映画感想の加筆改訂のお知らせ

にほんブログ村

« 『九十九本目の生娘』(1959年) | トップページ | Hollywood Express番外 私の映画索引2001年◆2021.05.10(月) »

2021.05.09

『海女の化物屋敷』(1959年)

このエログロサスペンス映画の感想はネタバレ全開になっています。
曲谷守平監督、三原葉子、菅原文太主演のエログロサスペンスのようです。

1959年 新東宝 日本作品
ランニング・タイム◆84分
原題◆あまのばけものやしき
プロット◆幽霊騒ぎで色々とある話しのようです。
音楽◆長瀬貞夫

キャスト
三原葉子→東京から来た仁木恭子
菅原文太→ボーイフレンドの野々宮刑事

瀬戸麗子→色々と大変な青山由美
山村邦子→兄嫁の青山ワカ
佐伯秀男→ワカの旦那 青山史郎

万里昌代→海女の加代

九重京司→差配の辰見
大原永子→無愛想な女中 澄

沼田曜一→怪しい水木教授
国方伝→小物の助手 日比野

岬洋二→親方の伊丹万兵衛
五月藤江→老婆おせん
由木城太郎→唖の善助

山下明子→ホステスの山田久子/姉のみつえ

沖啓二→中野刑事
倉橋宏明→石黒主任

白川晶雄→鉄
高橋一郎→政

宇田勝哉→駐在の老巡査
杉寛→住職

西朱実→アパートの管理人
藤川洋子→木村家の女中

浜野桂子→海女のヒデ
美舟洋子→海女A
辻祐子→海女B
長谷川恵子→海女C
荒井八重子→海女D
朝倉彩子→海女E
水上恵子→海女F
野辺澄江→海女G
青木エミ→海女H
天草博子→海女I

曲谷守平監督の演出はよいと思います。
全体的に普通の新東宝作品になってます。
低予算の割にはクローズアップはていねいに入れてます。
会話シーンの切り返しはやってない。
ポルノビデオみたいにダラダラと長回しにはしていない。

菅原文太と沼田曜一は似ています。これはビックリ。

この作品は~で見ました。
スカパー! CS223 チャンネルNECOにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 2/0ch

『海女の化物屋敷』
(1959年)

新東宝株式会社
タイトル
『海女の化物屋敷』
スタッフの紹介

三原葉子 仁木恭子
瀬戸麗子 青山由美
万里昌代 加代

沼田曜一 水木教授
菅原文太 野々宮刑事
国方伝 日比野
岬洋二 伊丹万兵衛

由木城太郎
杉寛 住職
佐伯秀男
九重京司 差配辰見
山下明子 山田久子
大原永子
山村邦子 青山ワカ

白川晶
沖啓二
倉橋宏明 石黒主任
宇田勝哉
高橋一郎
浜野桂子
美舟洋子
五月藤江 おせん

藤川洋子
西朱美
秋田真夢
大倉寿子
天草博子
鈴木信二
大津昌也
赤城辰
飯塚真実

朝倉彩子
有田淳子
青木エミ
野辺澄江
月野百合子
醍醐布欣子
可児朱美
南洋子
府川八重子
日本映画はこれがあった。キャストが多くて大変。
監督 曲谷守平
タイトルバックは海女です。

本編です。
海岸にて。
海女の仕事の風景になります。
水中撮影もやってるようです。おっぱいが一瞬見えた。
どこでロケをしたのかが興味深い。そんなに遠くにいくわけがないし。

崖の上に女性 仁木恭子がいてモノローグになります。
青山由美から手紙をもらってやってきた。お屋敷です。

青山の屋敷にて。
ここに入る恭子。玄関の呼び鈴を鳴らしても誰も来ない。
怪しげなおっさんが門の外にいる。
庭にはおばあさんが黒猫を抱いてる。下男のオッサンもいる。
ようやく玄関が開いてます。恭子さん。由美さんと普通にあいさつとなります。

幽霊に殺される。怖いと訴える由美。
姉のみつえは行方不明。

回想になります。
兄が1年前に漁に出た。嫁のワカ姉さんは止めたが行ったしまった。
提灯を上げてる漁になって兄は帰ってこなかった。ワカ姉さんは発狂した。

ある日は血まみれになったワカ姉さんにお前が殺したんだと罵られた。
それからワカ姉さんは外に出て井戸に飛び込んだ。
回想から戻ります。

そんなところに無愛想な女中さんが来ます。
恭子は由美にそんなの気のせいよと言ってます。それだけ。
それはともかく当分ここに滞在すると言ってる恭子。由美が元気になるまでいる。

