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2022.12.25

1940年年代と1950年台のオリヴィア・デ・ハヴィランド主演のフィルムノワールなドラマ2本立ての解説◆2022.12.25(日)

なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。


フィルムノワールとは主に1940年代のアメリカのモノクロ低予算映画です。
語源はフランス語ですがフランス映画はあまり言われません。
モノクロ。ハイコントラストな撮影が特徴です。夜のシーンがいい。
サスペンス。犯罪な話し。運命な女=ファムファタールなヒロイン。
低予算なので派手なアクションはありません。
当時の検閲によって主人公が犯罪者の場合は犯罪は引き合わないエンドになります。それなのに何故か後味がよく描写されるハリウッドテイストになってます。
何しろ低予算の当時のフィルムノワールは現在ならスプラッタやホラーと同じ扱いだったと思われます。

◆オリヴィア・デ・ハヴィランドとジョーン・フォンテーンは姉妹ですが仲が悪いことで有名です。
◆代表作は姉のオリヴィア・デ・ハヴィランドは『風と共に去りぬ』(1939年)で妹のジョーン・フォンテーンは『レベッカ』(1940年)です。
◆『風と共に去りぬ』(1939年)の主役はビビアン・リーですがオリヴィア・デ・ハヴィランドは実質ダブルヒロインになってます。
◆『レベッカ』(1940年)は何回も映画になってますが決定版は最初に映画になった(1940年)版なのです。
◆全体的に姉妹共にアカデミー主演女優賞は取ってるし作品的にもそんな変わらない。姉の方がいくらかはいいかも。

◆オリヴィア・デ・ハヴィランドはハリウッドの悪しき風習?7年契約を廃止にするために尽力したことでも有名です。

この2作はドラマなんですがフィルムノワールでもあります。

『蛇の穴』(1948年)
◆アナトール・リトヴァク監督、オリヴィア・デ・ハヴィランド、レオ・ゲン、マーク・スティーヴンス主演の精神病院ドラマです。フィルムノワールでもあります。
◆平凡な主婦オリヴィア・デ・ハヴィランドが精神病院で悪戦苦闘する話しのようです。
◆この手のドラマの見本みたいな出来になってます。要するによい作品です。

『謎の佳人レイチェル』(1952年)
◆ヘンリー・コスター監督、オリヴィア・デ・ハヴィランド、リチャード・バートン主演のゴシックロマンスです。フィルムノワールでもあります。
◆謎の夫人オリヴィア・デ・ハヴィランドに若旦那リチャード・バートンが翻弄悪戦苦闘する話しのようです。
◆リチャード・バートンはマーロン・ブランドのイミテーションから始まってるみたい。

そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。


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