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2020.08.30

『記憶の代償』(1946年)

この記憶喪失サスペンス映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジョセフ・L・マンキウィッツ監督、ジョン・ホディアク、ナンシー・ギルド主演の記憶喪失サスペンスのようです。


1946年 Twentieth Century Fox アメリカ作品
ランニング・タイム◆108分
原題◆Somewhere in the Night
プロット◆記憶喪失で悪戦苦闘する話のようです。
音楽◆デヴィッド・バトルフ

キャスト
ジョン・ホディアク→記憶喪失のジョージ・テイラー
ナンシー・ギルド→ピアノ弾き語りのクリス

ロイド・ノーラン→ケンダル警部補
リチャード・コンテ→店のオーナー メル・フィリップス

フリッツ・コルトナー→占い師のアンゼルモ
ルー・ノバ→手下のヒューバート

マーゴ・ウッズ→犯罪者仲間のフィリス
シェルドン・レオナード→フィリスの旦那サム

ハウズリー・スティーブンソン→目撃者のコンロイ
ジョセフィン・ハッチンソン→目撃者コンロイの娘 エリザベス

ウィット・ビッセル→バーテンのジョン
チャールズ・アーント→怪しいメガネのオッサン (uncredited)

クランシー・クーパー→療養所の看護士 Tom - Sanitarium Guard (uncredited)
メアリー・カリー→療養所のナース Ms. Jones (uncredited)
ジャック・デイビス→療養所の医師 Dr. Grant

ジョセフ・L・マンキウィッツ監督の演出はよいと思います。
全体的に普通のフィルム・ノワールになってます。
監督脚本兼任なので詰め込んであるし話し運びも上手い。脚本を大事にしてる20世紀フォックスだし。

コスミック出版発売のDVDにて。
画質はまあまあ。カクカクはある。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolbydigital 2/0ch

cosmic pictures
一部に画像の乱れノイズがありますと一応著作権のアラートもあります。
メニュー画面

『記憶の代償』
Somewhere in the Night
バックには20世紀フォックスのファンファーレが流れる

タイトル
Twentieth Century Fox presents

John Hodiak George W. Taylor
Nancy Guild Christy Smith

in
Somewhere in the Night

with
Lloyd Nolan Police Lt. Donald Kendall
Richard Conte Mel Phillips
Josephine Hutchinson Elizabeth Conroy
Fritz Kortner Anzelmo aka Dr. Oracle
Margo Woode Phyllis
Sheldon Leonard Sam
Lou Nova Hubert
それにしても20世紀フォックスのキャストは地味です。
スタッフの紹介
途中で1部にマスクがかかる。

本編です。
戦場の野戦病院にて。
点滴から頭に負傷した男が登場。
男のモノローグが入ります。誰かが灯を点けた・・・
どうやらあごも負傷して痛いし声も出ない男。モノローグでそう言ってる。
医者と看護兵はよく助かったなといった感じ。とりあえず鎮静剤となってます。
同僚兵から手投げ弾の直撃を喰らったとわかります。
テイラーと呼ばれている男。本人はテイラーって誰?何だかわからん状態。
鎮静剤を打たれてゆらゆら画面から溶暗になります。

ハワイ、ホノルルの病院にて。
まだ重傷のテイラー。ナースが外でも見なさいとベッドの上半分を上げる。
自分はジョージ・テイラーと呼ばれている。
外の樹を初めて見たとモノローグのテイラー。マジで記憶喪失のようです。
あごのキズでずっと話せない状態が続いてるようです。

ベッド横の引き出しから財布を出すテイラー。
ジョージ・テイラーと名前が入ってる。手紙も入ってます。
もうあなたとは終わり。これが最後の手紙。あなたが不幸になるように一生祈り続けてると、何だか凄い手紙です。相当恨みを買ってるようです。
そんな感じで記憶を辿るが思い出せないテイラー。
溶暗になります。