夜にて。
寝ている恭子。何か物音がします。
ライトを持って廊下に出る恭子。仏像に猫がいたりします。

そのまま由美の部屋まで行く恭子。普通に寝ていました。
起きた由美と話しをして出ていく恭子。
由美が1人になったとこでいきなりワカ姉さんの幽霊がベッドに寝てたりします。
これはビックリの由美は気絶する。慌てて戻る恭子。

寝込んでる由美。
手紙を出す恭子。

警察にて。
恭子の手紙を読むボーイフレンドの野々宮刑事。
野々宮刑事を演じる菅原文太はさすがに若い。ルックスは基本的に変わっていない。
で、殺された女の胃に黒真珠があったという話題になってます。
東京湾で発見された死体だそうです。身元不明。

海岸にて。
ワカ姉さんの妹が万里昌代か演じる加代です。
佳代から幽霊のことを言われている由美。

ライバルの親方が海女の写真を撮らせて観光の宣伝に使おうとしてます。
それから他の海女が加代に縄張り荒らしの因縁をつけてキャットファイトになります。
観光用にちょうどいいのと写真も撮ってます。
キャットファイトは砂浜から海中に移ります。水中撮影もある。

そんなところに由美と恭子が来て止めようとする。
親方が手下にキャットファイトを止めさせて由美に漁場をゆずれと無理を言う。
断ってる由美。親方の名前は伊丹。

そんなところに海藻研究の水木先生と助手の日比野がやってきます。
水木先生を沼田曜一が演じてます。これは怪しい。
加代は水木先生の手伝いもやってます。そんなわけで3人は船で出かける。

屋敷に戻る由美と恭子。
生け簀の魚が死んでてビックリの由美。
下男がいつ死ぬかはわからんのですと嫌味を言う。由美の両親。兄夫婦。それにまだ行方不明の姉まで殺してます。これはひどいな。

海岸にて。
ここに来てる恭子。ボーイフレンドの野々宮刑事が泳いでます。
一緒に泳ぐ恭子。岩場でキスになってます。黒真珠の話題にもなります。
そんなとこに水木先生の船が通りがかる。

屋敷にて。
由美と恭子。それに野々宮刑事。
黒真珠を見せられて由美はみつえ姉さんの物だと言う。
ワカ姉さんとみつえ姉さんがそれぞれ黒真珠を贈られた。
ワカ姉さんの黒真珠は一緒に埋葬された。
そうなるとこの黒真珠はみつえ姉さんのものだとなります。

東京の死体置き場にて。
由美と恭子。それに野々宮刑事。
死体の検分になる由美。みつえ姉さんではないと証言する。
由美はみつえ姉さんと生きてると力説してます。大丈夫なのか。

海岸付近にて。
海女さんが獲ってきたものを計量してカネにしてます。
そんなとこに由美と恭子が通りがかる。

屋敷にて。
帰宅する由美と恭子。
水木先生がいたりします。歴史の本を借りにきたとか。

そんなわけで本棚のある部屋に入る由美。クモの巣がかかってます。
照明が消えます。別の灯がさします。無愛想な女中がロウソクを持ってきました。
ようやく本を出して振り返る由美。そこにはワカ姉さん幽霊がいて驚愕して倒れる由美。

別室の恭子と水木先生は物音を聞いて向かいます。
停電から復帰して照明が点灯してます。加代が来て一緒に向う。

本棚のある部屋にて。
倒れてる由美を発見する3人。当然幽霊はいない。

酒場にて。
宴会中の伊丹親方。水木先生と日比野もいます。
水木先生に話しかける伊丹親方。どうやば水木先生は何か隠してるらしい。

警察にて。
江戸川の死体の捜査本部の看板が出てます。
死体の身元はキャバレーホステスだとわかる。名前がわからん。

ホステスのアパートにて。
野々宮刑事と相棒刑事が聞き込みに来てます。
ホステスの部屋に入ります。木村けんじの名刺が出てきます。

その木村の自宅にて。
聞き込みの野々宮刑事と相棒刑事。木村は不在で女中から聞く。
葉巻が気になってる野々宮刑事。

船にて。
水木先生と加代。加代は潜って調べてます。
上がった加代に青山の財産の話題にする水木先生。
みつえ姉さんから聞いたのかと加代。
動揺する水木先生ですが葉巻を吸ってごまかす。怪しい。

