『不意打ち』(1964年)
このエレベーター監禁映画の感想はネタバレ全開になっています。
ウォルター・E・グローマン監督、オリビア・デ・ハビランド、ジェームズ・カーン主演の巻き込まれ監禁サスペンスのようです。
1964年 Luther Davis Production/Paramount Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆95分
原題◆Lady in a Cage
プロット◆エレベーターが故障して悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆ポール・グラス
キャスト
オリビア・デ・ハビランド→息子を溺愛するヒルヤード夫人
ウィリアム・スワン→息子のマルコム
アン・サザーン→売春婦のセイド
ジェフ・コーリイ→ホームレスのジョージ・L・ブレイディ Jr.
無軌道な若者3人
ジェームズ・カーン→リーダーのランデル
ラファエル・カンポス→子分のエッシー
ジェニファー・ビリングズリー→パッパラパーのイレイン
チャールズ・シール→→故買屋のポール
スキャットマン・クローザース→ポールの用心棒
ウォルター・E・グローマン監督の演出はよいと思います。
全体的にコテコテなドラマになってます。
この作品は往年の大女優に無茶な役をやらせてヒットした『何がジェーンに起ったか?』(1962年) の便乗企画でしょう。作品の出来がよければそれでもいいんですが。
パラマウント ジャパン発売のDVDにて。
画質はよいです。モノクロ。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無し。フルスクリーン。
音声は Dolbydigital 2/0ch
Paramount DVD
著作権のアラート
メニュー画面
A Paramount Picture 何故か縦縞がかかる。
タイトル
Luther Davis Productions presents
Olivia de Havilland Mrs. Cornelia Hilyard
Lady in a Cage
スタッフの紹介
introducing
James Caan Randall Simpson O'Connell
and
Jennifer Billingsley Elaine
with
Rafael Campos Essie
William Swan Malcolm Hilyard
Jeff Corey George L. Brady Jr. aka Repent
and
Ann Sothern Sade
スタッフの紹介
撮影がリー・ガームズです。有名です。
タイトルデザインはソール・バスみたいですが違う人のようです。
街の風景がカットバックされてます。
画面サイズはタイトル部のみ左右に少し黒味があります。
7月4日のピクニック 街は花火です。何だか不穏な雰囲気になってます。
道路には犬の死体がある。
ヒルヤード夫人の自宅にて。
息子のマルコムが置き手紙を書いてます。
ダーリンへ・・・
ヒルヤード夫人は息子のマルコムにべったり。
車イスではなく杖をついてるヒルヤード夫人。
階段は使えないのでエレベーターがあります。
肝心の置き手紙ですが、僕は自殺しますと書かれたりする。
当然ヒルヤード夫人は全く気が付かない。
トランジスタラジオでニュースを聞いてるヒルヤード夫人。
マルコムはポールとペギーと出かけると言ってます。
ネリーを呼ぶと言ってるヒルヤード夫人。介護士なのか?
火曜の昼食後に戻ると言って出かけるマルコム。今日は何曜なのかはわかりません。普通に考えれば週末だと思う。
そんなこんなでマルコムはクルマで出かけます。
工事のオッサンが電柱にハシゴを立て掛ける。
そんなとこをマルコムのクルマがハシゴに接触する。
ハシゴが電柱の配電箱を押して中の配線が外れかけます。
工事のオッサンはハシゴを回収してライトトラックで引き上げてる。
電線には凧が引っ掛かっていて風が吹いて電線が引っ張られる。
そんな感じに風が吹けば桶屋が儲かる式に連鎖してます。
配電箱にはnational power electricと表示されてます。
ヒルヤード夫人の自宅にて。
エレベーターを使うヒルヤード夫人。
ここで配線が切れてマジで停電してます。そんなわけでエレベーターが途中で止まる。
完全に停電してます。非常ベルの電源は電池なのでまだ鳴るようです。
とりあえず待ってるヒルヤード夫人。
非常ランプは点きます。これも電池がある。
モノローグで近所一帯が停電だとしてるヒルヤード夫人。すぐに通報され回復するだろう・・・
ところがここだけ停電でした。
しょうがないのでトランジスタラジオを聴いて本を呼んでるヒルヤード夫人。
首を切断された女性の死体が発見されたとニュースが入りラジオを切ってます。
外にて。
何かのパレードのシーンが入る。独立記念のパレードでしょう。
ヒルヤード夫人の自宅にて。
エレベーターのヒルヤード夫人。
ホールのエアコンが止まって水が垂れてます。そうなると暑いわけです。
咽が渇いてるヒルヤード夫人。
非常アラームのボタンを押すヒルヤード夫人。外の非常ベルが鳴ります。
工事中なので聞こえていないみたい。
モノローグで他で非常ベルを聞いたら通補するわと願うヒルヤード夫人。
非常ベルは電池で鳴ってます。果たしていつまで鳴るのか?
