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2022.07.10

1940年代と1950年代のフィルムノワール2本立ての解説◆2022.07.10(日)

なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。


フィルムノワールとは主に1940年代のアメリカのモノクロ低予算映画のことです。
語源はフランス語ですがフランス映画のことはあまり言われません。
モノクロ。ハイコントラストな撮影が特徴です。夜のシーンがいい。
サスペンス。犯罪な話し。運命な女=ファムファタールなヒロイン。
低予算なので派手なアクションはありません。
当時の検閲によって主人公が犯罪者の場合は犯罪は引き合わないエンドになります。それなのに何故か後味がよく描写されるハリウッドテイストになってます。
当時のフィルムノワールは現在だとスプラッタやホラーと同じ扱いだったと思われます。

『私は逃亡者』(1947年)
◆アルベルト・カヴァルカンティ監督、トレヴァー・ハワード、サリー・グレイ主演の逃亡サスペンスのようです。
◆トレヴァー・ハワードが無実の逃亡者になって悪戦苦闘する話しです。
◆英国スタイルのサスペンスドラマといった感じです。何故か1960年台の日活アクションみたいにも見える。

『復讐鬼』(1950年)
◆ジョセフ・L・マンキウィッツ監督、リチャード・ウィドマーク、シドニー・ポワチエ主演の人種差別ドラマのようです。
◆人種差別主義者の白人リチャード・ウィドマーク。品行方正な黒人シドニー・ポワチエ。そんな感じのタイプキャストになっていて2人とも熱演してます。
◆ジョセフ・L・マンキウィッツ監督なので脚本は練られているし演出も普通にいい。佳作です。

そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。


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