1930年代と1950年代のフィルムノワール2本立ての解説◆2022.06.26(日)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
フィルムノワールとは主に1940年代のアメリカのモノクロ低予算映画のことです。
語源はフランス語ですがフランス映画のことはあまり言われません。
モノクロ。ハイコントラストな撮影が特徴です。夜のシーンがいい。
サスペンス。犯罪な話し。運命な女=ファムファタールなヒロイン。
低予算なので派手なアクションはありません。
当時の検閲によって主人公が犯罪者の場合は犯罪は引き合わないエンドになります。それなのに何故か後味がよく描写されるハリウッドテイストになってます。
『彼らは忘れない』(1937年)
◆マーヴィン・ルロイ監督、クロード・レインズ、アリン・ジョスリン主演の南北偏見ドラマのフィルムノワール。
◆殺人犯に間違えられた主人公が悪戦苦闘してそのままの話しです。
◆クロード・レインズといえば『汚名』(1946年)の自分より背が高いイングリッド・バーグマンに惚れてる亭主役がベストでしょう
『ギャングを狙う男』(1953年)
◆フィル・カールソン、エドワード・スモール監督、ジョン・ペイン、イヴリン・キース主演の巻き込まれサスペンスのフィルムノワール。
◆元ボクサーの主人公が色々と大変なことになる話しです。
◆イヴリン・キースはフィルムノワールに結構出ています。1番有名な作品は主役ではないけどロマンティックコメディ『七年目の浮気』 The Seven Year Itch (1955) の主人公の奥さん役だと思える。
そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。
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