プレートには『エレベーターに非常事態が発生。警察に通報を』と表示されてます。
そんなところに通りがかったのはホームレスのオッサンです。
ヒルヤード夫人のクローズアップショットで画調が変わる手法があります。
意味不明ですが面白い。
勝手口から中を伺うホームレス。さすがに鍵はかかってる。
ハーブ入りのワインを見つけて興味津々のホームレス。アル中らしい。
エレベーターのヒルヤード夫人。
汗を拭いていたらハンカチを落としてしまう。もうハンカチは戻らない。
ホームレスは新聞を重ねて畳む。
電話です。当然出れないヒルヤード夫人。
ホームレスが何をするのかと思ったら勝手口のガラスに畳んだ新聞を押し付け叩いて割ってます。そんな感じで結構慣れてるようです。
ちょうど電話のベルが鳴ってるのでガラスの割れる音は聞こえない。
ホームレスは台所のワインをゲットしたのはいいがビンを割ってしまう。
中味がこぼれるわ自分の手にケガをするわで手際の悪いとこを見せてます。
ヒルヤード夫人は顔見知りのネリーだと思って離しかけてます。
ホームレスは手を切って大慌てです。
また電話です。
エレベーターのヒルヤード夫人は靴を投げて受話器を外そうするが上手くいかない。
大事な花瓶も投げるが当らない。電話のベルは止まってしまった。
いよいよヒルヤード夫人は知らない何者かが入り込んでること気がつく。
ホームレスはワインセラー室を見つけて突撃する。アル中なのでそうなる。
ヒルヤード夫人は必死こいて非常ベルを鳴らす。
ホームレスはビックリして逃げる。ワインをポケットに入れてトースターを抱えてる。
外にて。
黒人のライトトラックが通り掛かり止まる。
慌てて逃げるホームレス。ワインはテーブルに置いてます。
外の黒人のライトトラックは行ってしまった。全く関係がなかったみたい。
今度はホームレスが置物の人形をゲットする。
人形を壁に投げつけて割るホームレス。悔い改めよと絶叫してます。手にも悔い改めためよと刺青が入ってます。
ホームレスに助けを求めるヒルヤード夫人ですが全く効果はない。
悔い改めためよと言いつつトースターを抱えてホームレスは逃げてしまった。
ポールの盗品の故買屋にて。表向きは何でも買い取り屋です。
主人がポール。黒人の用心棒がいます。
ここに来たホームレスはトースターを現金に変えてます。
で、無軌道な若者3人が店内にいたりします。子分がホームレスは高級トースター、ワイン、タバコを持ってると親分に報告してる。
若者3人のうちの女の子が袋に入って品物を売りに来たらしい。
外に出てもホームレスに目をつける無軌道な若者3人。
親分のランダル 白人
子分のエッシー ラテン系
女の子のイレイン 白人
エレベーターのヒルヤード夫人。
まだ出られないヒルヤード夫人。まあそうなる。
指輪で止めネジを緩ませてます。立て枠のバーを外して自分の杖をつないで長い棒をにしてます。
手前に電話機、奥にエレベーターのヒルヤード夫人。
前後ともフォーカスが合ったパンフォーカスになってます。撮影がリー・ガームズなので慣れたものです。
どうやらヒルヤード夫人は電話がかかってきたら手製の長い棒で受話器を外す段取りのようです。
しかしそんなに都合よく電話のベルは鳴らない。
