『真昼の暴動』(1947年)
この刑務所脱獄映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジュールス・ダッシン監督、バート・ランカスター、ヒューム・クローニン主演の刑務所脱獄映画のようです。
1947年 Mark Hellinger Production/Universal-International アメリカ作品
ランニング・タイム◆98分
原題◆Brute Force
プロット◆脱獄で色々とある話しのようです。
音楽◆ミクロス・ローザ
キャスト
バート・ランカスター→脱獄のジョー・コリンズ
ジョン・ホイト→R区画17房のスペンサー
ジェフ・コーリイ→R区画17房のスタック
ジャック・オバーマン→R区画17房のキッド・コイ
ウィット・ビッセル→R区画17房のトム・リスター
ハワード・ダフ→R区画17房のソルジャー
チャールズ・ビックフォード→仮釈放間近のギャラガー
サム・レベン→ギャラガーの部下ルイ
ジェームズ・ベル→無期懲役のクレンショー
ジェームズ・オリアー→スパイのウィルソン
ヒューム・クローニン→冷酷陰険なマンジー看守長
ローマン・ボーネン→事なかれのバーンズ刑務所長
リチャード・ゲインズ→強引な高級役人マッカラム
ジェイ・C・フリッペン→Hodges - Guard
エドマンド・コッブ→Bradley - Tower Guard (uncredited)
トム・スティール→Tom - Tower Guard (uncredited)
レイ・ティール→Jackson - Guard (uncredited)
不明→看守のホプキンス
アート・スミス→穏健派のウォルター医師
サー・ランスロット→何でも歌にする'カリプソ' ジェームズ
ビンス・バーネット→伝言のショーティー Muggsy - Convict in Kitchen
アニタ・コルビー→カジノのフロッシー
エラ・レインズ→トムのコーラ夫人
アン・ブライス→車イスのルース
イヴォンヌ・デ・カーロ→イタリアのジーナ・フェレラ
ジュールス・ダッシン監督の演出はよいと思います。
全体的に脱獄物の見本みたいになってます。
コスミック出版発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクはある。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolbydigital 2/0ch
cosmic pictures
一部に画像の乱れノイズがありますと一応著作権のアラートもあります。
メニュー画面
『真昼の暴動』
Brute Force
鐘の音が鳴ってます。何だかわからん。
プロローグ
ウエストゲート刑務所にて。
雨が降ってます。
Mark Hellinger Productions inc, presents
Brute Force
starring
Burt Lancaster Joe Collins
Hume Cronyn Capt. Munsey
Charles Bickford Gallagher
as the men in the 〝inside〟
Yvonne De Carlo Gina Ferrara
Ann Blyth Ruth
Ella Raines Cora Lister
Anita Colby Flossie
as the women on the 〝outside〟
with
Sam Levene Louie Miller
Jeff Corey 'Freshman' Stack
John Hoyt Spencer
Jack Overman Kid Coy
Roman Bohnen Warden A.J. Barnes
Sir Lancelot 'Calypso' James
Vince Barnett Muggsy - Convict in Kitchen
Jay C. Flippen Hodges - Guard
Richard Gaines McCallum
Frank Puglia Signore Ferrara
James Bell Crenshaw - Convict in Print Shop
