『レオパルドマン 豹男』(1943年)
この黒豹殺人サスペンス映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジャック・ターナー監督、デニス・オキーフ、ジーン・ブルックス主演の黒豹殺人サスペンスのようです。
1943年 RKO Radio Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆66分
原題◆The Leopard Man
プロット◆黒豹連続殺人で色々とある話しのようです。
音楽◆ロイ・ウェッブ
キャスト
デニス・オキーフ→ジェリー・マニング
ジーン・ブルックス→キキ・ウォーカー
マーゴ→フランメンコダンサーのクロクロ
イザベル・ジュウェル→占い師のマリア
ジェームズ・ベル→博物館のガルブレイス博士
アブナー・バイバーマン→黒豹使いのチャーリー
ベン・バード→ロブロス署長
マーガレット・ランドリー→被害者のテレサ・デルガド
ツリッキー・パナネン被害者のコンスエロ・コントレラス (as Tula Parma)
アリエル・ヒース→シガレットガールのエロイーズ (uncredited)
ジャック・ターナー監督のよいと思います。
全体的にフィルムノワール調ホラーになってます。
コスミック出版発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクはあります。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolbydigital 2/0ch
cosmic pictures
一部に画像の乱れノイズがありますと一応著作権のアラートもあります。
メニュー画面
『レオパルドマン 豹男』
The Leopard Man
バックには音楽が流れています。発信音はしてない。
タイトル
R K O Radio Pictures, Inc. presents
The Leopard Man
with
Dennis O'Keefe Jerry Manning
Margo Clo-Clo
Jean Brooks Kiki Walker
Isabel Jewell Maria - Fortune Teller
James Bell Dr. Galbraith
Margaret Landry Teresa Delgado
Abner Biberman Charlie How-Come
Tuulikki Paananen Consuelo Contreras (as Tula Parma)
Ben Bard Roblos - the Police Chief
スタッフの紹介 1部にマスクがかかる。
BlacK alibi コーネル・ウーリッチ原作。
Val Lewton producer
Jacques Tourneurのいつものコンビです。
タイトルバックは夜の街です。
本編です。
アパートにて。
カスタネットでフラメンコのダンサーが練習中。
隣の部屋の女性2人がうるさいと文句が出ています。
キキ・ウォーカーとシガレットガールの名前がわからん。
この部屋にいきなり黒豹が入ってきます。ロープでつながれているけど。
男が黒豹を連れて来てます。男の名前はジェリー。君のデビューの演出さと言ってる。
屋外のナイトクラブにて。余興にダンスが入る。噴水があります。
カスタネットのフラメンコダンサーが登場。名前はクロクロ。
そんなとこにマジで黒豹を連れてキキがテーブル席に座る。非常に目立ってます。
ここまではよかったが・・・
クロクロがカスタネットで黒豹をびっくりさせる。
その黒豹は逃げてしまう。そんなわけで大騒ぎになってます。
時間が経過して警察が来てます。それで黒豹捜索になってます。
豹男のチャーリー。黒豹の提供者です。
ジェリーにレンタル10ドル。損失は225ドルを要求する。
クロクロから皮肉も言われてるジェリー。散々です。
街にて。
クロクロは占い師にコンタクトされる。タダでいいから1枚引いてと引きます。
カードはスペードのエースでした。不吉だ。
街を歩くクロクロは知人に挨拶してます。
ショーティ。女の子のテレサ。
テレサの自宅アパートにて。
太った母親。弟のペドロ。それにテレサ。
黒豹が逃げている話題になっています。しかしそんなことにはお構いなしに母親はテレサに買い物に行ってこいと送り出す。
店にて。
コーンミールを1袋くださいとテレサ。
しかしもう店は閉めたので面倒だと開けない。遠くの店に行ってくれとなります。
ガード下にて。
ここを潜って通過してるテレサ。もう郊外といった感じ。
郊外の店にて。
ようやくコーンミール1袋をツケで買ってるテレサ。
店のおっさんは貧乏なのはお互い様だと言ってます。しかしタダではない。
おもちゃの鳥が入った鳥籠があります。何だかどこかで見たようなシーンです。まさかもう見ている作品ではないよな。
ガード下にて。
