま。これは見てて誰が誰だかわかるようにする基本的な演出だと思われます。

よく知られている標語?『力は正義なり』でフォースという言葉が使われていました。might is righteだと思っていたけど違う言い方もあるのですか。


DVD特典から、
色々な人達のインタビューがありますが何故かブライアン・デ・パルマ監督が登場。
フランソワ・トリュフォー監督と何の関連があるんだとなりますがアルフレッド・ヒッチコック監督マニアということで関連があります。ブライアン・デ・パルマ監督は実際にフランソワ・トリュフォー監督と会ったことがあるそうです。どんな会話をしたのかと興味深い。

ところでブライアン・デ・パルマ監督は製作側ともめるとすぐに作品の出来が悪くなってしまうのがこまったものです。いくらキャリアを重ねても直らないのがまたこまったものです。『虚栄のかがり火』(1990年)がその一例だと思えます。
マーティン・スコセッシ監督のように割り切り過ぎもこまったものですけど。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年)が撮れるならレオナルド・ディカプリオでも何でも主演で使いますと推測する。→これは2010年現在ではこのコンビ作が4作もあって、見てる方もすっかり慣れてきてレオナルド・ディカプリオはマーティン・スコセッシ監督作品の常連だなとなりました。

ジャクリーン・ビセットのインタビューからトリュフォー監督の演出のやり方について言っていました。細かいと。演じている時はわからないけど完成したのを見るとわかると言ってました。
顔の角度を直すとこがありました。これはヒロインの顔が斜めになったらいけないということのようです。そりゃそうです。女優さんを美しく撮ること。これが映画監督の努めなのですから。

実際の撮影時は隣りでは『シーラ号の謎』(1973年)の撮影があったそうです。
凡作の『シーラ号の謎』なんてもう誰も覚えていません。ジェームズ・コバーンが出ていたけど。

ナタリー・バイのインタビューから、
作家のグレアム・グリーンが保険屋の役で出ていたそうです。モノホンのグレアム・グリーンとのことです。ニケ・アリギがグリーンと知り合いだったことから出演することになったそうです。

映画批評家のトッド・マッカーシーのインタビューがありました。
いかにも映画オタクな感じの人でした。なるほどオタクはともかく、この人の本は資料としては信用出来そうです。イングマール・ベルイマン監督のことをバーグマンと発音していました。
編集担当のヤン・ドゥデのインタビューから、1番印象に残ったのはジャクリーン・ビセットの「寝ています」と間違ったフランス語の言い方だそうです。

基本的にインタビューは自分の都合のよいことしか言わないようです。
そのように割り切って聞いたり読むべきと思えます。

予告編の画質はとてもよい。これは珍しいことです。Day for Nightのタイトルの英語版の予告編ですけど。


これは傑作です。そんなわけで映画の作り方教室といった感じのよい作品でした。


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