スクリューボールコメディ2本立ての解説◆2022.03.27(日)
なおこの映画感想はネタバレ全開になってます。
私の映画感想は基本的に2本立てです。何の2本立てなのかの解説をやります。
スクリューボールコメディとは要するにロマンティックコメディのやり過ぎと言うか過激な作品のことを言います。
マシンガントークも特徴です。とにかく早口でセリフが多量にあります。
スクリューボールはMLBから来てます。
1930年代当時のニューヨーク・ジャンアンツの左投手カール・ハッベルの得意の球種がスクリューボールでした。右打者に対して外に逃げながら落ちる球種です。左投手が珍しくてさらにスクリューボールなんて見たこともない。そんなわけで魔球と呼ばれていました。
オールスターゲームでカール・ハッベルがアメリカンリーグの後に殿堂入りする選手5人を5連続三振に取ったのが有名です。
『赤ちゃん教育』(1938年)
◆ハワード・ホークス監督、ケイリー・グラント、キャサリン・ヘプバーン、チャーリー・ラグルス、バリー・フィッツジェラルド主演のスクリューボールコメディです。
◆真面目な学者ケイリー・グラントがわがままなお嬢様キャサリン・ヘプバーンに振り回される話しです。この設定がいいんだな。
『ヒズ・ガール・フライデー』(1940年)
◆ハワード・ホークス監督、ケイリー・グラント、ロザリンド・ラッセル、ラルフ・ベラミー主演のスクリューボールコメディ。
◆特種記事を追って色々とある話しです。元夫の編集長ケイリー・グラントと女性記者ロザリンド・ラッセルがとにかく喋りまくる展開になってます。これがいいんだな。
ケイリー・グラントが受けを攻めも自由自在な演技を見せてくれます。
そんなわけでお勧め2本立てなので見て読んで下さい。
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