映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« Hollywood Express #937◆2022.09.24(土) | トップページ | Hollywood Express #938◆2022.10.01(土) »

2022.10.02

森一生監督、市川雷蔵主演の『ある殺し屋』2本立ての解説◆2022.10.02(日)

なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。


◆市川雷蔵は歌舞伎界とは縁を切って映画界に入ったそうです。
◆養子なので歌舞伎界での先行きが暗く賢明にも映画界へと転進した。
◆若くして亡くなってます。享年37歳。
◆市川雷蔵なら大映が倒産してもその後上手く活動したと思えます。命が交換出来るのなら勝新太郎と交換してほしかった。勝新太郎の晩年はマスコミのおもちゃになっていたのでマジでそう思った。

◆歌舞伎界出身とは言えば中村鴈治郎は大映の映画によく出ていました。この爺さんは只者はないなと一眼でわかります。そんなわけで歌舞伎界で何かやらかして映画界に流れて来た人だと思っていました。当たらずとも遠からず。

◆『ある殺し屋』全2作は時代劇が多い市川雷蔵には珍しく現代劇になってます。

『ある殺し屋』(1967年)
◆森一生監督、市川雷蔵、成田三樹夫、野川由美子、小池朝雄主演のフィルムノワールです。
◆麻薬をおとりに待ち伏せする話しになってます。
◆キャストが素晴らしい。どなたも好演しています。
◆小役時代の小林幸子が出ています。どれだけコネなのかと思える出番です。市川雷蔵は普通に対応してます。当然演技なんて評価はしてないがしょうがねえなともしていない。上げるでもなく下げもしない完璧な普通の対応です。歌舞伎界での養子生活で鍛えた対人関係術だと思えます。

『ある殺し屋の鍵』(1967年)
◆森一生監督、市川雷蔵、佐藤友美、金内吉男、中谷一郎、西村晃主演のフィルムノワールのシリーズ2作目です。
◆殺しの代金を回収する話しになってます。
◆組織のことなどお構い無しにカネを回収する凄腕キャラはジョン・ブアマン監督、リー・マービン主演の『殺しの分け前 ポイント・ブランク』(1967年)と共通しています。両方ともいい。
◆殺しの代金が次々と中抜きされていく描写があります。感心した。脚本は東大卒の増村保造監督なのでその辺はよくわかってます。
◆市川雷蔵のへりくだり演技が絶品。歌舞伎界での養子の実生活で鍛えたのか、相手に嫌味を感じさせない完璧なへりくだり演技は正真正銘のメソッド演技です。これには感心した。
◆女優さんは代表作が2本あれば運がいい方とだという説もあります。佐藤友美はこの作品と『吸血鬼ゴケミドロ』(1968年)で代表作2本になります。運がいい方です。

そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。


映画フェイス - にほんブログ村


« Hollywood Express #937◆2022.09.24(土) | トップページ | Hollywood Express #938◆2022.10.01(土) »

映画2本立ての解説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Hollywood Express #937◆2022.09.24(土) | トップページ | Hollywood Express #938◆2022.10.01(土) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2022年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。