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2020.08.15

『ハードカバー 黒衣の使者』(1988年)

この謎の本ホラー映画の感想はネタバレ全開になっています。
ティボー・タカクス監督、ジェニー・ライト主演の謎の本ホラーのようです。


1988年 Sarliu/Diamant production/Trans World Entertainment アメリカ作品
ランニング・タイム◆89分
原題◆I, Madman
プロット◆本を読んだら追われる話しのようです。
音楽◆マイケル・ホーニッグ

キャスト
ジェニー・ライト→読書するヴァージニア
クレイトン・ローナー→恋人のリチャード刑事

ランドール・ウィリアム・クック→謎のDr.アラン・ケスラー/マルコム・ブランド

ステファニー・ホッジ→古書店のモナ
ブルース・ワグナー→ピアノ修理店のオッサン

ミシェル・ジョーダン→演技教室のコレット/赤毛の女性
スティーブン・メメル→演技教室のレニー

メアリー・ボールドウィン→図書館司書のマリアン

ビンセント・ルケッシ→嫌味なガーバー主任
ヴァンス・ヴァレンシア→ナヴァロ刑事

ラフ・ナザリオ→ホテルクラークのライル (as Rafael Nazario)
ボブ・フランク→ホテル支配人のメガネのオッサン

ティボー・タカクス監督の演出はよいと思います。
全体的に1980年代らしくゆるく出来てます。どうして緊張感たっぷりの1970年代からこうなった?

クレイトン・ローナーは若い俳優です。
太ったじいさんはクレイトン・ラーナーなのか?。よくコーエン兄弟作品に出ています。→調べたらマイケル・ラーナーでした。太ったじいさんですが氏名ともに違ってた。

株式会社ニューライン/株式会社ハピネット発売のBlu-rayにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は Dolby trueHD multi

読み込み中
著作権のアラート
newline corporation
読み込み中

MGM Home Entertainment のはず。
タイトル
Trans World Entertainment presents
a Sarliu/Diamant production
a Tibor Takács film

I, Madman
Hardcoverではない。

Jenny Wright Virginia
Clayton Rohner Richard
Randall William Cook Dr. Alan Kessler / Malcolm Brand
スタッフの紹介
タイトルバック黒味です。

本編です。
夜の街にて。
ホテルにて。roomsのネオンサインがあります。
怪しいオッサンが登場。名前はケスラー博士。
フロントのオッサンはライル。
他に偉そうなメガネのオッサンもいます。上司かオーナーといった感じ。

413号室のウェルズ夫人からクレームの内線電話です。
そのクレームの隣り部屋がケスラー博士の部屋でメガネのオッサンが見に行きます。
不具合があったら追い出してやると意気込むメガネのオッサン。

ケスラー博士の部屋にて。
メガネのオッサンが調べると部屋中散らかっています。何かの実験といった感じ。
空気抜きの穴が開いた大きなトランクがあります。出してと声が聞こえる。
トランクの開けるメガネのオッサン。
フロントに警察に電話しろと内線電話で指示します。
もうトランクは空になってます。驚愕するメガネのオッサン。
いきなり怪物が出て来ます。これはビックリ。

シーンが変わります。43号室。
ベッドで読書中の女性が登場。白いシルクのスリップドレス。
いきなりドアを破って怪物が登場。これはビックリ。

シーンは変わります。
窓際のソファで本『異常性と原罪』を読んでる主人公ヴァージニアが登場。
今度は上が白い短いトップの下着。下はショーツです。メガネもかけてる。

本が怖いのでリチャードに電話してます。留守番電話でした。
とにかく来てちょうだいと言ってます。

窓の外はピアノ修理店です。repair and restoretion Vincent brothers
ピアノを弾いてるオッサンがいます。
覗いてるヴァージニア。

怖がりのくせにまた本を読むヴァージニア。
時間が経過して呼び鈴が鳴ります。
本をソファに隠し着替えて出るヴァージニア。
リチャードでした。ドアを開けます。すぐキスになってます。仲はいいみたい。
ソファの隠した本を見つけて読むリチャード。

2人のヘアスタイルが何だか1980年代してます。
リーゼントなのか大げさに髪をはね上げています。何だかおかしい。
それはともかく本の話しをしながキスからセックスになる2人。

バティーコ書店にて。古書店です。
ここに勤めてるヴァージニア。同僚がモナ。
無駄話をしながらじいさんの客の相手をしてる2人。
モナにはメガネで太ったボーイフレンドがいるようです。

『I, Madman』を捜してるヴァージニア。
『異常性と原罪』と同じ著者マルコム・ブランドの本です。

2階に行ってその本を捜すヴァージニア。
例の大きなトランクがあったりします。開けると本やガラクタが入ってました。

1階に戻るヴァージニア。万引き防止鏡にケスラー博士が映る。
本はなかったとヴァージニア。

演技教室にて。
ここに来てるヴァージニア。知人の男レニーがいます。
舞台で演技してるのはコレットと男優。
次はケリーとマーティンが演技するようです。

街にて。
買物をして帰宅のヴァージニア。
31号室のドアの前に封筒に入った本が置いてあります。
留守番電話からリチャードは刑事のようです。
肝心の本は捜していた『I, Madman』です。

夜になって『I, Madman』を読むヴァージニア。
玄関ドアが開いてたので閉めてます。カギを忘れたのか。
何故か青いドレスを着てます。部屋着には見えない。
いきなりケスラー博士がいてビックリ。アンナと呼ばれています。
そうなるとこの世界は現実ではないのか?
それはいいけどマスクをとると鼻と唇がないケスラー博士。
悲鳴を上げるアンナ?