and introducing there new screen personaliteis
Howard Duff as Robert 'Soldier' Becker (as Howard Duff - Radio's 'Sam Spade')
Art Smith asDr. Walters
Whit Bissell asTom Lister
スタッフの紹介 一部にマスクがかかってます。
タイトルバック雨が降る刑務所です。
門があってねあげ式の橋があります。がっちりと門が閉じて橋が上がってる。
見た目でもう脱出は不可能な感じ。
雨が降る刑務所の風景がモンタージュされてます。
本編です。
06:00AMでベルが鳴って起床と点呼になります。
ジェームズは黒人の歌手で何でも歌にしてます。この人はゾンビホラーにも出ていた。
→『私はゾンビと歩いた!』(1943年)
→『ブロードウェイのゾンビ』(1945年)
R区画17房の5人。
ジョー・コリンズ
スペンサー
スタック
トム・リスター
キッド・コイ
フランキー・マクレインが今日埋葬される。
霊柩車で運び出される。ジェームズが歌ってます。
マンジー看守長のせいでまた死人が出たと憤るR区画17房の面々。
ジョー・コリンズの話題になります。霊柩車の見送りになってます。
マンジー看守長は小男なのに威張ってます。冷酷なタイプ。
ヒューム・クローニンがいつもとは真逆のタイプを熱演してます。いつもはメガネのサム・リスターみたいなキャラ専門なんです。
ウォルターズ医師の診察室にて。
ジェームズがいちいち歌にしてます。ウォルターズに酒を注いでる。
独房からR区画17房に戻り脱獄するんだと言い出すジョー。
溶暗になります。
食堂にて。
スパイのウィルソンの話題になってます。
そんなわけで脅えるウィルソン。
ジョーに話しを付けてくれとかギャラガーにお願いするが無視される。
そんなとこにマンジー看守長が来て静かになる囚人達。
風邪引きのロバーツ。
ダニエルズ。
ストレラー。
ギャラガー。
一声ずつかけていくマンジー看守長。
メガネのサム・リスターがマンジーにぶつかるがここは余裕を見せています。
ウォルターズとジェームズ。
面倒なミーティングがあるので酒を飲んでるウォルターズ。
高級役人が来てミーティングです。
事なかれ主義の刑務所長。
冷酷なマンジー看守長。
アル中のウォルターズ医師。
それにうるさそうな高級役人。
高級役人は刑務所長にクビにするぞと脅かす。
ウォルターズは高級役人に噛みつく。会話から高級役人の名前はマッカラムと名前がわかった。
そんなこんなでようやくマッカラムが帰ります。
刑務所長はこの仕事をしてもう何十年なので他の仕事が出来るはずもない。他に行くとこがないと愚痴が出ています。大丈夫なのか。
面会時間にて。
ジョー・コリンズは弁護士と面会してます。
君に会えないなら死ぬつもりだとルースの名前が出ています。
ルースは病気で車イス生活。ジョーの仕事も刑務所に入ってることも知らない。
弁護士にこのことは秘密してくれと弁護士に頼むジョー。
ウォルターズの診察室にて。
マンジーと電話してます。病人を下水道仕事に行かせるなともめてる。
ジョーが来て話し込む。
リーガンが君に会いたがってると伝えるウォルターズ。
ガン患者の余命を聞くジョー。それだけでは答えようがないウォルターズ。
何故か時間を効くジョー。10:30、いや10:27だとウォルターズ。
工房にて。
卓上ボール盤等で作業中の囚人達。
ウィルソン 10:30の伝言があっという間に広まります。
旋盤作業のウィルソン。
10:30になって看守を巻き込んでの騒ぎが起きるというより起こした。
スパナを持って逃げ回るウィルソンをバーナーでプレス機に追いつめて中に押し込む。
そんなわけでスパイのウィルソンは処刑された。
ウォルターズの診察室にて。
ジョーはまだいます。
そんなところに電話です。刑務所長から問題が起こったようです。
ジョーに君のアリバイが証言出来るよとウォルターズ。
ウエストゲート新聞にて。新聞工房です。
ここの編集長がギャラガー。記者がルイ。
ジョーが来ました。ミーティングになります。
ウィルソンを殺したのは間違いだと非難するギャラガー。不利な状況になる。
ジョーは一緒に脱獄しないかと言い出す。