アメリカ海軍病院にて。もうアメリカ本土のようです。
ケガの方は治って軍服のテイラー。普通に歩いてます。
ジョージ・W・テイラーと呼ばれて退役の面接になってます。
君の荷物が保管してある。送る住所は?と聞かれてこまるテイラー。
実は記憶喪失のことは病院暮らしでも内緒にしていた。
そんなわけで自分で持って帰るとごまかすが、勝手にロサンゼルスに帰りたいだろと面接官が言ってくれるのでそうだと相づちを打つ。
そんなわけでロサンゼルスのマーティン・ホテルが住所だとわかる。

ロサンゼルス マーティン・ホテルにて。
ここを訪ねるテイラー。フロントでジョージ・テイラーのことを聞きます。
それは言えませんとフロントですが勢いに押されて宿帳を見せています。
宿帳にはジョージ・テイラーの名前はなかった。
フロントから大丈夫ですかと心配されてるテイラー。
満室ですが軍服の名誉負傷章があり退役軍人なので部屋があると言われてます。
そんなわけで部屋に向うテイラー。友達が見つからず云々とフロント。
で、宿帳にはジョージ・テイラーと書かれて困惑のフロント。

駅にて。
荷物を受け取りに来てるテイラー。
長期間保管でもうすぐ競売行きでしたと言われています。
荷物は書類かばんでした。受け取ってお釣りももらわずに去るテイラー。

駅の男性用シャワールームにて。
ここに入って書類かばんを無理やり開けてるテイラー。
オートマチックのハンドガンがあります。コルト・ガバメントではない。
手紙があります。ジョージへ。君の名義で5000ドル預金した。この手紙が証明書だ。友人ラリー・クラバットとなってます。
何だかわからん状態のテイラー。ラリー・クラバットなんて知りません。
書類かばんをコインロッカーに入れてカギをゴミ箱に捨ててます。

洋服店にて。
軍服からスーツになってるテイラー。

銀行にて。
ジョージ・テイラーとして預金を下ろそうとするテイラー。
少しお待ちを言われて動揺するテイラー。お聞きしたいことがとなってる。
そんなわけでズラかるテイラー。

エリート・スパにて。サウナです。
ラリー・クラバットの手紙の便せんはここの名前が入ってました。
そんなわけでここを当るテイラー。
しかし従業員のオッサンから怪しまれるだけでした。
この店の便せんなんて誰でも使える。ラリー・クラバットは見たことがない。
ジョージ・テイラーでマーティン・ホテルにいると伝えるテイラー。
オッサンはラリー・クラバットがいそうな店ザ・セラーを教えてくれる。
テイラーが帰るとすぐに電話してるオッサン。何だか怪しい。

テイラーですが名誉負傷の退役軍人なのでカネにはこまっていないはずです。

ザ・セラーにて。クラブです。
さっそくラリー・クラバットのことで聞き込みをするテイラー。
知らないとのこと。予約席はないととも言われてる。
カウンター席でバーテンに聞き込みをするテイラー。
バーテンは用心棒2人に何やら言ってます。
そんなわけで用心棒2人から逃げるテイラー。

何とか裏口を目指すテイラーは楽屋に逃げ込む。
女性がいます。あとでわかりますが名前はクリスティ。クリスです。
あんた誰?出てってと普通の対応のクリス。
会話からここの経営者はメル・フィリップス。
そんなこんなで2分後には用心棒が来るわよと楽屋から出ていくクリス。

ドアにイスをつっかい棒にして家捜しするテイラー。
ポストカードがあります。もうすぐラリー・クラバット夫人になるわ。メアリー。と書かれています。そうなるとクリスがメアリーなのか?
ポストカードをゲットしてホテルの紙マッチを置いてくテイラー。
裏窓から脱出します。

マーティン・ホテルにて。
ようやく戻ってるテイラー。
そんなところにコンパクトが転がってくる。持ち主の女性が登場。
待ち人ラリー・トンプソンがいるので云々と言ってるのて部屋に入れてるテイラー。

