1930年代と1940年代の動物サスペンスのフィルムノワール2本立ての解説◆2023.01.15(日)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
フィルムノワールとは主に1940年代のアメリカのモノクロ低予算映画です。
語源はフランス語ですがフランス映画はあまり言われません。
モノクロ。ハイコントラストな撮影が特徴です。夜のシーンがいい。
サスペンス。犯罪な話し。運命な女=ファムファタールなヒロイン。
低予算なので派手なアクションはありません。
当時の検閲によって主人公が犯罪者の場合は犯罪は引き合わないエンドになります。それなのに何故か後味がよく描写されるハリウッドテイストになってます。
何しろ低予算の当時のフィルムノワールは現在ならスプラッタやホラーと同じ扱いだったと思われます。
『猫とカナリヤ』(1939年)
◆エリオット・ニュージェント監督、ポーレット・ゴダード、ボブ・ホープ主演の遺産相続サスペンスコメディでフィルムノワールでもあります。
◆遺産相続で謎の殺人鬼が出て来て色々とある話しのようです。
◆サスペンスなのにコメディアンのボブ・ホープが出ているので無理やりコメディ調にしてます。ハリウッドは昔からこんな感じなんです。
『レオパルドマン 豹男』(1943年)
◆ジャック・ターナー監督、デニス・オキーフ、ジーン・ブルックス主演の黒豹殺人サスペンスでフィルムノワールでもあります。
◆黒豹連続殺人で色々とある話しのようです。
◆ジャック・ターナー監督なのでフィルムノワールの雰囲気がいい感じです。
そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。
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