Hollywood Express番外 私の映画索引2004年◆2021.05.31(月)
◆BS193 WOWOW放映の映画紹介番組Hollywood Expressが新コロナウィルスの影響で休止となっています。そんなわけで私の索引ネタになっています。
私の映画索引2000年代ということで・・・
2000年代の特徴といえば・・・
特にない。こまったものです。2K問題があったくらいか。
バブルな1980年代1990年代の延長です。
この年代での撮影技術的には・・・
ブルーバックのスクリーンプロセスからグリーンバックのデジタル合成へ。
一目でわかるスクリーンプロセス。合成とは全くわからないデジタル合成。この違いが大きすぎる。デジタル合成は魔法です。
CGIいわゆるCGは万能です。
ミニチュア→CGI
コマ撮り→CGI
着ぐるみ→CGI
特殊メイク→CGI
とにかくCGIは万能です。しかしCGIは時間とカネと人員がかかりすぎる。そんなわけで低予算作品はこれまでの手法の方が安く効果的だったりします。
低予算のCGIは実写ではなく普通のアニメになってしまうからです。
自分の映画索引から色々と思えてきます。
2004年の作品から。見ている作品は結構多い。
ハズレの作品ははそんなになかった。
しかし『オペラ座の怪人』(2004年)だけはダメです。天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽は最高。ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソンのキャスト3人は最高。それがどうしてかミュージカル畑でもない並みの職人監督ジョエル・シューマカーが欲をかいて新しいミュージカルを作ったつもりで何だかおかしな感じになってしまった。演出でおかしいとこは色々とあり過ぎる。こまったものです。
アラン・パーカー監督だったらと残念です。あの出る作品全部が大根と言われたマドンナの唯一批判されない作品『エビータ』(1996年)を撮った監督なんだから。演技なし歌のみだったけど。
女優さんは・・・
ケイディー・ストリックランド。エリカ・エレニアック。ヴァネッサ・パラディ。サナ・レイサン。エミー・ロッサム。ジェニファー・ラヴ・ヒューイット。エリシャ・カスバート。ブリタニー・マーフィ。アンジェラ・ベティス。ミラ・ジョヴォヴィッチ。シエンナ・ギロリー。ジュリアン・ムーア。ケリー・チャン。ルマ・ブレア。ジェニファー・ジェイソン・リー。リンジー・ローハン。レイチェル・マクアダムス。アマンダ・セイフライド。ティナ・フェイ。エイミー・ポーラー。クリスティン・クルック。ミシェル・トラクテンバーグ。フランカ・ポテンテ。オドレイ・トトゥ。ジョディ・フォスター。マリオン・コティヤール。
傑作。佳作。普通。まあまあ。イマイチの5段階評価になってます。
イマイチだと思われる作品は最初から見ないのでめったにない。
『アナコンダ2』(2004年)→ドワイト・リトル監督、ジョニー・メスナー、ケイディー・ストリックランド、マシュー・マースデン主演の『アナコンダ』シリーズ続編動物パニック。出来は普通です。
『イノセンス』(2004年)→押井守監督、大塚明夫、田中敦子、山寺宏一VCのSFアクションドラマ。佳作です。
『ヴァン・ヘルシングVSスペースドラキュラ』(2004年)→ダレル・ルート監督、キャスパー・ヴァン・ディーン、クーリオ、エリカ・エレニアック、ウド・キア主演のB級SFホラー。出来は普通です。
『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』(2004年)→ディディエ・ポワロー、ティエリー・ポワロー監督、ヴァネッサ・パラディ、ジェイソン・フレミング、ブノワ・ポールヴールド主演のB級SFホラー。佳作です。
『エイリアンVS.プレデター 完全版』(2004年)→ポール・W・S・アンダーソン監督、サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン主演のSFアクション。出来は普通です。
『堕ちた打撃王 ピート・ローズ』(2004年)→ピーター・ボグダノヴィッチ監督、トム・サイズモア、ダッシュ・ミホク、メリッサ・ディマルコ主演のMLB実録ドラマ。佳作です。
『オペラ座の怪人』(2004年)→ジョエル・シューマカー監督、ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン主演のミュージカルドラマ。出来は微妙です。音楽は最高。キャストは最高。しかし監督が並みの職人監督なので何だかおかしな感じになってしまった。こまったものです。
