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2021.12.04

『情無用の街』(1948年)

この潜入サスペンス映画の感想はネタバレ全開になっています。
ウィリアム・キーリー監督、マーク・スティーヴンス、リチャード・ウィドマーク主演の潜入サスペンスのようです。


1948年 Twentieth Century Fox アメリカ作品
ランニング・タイム◆91min.
原題◆The Street with No Name
プロット◆潜入操作が悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ライオネル・ニューマン

キャスト
マーク・スティーヴンス→潜入捜査官のジーン・コーデル/仮名のジョージ・マンリー
ロイド・ノーラン→ブリッグス捜査官
ジョン・マッキンタイア→伝令担当のサイ・ゴードン

リチャード・ウィドマーク→アレック・スタイルズ親分
バーバラ・ローレンス→情婦のジュディ・スタイルズ
ドナルド・ブカ→子分のシビー
ジョセフ・ペブニー→子分のマティ

ハワード・スミス何とか問委員会の議長ラルフ・デモリ
エド・ベグリー→ハーマッツ警察本部長
ウォルター・グリーザ→スタラー警部補。
ドン・コーラー→FBIのアトキンス (uncredited)
ジョー・ハワース→警官のブライアント (uncredited)

不明→保釈金会社のデイブ
ジョーン・ブレア→年増女優のルバル

ウィリアム・キーリー監督の演出はよいと思います。
全体的に潜入サスペンスになってます。

この作品はリチャード・ウィドマークの『死の接吻』(1947年)から2作目とのこと。
そんなわけで強面で当時としては激しい暴力シーンがあります。

コスミック出版発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクはあります。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolbydigital 2/0ch

cosmic pictures
一部に画像の乱れノイズがありますと一応著作権のアラートもあります。
メニュー画面

『情無用の街』
The Street with No Name
バックには20世紀フォックスのファンファーレが入ってます。

タイトル
Twentieth Century Fox presents
Mark Stevens Gene Cordell aka George Manly
Richard Widmark Alec Stiles
Lloyd Nolan Inspector George A. Briggs
in

The Street with No Name

with
Barbara Lawrence Judy Stiles
Ed Begley Police Chief Bernard Harmatz
Donald Buka Shivvy
Joseph Pevney Matty
John McIntire Cy Gordon
Walter Greaza Police Lt. Paul Staller
Howard Smith Commissioner Ralph Demory
スタッフの紹介 1部にマスクがかかる。
タイトルバックは多分FBIの紋章と街の風景です。

前説字幕
これは連邦調査局の記録から着想を得た映画である。
可能な限り元の場所で撮影されFBI関係者が演じている。

本編です。
テレタイプというかタイプライターが受信してタイプしてます。
犯罪の横行する街がアメリカ全土に広がってる。
それらは名も無き街だ。犯罪組織の暴力行為が再発している。
もし彼らを野放しにしたら4人に3人の国民がその被害に遭うだろう。
法と秩序が崩壊する場所では人々は無関心になる。
国全体の警戒が安全な国家をもたらすであろう。
J・エドガー・フーヴァー

メドウブルック 11月14日・・・
酒場兼賭博場のメドウブルックにて。
いきなりクルマが乗り付けガードマンをノックアウトする。
そんな感じで強盗団が押し入ってます。
酒場のオーナー ストコウスキー?
逃げたご婦人が撃たれています。ヘレン・ジャニングス 主婦。
摘出された弾丸がFBIに送られ参考品として保管される。

ナレーションが入ってます。
被害者はフランク・マロイ。銀行警備員。
そんな感じで次々と事件が起こる。

諮問問委員会の議長ラルフ・デモリが到着。
ハーマッツ警察本部長。
スタラー警部補。
FBIのアトキンス。
そんなこんなで2人の銃弾は同じルガーから発射されたと判明。

連邦捜査局FBIにて。
捜査官のトップ ジョージ・ブリッグス。
ロバート・ダンカーという男が容疑者として逮捕された。

尋問にて。
ロバート・ダンカー。ブリッグス捜査官ともう1人。
当然否定するダンカー。上着の染みが証拠なので没収しています。

解析結果がブリッグス捜査官に送られた。
担当はスタラー警部補。ダンカーはシロとなった。
証言通りに建設現場に寝た時に着いたペンキだと判明した。

留置所にて。
ダンカーに面会するブリッグス警部補と相棒。
しかしダンカーは釈放されていた。専門の会社から保釈金が払われた。

その専門会社にて。
担当の男デイブにコンタクトするブリッグス捜査官。
ロバート・ダンカーはジョン・スミスから現金払いで保釈金5000ドルが支払われた。
ジョン・スミスなんて偽名がバレバレです。

