『ディザスター・アーティスト』(2017年)
この映画内幕映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジェームズ・フランコ監督、ジェームズ・フランコ、デイヴ・フランコ主演の映画内幕ドラマのようです。
2017年 Point Grey/Good Universe/New Line Cinema/Warner Bros. Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆104分
原題◆The Disaster Artist
プロット◆映画撮影で色々とあり過ぎる話しのようです。
音楽◆Dave Porter (original music by)
キャスト
ジェームズ・フランコ→謎の男トミー・ウィソー
デイヴ・フランコ→トミーと知り合うグレッグ・セステロ
セス・ローゲン→脚本監修で実質監督のサンディ
ポール・シアー→撮影監督のラファエル
The Rooomのキャスト
アリ・グレイナー→ジュリエット / 役名リサ
ザック・エフロン→ダン / 役名クリス-R
ジョシュ・ハッチャーソン→フィリップ / 役名ダニー
アンドリュー・サンチノ→スコット・ホームズ / 役名マイク
ネイサン・フィルダー→カイル・ボート / 役名ピーター
ジューン・ダイアン・ラファエル→ロビン / 役名ミシェル
シャロン・ストーン→エージェントのアイリス
ミーガン・ムラーリー→グレッグの母親
ブライアン・クランストン→本人
不明→メイクのエミー
シャーリン・イー→衣装のサフォア
トミー・ウィソー→ヘンリー
グレッグ・セステロ→キャスティングエージェント
ジェームズ・フランコ監督の演出はよいと思います。
全体的にコテコテなドラマになってます。
BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 3/2.1ch
番組一覧
音声は5.1chです。
Warner Bros. Pictures
New Line Cinema
Good Universe
Point Grey
プロローグ
The Room (2003)について語る人達のシーンが入ります。
ジェームズ・フランコとセス・ローゲンの知り合いが動員されています。
Ike Barinholtz Ike Barinholtz
Kevin Smith Kevin Smith
Keegan-Michael Key Keegan Michael Key (as Keegan Michael Key)
Adam Scott Adam Scott
Danny McBride Danny McBride
Kristen Bell Kristen Bell
J.J. Abrams J.J. Abrams
Lizzy Caplan Lizzy Caplan
褒めるとこがないので要するに個性的だと言ってます。便利な言葉だ。
The Disaster Artist
実話に基づく物語
1998年7月13日 サンフランシスコ
演技教室にて。
ロブとグレッグが演じてます。
女の先生から酷評される。まあそう見える。
次は自信満々のトーマス。トミーが名乗り出る。
延々と唸り続けるトミー。見てる方は何なんだ?といった感じ。
熱演をどうもで片づけられてます。まあそうなる。
トミーにコンタクトするグレッグ。
そんな感じでお知り合いになるようです。
グレッグの自宅付近にて。
近所の子供達と遊んでるグレッグ。
そんなところにクルマでトミーがやって来ます。クルマはベンツです。
→1998 Mercedes-Benz C 230 [W202]
クルマで食事に行きます。
ダイナーにて。
トミーとグレッグ。自信満々のトミーと心配性のグレッグ。
この場で本読みが始めるトミー。付き合うグレッグ。そんな感じで悪目立ちする。
大声のトミーとグレッグ。延々と続く。
まわりの人達に拍手を要求するトミー。しょうがないので拍手する人達。
公園にて。
アメフトのキャッチボールをするトミーとグレッグ。
トミーはアメフトは全くやったことがないようで下手です。グレッグは普通です。
ロサンゼルスの話しになります。ここはサンフランシスコです。
高級アパートにて。
ここにトミーの部屋があるとのこと。マジ?
