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2019.11.10

『裸のジャングル』(1966年)

この追っかけ映画の感想はネタバレ全開になっています。
コーネル・ワイルド監督主演の追っかけサスペンスのようです。


1966年 Theodora Productions/Sven Persson Films/Paramount Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆96分
原題◆The Naked Prey
プロット◆命がけの鬼ごっこで悪戦苦闘する話しのようです。
音楽◆Edwin Astley (uncredited)
音楽◆Andrew Tracey (uncredited)
音楽◆Cornel Wilde (uncredited)

キャスト
コーネル・ワイルド→ハンターのガイド
ゲルト・ヴァン・デン・ベルク→傲慢なハンター
ケン・ガンプ→追っ手のリーダー
ベラ・バンドレス→原住民の少女

コーネル・ワイルド監督の演出はよいと思います。
全体的に追っかけサスペンスになってます。
マジでアフリカロケをやってるようです。カリフォルニア州やアリゾナ州のそのへんの原っぱではありません。

パラマウント ジャパン発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 2/0ch

Paramount DVD
著作権のアラート
メニュー画面

A Paramount release
タイトル
Cornel Wilde as a Man
in
The Naked Prey

co-starring
Gert van den Bergh 2nd man (as Gert van der Berg)
Ken Gampu Leader of the warriors
with
Patrick Mynhardt Safari overseer / Slave dealer / Irish soldier
introducing
Bella Randles Little girl
スタッフの紹介
タイトルバックはアフリカ原住民のイラストです。
音楽は現地の歌が入ってます。

前説ナレーション
100年前のアフリカは巨大な未開の土地だった。
行くのは探検家や宣教師、象牙ハンターだけだった。
悪名高い奴隷狩りに命を賭ける者もいた・・・
他者を理解する意志のない者はまるで獣も同然だ。
生き方も獣も同じである。

砦にて。
白人のガイドが原住民ポーターを連れて狩りに出発します。

ハンターとそのお付きと合流します。
象牙商人なので景気がいいハンター。それに傲慢です。
ガイドは今回が最後の仕事で農園で落ち着くとフラグが入る。
移動となります。白人3人に原住民ポーターが大勢。

ジャングルにて。
原住民一行が登場。ここを通るなら貢ぎ物をよこせとなる。
ガイドはいつものように渡そうとするがハンターが意固地になってやらない。
ここで小額を惜しむとあとで大変なことなりますよと説得するガイドですがダメです。
そんなわけで原住民一行を無視して進む。そうなるとどうなる。

象狩りにて。
ライブフィルムの流用とはいえマジで象が撃たれて倒れるシーンが入ります。
象牙と肉をとってます。象の腹に入ってる原住民もいる。

ハンターはご満悦です。ガイドに何頭売ったと絡んできます。
14頭と11頭で自分の勝ちだとハンター。
ガイドは象牙がとれる象しか撃っていない。アンタの5頭は余計だったと言う。

ここで何やら気配がおかしいと感じてるガイド。
それは先ほどの原住民一行が接近してるからです。

そんなわけで一斉に攻めてくる原住民一行。弓矢と槍です。
始まって10分で攻めてきます。話しは早い。
あっという間にやられて捕まってます。

原住民の村にて。
捕虜と荷物が運び込まれています。太った酋長はご満悦。お祭り騒ぎになります。
まずはポーターの原住民が処刑されてます。別の部族には容赦がない。
白人のお付きは女達に与えろとなります。
次のポーターは老人達に与えろとなります。
いよいよハンターは少年のオモチャで時間をかけて殺すとなります。
ガイドは一応友好的なのでライオンの死を与えるとなります。

ヤギの血をで作った飲物を飲んでる原住民の面々。
何故かガイドだけが飲まされてます。
ゲットした荷物はぶちまけられています。
原住民のおっぱいが全開になってます。おっぱいの形がいい。