待ってるうちに杖が外れて棒が短くなってしまった。もう杖は戻らない。
売春婦セイドの自宅アパートにて。
ドアの下からお札が入る。誰なのかとドアを開けたらホームレスでした。
借りたお金2ドルを返しに来たとか。これはビックリのセイド。
ジョージ・L・ブレイディ Jr.と名乗ってるホームレス。名前だけは立派だ。
高そうな女性用腕時計をプレゼントするホームレス。もちろん盗品です。
出何処と気にせずに受け取ってるセイド。
ホームレスはカネになる話しを始めます。何でもとりたい放題の家がある。
女がエレベーターに閉じこめられている。多分火曜日までその状態らしい。そんなわけで何でもとりたい放題だ。
2人で荷物を運び出そうと持ちかけるホームレス。打ち合わせになります。
3階の家でエレベーターがある・・・
エレベーターのヒルヤード夫人。
座り込んでるヒルヤード夫人。どうにもならない。誰も来ない。
1人で歌ったり詩を作ってます。
そんなとこで何か音がします。それはともかくエレベーターのドアを開けようとします。
非常用のドアロックを外すレバーを動かしまず。ドアを開きました。
しかし床までの高さは結構あります。飛び降りるには結構怖い。
手でぶら下がれば足は床まで短くなりそうだけど・・・
そんなこんなで試したけど降りられないヒルヤード夫人。ドアを閉めてます。
ホームレスとセイドが来てます。
まずは品定めから始めてます。銀食器からゲットしてるセイド。
ヒルヤード夫人が非常ベルを鳴らしたのでビックリの2人。
外に出たホームレスは非常ベルを探す。
そんなとこをクルマから伺ってる無軌道な若者3人。
ホームレスは非常ベルの電線を切ってます。これで鳴らなくなる。
まだ非常ベルは鳴ってます。もう1つあるようです。ここも電線を切る。
セイドの方は銀製のロウソク立てに目をつけてます。
で、金製の赤ちゃん用カップを見つけてこれはいいと感心してます。
で、ここに誰か来たらと心配するセイド。
ワインセラーに引きつけられるホームレス。自分でも行かないようにしてるけど。
自分でドアを閉めなさいと言ってるセイド。ようやく閉めてるホームレス。
そんなところに電話です。これはビックリのセイドとホームレス。
ヒルヤード夫人は棒を投げて電話機の受話器を外す。必死こいて助けを呼びます。
名前と住所に状況も言ってます。要領よくやってる。
しかしセイドが電話線を切ったようです。これではダメです。
セイドに助けを求めるヒルヤード夫人ですが全く聞いてない。
ホームレスには助けを求めるが同じです。
そんなとこでいきなり無軌道な若者3人が入り込んできます。
ストッキングで覆面をしてるので一応用心はしてるらしい。
アル中と売春婦かよと上から目線の若者3人。
まずはホームレスにバッグを被せて電気スタンドを振り回して殴打するランダル。
これでホームレスと昏倒してます。まだ死んではいない。
ここで何故かジェット戦闘機隊が飛ぶシーンが入ってます。
セイドはホームレスがやられてのでビックリ。
イレインは浴室に興味津々です。
私が先だと抗議するセイド。聞いてないランダル。荷物を運べと命令する。
イレインは風呂に入る。
ヒルヤード夫人はで何でも持っていいっていいから助けてとお願いしてる。
ランダルが絡んできます。お前は何なんだ?