シーンが変わります。
ホイッスル薬缶のお湯が湧いてホイッスルが鳴っています。
本の世界から戻ってるヴァージニア。普通の部屋着になってます。メガネだし。
そんなところにノックの音がします。
おっかなびっくりのヴァージニア。暖炉から火かき棒を持っていきます。

いよいよ玄関ドアが開きます。ピザを持ってきたリチャードでした。
そんなわけで火かき棒の言い訳をしてるヴァージニア。
カギをかけないとダメだと説教のリチャード。それからまた本を読んでるのかとなる。
外からは相変わらずピアノ修理店の試し弾きが聞こえてる。

時間が経過してベッドのヴァージニアとリチャード。
『I, Madman』のあらすじを話してるヴァージニア。
それから普通に寝たようですがヴァージニアは目を覚ましている。

夜中にまた『I, Madman』を読み始めるヴァージニア。
ケスラー博士は街で獲物を物色してる。赤毛がいいとなり尾行する。
追われる赤毛の女は自宅アパートに逃げ込む。エレベーターが来ないので階段を使う。
階段を追ってくるケスラー博士。
自宅の玄関ドアを開けるのに手間取ってて腕に注射を打たれる。
浴室まで逃げて捕まる赤毛の女。
カミソリで赤毛を頭の皮ごと剥がされて死に至る。

ここで本を読むのをやめてるヴァージニア。
怖がりなので寝てるリチャードの腕を自分にのせてる。

翌日にて。
バス停のベンチに座ってるヴァージニア。
で、バスが来たので乗ろうとするといきなり後にケスラー博士がいたりします。
これはビックリのヴァージニアですがバスに乗ります。

古書店にて。
出勤のヴァージニア。
コーヒーを飲もうとしたちいきなり猫が出てきてビックリ。コーヒーをこぼす。
茶トラの猫です。モナが飼うとか。
オーナーから2階の荷物の荷解きせよと伝言があってヴァージニアがやりに行く。

2階にて。
マルコム・ブランド関係の資料が多くあります。

1階にて
モナに本のことを聞くヴァージニア。モナは知らないとのこと。

帰宅途中のヴァージニア。
新聞の見出しが気になります。女優惨殺。コレット・バァーコウィッツさん。
殺された赤毛の女性だと思われます。

ヴァージニアの自宅アパートにて。
警察に電話してるヴァージニア。
リチャードは不在なので伝言を頼んでます。

TVを見てるヴァージニア。本は読まないようにしてる。
本をバッグにしまったのにいつの間にか外に出ています。

そんなわけでまた本を読むヴァージニア。
窓の外からは相変わらずピアノ修理店の試し弾きが聞こえてる。
いきなり音楽が好きかとケスラー博士が出てビックリ。
また青いドレスなのでアンナのようです。

本を閉じたらドアも閉じた。
玄関ドアから外を見ると誰かいた。。ケスラー博士みたい。
慌てて玄関ドアを締めてしっかりカギをかけています。
閉じた本がいつの間にか開いていたりします。

窓から外を見るとケスラー博士がピアノ修理店に向っています。
そんなわけで警察に電話で通報するヴァージニア。匿名にしてる。
ピアノ修理店のオッサンはアッサリと片づけられています。

時間が経過してピアノ修理店の現場検証にて。
リチャード刑事も来ています。
ヴァージニアが自宅アパートの窓から見てるのに気が付きます。

ヴァージニアの自宅アパートにて。
リチャード刑事がドアをノックして入る。
ヴァージニアは目撃したと言ってる。

警察にて。
モンタージュを作成してるヴァージニア。合間に事情聴取されています。
それはいいけど本と現実を混同する証言になるヴァージニア。
そんなわけでなんだいこりゃといった感じになってる警察側。
ついに本から出てきたと言い出すヴァージニア。そんなわけでご協力ありがとうございましたと放りだされています。
リチャード刑事の面目丸つぶれでガーバー主任の説教に呼ばれています。

そんなわけで下で待っててくれと言われてエレベーターに乗るヴァージニア。
いきなりケスラー博士が出てきます。これはビックリ。
そんなこんなで1階まで降りたらオッサン警官に大丈夫か?と言われてる。

1階のロビーのベンチに座ってるヴァージニアですがまた本を読んでます。
本にはノンフィクションと表示されています。ツァイト出版。

ツァイト出版にて。
ここに突撃するヴァージニア。飛び込みの小説持ち込みだと思われています。
そんなわけで得るものはなかった。

警察にて。
リチャードにヴァージニアから電話です。
加藤武みたいにわかったと主張するヴァージニア。また殺人がある。
褐色の肌のローマ人風の人が被害者だ。
他に電話もあってヴァージニアの電話が切れてしまいます。