鍵束からカギを選んでドアを開けるトミー。怪しい。
部屋に入るトミーとグレッグ。
交通事故にあった話しをするトミー。それから人生が変わった。
グレッグは映画『ホーム・アローン』(1990年) を見て人生が変わったと言ってます。
映画のことは全く知らないトミー。『ホーム・アローン』(1990年) も知らない。
シーンが飛びます。
ジェームズ・ディーンの映画のビデオを見ているトミーとグレッグ。
ビザ店にて。
ジェームズ・ディーンの話しを続けるトミーとグレッグ。
映画は3本のみのジェームズ・ディーンは交通事故で死んだ。
クルマはポルシェでした。→ポルシェ・550/1500RS
成り行きでジェームズ・ディーンが死んだ現場に行こうと言い出すトミー。
グレッグがクルマを運転して行くことになります。ここから500キロ。
ジェームズ・ディーンが死んだ現場にて。
何もないとこですが柵にはジェームズ・ディーンの写真等が飾ってあります。
有名になろうと言い出すトミー。指切りをするトミーとグレッグ。
クルマで移動です。
マジでロサンゼルスに行く話しをしてるトミー。
ロサンゼルスにもアパートがあると主張するトミー。とても怪しい感じがする。
グレッグの自宅にて。
母親からロサンゼルス行きを反対されてるグレッグ。
トミーに文句を言う母親ですがグレッグはトミーと行ってしまった。
1998年11月9日 ロサンゼルス
クルマで移動のトミーとグレッグ。普通のアパートに到着します。
マジでトミーの自宅アパートのようです。何者なんだトミーは?。
屋上でロサンゼルスの夜景を見てやる気になってトミーとグレッグ。
スターになるとまずは写真撮影をしてます。これはカネを払えば誰でも出来る。
新聞の募集広告を見てオーディションの日々になります。
面接を受けるグレッグ。
担当の男から質問を受けるグレッグ。
それから偉そうなアイリスが出てきてとりあえず契約になってます。
ディスコにて。
トミーとグレッグ。
事務所が決まったと話すグレッグ。トミーは珍妙なダンスをする。
グレッグはバーテンの女の子とお知り合いになります。名前はアンバー。
オーディションで熱演してるトミー。
それから3ヶ月後になります。
ジョギングのグレッグ。
自宅アパートにて。
グレッグとアンバーとはいい感じになってます。
そうなるとトミーは不機嫌になる。
トミーはスタニスラフスキー・システムの話しをする。本人と会ったと言ってる。
スタニスラフスキーはもう死んでると突っ込むアンバー。
オーディションのトミー。
君は悪役向きだと言われて激高してます。
グレッグと黒人の男が飲んでます。
事務所からの連絡はないグレッグ。トミーから離れろと助言されてます。
レストランにて。
トミーは食事中。まわりの会話が気になってます。
映画プロデューサーみたいな男に突撃する。いきなり演技を初めて警備員を呼ばれてる。
それでプロデューサーから成功する可能性は限りなく低いと言われてしまう。
さすがにガックリしてるトミー。
自宅アパートにて。
帰宅するグレッグ。玄関ドアが開いててトミーがいない。
屋上に行くと落ち込んでるトミーが飛び降り自殺しそうになってます。
トミーを元気づけるグレッグ。ジェームズ・ディーンのたとえ話をする。
それで映画を作る話しになります。
そんなわけで脚本を書き始めるトミー。
タイプライターとレコーダーを使うモンタージュが入ります。
どうやらトミーは初めて脚本を書くみたい。大丈夫なわけがない。
2001年5月19日
『ザ・ルーム』の脚本が完成した。
ダイナーにて。
トミーとグレッグ。ヒゲを生やすようになってるグレッグ。
脚本を読み終えたグレッグは無難な批評をする。
製作費の話しを始めるとトミー。そんなカネがあるのか?