フィリスと名乗る女性。名乗るのは名前のみ。
何故かキスされているテイラー。フィリスは出ていきます。

内線電話が鳴ります。
ザ・セラーのバーテンからです。
あなたの友人についてわかったので店に来てくださいと言ってます。
これは怪し過ぎる。電話は切れてしまう。
テイラーはよせばいいのに行く気です。

ザ・セラーにて。
タクシーで来たテイラー。待ち伏せのクルマがいます。
店の前でテイラーにコンタクトする男が登場。
クルマ内に親玉がいてヒューバートと呼んでる。
親玉はラリー・クラバットのことを話すと主張する。
クルマに入る入らないと押し問答になってヒューバートに殴打されるテイラー。昏倒してクルマ内に運ばれる。

次のシーンはアジトにて。
ラリー・クラバットのことで詰問をされてるテイラー。
しかしマジで記憶喪失なので答えようがない。
奴のことを探るのはやめろとも言われています。
そんなこんなで放り出されるテイラー。

グラマシープレイスにて。
ここにはクリスがいます。自宅アパートといった感じ。
呼び鈴が鳴ります。呼び鈴を鳴らしっぱなしでドアが開いたらぶっ倒れるテイラー。
しょうがないので介抱してるクリス。

一段落して楽屋の写真を盗んだのねとテイラーを責めるクリス。
メアリーは親友だったと主張してます。マジ?
ラリー・クラバットと付き合っていたメアリー。しかし結婚式当日に彼は現れなかった。
それからメアリーは自殺同然の交通事故で死んだ。

帰ろうするテイラーをとめるクリス。
それで君に話したいと言い出すテイラー。これまでのことを話し出す。
俺はジョン・ドゥーなんだ。ジョン・ドゥーとは身元不明人のことです。日本だと山田太郎になります。
南太平洋の野戦病院で気がついた時からの記憶しかない。
財布の中に入っていた手紙をクリスに見せます。筆跡はメアリーで間違いないとのこと。
そんなわけで俺はロクデナシだったようだ。
それはともかくジョージ・テイラーとして生きようとするが上手くいかない。
財布のメアリーの手紙と書類かばんのラリー・クラバットの手紙しか手がかりがない。
それで調べ始めると面倒に巻き込まれてるわけです。

クリスは妙に協力的。テイラーに一目ぼれなのか。
そんなところに呼び鈴が鳴ります。これは大変と思ったら。
店のオーナー メル・フィリップスに電話したとクリス。そのフィリップスが来ました。

フィリップスも妙に愛想がよくて何だか怪しい。
私の店で何かあったようだと主張するフィリップス。
店のバーテン ジョンが死んだとのことです。もう殺されたのか。
フィリップスはラリー・クラバットを知らないそうです。
それで親しい刑事ケンドル警部補を紹介しようと言い出す。

フィリップスが帰ってとりあえずここに泊るテイラー。
当然ソファで寝るわけです。しかし窓の外を見ると怪しいメガネのオッサンがいます。

メガネのオッサンに突撃するテイラー。
当然はここでタバコを吸ってはいかんのかと反論するメガネのオッサン。
警察を呼ぶぞと強気のオッサン。
そんなとこにゴルフのアイアンのクラブを持ったクリスで出てきます。
メガネのオッサンは怒ってこの場から去っています。
何やってんのとテイラーを非難するクリス。
で、テイラーはケンドル警部補に会うと言い出す。

中華料理店にて。
テイラー、クリス、フィリップスの3人が食事中です。
そんなところにケンドル警部補が来ます。
映画のせいで刑事は帽子を被ることになってる愚痴が出てます。伏線です。