『ガーフィールド ザ・ムービー』(2004年)→ピーター・ヒューイット監督、ブレッキン・メイヤー、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、スティーヴン・トボロウスキー主演の猫コメディ。出来は普通です。ネコのVCビル・マーレイは駄作だとしてますがそうでもない。
『ガール・ネクスト・ドア』(2004年)→ルーク・グリーンフィールド監督、エリシャ・カスバート、エミール・ハーシュ、ティモシー・オリファント主演の青春ドラマ。佳作です。
『カレの嘘と彼女のヒミツ』(2004年)→ニック・ハラン監督、ブリタニー・マーフィ、ホリー・ハンター、キャシー・ベイツ主演のロマンティック・コメディ。出来は普通です。
『キラー・アンツ 巨大殺人蟻の襲撃』(2004年)→フレッド・オーレン・レイ監督、C・トーマス・ハウエル、ステラ・スティーヴンス、シリ・バラック主演のB級SF動物パニック。出来は普通です。
『雲のむこう、約束の場所』(2004年)→新海誠監督、吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香VCのSFドラマ。佳作です。
『恋のトリセツ 〜別れ編〜』(2004年)→ダニエル・タプリッツ監督、ジェイミー・フォックス、ガブリエル・ユニオン、モリス・チェスナット主演のロマンティック・コメディ。佳作です。
『コントロール』(2004年)→ティム・ハンター監督、レイ・リオッタ、ウィレム・デフォー、ミシェル・ロドリゲス主演の製薬サスペンス。出来は普通です。
『下妻物語』(2004年)→中島哲也監督、深田恭子、土屋アンナ、宮迫博之主演の友情ドラマ。出来は普通です。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)→エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ、ケイト・アシュフィールド、ニック・フロスト主演のゾンビ・コメディ。傑作です。
『スチームボーイ』(2004年)→大友克洋監督、鈴木杏、小西真奈美、中村嘉葎雄VCのスチームパンク・アドベンチャー。佳作です。
『スポンジ・ボブ スクエアパンツ MOVIE』(2004年)→ステファン・ヒーレンバーグ監督、トム・ケニー、ビル・ファガーパッケVC、デヴィッド・ハッセルホフ出演のTVシリーズ『スポンジ・ボブ』の劇場版コメディ。出来は普通です。
『ツールボックス・マーダー』(2004年)→トビー・フーパー監督、アンジェラ・ベティス、ジュリエット・ランドー、ブレント・ローム主演のアパート殺人鬼ホラー。出来は普通です。
『東京オリンピック』(1965年/2004年)→市川崑総監督の1964年東京オリンピックのドキュメンタリーの再編集と音声リニューアル版。オリジナルも傑作ですが短く編集されたこの作品も傑作です。
『バイオハザードII アポカリプス』(2004年)→アレクサンダー・ウィット監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ジャレッド・ハリス主演の『バイオハザード』シリーズ続編のSFアクション。ミラ・ジョヴォヴィッチとシエンナ・ギロリーで佳作です。
『100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!』(2004年)→マイケル・ラノヴィックス監督、アレックス・ポポフ、パトリック・ハヤシ、バリー・ボンズ出演のMLBドキュメンタリーコメディ。佳作です。
『フォーガットン』(2004年)→ジョセフ・ルーベン監督、ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ主演の記憶操作SFアクション。出来は普通です。
『ブレイキング・ニュース』(2004年)→ジョニー・トー監督、ケリー・チャン、リッチー・レン、ニック・チョン主演のクライム・アクション。傑作です。
『ヘルボーイ』(2004年)→ギレルモ・デル・トロ監督、ロン・パールマン、ジョン・ハート、セルマ・ブレア主演のアメコミ・アクション。佳作です。
『MIND GAME マインド・ゲーム』(2004年)→湯浅政明監督、今田耕司、前田沙耶香、藤井隆VCの不条理ドラマ。傑作です。
『マシニスト』(2004年)→ブラッド・アンダーソン監督、クリスチャン・ベイル、ジェニファー・ジェイソン・リー、アイタナ・サンチェス=ギヨン主演の不眠症ドラマ。佳作です。
『ミーン・ガールズ』(2004年)→マーク・ウォーターズ監督、リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、アマンダ・セイフライド、ティナ・フェイ、エイミー・ポーラー主演のカルトな青春ドラマ。佳作です。