街にて。
ベンチに座ってるヴァージニア。
そんなところに演技教室の知人レニーがコンタクトしてくる。
殺されたコレットの話しをするレニー。
で、デートの誘いは断ってるヴァージニア。
そんなとこでヴァージニアの後ではケスラー博士が走ってます。

レニーが心配になったヴァージニアが見に行くとちょうどレニーはやられていた。
これはビックリのヴァージニア。

時間が経過してレニー殺害の現場検証です。
どうやらレニーは鼻を切り取られたようです。
目撃者はとなるとまたヴァージニアなのかと微妙な感じの警察側。
ようやくリチャードが来てヴァージニアに落ち着けとなだめる。

リチャードの自宅アパートにて。
本を読むリチャード。ヴァージニアもいます。
リチャードの感想は普通か?
それでアンナの結末はとなると心臓をえぐり取られるようです。

古書店にて。
仕事中のヴァージニアとモナ。
リチャードから電話です。どうやら本を参考に捜査するようになったそうです。
モナはヴァージニアに2階の荷解きの仕事してよといった感じ。捜査関係のことは言わないし。

図書館にて。
本によると次の犯行現場がここなんです。待ち伏せ作戦となります。
司書の名前はマリアン。おばさんです。囮になります。
図書館を閉める作業をして囮になる段取り。実況用隠しマイクをつけます。
それはいいけど緊張し過ぎでマリアンが倒れる。
そんなわけでヴァージニアが代打で出ることになります。

図書館を閉める作業になるヴァージニア。
隠しマイクのモニターをしてるリチャード。
マイクロフィルム室に入るヴァージニア。いよいよ誰かが来ます。
そんなわけで警察側が押し寄せると黒人の掃除夫でした。こまったものです。
またリチャード刑事の面目は丸つぶれになった。主任の説教はあるし。

リチャード刑事は自分の自宅アパートにヴァージニアを送るようです。
それからリチャード刑事は警察に戻って説教を喰らうわけです。
図書館全部をカバーするのは無理だとリチャード刑事。まあそう言う。

警察にて。
主任が不機嫌です。リチャード刑事は呼ばれて説教です。

リチャードの自宅アパートにて。
ここにいるヴァージニア。金魚の水槽があります。派手に割れるのか?
相変わらず例の本を呼んでるヴァージニアはキャット=猫だと気がつく。
古書店のモナに電話するが出ません。
警察に電話するがリチャード刑事は不在です。伝言を頼みます。猫、古書店に大至急。
しかしヒゲの黒人刑事がそんなのほっておけと伝言メモは置き去りにされる。

古書店にて。
タクシーで急行したヴァージニア。
モナはいない。電話の受話器は外されたまま。
猫がいますが床に垂れた血を舐めています。血の足跡もある。
そんなわけでモナは殺されていた。唇部分が切り取られています。

ケスラー博士がいました。これは大変なヴァージニア。アンナと呼ばれてるし。
今日が結婚式だとやる気満々のケスラー博士。

そんなわけで追っかけとなります。
玄関はシャッターが閉まってて外に逃げられない。
いきなり本棚の後からケスラー博士の手が出てくる。
2階に逃げるヴァージニアですが階段に積んである本が崩れて雪崩状態になって悪戦苦闘してます。ようやく2階に逃げる。

2階の非常口を開けようとするが本等が置かれてて開かない。消防法は守らないといけません。実際に日本でも火事で大量に死者が出た実例があります。

そんなことをしてるうちにケスラー博士が接近してる。
カミソリを出すケスラー博士。心臓を狙われるヴァージニア。そんな設定でした。

いきなり銃声がします。助けに来たリチャード刑事がリボルバーを撃った。
倒れるケスラー博士と思ったら復活してリチャード刑事と格闘アクションになる。
ヴァージニアは転がって本棚の下に入ったリボルバーをとろうと悪戦苦闘してる。
あのトランクが意味深に映されています。

今更になって例の本を呼んでるヴァージニア。トランク内の怪物を呼ぼうとする。
怪物はマジでいます。これがケスラー博士の天敵なのか。

ケスラー博士対怪物となります。
アッサリとケスラー博士を片づけて2人に狙う怪物。これもこれで大変。
反撃のケスラー博士はボンベで怪物を張り倒す。
怪物はガラスに突っ込み上下切断の泣き別れになる。それでも上半身だけで復活してケスラー博士に捨て身のタックルを仕掛ける。

怪物とケスラー博士は窓から外に転落というか空の彼方に消えていきます。
バラバラになって本のページが舞っています。

ようやく終わったとなってるヴァージニアとリチャード刑事。
カメラがパンニングして空を映す。
エンドとなります。

後タイトル
スクロールする
co-starring
Steven Memel Lenny
Stephanie Hodge Mona
Bruce Wagner Pianist
Michelle Jordan Colette
Murray Rubin Sidney Zeit
Vincent Lucchesi Lt. Garber

キャスト
スタッフ


そんなわけで1980年代らしいホラーのよい作品でした。


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