ギャラガーは反対します。6年いるが脱獄の誘いは6千回あった。うんざりだ。
無期懲役のクレンショーを例に出すギャラガー。
クレンショーは脱獄計画の夢を見てて毎日脱獄をするつもり。
やるならお前とだけだとギャラガー。一応ジョーを買ってるようです。
しかし今はダメだ。俺の仮出所が認められた。そんなわけでわざわざ脱獄をするわけがない。
夜の刑務所にて。
R区画17房にジェームズが映画ですよと知らせてます。
ジョーは少し出かけると言ってる。
貼ってあるピンナップの話題になります。
彼女は単なるインスピレーションなんだ。それぞれが思うわけです。
マイアミの賭博場の話しを始めるスペンサー。
回想になります。
賭博場であったフロッシー。サイコロ賭博のクラップスで儲けていたスペンサー。
そんなところに警察の手入れがありフロッシーの手引きで上手く逃げた。
自分のクルマでフロッシーと逃走中に自分のハンドガンでフロッシーにホールドアップされた。
その場で置き去りとなったスペンサー。自分のカネもクルマも失った。
回想から戻ります。
ジョーが病室に面会に行きます。
リーガンとコンタクトするジョー。フランキーから伝言を預かったリーガン。
下水管は外の世界に通じてる。633という数字を見せられます。何だかわからん。
ジョーに下水管に入るんだとリーガン。
映画上映です。たぶん食堂だと思う。
何だかわからん普通のコメディを上映してます。
R区画17房にて。
夫人に手紙を書いてるトム。愛するコーラ・・・
それはいいけどコーラ夫人からの手紙は来てないようです。
ピンナップを見て回想になります。
トムはコーラ夫人に毛皮のコートを買ってきた。
しかし代金3000ドル。帳簿をごまかして捻出した。立派な犯罪です。
そんなとこにノックの音がします。警察のようです。
回想から戻ります。
マンジー看守長が来て遠回しにトムにスパイになれと言い始める。
仮出所をエサにしてます。
ここは仲間を裏切ることは出来ない断るトム。
そうなると君の夫人から離婚すると手紙が来たよと伝えるマンジー看守長。
ショックのトム。
食堂にて。
映画が終わってます。
そんなとこにマンジー看守長が来て刑務所長の話しがあると知らせる。
所長のマイクでの話しが始まる。
要するに大人しくしないと状況は悪くなるぞと脅かしてます。映画も見れなくなる。
連帯責任になるので1人でも何かやらかすとひどいことになる。
R区画17房にて。
シルエットですがトムは首吊り自殺をやっていました。
看守が来て大騒ぎになってます。
トムの遺体が運ばれています。
R区画17房にて。
残りの面々に説教するマンジー看守長。
自分が原因なのに問題を起こしたなと因縁をつけてます。連帯責任だ。
残りの面々は自殺に連帯責任はおかしいと抗議してます。まあそうなる。
しかしマンジー看守長は明日から君達は下水管で働いてもらうと言い渡してます。
これは大変でもないみたい。脱獄の下見にちょうどいい。
夜の刑務所にて。
ソルジャーに高地633のことを聞くジョー。
チェスの駒や箱を使って説明するソルジャー。こんな感じで制圧したと。
敵の注意をそらすのかと納得してるジョー。
溶暗になります。
新聞工房にて。
お知らせが届いてます。全ての特権を廃止する。全員終業後は居室へ。
刑務所長に抗議に行くギャラガー。
刑務所長室にて。
ギャラガーが抗議に来てます。
この件はマンジーではなく私がやったと主張する刑務所長。
で、ギャラガーに別件の伝えることがあるとなります。仮出所の手続きが無期限にとりやめになった。そんなわけで仮出所の面接自体が出来なくなった。
それでは何年待てばいいんだとぶち切れるギャラガー。まあそう言う。
あと数日で仮出所決定が無期限に延びた。ゴールがいきなり遥か遠くなったギャラガー。
厨房にて。
取材に来てるルイ。
下水道に昼飯を配達するショーティーにジョーへの伝言を頼みます。渋ってるが無理やりやらせる。
ショーティー・マグジーがフルネーム。
配達でも看守が付きっきりです。伝言でも結構大変。
ここは無駄話をしてごまかす。
看守の顔はよく見る顔です。Jay C. Flippen→Hodges - Guard
刑務所の門を出て右折して下水道に向うようです。
この門と橋はセットです。独立系にはしてはカネがかかってる。
下水道にて。