色々な方法が処刑されてます。
体中にベタベタを塗られて丸焼きになっているは誰だかわからん。
お付きの白人は拘束されて追い回されて棒で突かれてます。
ハンターは地面に拘束されてヘビとご対面になってます。コブラなので大変です。
そんな感じでガイド以外は処刑されて全滅になってます。お祭り騒ぎは続きます。
ガイドは素っ裸にされています。体に触る原住民が多い。

シーンは変わって草原にて。
弓矢を放ってます。あそこの弓矢にガイドが達した時からゲームは始まるとのこと。
ガイドの指輪を抜けないので指を切り落とされそうになるがリーダーが殺してからにしろと言って止めてます。
素っ裸で裸足のガイドはとりあえず逃げる。

刺さった矢を通過して追っ手1人来ます。ゲームは始まった。
ここの音楽はドラムを強調した緊張感ある音楽になってます。

追っ手は槍を投げる。外れたとこをすぐに抜いて反撃するガイド。
これで最初の1人を片づけて荷物や装備を奪ってます。
次の追っ手が来る前に逃げるガイド。

殺されたのが身内なので悲しんでる追っ手がいて死体を運んでます。
違う追っ手が1人で追います。

ガイドは必死こいて逃げてます。まだ素っ裸状態。
追う方も息が上がってます。お互いに大変だ。

トゲのある植物。虫、トカゲ、そんな感じなシーンが入る。

ようやく一息ついてるガイド。
サンダルを履いて、股間も覆うパンツも付けてます。
股間にぶら下がってるのを押さえておかないと満足に走ることも出来ない。
サンダルがないととても走ることは出来ない。
ベルトにナイフ。肩掛けの水筒。槍もあります。ようやくまともな装備になってる。

DVDの27分頃にテレシネ時の繊維屑が映り込んでます。こまったものです。

移動中のガイド。
水筒から水補給をやってます。
音楽はドラムです。緊張感が出てます。ドラムは心臓の鼓動なのかとよくわかる。
岩場に来てるガイド。一休みしてます。

追っ手一行は足跡を辿ってるようです。
リーダーを絶対に殺すと意気込んでいます。

ガイドは毛皮をナイフで切り裂いてサンダルのつま先に被せてカバーにしてます。
カタツムリを殻を砕いて中味を食べています。まずそう。
それから植物のトゲを抜いてつまようじ代わりにしてます。妙にディテールに凝ってる。

そんなとこに追っ手が迫ります。
待ち伏せるガイドはサボテンを槍で突いてキズを付ける。
追っ手はサボテンに気がついてます。それから樹からはみ出てるサンダルの見つける。
その追っ手の背後に回っているガイド。槍で仕留めます。サンダルはデコイでした。

追っ手一行はまとまって追ってきます。

ガイドはヒョウがいるとこに来ます。
ライブフィルムの流用でヒョウ対サルになってます。ヒョウが強そうなので一方的かと思ったらサルも負けていない。
ガイドは鳥を狙ってます。素早く走る鳥なので逃げられてしまった。