帰り道のテレサ。暗闇に光る目が見えてビックリのテレサ。
光る目が消えたのでおっかなびっくりでガード下に入ってます。
いきなり上を列車が通過してまたビックリ。
で、マジで黒豹がいたりします。必死こいて逃げるテレサ。買い物は放り出した。
テレサの自宅アパートにて。
速攻で帰宅したテレサですが母親がすぐに開けてくれない。
そんなわけで黒豹にやられるテレサ。閉じたドアの下から血が流れ出る。
警察にて。
葬式のような事情聴取になってます。
ジェリーとキキもいます。居心地が悪そう。それでも署長から法的に責任はない帰ってよろしいと言われてます。
黒豹の捜索隊参加を断っているジェリー。
出入り口の前で話し込んでるジェリーとキキ。
そんなとこをテレサの遺族が通してくださいと通過する。これだけ。
また居心地が悪くなってるジェリーとキキ。
クロクロの自宅アパートにて。
何故か占い師が来てます。テレサに会った話しをしてるクロクロ。
捜索隊なんて出さずに飼い主のチャーリーに頼めばいいのにとまとも意見が出ています。
そんなこんなで占い師を送り出すクロクロ。
キキの自宅アパートにて。
ジェリーが来てます。まだ捕まっていない黒豹の話題になってます。まあそうなる。
捜索隊の1人。ガルブレイズの名前が出てきます。学者で博物館の館長。会いに行きます。
屋外のナイトクラブにて。
ガルブレイスと話し込むジェリーとキキ。
クロクロが来たわよとキキ。ダンスが入ります。
ジェリーはガルブレイスから話しを聞きたがる。会話からジェリーと捜索隊に参加していたとわかります。
野生の動物は街ではなく自然へと逃げるだろうと推測するガルブレイス。
噴水の水に転がされる玉を見てテレサの死は君のせいではないよと言ってくれる。
溶暗になります。
街、花屋にて。
クロクロが古い花だからちょうだいと言うが花屋のオッサンにダメ出しされる。
そんなとこにお使いのメイドが1本ぐらいならわからないとくれます。
お屋敷にて。
メイドは買った花を届けます。寝込んでるお嬢様の誕生日とのこと。
サプライズの花のプレゼントとなります。
お嬢様の名前はコンスエロ。メイドの名前はロシータ。
ロシータはコンスエロに手紙を渡してます。ラブレターです。
刺繍してるコンスエロと母親。
出かけたいコンスエロ。母親はしょうがないわねと外出を許可します。
ロシータを連れて行くことになったけど。
墓地にて。
墓守のオッサンから6時には門を閉めると言われてるコンスエロ。
それでもいいと入ってるコンスエロ。ロシータはいなくなってる。
待ち合わせの場所で待ってるコンスエロ。
ボーイフレンドの名前はラウル。来ません。タバコの吸い殻は落ちている。
墓守のオッサンは時間なので笛を吹いています。
それでもコンスエロは来ない。そんなわけで門を閉めて鍵をかけてます。
そんなわけで墓地内に閉じ込められてしまったコンスエロ。
歩きまわって出口を探すがありません。
塀の外にエンジンの音が聞こえて助けを求めるコンスエロ。外の男に出してと頼む。
今は梯子を持ってくる言ってる男。それでどうなる。
待っているコンスエロ。
そんなとこに木の枝が垂れ下がっています。そうなると何かが乗ってるわけです。
溶暗になります。
時間が経過して警察の現場検証になって大騒ぎになってます。
どうやらコンスエロが殺されたようです。
ボーイフレンドのラウルが来てます。
署長は門番のオッサンにあなたには責任はありませんよと言ってる。
ガルブレイスもいます。現場に残されているのは豹の爪と毛ですと証言する。
ジェリーはガルブレイスに何で黒豹が街にいるんだと突っ込む。
アッサリと今回の黒豹は野生ではないよと一蹴される。
ジェリーはコンスエロはそんなに騒いでないのに何故殺された?と疑問を呈する。
チャーリーのトラックにて。
ジェリーとチャーリー。
チャーリーは豹がいないので商売にならないと愚痴が出ています。
支払いは待ってくれと言ってるジェリー。
で、チャーリーは墓地の件は黒豹ではないと言い出す。人は襲わない。自分は襲われたことがなかった。
ジェリーはチャーリーにガルブレイスに会ってくれと言い出す。
博物館にて。
ジェリーとチャーリーがガルブレイスにコンタクトします。
墓地の件は人間がやったんだろとう話し込む。
ガルブレイスはそうだとしても動機がないと突っ込む。
チャーリーに色々と聞くガルブレイス。
酒を飲んだら寝てしまうチャーリー。あとのことはわからん。
その間には何でも出来ると突っ込むガルブレイス。
そんなわけで段々と俺がやったのか?と不安になってるチャーリー。
チャーリーは警察に出頭すると言い出す。
チャーリーのトラックにて。
署長がチャーリーから話しを聞く。
それでは2、3日留置すると言ってる署長。それで安心するだろう。
警察にて。
マジで留置されているチャーリー。これで安心といった感じ。
街にて。
カスタネットのクロクロが歩いてます。それだけ。
屋外のナイトクラブにて。
いつもの仕事に来てるクロクロ。