作業中のジョーとその他の囚人達。
食事が届いてますジョーはいらないと言うがショーティーが押し付ける。
パンの中にメモが入ってました。脱獄を決めた07:00に教会に G
ジョーはメモごとパンを食べてます。
教会にて。
神父はここは看守はいりませんと主張するがしっかりと看守はいます。
それでもミーティングのジョーとギャラガー。
まずは塔を占拠しないと。マシンガンと門と橋のスイッチレバーがある。
ジョーは5人。ギャラガーは6人。
明日12:15に決行だとジョー。待てば見込みはなくなる。
さすがにそれは早過ぎだとビックリのギャラガー。
明日12:15に攻撃開始。その2分後に塔を占拠し門と橋を操作する。
R区画17房にて。
5人で打ち合わせになってます。
まだ決めていないスペンサーに今決めろとなります。どちらでも構わない。
コイは何だか浮かれています。大丈夫なのか。
ソルジャーはピンナップを見て回想になります。
戦争でイタリアに行ってたソルジャーにガールフレンドがいた。
ガールフレンドの父親はソルジャーには好意的ではなかった。
ソルジャーとガールフレンドが盛り上がったとこでまずい状況になってます。
食料を調達に行った父親が追われて戻ってきた。
ガールフレンドのジーナにハンドガンで父親をホールドアップしてくれと言って事情説明しようとするソルジャー。
しかしジーナが父親を撃ってしまう。そんなわけで自分が撃ったと主張するソルジャー。
回想から戻ります。
浮かれてる面々に早く寝ろと言ってるジョー。
刑務所長室にて。
ミーティングです。明日はマッカラムが来るのでその対策です。
刑務所長
マンジー看守長
ウォルターズ医師。
囚人達から嫌われてるのは私ですよとマンジー。
刑務所長にあなたが命令して私がやってるんですと開き直る。
解雇してくれとまで言ってます。
そうなるとへこんでしまう刑務所長。いなくなる。こまったものです。
へこまないウォルターズ医師はマンジーに意見する。
解雇はハッタリだろうと突っ込む。
本気だと主張するマンジー。弱肉強食論を展開し刑務所長のイスに座る。
君には刑務所長のイスが似合ってるよと皮肉を言うウォルターズ。
わしは酒で酔うけど君は何で酔うとまた皮肉です。
君がR区画17房に出入りするのを見た者がいると言い出すウォルターズ。
夫人のことでトムに嘘を言っただろうと問い詰める。
君がやってるのは統制ではく拷問だろう。それが好きだからやめない。
へぼ医者めと平凡な反論をするマンジー。
君こそサイコパスだと畳みかけるウォルターズ。
激昂してウォルターズを張り倒すマンジー。馬脚を現すといった感じ。
R区画17房にて。
夜中に起きてピンナップを見るジョー。
回想になります。
クルマで移動中4人の男。ジョーは無理を言って寄り道をさせる。
ある家にて。ここに来たジョー。
ナースのおばさんセイディ。それに車イスのルース。
ルースにこの仕事が終わったら戻るとフラグをたてるジョー。
話し込んでいたのでクルマのクラクションが鳴ってます。
回想から戻ります。
そんなわけで刑務所にいるジョー。
溶暗になります。
いつもの朝です。点呼から始まる。
ジョーはピンナップをちぎって懐に入れてます。またフラグなのかも。
下水道にて。
作業中のジョーと他の囚人達。
病気のオッサンがロバーツ。ヨレヨレです。
ガレージにて。
ルイが取材に来て伝言を伝えてます。
チャーリー。
アンディ。
ギャラガーの脱獄仲間はここの面々のようです。
トラックの工具箱にはリボルバーと火炎瓶、導火線があります。ダイナマイトはない。
新聞工房にて。
ルイがよい知らせと悪い知らせを持ってくる。
リボルバーをギャラガーに渡す。これがよい知らせ。
ダイナマイトはなかった。火炎瓶しかない。これが悪い知らせ。
ギャラガーがルイに下水管のジョーに伝言を頼む。ルイは危険だと乗り気ではないが。
秘書室にて。
しょうがないでの秘書に下水道の取材許可証を求めるルイ。
しかしルイは看守室に連行されてしまう。
看守室にて。
この奥に看守長専用室があります。そこに連れ込まれるルイ。
看守の名前はジャクソン。
拷問イスに拘束されるルイ。タンクトップのマンジーはやる気満々。
レコード音楽の音量を上げて警棒もどきの凶器で殴打します。少し柔らかくて殴打のあとが目立たないでしょう。