そんな感じで話の方はちゃんとしたミステリーになってます。
そうなると幽霊の方はやらせになります。

屋敷にて。
本棚の部屋を調べてる恭子。
仏像をずらすと隠し扉があります。入り込むと通路になってます。
ヘビがいたりします。あまり怖がらずに進む恭子。

通路を進む恭子は普通に屋敷の外に出てます。
外に出たとこで2階から石膏像の頭部が落ちています。危ないとこだった恭子。

2階に突撃する恭子。
怪しそうな部屋を伺うと中には下男と女中が逢引しつつ打ち合わせをしてます。
2人が出てるので恭子は素早く逃げる。怪しむ恭子。

酒場にて。
水木先生と伊丹親方。お宝の話題になってます。

屋敷にて。
浴室で下着姿の恭子。もう上がったみたい。
それは由美が入浴中だからです。
会話で名前が出ます。女中の澄さん。辰巳さん。あの逢引カップルのことです。
そんなこんなで恭子は浴室から出ていきます。
風呂上がりの由美はバスタオル姿です。小猫が入り込んできます。
そんなとこにいきなり幽霊が出ます。これはビックリ。
悲鳴を上げて気絶した由美。駆けつける恭子。
そうなると幽霊は由美にしか見えないというか出てこないらしい。
恭子は外に逃げる人影を見る。速攻で追います。

外に出て幽霊を追いかける恭子。マジで幽霊のまま逃げてます。
海岸の方まで来てます。まあ近いけど。
幽霊の逃げた方角からおばあさんが来ます。お参りの帰りですととぼけていなくなる。

恭子は隠されていた幽霊の扮装一式を発見します。
そんなとこを聾唖のオッサンが伺ってる。速攻で襲ってきます。これは大変。
誰か来ます。男は聾唖のオッサンを手なずけて追っ払う。野々宮刑事でした。

被害者の名前が割れたと報告する野々宮刑事。
木村は水木ではないかと推理してます。

お寺で聞き込みをしてる野々宮刑事。
昔にお墓が積んだ船が沈没したと話す住職。水木先生も聞きに来た。
そんなとこに駐在が来ました。東京から電話だとか。

屋敷にて。
由美と恭子。
とりあえず由美は大丈夫らしい。
犯人の目星は付いたと話す恭子。もう少しなのよと励ます。

そんなところに野々宮刑事が来て由美に悪い知らせを伝える。
姉のみつえさんは2年前に亡くなっていた。

何故か加代が来てて部屋で泣いてる由美に話しかける。
みつえ姉さんが死んだと話す由美。
そうなると身内は私だけと加代。だから秘密を話してと言い出す。

マジで話してる由美。大丈夫なのか。
秘密の財宝の話しをする由美。海の中の洞窟にある・・・

そこにストップをかける恭子。憤慨する加代。
2、3日で幽霊騒ぎが解決するからそれまで待ってと説得してます。
ふてくされる加代はこの場から去る。まあそうなる。

シーンは変わって屋敷でパーティになってます。
そんなとこに伊丹親方が来て大声で因縁をつける。
野々宮刑事が伊丹親方の手をひねり上げて放り投げる。
メンツ丸つぶれで荒れる伊丹親方を止める水木先生。何故かそうなってる。

唐突に停電です。真っ暗になります。
階段上に幽霊が出てきました。どうやら恭子が幽霊のコスプレをやってるようです。
気まずい雰囲気になってる水木先生と日比野。
そんなわけで幽霊のコスプレをとってる恭子。由美と一緒に今日の出し物ですといった感じでまとめてます。

海岸にて。
水木先生と日比野。それに加代。
惜しかったという話しになってます。財宝の隠し場所のことです。
日比野に久子をやったと言われてる水木先生。誰なんだ?
殺しだけは嫌だと言い出す日比野。