『ユーロトリップ』(2004年)→ジェフ・シェイファー監督、スコット・ミシュロウィック、ジェイコブ・ピッツ、クリスティン・クルック、ミシェル・トラクテンバーグ主演の旅行コメディ。傑作です。
『0:34 レイジ34フン』(2004年)→クリストファー・スミス監督、フランカ・ポテンテ、ポール・ラットレイ、ケリー・スコット主演の地下鉄ホラー。佳作です。
『レディ・キラーズ』(2004年)→イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン監督、トム・ハンクス、イルマ・P・ホール、ライアン・ハースト主演のリメイク泥棒コメディ。コーエン兄弟監督にしては出来は微妙です。おそらくトム・ハンクスが監督の演出プランを無視していたのでしょう。
『ロング・エンゲージメント』(2004年)→ジャン=ピエール・ジュネ監督、オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ジャン=ピエール・ベッケル、ジョディ・フォスター、マリオン・コティヤール主演の戦争ロマンスドラマ。佳作です。
Top Box Office (US)
Weekend of May 21 - 23, 2021
Title ◆Weekend ◆Gross ◆Weeks
Spiral: From the Book of Saw ◆$4.6M ◆$15.8M ◆2
→ Darren Lynn Bousman監督、Chris Rock, Samuel L. Jackson, Morgan David Jones主演の謎ホラー。
Wrath of Man ◆$2.9M ◆$18.8M ◆3
→Guy Ritchie監督、Jason Statham, Holt McCallany, Josh Hartnett主演のサスペンスアクション。
Those Who Wish Me Dead ◆$1.8M ◆$5.5M ◆2
→Taylor Sheridan監督、Angelina Jolie, Nicholas Hoult, Finn Little主演のサスペンス アクション。
Raya and the Last Dragon ◆$1.7M ◆$48.3M ◆12
→Don Hall、Carlos López Estrada、Paul Briggs、John Ripa監督、Kelly Marie Tran, Awkwafina, Gemma ChanVCの3D CGIアニメ。
Godzilla vs. Kong ◆$1.4M ◆$96.9M ◆8
→Adam Wingard監督、Alexander Skarsgård, Millie Bobby Brown, Rebecca Hall主演の『モンスターバース』シリーズの最新作の怪獣映画。
Kimetsu no Yaiba: Mugen Ressha-Hen ◆$1.3M ◆$44.0M ◆5
→ Haruo Sotozaki監督、 Natsuki Hanae, Akari Kitô, Yoshitsugu MatsuokaVCのコスチュームプレイ・アニメ。
Mortal Kombat ◆$935K ◆$41.2M ◆5
→Simon McQuoid監督、Lewis Tan, Jessica McNamee, Josh Lawson, Hiroyuki Sanada主演のゲーム原作のアクション。
Scoob! ◆$850K ◆$850K ◆1
→Tony Cervone監督、Will Forte, Mark Wahlberg, Jason IsaacsVCの古くは『弱虫クルッパー』の邦題だったシリーズ最新作の3D CGアニメ。
Finding You ◆$670K ◆$1.9M ◆2
→ Brian Baugh監督、 Katherine McNamara, Jedidiah Goodacre, Vanessa Redgrave主演のロマンスドラマ。
Reported by Box Office Mojo © 2021
私の好きなミュージックビデオではなく音楽のみ
山口百恵/Space Opera
私の映画感想の索引
ジャンルを問わず私の好みで偏向してそろえてあります。
そんなわけで色々と抜けてるジャンルの作品が多くなってます。
<あ〜か行>◆<あ〜か行>
<さ〜た行>◆<さ〜た行>
<な〜は行>◆<な〜は行>
<ま〜わ行>◆<ま〜わ行>
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