1940年代のブードゥーゾンビのB級ホラー2本立ての解説◆2024.08.31(土)

なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。

◆1940年代はモノクロ映画の完成の時代。
◆モノクロ映画の特徴を生かしたフィルムノワールが多く製作されました。
◆太平洋戦争があったので戦意高揚映画も多かった。
◆ハリウッドは真珠湾攻撃の報復で一般市民への空襲や原爆攻撃を正当化してます。

◆色違いのタイトル部分をクリックする私の感想にジャンプ出来ます。

◆『ブードゥーマン』(1944年)
◆この作品はウィリアム・ボーダイン監督、ベラ・ルゴシ、トッド・アンドリュース、ワンダ・マッケイ主演のゾンビホラーです。
◆1944年 Monogram Pictures Corp. アメリカ作品
ランニング・タイム◆62分
原題◆Voodoo Man
プロット◆ゾンビの夫人を復活させようとして色々とある話しのようです。
音楽◆Edward J. Kay musical director (as Edward Kay)
◆独立系B級専門映画会社モノグラムの製作なのでそれなりの出来になってます。
◆全体的に普通のB級ホラーになってます。悪くない。

◆『ブロードウェイのゾンビ』(1945年)
◆この作品はゴードン・ダグラス監督、ウォーリー・ブラウン、アラン・カーニー、ベラ・ルゴシ主演のゾンビコメディです。ホラーでもあるかも。
◆1945年 RKO Radio Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆68分
原題◆Zombies on Broadway
プロット◆ゾンビを探して島に行く話しのようです。
音楽◆Roy Webb
◆当時は大手のRKOラジオピクチャーズの製作なのでそれなりにカネはかかってます。
◆ゴードン・ダグラス監督は普通の職人監督です。
◆そんな感じで全体的に普通に出来てます。
◆この作品は何故か主役2人が孤島に行き原住民と遭遇するシーン等が『キングコング対ゴジラ』(1962年)に引用されています。見ててビックリした。映画は面白い。

そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。