このへんでホントに20世紀フォックスはキャストが地味だと感心します。
1番有名なのはジョセフ・L・マンキウィッツ監督なんだから。

それはともかくトム・カーターと紹介されてるテイラー。ジョン・カーターよりは偽名っぽくないみたい。

いよいよラリー・クラバットの話題になります。
ケンドル警部補によるとラリーは3年前に姿を消した。
2日前にラリーの手紙を持った復員兵が銀行に現れた。テイラーのことです。
ラリーは200万ドルを持って姿を消した。
探偵の話しになります。ラリーはニューヨークから来た私立探偵だった。
200万ドルは身の危険を感じたナチスドイツの幹部が送ったカネだ。
しかしその幹部はアメリカに逃げる前に仲間に殺された。そんなわけで持ち主を失ったカネ200万ドルだけが残った。
現時点で持ってる奴が権利がある。そんなわけでカネが動くたびに殺人沙汰になるわけです。
その200万ドルがラリーの手に入り、ラリーは行方不明になったわけです。
ジョージ・テイラーについてはまだわからんとケンドル警部補。
それでケンドル警部補は帰ります。

多少は事情がわかったけどまだわからないことばかり。
フォーチュンクッキーの占いですが孔子は言う『怪しいものには近づくな』でした。

俺はカネには興味がないと主張するテイラー。
フィリップスは興味津々です。
アンゼルモの名前が出ています。クルマのいた親玉の名前です。
優しそうな顔をして部下に俺を殴らせる男だと評するテイラー。

中華料理店の前にて。
クリスのクルマのハンドルにテイラー宛てのメモが挟んであります。
ある住所が書かれています。これは手がかりでテイラーは1人で行くと主張する。
そんなわけでクリスのクルマを借りて行くテイラー。
6時までには電話してねとクリス。自分のクルマだし。
で、あのメガネのオッサンが張り込んでいたりします。

郊外の住宅にて。
クルマで来たテイラーは貧乏アパートに突撃する。
玄関ドアをノックするとランニング姿のオッサンが出てきます。
ラリー・クラバットの名前を出しても反応は悪い。ここにはいない。知らない。
そんなこんなでもめてるとフィリスが出てきます。フィリスの亭主なのか。
フィリスは港に行けと行ってます。それに水晶玉のことも言う。

港にて。
クルマで来てるテイラー。それでどうする。やみくもに聞き込みでもするのか?
水晶玉という占い師の看板が目に付いたテイラーは突撃する。

占い師のオフィスにて。
ここに入るテイラー。いたのはあの親玉 アンゼルモです。これはビックリ。
仕返しに来たのかと言われてるテイラー。違います。
フィリスから港に行けと言われたと主張するテイラー。
アンゼルモとフィリスは知り合いでした。

アンゼルモは占い師だけど今は詐欺師だと愚痴が出ています。昔は大悪党だったのに。
3年前に絶交のチャンスがあったと言い出すアンゼルモ。
200万ドルをゲット出来るはずだった。しかし横取りされた。
そいつがラリー・クラバットだ。そんなわけで逆恨みしてるわけです。
3年間ラリーを追っていたアンゼルモ。
テイラーはラリーから5000ドルの預金をもらってるで何か知ってるだろうとなる。

そんなところに誰か来ます。フィリスでした。
200万ドルがかかってるでそりゃ来るでしょう。
ラリーと知り合いのフィリス。
囚人になるラリーに200万ドルは不要だとアンゼルモ。ラリーは殺人容疑で警察に追われている。
3年前にこの港で起きた殺人事件。被害者はスティールという男。
容疑者はラリー以外にもう1人いる。それは不明。
ラリーは姿をくらました。そんなわけで殺人容疑で警察に追われている。

アンゼルモはもう1人の容疑者をでっち上げてラリーと取引する段取りです。
5000ドルをもらったのでもう1人の容疑者はテイラーだと決めつけてます。
溶暗になります。