回想になります。
海岸の小屋で海女と逢引中の水木先生は女房に踏み込まれる。
そんな感じで痴話喧嘩になります。
面倒になったのか水木先生は女房の口にわらを詰めて首を締めて殺します。
それから石で女房の顔を潰したようです。
回想から戻ります。

殺しだけは嫌だと泣いてる日比野。小物っぷりがいい。
溶暗になります。

屋敷にて。
女中が仕事中で物置に入って悲鳴が聞こえる。
それはおばあさんが首吊り自殺をしてたからです。

時間が経過して現場検証にて。
書き置きがあるので駐在巡査は首吊り自殺だと断定する。
幽霊は私ですと書いてある。
恭子はこれは自殺ではないと主張する。理由を色々と話す。

海岸にて。
由美と恭子。
そんなとこに水木先生と日比野が来ます。リボルバーとショットガンを持ってます。

別の海岸にて。
野々宮刑事はアクアラング装備で海中を調べていたようです。

海上の船にて。
水木先生と日比野と加代。それに伊丹親方。人質の由美と恭子。
恭子を人質にして由美に財宝に案内させる段取りらしい。

潜るのは由美。加代。それにアクアラングの水木先生。
水木先生は水中銃を装備で睨みをきかせる。

船にて。
日比野は下着姿の恭子に興味津々。何かやらかす気らしい。

洞窟に入る由美。加代。水木先生。
奥深く入ると石棺があるところにたどり着きます。
石棺のフタを開ける水木先生。白骨と宝石があります。
そんなわけで宝石だと狂喜する水木先生。これを見て何だか覚めてる由美と加代。

船にて。
待ちくたびれてる日比野。
そんなわけで殺しはやらないはずなのに伊丹親方をブスリとやって片づけてます。
伊丹親方がいなくなったので恭子に迫る日比野。
どうやら日比野は財宝を独り占めにするつもりらしい。それで恭子に俺の女にならないと言い出す。たいした小物っぷりです。

洞窟にて。
こっちも独り占めするつもりの水木先生に分配する約束だと抗議する加代。
この隙に逃げようとする由美ですが水木先生が気がつく。それで財宝の権利者の由美を殺す気満々です。

そんなわけで由美の首を締める水木先生。
みつえに会わせてやろうとうそぶく。たいした悪役ぶりです。感心した。
さすがに加代が止めに入ってます。
みつえの亭主の俺に財宝のもらう権利があると主張する水木先生。ここだけはまともです。

海岸にて。
聾唖のオッサンが野々宮刑事にご注進をしてます。
船を見るとちょうど日比野が恭子を襲ってます。
そんなわけで野々宮刑事は海に飛び込んで船に向う。

船にて。
野々宮刑事は日比野を殴ってノックアウトさせる。
日比野がショットガンを持ち出したので野々宮刑事と恭子は海に飛び込んで逃げる。
そんなところに警官隊の船2隻が接近します。これで日比野はアウトです。

海岸にて。
野々宮刑事と恭子は何とかここにたどり着いてます。
恭子に事情を聞いた野々宮刑事はアクアラングを装備して洞窟に向う。

洞窟にて。
水木先生はまだ水中銃を構えている状況。
ですがうっかり転んで水中銃が暴発して自分を撃ってしまった水木先生。
そのまま断末魔の苦しみの末に死に至ります。
まるで石棺から放り出した白骨が水中銃を撃ったような配置になってました。

加代は由美に謝罪する。加代を許してる由美。
そんなとこに野々宮刑事がやってきます。

海岸にて。
どうやら事件が解決したようです。
逮捕される日比野。
洞窟から戻った由美。加代。野々宮刑事。

エピローグ。
由美とお別れのあいさつの恭子と野々宮刑事。
エンドとなります。


そんなわけで普通の新東宝スタイルのよい作品でした。


映画フェイス - にほんブログ村



« 『九十九本目の生娘』(1959年) | トップページ | Hollywood Express番外 私の映画索引2001年◆2021.05.10(月) »

映画」カテゴリの記事

1950年代」カテゴリの記事

日本映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『九十九本目の生娘』(1959年) | トップページ | Hollywood Express番外 私の映画索引2001年◆2021.05.10(月) »

月齢

無料ブログはココログ
フォト
2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バイクフォト

  • ヤマハ トリッカー XG250
    私が買ったバイクです。ヤマハばかり。