隣りの部屋の看守達はまたやってるといった感じ。さすがにやり過ぎだ。
ルイへの拷問は続く。肝心なことは喋らないルイ。
マンジーは12:15に下水道から脱獄することを知ってます。スパイがいるようです。
ルイが喋らないのでジャクソン看守を呼ぶマンジー。独房行きとなるルイ。
ギャラガーとジョーの関連はさすがにないと思ってるマンジー。
下水道にて。
いつもの食事が来てます。ジョーへの伝言はない。
ウォルターズが来て方便を使ってジョーを診察するついでに伝言をする。
ルイがマンジーに暴行された。死ぬかもしれない。
君にルイの伝言だ。どんな計画であれ中止しろ。マンジーは知っている。
予定時間も把握してる。脱獄をやらせてすぐに捕まえれば刑務所長は失脚しマンジーが刑務所長になる。
スパイが情報を渡した。スパイは君の仲間だとウォルターズ。
そんなわけでムダなことはやめろというわけです。
それでどうするジョー。
スペンサー、スタック、キッド・コイ、ソルジャーを見ています。
ジョーは10分後に開始するとやる気です。最後の打ち合わせになる。
昼休みで外で休憩の囚人達。大勢います。
ギャラガーにルイがケガをしたと太ったホフマンから伝言です。
マンジーは塔に来てます。
もうマシンガンが門の外に設置されて下水管出入り口に向けられています。
塔のマシンガンもあるので予備のマシンガンのようです。
ここにいる看守の名前はホプキンス。
下水道にて。
トロッコを押しています。これを盾にする段取り。
まずは騒ぎを起こして看守達を制圧します。
刑務所長室にて。
マッカラムが来て刑務所長に辞職書類に署名を強要する。
嫌がる刑務所長ですが署名をさせられ場内放送までやらせられる。
バーンズ所長はたった今辞職したと言わされるが所内の責任者はマンジーだと宣言するのはさすがに断ってます。
そんなわけで途中からマッカラムが引き継ぎます。所内の責任者はマンジーだと。
そうなると囚人達からブーイングの嵐となりますがマンジーだけはご満悦。
それはいいけど時刻は12:13です。あと2分で何とかなるのか。
トラックが来ました。そうなると火炎瓶攻撃となる。塔と門が炎上する。
塔からはいきなりマシンガンが撃ちまくられる。これは大変。
トロッコの前にはスパイがくくり付けられる。文字通りの盾になってる。
どうやらスパイはスタックだったみたい。目立たないのでわからん。
門の前からマシンガンが撃ちまくられる。
スパイが撃たれる。
残ったコイがマシンガンへ捨て身のタックルをするがやられる。
サブマシンガンを奪ったジョーは塔に突入する。
この際にソルジャーもやられている。残りはもうジョーだけです。
らせん階段で看守2人と撃ち合いになってジョーが撃たれる。
それでも看守2人は片づけてる。
塔のマンジーはマシンガンで囚人達を撃ちまくってます。
ギャラガーはジョーの塔占拠はまだかと粘ってます。
しょうがないでトラックで門に特攻するギャラガー。しかし門は開かず。
マンジーがマシンガンのベルト弾倉再装填のとこにヨレヨレのジョーが来ました。
レバーを倒すジョー。しかし門は内側に開くのでトラックがじゃまで開かない。
そんなわけでジョーとマンジーの格闘アクションになってます。
マシンガンのベルト弾倉でジョーを殴打してるマンジー。
そんなこんなでマンジーを塔から投げ落とすジョー。歓声を上げる囚人達。
もう当局の援軍が来てます。あとは催涙ガス弾等で制圧される囚人達。
そんなわけで脱獄騒ぎは失敗に終わった。
エピローグ
各監房が映し出されます。R区画17房には誰もいない。全滅です。
ウォルターズとジェームズ。
注射を痛がるジェームズに説教するウォルターズ。
彼とマンジーは死んだ。彼とはジョーのことです。
脱獄は成功するわけがないと嘆く。でも彼らは諦めない。何故なんだ。
ジェームズは囚人てのは塀の外に出たがるんですと答える。
逃げることは不可能なんだと結論づけるウォルターズ。
刑務所の全景になってエンドとなります。
a Mark Hellinger Production
a Universal-International release
そんなわけで脱獄映画の見本みたいよい作品でした。
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