ザ・セラーにて。
ピアノ弾き語りのクリス。延々と続いて1曲フルコーラスのサービス。
それからピアノ弾きつつフィリップスと話し込むクリス。
ジョージ・テイラーは何者だ?とフィリップ。
ケンドル警部補は殺人課の刑事。3年前の殺人事件にかかわってるとクリス。
テイラーから港にいると電話はあった。
殺人事件の目撃者の名前はコンロイとまた違う名前が出来ます。
テイラーは彼の家に行った。
フィリップスはテイラーは何者だ?とまた聞きます。
何だかわからないと男だとクリス。
危険なのでテイラーには近づくなと警告するフィリップス。
クリスは聞いてない。彼に恋したみたいと主張する。

コンロイの自宅にて。坂道にあります。
テイラーはここに突撃する。
出てきたのは微妙な年齢のおばさん。名前はエリザベス。
人違いでしたと言ってるエリザベス。。
肝心のコンロイさんは?と聞くテイラー。
コンロイは父ですとエリザベス。3年前の事故から父はおかしくなった。
クルマに轢かれて倒れていた父。それ以来ランベス療養所に入院してる。
事故の朝に殺人事件がありカネが手に入ったらドレスを買ってやると言ってた父。

ラリー・クラバットの名前を出すテイラー。
エリザベスは覚えていないと答える。
何故か時間の話しを熱心に話すエリザベス。時は流れていく・・・
何だかエリザベスに同情してるテイラー。恋人もいなくて孤独でおかしくなってるようです。
また会いに来るよとテンプレートな挨拶をして帰るテイラー。

テイラーが家を出たとこで悲鳴を上げるエリザベス。
それはテイラーにトラックが突っ込んできたからです。危ういとこで避けられた。
これはビックリ。相変わらずの状況です。

ランベス療養所にて。
ここに突撃するテイラー。忙しい。
門は電動で開け閉めして電動ロックに自動照明があるハイテクぶりです。
まずは普通に受付に行きます。アッサリと時間外で面会は出来ませんと言われる。
自分は復員兵でマイケル・コンロイの甥なので医者とかけあってくれとは受付のナースの席を外させる。
ナースはドクター・グラントに相談しに行った。

立入り禁止のドアがあります。受け付け内のスイッチを適当に押したら開いた。
そんなわけで内部に入り込むテイラー。掃除夫のおじいさんにコンタクトします。
コンロイの部屋はどこだ?と聞く。
そんなとこにグラントとナースと屈強な看護士が来ます。これは大変。
コンロイは3年前から精神異常だと説明するグラント。
アッサリと追い出されるテイラー。

しかしテイラーは門を出たとこで電動ロックの門に財布を挟んでロック不能にする。
それからしばらく隠れてから忍び込んでます。やるじゃん。
外から伺ってると窓からあのメガネのオッサンが出てきます。そのまま出かけてる。

テイラーはオッサンが出てきた窓から内部に入り込む。
部屋番号は先ほどの掃除夫のおじいさんから聞いてました。214号室。
その214号室のドアが半開きになってます。

214号室にて。
テイラーが入ると血まみれのナイフが落ちてます。
あの掃除夫のおじいさんが背中をナイフで刺されて瀕死です。
そうなるとおじいさんがコンロイだったようです。

瀕死のコンロイから話しを聞くテイラー。
どうやらコンロイは刺されたショックで正気を取り戻したらしい。
自分が轢かれたのはトラックで全く見えなかった。
娘のエリザベスを心配してます。
徴兵登録カードの話しになってます。そんなじいさんなのにとテイラー。
コンロイの記憶は1942年に戻ってるようです。これはこれで話しを聞くにはいい。

あの殺人事件の目撃情報を聞くテイラー。
銃声が2発。死体のそばにスーツケース。逃げた男の1人が持っていった。
おそらく船着き場に隠してある。桟橋の杭の間だ。
テイラーは俺の顔を見て誰だ?と聞いてます。しかしご臨終となるコンロイ。
肝心な情報は聞けなかったテイラー。

