1940年代のフィルムノワール2本立ての解説◆2023.03.19(日)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
フィルムノワールとは主に1940年代のアメリカのモノクロ低予算映画です。
語源はフランス語ですがフランス映画はあまり言われません。
モノクロ。ハイコントラストな撮影が特徴です。夜のシーンがいい。
サスペンス。犯罪な話し。運命な女=ファムファタールなヒロイン。
低予算なので派手なアクションはありません。
当時の検閲によって主人公が犯罪者の場合は犯罪は引き合わないエンドになります。それなのに何故か後味がよく描写されるハリウッドテイストになってます。
何しろ低予算の当時のフィルムノワールは現在ならスプラッタやホラーと同じ扱いだったと思われます。
◆『恐怖への旅』(1942年)
◆ノーマン・フォスター監督、ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ、ドロレス・デル・リオ、アグネス・ムーアヘッド主演の殺し屋サスペンスでフィルムノワールです。
◆貨物船で旅行中に悪戦苦闘する話しのようです。
◆脚本がジョセフ・コットンです。そうなるとどこか風変わりなのかと思うが普通のフィルムノワールだったりします。
◆『堕ちた天使』(1945年)
◆オットー・プレミンジャー監督、ダナ・アンドリュース、アリス・フェイ、アン・リヴェール、リンダ・ダーネル、チャールズ・ビックフォード主演の謎解きサスペンスでフィルムノワールです。
◆詐欺師が女に入れ込んで色々とある話のようです。
◆全体的に普通の謎解きサスペンスになってます。リンダ・ダーネルの悪女っぷりが見どころかも。
そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。
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