夜の街にて。
パトカーが出動してます。道路側に複数の刺し傷がある男の死体が発見された。
死体はロバート・ダンカーだった。

バージニア州クアンティコ。FBIアカデミーにて。
ブリッジス捜査官が潜入捜査官のスカウトに来てます。
ジーン・コーデルが候補になってます。対ナイフに対処訓練。顔写真を見てからの射撃訓練では撃つたびにその理由は説明させています。明解に答えるコーデル。
そんなわけでコーデルをスカウトしたようです。

捜査官のサイ・ゴードンが来て3人で打ち合わせになります。
ゴードンは潜入したコーデルのサポートと連絡役です。

街にて。
長距離バスで来たコーデルは流れ者ジョージ・マンリーを名乗る。
ギルバート・ホテル。ゴードンが泊まってます。
ロイヤル・ホテル。マンリーが泊まる。
宿泊名簿にはジョージ・マンリー サンフランシスコと記入する。名簿にはロバート・ダンカーの名前がありました。
ホテルの窓から向かいのホテルにマッチで合図を送るマンリー。ゴードンが合図を返す。
ジョージ・マンリーの運転免許証。社会保険番号カード。母親の写真。そんなアイテムが用意されています。

ナレーションが入る。
コーデル特別捜査官は数日間ジョージ・マンリーという偽名をドヤ街で名乗った。

ロッキーズ賭博場にて。ボクシングジムです。
本日の選手はヤング・ウォーク対キッド・ギビーノ・・・・
試合が始まってます。リングサイドからギビーノに余計なアドバイスを送るマンリー。
トレーナーがクレームを付ける。そんなわけで追い出されるマンリー。

ここでアレック・スタイルズ親分が登場。マンリーに声をかける。
成り行きでボクシングになるマンリー。相手はギビーノです。
スタイルズ親分はこのジムのオーナーです。

マンリー対ギビーノの試合にて。
マンリーはリングネーム キッド・ダイナマイトと名乗って観客から大笑いされる。
それはともかくマンリーにはトレーナーが付いてます。スタイルズ親分の子分らしい。
1ラウンドを乗り切ってるマンリー。
2ラウンド目も乗り切ってギビーノの勝ちにしているマンリー。
スタイルズ親分に俺はもっと簡単に稼げるとうそぶくマンリー。それでどうなる。

マンリーの社会保険番号カードをゲットさせるスタイルズ親分。
シビーは手下の名前です。

ゲームセンターにて。
ゴードンとコンタクトするマンリー。誰かに社会保険番号カードを盗まれた。
速攻で警察に強盗容疑で逮捕されているマンリー。仕事が早過ぎ。
現場にマンリーの社会保険番号カードが落ちていた。

ナレーションではこれでスタイルズとコンタクトが取れると言ってます。

警察にて。
指紋を取られているマンリー。この指紋が照合されるとどうなる。

FBIにジョージ・マンリーの記録照会される。
マンリーがコーデル特別捜査官だとわかった。ブリッグス捜査官は偽の記録を用意して警察に送る。

警察にて。
いつものようにジョン・スミスから保釈金が払われて釈放されているマンリー。
向かいの保釈金会社の男は速攻で電話をしてます。
そんなわけでロバート・ダンカーと同じパターンを踏んでいるわけです。

ジムにて。
ここに来ているマンリー。2階席にはスタイルズ親分一行がいます。
マンリーにコンタクトするスタイルズ親分。

スタイルズ親分のアジトにて。
情婦のジュディがいます。スタイルズ親分はピアノを弾く。
子分のマティが年増女優のルバルを連れてくるが盗品のコートをプレゼントしてるので激怒するスタイルズ親分。

そんなとこに呼ばれたマンリーが来てます。
スタイルズ親分はマンリーの犯罪歴をもう知ってます。そうなると警察に内通者=スパイがいるわけです。
そんなこんなで握手になってます。スタイルズ親分の子分になったマンリー。