用が済んだテイラーは脱出にかかる。そんなところに屈強な看護士が接近する。
ここは隠れて十分に引きつけたとこで一撃必中で張り倒してます。
それから入った窓から脱出してます。無難な行動でした。
溶暗になります。

クリスの自宅アパートにて。
ピアノを弾いてるクリス。そんなとこにテイラーが来ました。
もう夜中なのに歓迎してるクリス。サンドイッチとベッドも用意してある。
テイラーはもう行くよと言ってる。何でそうなる。
コンロイが殺された。ようやく逃げてきた。
スーツケースは港に隠してある。男は3人いた。
あのメガネのオッサンがコンロイを殺したと推理してるテイラー。

そんなところに呼び鈴が鳴ります。テイラーは隠れてクリスが出る。
やって来たのはケンダル警部補です。テイラーは?と聞く。
会話からクルマのメモはフィリスに会うようにケンダル警部補が残した。
コンロイが殺されてテイラーが殺人容疑者になってる。
2時間後に警察に戻ると言って帰るケンダル警部補。
で、クリスのクルマのエンジンがまだ温まってると指摘する。

もう2時間しかないとテイラー。それでどうする?となります。
クリスはやる気満々でコートを着て出かけ港のスーツケースを見つけるつもり。
そんな感じで盛り上がってテイラーとキスになってます。さすがハリウッド映画だ。

港にて。
クルマで来たテイラーとクリス。まだ夜中です。
クリスに君は帰った方がいいと言うテイラー。しかしクリスはやる気満々。
そんなわけでまず桟橋のハシゴから降りて捜します。
隠した奴は慌てていたのでそんなに凝ったとこに隠せはしないし。

アッサリとクリスが見つけてます。それは簡単過ぎるのでは。
マジでトランクが見つかります。桟橋下の隙間に隠してあった。
トランクをこじ開けると服の下にマジで札束があります。
1000ドル札で200万ドルです。ついにカネは発見した。
しかしテイラーの自分は何なのかはまだわからん。
服ですがラリー・クラバットの名前が入ってます。隠したのはラリーだった。
この服を買った店の名前もあります。W・ジョージ・テイラー。テイラーは名前ではなく洋服店のことだったわけです。

そんなわけで自分がラリー・クラバットになったテイラー。
財布に入っていた手紙をクリスに見せます。この筆跡はメアリーなのか?
クリスはメアリーの筆跡だと答える。
結婚式に現れなかったラリー。こんな事情があったわけです。

そんなとこに誰かが接近してます。これは大変。
いきなり撃ってきます。6発撃ったとこで再装填に時間がかかると踏んでハシゴを登って逃げるテイラーとクリス。
日本語字幕で自動式なら6発だけだとなってますが違います。リボルバーでしょう。
当時最も出回っていた自動式のコルト・ガバメントはマガジン7発+薬室1発で8連発になってます。

近くの教会救済所に逃げ込むテイラーとクリス。
とりあえず一息つきます。
それから時々静かにして下さいと言われつつ延々と話し込みます。
クリスから思い出すのよと言われてるテイラー。
ジョージではなくラリーだとよ変な突っ込みのテイラー。
殺したのはもう1人いた男なのかもと好意的なクリス。
クリスは『私にはわかる。あなたなら殺さない』と究極の愛の表現をしてます。
記憶を失っても人格は変わらない。テイラーは殺人はしないのよとなる。

クリスがコーヒーでを飲んでよく考えましょうとなる。
それはともかくテイラーは考える。
アンゼルモもラリーの顔を知らない。ラリーの手がかりの俺を殺すはずがない。
しかし今夜は2回殺されそうになった。トラックに銃撃。それはどうして?