で、ランダルの言う入っていた施設とは?→病院ではなくて少年院。労働農場。そんな感じのランダル。何度も入ってると全く悪びれていない。
ヒルヤード夫人はあなたは福祉国家が作った人間のクズねと大当たりなことを言う。私が払った税金で生きてる・・・
で、だからどうしたといった感じのランダル。エレベーターを揺らして嫌がらせをする。
モノローグで世界が終わったと言ってるヒルヤード夫人。
トランジスタラジオをつけるとどうでもいいニュースをやってます。ラジオを落として泣いてます。それから笑ってます。止まらない。
これを見てるセイド、ホームレス、ランダル、エッシーの4人。イレインは風呂に入ってる。
ヒルヤード夫人のモノローグです。
ジャングルがどうのこうのと入ります。とにかく錯乱してます。
セイドとエッシーがクルマに荷物を積み込んでます。
バッグを被ったホームレスは目が見えないと叫んでます。
ランダルは2階からホールに荷物を投げたりして大騒ぎ。
セイドはホームレスを落ち着かせてます。
風呂に入ってるイレインとランダル。
セイドは奴らの邪魔をしてやるとまだやる気満々。横取りを逆恨みしてます。
見張りがいなくなったので電話で通報してます。
しかし警察ではなく故買屋のポールにです。詳しく通報してる。銀製品がいっぱいなのよ。金製品もある。
エッシーは勝手口のドアをロックしてます。結構いいかげん。
風呂に入ってるイレインとランダル。
ランダルはあの女は頭がいいとヒルヤード夫人を評価してるようです。
で、殺すか?と相談になってます。アル中と一緒に殺すつもりらしい。
それはいいけど隣り部屋のセイドとホームレスに話しは筒抜けです。これは大変。
セイドは助けを呼びに行くと外に行こうとする。外に出れるのか?
風呂に入ってるイレインとランダル。
ドアにへばりついてたエッシーを風呂桶に頭から突っ込ませるランダル。
ようやく出したらイレインがエッシーに口紅を付けたりしてます。
ヒルヤード夫人の前を通って逃げるセイド。
また指輪で留めネジを緩めてるヒルヤード夫人。今度は何を外す?
勝手口のロックを外して外に出たセイド。
そのまま逃げればいいのに欲をかいてクルマの荷物を回収してるセイド。
そんなとこをエッシーに見つかってます。速攻で追ってくるエッシー。
スイッチナイフでセイドを脅かすエッシー。
ここで何故か飛行中のヘリコプターのシーンか入ってます。意味不明。
ランダルは台所でリンゴをかじってます。
エレベーターの中ですが逆に言えば安全といえば安全です。
そんなとこをホームレスが品物を持って逃げようてしてランダルに見つかる。
お前を殺すと言い出すランダル。どうやらホームレス、セイド、ヒルヤード夫人の3人を殺すつもりのようです。
ここにいたから殺すと自説を展開するランダル。
ヒルヤード夫人ですが短い棒2本をゲットしてます。やる気満々です。
街の風景が入ります。
教会の鐘の音。新聞配達する少年。
ヒルヤード夫人の自宅にて。
セイドとエッシーが戻ってきます。
ランデル・シンプソン・オコンネルとフルネームを名乗るランダル。身元を隠す気はない。そうなると殺すのかとなります。
ホームレスとセイドは命乞いをする。
エッシーにアル中を殺せと命じるランデル。
エッシーがナイフを投げたら鏡にささる。これを回収するランダル。
で、ランデルが投げたナイフはエッシーが回収する。
そんなこんなでソファの影でエッシーがホームレスを刺殺したようです。
これで俺達は電気椅子だとエッシー。
そんなところに風呂上がりでドレスを着たイレインが来ます。
お楽しみはこれからだとご機嫌のランダル。
外にて。
アイスクリーム売りの屋台が通りがかってます。
ヒルヤード夫人の自宅にて。
脚立を持ってきたエッシー。
セイドは私は売春婦なので殺すのはやめてと主張して隣りの部屋に逃げる。
ランデルは隣り部屋のドアをロックさせる。
1万ドルをやるからここから出ていってとお願いするヒルヤード夫人。
火曜の朝に銀行に行きましょうとここまで言ってます。
子供を作りましょと意外と普通なイレイン。
自分の子供が信じられるのか言い出すランデル。
そんな感じで微妙な雰囲気になってます。
そんなとこに玄関からノックの音がします。
助けを求めるヒルヤード夫人。しかし返事はない。
ランデルはエレベーターのドアを開けて脚立を使って乗り込む。
ヒルヤード夫人の口を塞ぐランダル。