カフェにて。
ゴードンとコンタクトするマンリー。ここを手下に見られてるマンリー。
ゴードンと別れてフェリー乗り場へ行くとこを尾行される。

フェリー乗り場に尾行を巻いて文字通りにフェリーに飛び乗っています。
係員のオッサンから危ないと注意されてるマンリー。

フェリーにて。
ブリッグス捜査官にコンタクトするマンリー。見つかったら破滅でした。
スタイルズ一味の犯行なのは確信してるが証拠が必要だとなってます。
警察記録を流してるスパイも見つけないといかんとブリッグス捜査官。

フェリーからマンリーが戻ります。
クルマから新聞の束が投げつけられる。このシーンの意味がわからん。→単なる新聞輸送のシーンかも。

ホテルにて。
戻るマンリー。手下が待ち伏せています。
手下はうちの仕事以外はするなと言ってる。これならまだ大丈夫です。

スタイルズ一味のミーティング。スタイルズ親分の自宅アパートにて。
ホワイティ。ニック。マット。そんな手下の名前が出ています。クルマを盗め。
それはいいけど結構な大人数です。多過ぎなような。人件費だけで大変そう。
ウィラード邸襲撃が今回の仕事です。
ミーティングの後で情婦と口論になってるスタイルズ親分。
それから新聞を燃やしてます。何か書いてあったのか?

いよいよ仕事が始まります。
ホテルに戻っているマンリー。向かいのホテルに合図を送る。
それから着替えてます。

ホテル前にて。
ゴードンにコンタクトはせずにメモ代わりの紙マッチをゴミ箱に落とすマンリー。
紙マッチを拾うゴードン。ウィラード邸を襲撃・・・。

アジトにて。
武器庫からハンドガン等を出してます。
そのルガーはボスのだと言われているマンリー。
それでも同じモデルのルガーを渡されていたりする。コルトガバメントは出てこない。

ブリッグス捜査官のミーティングにて。
ウィラード邸襲撃を伝えています。
そのあとで私もデモリ委員長と後から行くと言ってるハーマッツ警察本部長。

アジトにて。ボクシンジムです。
スタイルズ親分に電話です。重要な要件らしい。
そんなわけで今日の仕事は中止だと言うスタイルズ親分。それでどうなる。

ウィラード邸付近にて。
張り込んでいる警官隊。待てど暮らせど強盗一味は来ない。
ブリッグス捜査官に無線連絡です。符牒ですが要するにゴードンからです。
ファミリーは現れない。計画は中止になった。奴らの仲間が警告した。
遅れてきたお偉方2人に中止を伝えるブリッグス捜査官。

そんなわけで警察とスタイルズ一味にもスパイがいるわけです。それでどうなる。
この設定の傑作があります。→『インファナル・アフェア』(2002年)

自宅アパートにて。
クルマで戻ったスタイルズ親分は情婦ジュディを密告しただろうと痛めつける。
当然否定するジュディ。これは大変。とんだ災難でした。

酒場にて。
暇潰しの子分たち。
マティとマンリーは酒場から出て別れる。

アジトの武器庫にて。
マンリーが来てルガーを発射させ弾丸をゲットしてます。
ルガーを布で包んでマットみたいなとこに打ち込んでます。消音して弾丸を損傷させずにゲットするわけです。

そんなとこにスタイルズ親分のクルマが来てます。これは大変。
外から窓に灯りが見えたので怪しむスタイルズ親分。
スタイルズ親分が来たので隠れるマンリー。階段を登ってドアを開けるとそこはボクシングジムだったりします。

ドアの音がしたのでジムに入るスタイルズ親分。
サンドバッグが揺れてるので何者かがいたはず。それでどうなる。
そんなわけでマンリーは逃げきった。

武器庫にて。
戻ったスタイルズ親分は火薬の臭いに気が付く。
ルガーを確認すると撃たれたのがわかります。撃ったすぐ後なので丸わかりです。
電話するスタイルズ親分。今すぐにそっちへ行く。

住宅地にて。
クルマで来たスタイルズ親分。普通の一軒家に入ります。
どうやら警察のスパイとコンタクトするようです。スパイはデモリ委員長でした。
どこから情報を得た?→FBIだ。
で、ルガーを渡して指紋を取れと要求するスタイルズ親分。指紋の奴が警察に情報を流した。
スタイルズ親分は帰ります。外には張り込みがいたりします。