貸しスタジオにて。
カメラや機材の調達しに来たトミーとグレッグ。
レンタルではなく買うと主張するトミー。これはビックリのスタジオ側の2人。
カメラをフィルムとデジタルの両方を使うとトミー。
金持ちには見えないと相談のスタジオ側の2人。
新聞の広告主欄に『ザ・ルーム』出演料募集と出してオーディションになります。
DPのラファエル。脚本監督のサンディ。スタッフも募集してる。
オーディションでは無茶を要求をしてるトミー。しょうがないのでやってる面々。
メイクのエミー。衣装のサフォア。スタッフの募集です。
そんなこんなのモンタージュが入ります。特にオーディションは凄い。
ビルが機材屋の社長?。
2002年6月12日 撮影初日。
相変わらずクルマはベンツのトミー。相変わらず財源は不明。
撮影前のスピーチのトミー。話しは上手い。感動的でやる気になってる俳優やスタッフ。
マーカスは撮影担当なのか?。デニーとクリスRは役名です。
借金取りのシーンから始まってます。
ここは借金取りが迫力満点の演技になってます。
撮影04日目/40日
40日で撮影を終わらせる予定のようです。
撮影中の俳優やスタッフは作品の出来はわかったいたのか?最初はわからないみたい。
グリーンバックを使ってるでの背景の合成は使うらしい。
銀行にて。
サンディがテストで小額小切手の現金化をやります。出来る。
そうなるとトミーにカネはあるとわかります。詐欺師ではない。
撮影08日目/40日
トミー監督がいよいよ自ら出演となります。ナーバスになって不機嫌です。
そんなこんなで大騒ぎして最初の撮影になります。
グリーンバンクの屋上のセット。出入り口から屋上に出てくるトミー。
緊張してるのかセリフが出ません。テイク13でもまだセリフが出ない。
テイク67になってます。まだ終わらない。
何とか撮影が完了して拍手が出ています。ようやく帰れるといった感じの面々。
プールにて。
デートのグレッグとアンバー。
映画が失敗作だったとどうするの?と突っ込まれてるグレッグ。
撮影25日目/40日
トミーとグレッグのシーンになってます。
サンディ監督からそこは笑うとこではないと指摘されるトミー。
しかし笑ってるトミー。もうそれでいいとサンディ監督。
隠し撮りのビデオを見てるトミー。
サンディ監督とラファエルが彼には無理だ。トミーは映画を知らないとこき下ろしてます。それでどうなる。
ダイナーにて。
グレッグとアンバー。それにトミー。
2人は一緒に住むことになった。グレッグはアンバーのところに行く。
これを聞いて不機嫌度が増してるトミー。
席を外したトミーに暴れるか心配だったとホッとするグレッグ。
その頃店の前ではトミーが暴れていました。
撮影28日目/40日
トミーとヒロインのリサのセックスシーンの撮影になります。
全裸になってるトミー。日本なのでボカシが入ってます。
それはともかくアメリカでもR指定ではこまるのでは?
トミーを説得しようとするグレッグ。
ここでトミーはキューブリックやヒッチコックの名前を出して謎理論を展開する。
『鳥』(1963年)の撮影では本物の鳥を使って大変だった。
そんな感じで大声で口論になってます。
もう500万ドルかかってると言い出すトミー。
多分ラファエルだと思うが激昂してトミーと口論になる。
そんな感じで撮影現場の雰囲気が悪くなってます。
自宅アパートにて。
引っ越しになるグレッグとアンバー。お別れのあいさつをするグレッグ。
撮影36日目/40日
スタッフの女の子2人がひどい撮影ねと愚痴が出ています。
今日はトミーが遅刻で撮影が進んでません。4時間遅刻らしい。
ようやく来たけどまたラファエルと口論になるトミー。
俳優のオバサンがセット内が暑くて気絶する。大騒ぎになります。
昼食にて。
さすがにここはひどいなとなってる俳優とスタッフの面々。
先ほど倒れたオバサンの俳優キャロリンはそれでも映画はいいと言ってる。
この脚本はトミー監督の自伝みたいという話題にもなってます。
ある店にて。
渋い人気俳優ブライアン・クランストンと遭遇するグレッグとアンバー。
アンバーは知り合いらしい。
グレッグは自分を売り込んでTVドラマのきこり役が出来そうになる。
撮影52日目/40日
もう予定の期日を過ぎています。これは大変となるが・・・
トミーは暴れています。といっても撮影ですが。
ハンドガンを口に突っ込んで自殺するシーンになりますが、自殺したあとでも苦悩演技を続けてサンディ監督から突っ込まれる。
そんな感じでもはやトミーの個人的映画になっています。
グレッグはトミーにヒゲを剃るシーンを延期してくれと相談をする。
そうなるとトミーは意固地になってそうしない。
TVドラマに出るのか。裏切り者と罵倒するトミー。どうにも止まらない。
次のシーンではグレッグのヒゲを剃っています。トミーの意見が通ったようです。
撮影58日目/40日
サンディとラファエルを首にしたとトミー。代わりのスタッフを雇った。
そんなわけでサンフランシスコに撮影に行くとグレッグを連れて行くトミー。
サンフランシスコの公園にて。
アメフトのボールでキャッチボールするシーンを撮ります。
全てをさらけ出せと言われてぶち切れてトミーをこき下ろすグレッグ。
カネの出所はとついに聞いてるグレッグ。