親子連れのカップルが来てます。夫人の父親がいる。
何故か父親はクロクロと一緒に飲んでます。
娘夫婦はもう帰るようです。父親も一緒に帰る。
帰る前に父親はクロクロに何か渡してます。カネだと思ったが違ってた。
街にて。
帰りのクロクロ。占い師のとこに寄って占ってとなる。
またスペードのエースが出ているがクロクロには内緒にしてる占い師。
黒い何かがあなたに迫っていると占ってます。またスペードのエースが出てます。
クロクロは不安なので途中まで占い師に送ってもらう。それでお別れになってます。
オープンカーの男にナンパされているクロクロ。しかしクルマの色は黒なので断る。
自宅アパートにて。
帰宅するクロクロ。ペピータという子供がいたりします。母親と同居もしてる。
クロクロですがガブリエラが本名みたい。
で、途中でお金を無くしたと気が付き探しに出かけます。
街にて。
何かヤバイ気配を感じてるクロクロ。これは大変。
カルロスと名前を呼ぶが違うようです。そうなると大変。
タバコの吸い殻が落ちているので黒豹ではないのは確かなようです。
墓地にて。
ジェリー。署長。ガルブレイス。それにチャーリー。
黒豹退治にハンターを呼ぶ話しになってます。
殺されたガブリエル=クロクロは口紅を使っていた。夜口紅を使うのは男と会う時だけ。誰か男がいたと推測してるジェリー。
チャーリーは俺は犯人ではないと主張する。
ジェリーとガルブレイスが犯人像について話し込む。
ジャック・ザ・リッパーならどこに住んでいる?→目立たないようにしてるだろう。
キキの自宅アパートにて。
ルームメイトのシガレットガールの名前がいまだにわからん。
荷物をまとめているキキ。どうやら街を離れるようです。
会話からジェリーとシカゴに行くキキ。羨ましがるシガレットガール。
そんなこんなでジェリーとキキとここから出て行きます。
クルマで移動中です。
ジェリーとキキ。
プレゼントはガルブレイスからの花だったりします。
キキはこの花を墓地に捧げたいと言い出す。
墓地にて。
ジェリーとキキ。
ここでの殺人の被害者コンスエロの話しになります。
成り行きでキスになってます。
テレサの時は強がっていたがお互いに責任を感じていたと話し込む。
ジェリーは犯人は人間だと言ってます。
そんなわけでシカゴ行きの汽車に乗らずに犯人探しをしましょうとなります。
テレサとクロクロの家に寄付をしたとキキ。そんなわけでカネはないと言ってる。
チャーリーが来て225ドルを要求する。
渓谷で撃たれた黒豹の死体を運んできたとのこと。
撃たれたから1週間は経ってる。皮まで剥がされている。
そんなわけで黒豹はテレサはともかくあとの件は関係ないみたい。
警察にて。
ジェリーが署長に状況説明をしてます。
しかし警察は証拠がないと動かないと言うか動けないと言う。
それでジェリーとキキはどうする。
ラウルの自宅アパートにて。
ジェリーが来てます。ラウルはすっかりアル中になってます。
彼女は人間に殺されたと話すジェリー。当然誰?と聞くラウル。
街中にて。
頭巾とガウンの人たちのパレードになってます。聖火行列らしい。
シガレットガールがガルブレイスに何の行列?と聞く。
原住民が殺されたことから始まった行事だと説明してるガルブレイス。
墓場にて。
ここを通りがかるガルブレイス。助けてと声が聞こえますがそのまま通過してる。
街中を歩くガルブレイス。
タバコの吸い殻が落ちててカスタネットの音がしてます。逃げるガルブレイス。
博物館にて。
ここに逃げ込んだガルブレイス。またカスタネットの音が聞こえます。
今度は足音が聞こえてきます。キキが来て聖火行列が見たくなったと言う。
聖火行列が見えるように照明を消しましょうとキキ。
照明を消します。キキがカスタネットを落とす。そうなのかとガルブレイス。
そんなとこにジェリーとラウルが駆けつける。
逃げるガルブレイス。
聖火行列に紛れ込むガルブレイス。
ジェリーとラウルとようやくガルブレイスを見つけて連行する。
ガルブレイスと問い詰めるジェリーとラウル。
コンスエロとクロクロを殺したことを自白するガルブレイス。
動機を聞くと私は苦痛を感じてると主張してます。
墓地の件は最初は助けようとしていたとのこと。
ハシゴをかけてコンスエロを見たら・・・
ラウルはいきなりガルブレイスを撃つ。そのまま死に至るガルブレイス。
警察にて。
逮捕されたラウル。それにジェリーとキキ。
ジェリーとキキはテレサの葬式の時にここに来たと話し込む。
あの時は弱みを見せないようにしていた。
ガルブレイスは言ってた。
人はあのホテルの噴水の玉のようだ。大きな力に押されている。
俺たちは小さ過ぎて見えなかっただけだと話すジェリー。
ジェリーとキキはこの街から去ります。
エンドとなります。
キャスト表はありません。
そんなわけで黒豹殺人サスペンスのよい作品でした。
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