ブリッグス捜査官のオフィスにて。
ルガーの弾丸が届いてます。本部へ送ってくれとなります。
ジーンが張り込みの男の名前みたい。

FBIにて。
ルガーから指紋を取ってます。

ジムにて。
スタイルズ親分は手下たちを見ています。それでどうなる。
新入りのマンリーが1番怪しいに決まってるけど。
スタイルズ親分に電話です。ジョージ・マンリー。そいつだと伝える。
そんなわけで思い切り正体がバレています。これは大変。
手下にマンリーを押さえろと命じる。捕まえるわけでなく行動を監視せよといった感じ。

スタイルズ親分の自宅アパートにて。
ハンドガンを持ったデモリ委員長が来たりします。
デモリ委員長は違法賭博でやめとけどよかったのに強盗仕事までやらかしてるとスタイルズ親分を非難する。
スタイルズ親分はマンリーは警察に殺させるとうそぶく。

ハーマッツ警察本部長のオフィスにて。
ブリッグス捜査官ともう1人が来ます。
スタイルズはクルマでミルフォードに向かった。そこの住人をご存知ですか?と聞くブリッグス捜査官。
ラルフ・デモリ委員長だとなる。理路整然とデモリの怪しいとこを説明してます。
ブライアント警官が呼ばれてます。怪しい感じはしないけど。

ブリッグス捜査官は無線でゴードンと通信する。
コーデル特別捜査官を退避させろと伝えてます。危険な状況だ。

ホテルにて。
手下2人がマンリーを押さえに行ってます。
ちょうど電話ですと言われるマンリーです。出ない。

向かいのホテルにて。
ゴードンはマンリーと手下2人がホテルから出て来たのを確認する。
一味のクルマをタクシーで尾行するゴードン。

電信タイプライターが文字を打ち出す。
7.65mmの銃弾と言ってるけどルガーは9mmなのでは?。そんなモデルもあったのか?→初期型であったようです。
スタイルズ一味とデモリを逮捕せよ。J・エドガー・フーヴァー

一味のクルマは踏切でタクシーの尾行をやり過ごす。
クルマは工場に入ってます。

ブリッグス捜査官はクシー運転手に通報を頼む。
アンダーソン社。ゴードンが追跡中。

アンダーソン製造会社の工場にて。
柵を乗り越えて入るゴードン。ダーティハリーみたい。→『ダーティハリー』(1971年)
警備員が縛られています。
手下に見つかるゴードン。ここは犯罪者を騙ってごまかそうとする。
そうなるとカネを出せとなってます。まあそうなる。
ここは手下をノックアウトするゴードン。やるじゃん。

手下に案内されたマンリーはスタイルズ親分と遭遇する。
事務所の金庫付近です。

タクシー運転手は段取り通りに給油所の公衆電話から通報してます。
カネをもらったわけでもないのにちゃんとやってます。映画だから。

アンダーソン製造会社の工場にて。
こっちはマンリーを禁錮破りにして警察に撃たれる。そんな段取りになってます。

ゴードンの方は物音を立てて子分に見つかる。
手下の投げナイフでやられるゴードン。

戻った子分は警備員を片付けましたと伝える。これで済んでる。
いよいよマンリーはどうなる。金庫のカネをマンリーに押し付けてます。これで立派な禁錮破りの出来上がりです。あとは警察に殺させる。
会話から手下のシビーはナイフ使い。マティは女好き。そんな感じ。

マンリーをノックアウトさせます。
警察が来ました。あとは窓際に立たせて撃たれるようにする。
マンリーが気がついて手下ともみ合いになって手下は警察に撃たれて退場となります。

最初に警察が来ます。これはスタイルズ一味が呼んだみたい。単なる強盗だと思ってる。
それからFBI一行が来ています。こっちは呼んでない。

スタイルズ親分は工場内を逃げ回る。マンリーが追っています。
マンリーはこっちだとFBI一行を呼ぶ。
ようやく外に出たスタイルズ親分ですがマシンガンで撃たれて退場となります。
とどめはマンリーが撃ってます。
スパイのデモリ委員長はこれで安心となっています。

ゴードンですが死んではいない。そうなってます。
それからブリッグス捜査官がデモリ委員長に彼はジョージ・マンリーだと紹介する。
握手しようとしたデモリ委員長に手錠をかけます。
ゴードンは無事でエンドとなります。

the end
released through Twentieth Century Fox Film corporation


そんなわけで潜入サスペンスのよい作品でした。


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