2010年代と2020年代のサスペンス2本立ての解説◆2023.07.30(日)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
◆スクリーンプロセスからデジタル合成へ。
◆2010年代にもなるとデジタル合成が普通になって全く合成感がない自然な仕上がりになりました。昔はスクリーンプロセスで合成丸わかりだったのがデジタル合成になっていくら目を凝らしても全く合成だとわからくなりました。進歩したものです。
◆そんな感じでデジタル合成とCGを組み合わせるとまさに何でも出来る状態で映像表現が飛躍的に進歩してます。
◆これもデジタル合成とCGを使いこなせるか?と低予算CGは普通の2Dアニメになってしまうのがこまったものですが。
◆空撮=俯瞰シーン撮影の劇的な進歩。
◆昔は俯瞰シーンを撮るとなるとヘリコプターに巨大なフィルムカメラを積んで撮るしかないので予算が巨額になって簡単に撮れませんでした。それが2010年代にもなるとドローンとデジタルカメラの組み合わせで低予算作品でも俯瞰シーンが撮れるようになりました。凄い進歩だと思える。俯瞰シーンをちゃんと使える監督でないとムダな技術ですが。
◆『ドミノ 復讐の咆哮』(2019年)
原題◆Domino
◆この作品はブライアン・デ・パルマ監督、ニコライ・コスター=ワルドー、カリス・ファン・ハウテン、ソーレン・マリン、パプリカ・スティーン主演の追跡サスペンスです。
◆殺人犯を追ってテロリストも追う話しのようです。
◆全体的にいつものブライアン・デ・パルマ監督になってます。
◆主演のニコライ・コスター=ワルドーは好演してます。
◆カリス・ファン・ハウテンは普通な感じです。
◆そんな感じで無難に出来になってます。
◆『デッドヒート』(2020年)
原題◆Paydirt
◆この作品はクリスチャン・セスマ監督、ルーク・ゴス、マイク・ハットン、ポール・スローン、V・ボーズマン、ミュリエル・テリオ、ヴァル・キルマー、メルセデス・キルマー主演の騙し合いサスペンスのようです。
◆大金を巡って色々とある話しのようです。
◆ルーク・ゴスは見た目が地味なのが難です。
◆まだ元気だったヴァル・キルマーが銃撃戦でカッコいいとこを見せてくれます。
◆全体的に普通の出来になってます。
そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。
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