で、テイラーはラリーとして取引すると言い出す。
受付の神父にトランクを警察のケンドル警部補にに届けて欲しいとお願いするテイラー。
神父はケンドル警部補を知ってます。これは偶然だ。
もちろん教会に10ドルの寄付もするテイラー。

ラリーはメアリーと結婚する予定だったがいいのかいとクリスに聞いてます。
クリスはそれでもいい感じ。

テイラーはアンゼルモにオフィスに向かいます。
もうアンゼルモの子分ヒューバートがいます。

アンゼルモのオフィスにて。
関係者が集まってます。アンゼルモ、フィリス、見たことがない男。ヒューバート。
それにテイラーとクリス。
→見たことがない男はメガネの男なのか?痛めつけられてるし。

役者はそろったとアンゼルモ。それでどうなる。
そうではないとテイラー。
ラリーはどこだと意気込むアンゼルモ。
ラリーは目の前にいると言い出すテイラー。沖縄で顔を負傷したラリー。
フィリスはラリーと1度あっただけで曖昧だった。
ヒューバートが何か知ってるようです。

そんなとこにノックの音がします。
オーナーのフィリップスでした。これはビックリ。何で今頃。
私には200万ドルを手にする権利があると言い出すフィリップス。
それはともかくテイラーがラリーだと初めて知ったようです。
アンゼルモに3年前スティールを殺した犯人は誰だと詰問する。

フィリスがやったと言い出すアンゼルモ。
ハンドガンを出すフィリス。やましいのはホントみたい。
フィリップスはいきなりフィリスと男のハンドガンを奪う。
テイラーとクリス以外をホールドアップして3人で脱出します。

残されたアンゼルモはこれまでだ。もう早く逃げた方がいいとなってます。
そんなわけでここの面々の出番はここまでです。

フィリップスのクルマで移動の3人。
クリスは私のクルマが置き去りだと心配してる。

ザ・セラーにて。
3人で乾杯となってます。
色々と12年も滞納してると何だか話しが怪しくなってるフィリップス。
奴らはカネだが犯人は俺を狙ってるとテイラー。犯人はアンゼルモのとこから別の場所に連れ出すはずだ。

いよいよリボルバーを出して2人をホールドアップするフィリップス。
ラリーとは会ったことはなかったようです。スティールは知ってた。
ラリーは私に成りすましてスティールを殺した。これがフィリップスの筋書き。
トラックでコンロイを轢いたのは私だとフィリップス。この手口でテイラーも狙ったけど外したわけです。
メガネのオッサンは療養所の元職員でフィリップスの手下。

何故俺達が港に行ったのか知りたくないかと持ちかけるテイラー。
隠してある200万ドルを見つけるためだった。1000ドル札で200万ドル。
200万ドルでクリスを解放しろと交渉するテイラー。

そんなわけでまたクルマで港に移動する3人。
行ったり来たりが意外と多い話しだ。

港にて。
テイラーとクリス。それにフィリップス。
2人にクルマに戻れと命じるフィリップス。
トランクの場所がわかれば用がない。トランクを独り占めする段取り。

そんなとこで教会救済所からケンダル警部補が姿を表す。
フィリップスとはケンダル警部補の早撃ち対決になります。
倒れるフィリップス。速攻で逮捕される。まだ死んではいない。

警察にて。
テイラーとクリスはケンダル警部補から事情説明されています。
フィリップスは生きてる。
神父がトランクを持ってきたのですぐに教会救済所に行った。
メガネのオッサンは療養所の元職員。
テイラーは教会救済所にケンダル警部補がいると踏んでフィリップスを行かせた。

探偵の仕事はもう辞めるとテイラー。
エレベーターでケンダル警部補とお別れのテイラーとクリス。

ケンダル警部補は部下の警官に刑事が帽子を被る理由はと言い出す。
そのほうがリボルバーを撃つに都合がいい。片手に帽子では撃ちにくい。映画は正しかったと言ってます。
エンドとなります。
release through Twentieth Century Fox Film corporation


そんなわけでミステリー調フィルム・ノワールのよい作品でした。


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