それからトミーは何歳なんだ。同じ20歳代のわけがない。
そんなわけでもうたくさんだと去っていくグレッグ。
黒味になります。8ヶ月後。
公園をジョギングするグレッグ。
『セールスマンの死』の舞台仕事をしてるグレッグ。
クルマにて。
アンバーから電話ではあの映画に出てるとわかったら大変だわと言われてるグレッグ。
ふとビル広告を見たら『ザ・ルーム』のプレミア上映と出ていて驚愕する。
届いた手紙のチェックしてるグレッグ。
『ザ・ルーム』のプレミア出席の案内が届いてます。ゴミ箱に捨てます。
あるパーティにて。
ここに来てグレッグ。外にトミーがいるのを見てビックリ。
ところでアンバーはオースティンに行ったと話すグレッグ。別れたらしい。
プレミア上映はやめた方ががいいとアドバイスするグレッグ。
トミーはプレミア上映に来いよと説得にかかる。説得されるグレッグ。
2003年6月27日 プレミア上映。
タキシード着用してトミーを待ってるグレッグ。
そんなとこに白いリムジンが到着します。サンディ監督も来るとトミー。
→2003 Lincoln Town Car Stretched Limousine
プレミア上映の劇場にて。
一応俳優やスタッフの方々はほぼそろってるようです。
そんなところにリムジンで通過するトミー。待たせた方がいいと主張するが怖じ気づいてるようです。
ここはグレッグがトミーを説得して劇場前にリムジンを止めさせる。
プレミア上映にて。
司会から呼ばれてあいさつするトミー。スピーチは上手い。
肝心の映画ですが編集で何とかなるかもしれない。
映画の上映が始まります。
リサ、デニー、他のキャスト。
やはり駄作だよいった感じの客席の面々。まだ静かです。
途中から笑いが出てきます。気を悪くしてるトミー。
笑っていないのはトミーとグレッグだけみたい。
ついに客席から去るトミー。後を追うグレッグ。
ロビーにて。
トミーとグレッグ。
グレッグはトミーを元気づけて劇場内に連れ戻す。
劇場内にて。
トミーとグレッグ。盛り上がってるからいいじゃないか。そんな感じになってます。
自殺のシーンでは歓声が上がってます。
エンドとなり一応スタンディングオベーションになってます。とにかくそうなってる。
歓声で舞台に上がるトミー。お礼のスピーチになります。話しは上手い。
もう自分でコメディと言ってるトミー。まあそうなる。狙い通りだというのは詭弁です。
グレッグを呼ぶトミー。舞台に上がるグレッグ。
字幕です。
『ザ・ルーム』は1館で公開された。
トミーの尽力で2週上映されオスカー選考基準をクリア。
未公開の製作費は600万ドル超と言われ封切り週末の興行収益は1800ドル。
以降カルト映画して興行は黒字に転じ世界中で定期的に上映され続けている。
彼の素性は依然謎のままである。出身地、財源、年齢は明かされていない。
トミーとグレッグは今も共に脚本を書き演じ制作を行っている。
彼らの1番の台表作は『ザ・ルーム』
エンドとなります。
後タイトルの前に同じシーンが並んで出ています。延々と続く。
これはフィルムとデジタルの同時撮影ではなく少し違うテイクです。→本物の『ザ・ルーム』とこの作品のシーンとのことです。本物そっくりに撮っています。
屋上のシーンからスタッフの紹介
Dave Franco Greg / 'Mark'
James Franco Tommy / 'Johnny'
Seth Rogen Sandy
Judd Apatow Hollywood Producer (uncredited)
Alison Brie Amber
Hannibal Buress Bill
Ari Graynor Juliette / 'Lisa'
Melanie Griffith Jean Shelton
Josh Hutcherson Philip / 'Denny'
Jason Mantzoukas Peter
Megan Mullally Mrs. Sestero
Bob Odenkirk Stanislavsky Teacher
June Diane Raphael Robyn / 'Michelle'
Paul Scheer Raphael
Sharon Stone Iris Burton
Jacki Weaver Carolyn / 'Claudette'
an A24 and New Line Cinema presentation
in association with Good Universe
a Point Grey production
a Ramona Film production
a film by James Franco
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スタッフ
キャスト
スタッフ
最後にどこかのパーティにて。
屋上の壁際に佇むトミー。
そんなところにメガネの男が話しかけるがトミーは無愛想です。
1人でいたら孤独なのか・・・と主張してます。
The Disaster Artist
そんなわけで映画内幕ドラマのよい作品でした。
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