玄関前を伺うイレイン。どうやら子供の爆竹だけでした。
ヒルヤード夫人は短い棒2本でランデルの背中を思い切り刺す。
しかし肝心の棒が曲がってしまい全くダメージはなかった。こまったものです。
大笑いのランデル。錯乱してるヒルヤード夫人。
預金通帳を探しにいったエッシー。
通帳は見つからなかったが置き手紙を見つけたと面白がってる。
こいつはゲイだよと思い切りバカにしてます。
お前の息子は12歳までおっぱいを吸っていただろうとこき下ろすランデル。
置き手紙によると居間に金庫があるらしい。
ランデルが置き手紙を朗読します。
どうやら息子の母への別れの手紙のようです。驚愕するヒルヤード夫人。
12歳どころではないだろうと突っ込むランデル。
ランデルのおばあさんが同じタイプだった。ランデルが殺した。
そんな感じで息子とランデルはコインの表と裏だったわけです。
エッシーが追伸がまた面白いと煽る。
希望を聞き入れてもらえないなら自殺します・・・
それはいいけどイレインが裏にポール達が来てると知らせる。
ごれは大変となる若者3人。横取りされる。クルマに行きます。
エレベーターに残されてるヒルヤード夫人。
脚立があるのでエレベーターから降りようとするが無理っぽい。
無理やり飛び降りたら脚立にぶつかって床に叩きつけられる。
その頃若者3人はポール一行に袋だたきさにされて荷物を運ばれていくのを見てるだけだった。
何しろポールの用心棒が大勢いるのであっという間にに制圧されたようです。
ブラスナックルを見せて威圧してる用心棒がいます。
ヒルヤード夫人は床に落ちた置き手紙を読む。
次は電話です。番号がわからんので交換手を呼んで一方的に喋ってます。
レイク何とかのマルコム・C・ヒルヤードに電話を・・・
そんな感じで必死こいて話したけど電話線が切れてるのに気がつく。無駄でした。
しょうがないので這って玄関ドアを開けようとするヒルヤード夫人。
ポール一行は品物を根こそぎゲットしてクルマ2台で引き上げています。
それで若者3人はどうする。特にランデルはどうする。
ヒルヤード夫人ですがドアが開きません。チェーンロックがあった。何とか外します。
ようやく外に出るヒルヤード夫人。入れ替わりに勝手口からランデルが入る。
前の通りに出て助けを求めるがクルマが通過するばかり。
白バイが来たが気がつかないようで通過する。
そんなことをしてるうちにランデルが来てしまう。
引きずられて回収されるヒルヤード夫人。
ここでヒルヤード夫人は使えなかった短い棒2本でランデルの目を突きます。これはダメージがありました。
報いを受けたのよとまだ強気なヒルヤード夫人。
そのランデルですが目が見えなくなった途端のエッシーとイレインの態度が悪くなる。
そんなわけでランデルを見捨ててズラかるエッシーとイレイン。
ヒルヤード夫人は2人の姿が息子に見えてます。
息子の解放させてくださいの声が聞こえて怪物は私なのよと気がつくヒルヤード夫人。
ランデルは手下2人を呼ぶが当然来ません。
ヒルヤード夫人はまた玄関から外に逃げる。追うランデル。
外に出て助けを求めるヒルヤード夫人。相変わらず反応は悪い。
そんなことをしてるうちに目が見えないランデルに捕まってます。
ランダルは勢い余って車道に出てクルマに轢かれる。
さすがにクルマの流れが止まってます。ヒルヤード夫人は何とか無事だ。
止まってつながったクルマがクラクションを鳴らしてます。
ランデルですが頭の上半分がタイヤで潰れてます。1960年代作品でこのスプラッタなシーンは珍しい。
これでヒルヤード夫人が目を突いた証拠は消えてるのでダンマリにしてればバレません。
ようやく人も集まって大騒ぎになってます。
クルマで逃げるエッシーとイレイン
この時に電柱にクルマをぶつけて配電盤が動いて配線がつながってます。
そんなわけで停電から復旧してるヒルヤード夫人の自宅。
エッシーとイレインはアッサリと捕まってます。
ぼう然してるヒルヤード夫人の前を連行されてます。
救急車も来てます。
エアコンから水が垂れてます。
ヒルヤード夫人は何を思う。笑ってます。
そんな感じでエンドとなります。
A Paramount release
そんなわけで嫌な感じの監禁ドラマのよい作品でした。
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