追っ手一行は槍で鹿を狙います。上手く仕留めました。

移動中のガイド。もう夕陽になってます。
追っ手一行は獲った鹿をぶら下げて運んでます。

ジャングルに入ってるガイド。
そんなところにヒョウが接近してます。それだけ。
ガイドは袋に入ってる火打ち石でたき火を起こす。

追っ手一行にて。
死んだ仲間の葬儀をやってます。死体はジャングルに埋めずに置き去りみたい。

寝ているガイドにヘビが接近してます。気が付かないガイド。
黒味が入ります。

2日目の朝です。
色々な虫や動物のシーンが入ります。
寝ているガイドの顔にカメレオンが貼り付く。慌てて起きてるガイド。
移動となるガイド。

追っ手一行にて。
奴はどっちに行った?ともめてます。とりあえず二手に分かれて追います。

鹿を狙うガイド。槍で上手く仕留めたが鹿がいない。槍だけが残る。
もう鹿はライオンが食っています。手が出しようがないガイド。

動物達が何か気配を感じて逃げてます。そうなるとどうなる。
追っ手一行が木を叩いて音をだしていたからです。
それでガイドを上手く追い込んだ追っ手一行。追います。

まだ逃げているガイド。川付近で一休みしてます。
追っ手一行は接近してます。

川付近のガイドは枝を踏む音が聞こえたので逃げる。
追っ手一行は川付近でガイドの足跡を見つけます。

今度はワニがいるとこに来たガイド。これは大変。
待ち伏せをして追っ手の1人を片づけるガイド。槍と弓矢を奪います。

そんなとこに追っ手1人が来て槍アクションになります。
槍からナイフアクションになってます。
ガイドを土を投げつけて目つぶしをして片づけます。何でもありだ。
それでまた逃げるガイド。

追っ手一行にて。
2人死んで悲しんでいる一行。
リーダーを復讐に燃える。絶対にあいつを殺してやる・・・

51分頃にDVD片面2層の切り替えになってます

一休みしてるガイド。
ヘビが小鳥を狩ってます。見ているガイド。それから水を飲む。
追っ手一行は接近してます。弓矢が飛んできます。これは大変。
そんなわけで逃げるガイド。

ガイドをそのへんに火を点けてます。火矢を使う。
そんな感じで山火事を起こしてます。これで追っ手一行の足止めと回り道をさせる。
大笑いのガイド。悪魔めとこき下ろす。

草原の丘陵地帯を移動中のガイド。
象がいます。それはともかく移動となってます。

夕陽になってます。
木の根元で寝てるガイド。蚊がいるようです。
黒味が入ります。

3日目の朝。
まだ寝ているガイド。ようやく起きる。
草を食べようとするが食えない。ナイフで掘って草の根っこを食べるガイド。
何だか腹が痛くなっているようです。激しせき込む。

動物の水飲み場にて。
色々な動物がいます。そんなとこにライオンが来たので一斉に逃げる。
逃げ遅れた1頭がやられてます。弱肉強食の世界です。しかしライオンは楽しみで無駄な狩りはやりません。食われる方も殺されるためにのこのこと出てきたりはしない。
一段落するとまた水を飲みに動物が集まる。

追っ手一行にて。
食事で休んでます。またどっちに行く?と相談になってます。
もう追うのはやめようと言い出すのもいる。
激昂したリーダーは帰る奴を槍で仕留めてます。どうにもとまらない。
残りの面々は帰るに帰れなくなってます。

槍で何やら狙ってるガイド。トカゲを狙ってる。しかし逃げられた。

追っ手一行にて。もうヤケになって追ってます。

ガイドもかなり疲れてます。水筒の水も無くなった。

追っ手はガイドの足跡を見つけて元気が出てます。
ここでリーダーを勝手に水を飲むなと激昂してます。色々と大変だ。

岩場に来てるガイド。もうヨレヨレです。
しかしここにはヘビがたくさんいてウニョウニョしてます。
ようやく気がついてここから逃げるガイド。

追っ手一行にて。
木に登ったのがガイドを見つけたと報告する。
これで元気が出ている追っ手一行。

もう疲れてようやく歩いてるガイド。
ハゲ鷹がいるとこでいいあんばいに倒れています。
動物の頭蓋骨の目の穴からヘビが出ています。このシーンはどこかで見たことがある。
『カムイの剣』(1985年)の洞窟のシーンにあった。
このヘビをナイフで切り裂いて肉を食うガイド。

追っ手一行にて。
1人がヘビに噛まれます。リーダーが傷口から毒を吸い出す。
それから噛まれた奴を置き去りにする。1人か水筒を残してまた来ると言ってます。

ガイドはまた槍で鹿を狙ってます。外れた。
で、水があったので思い切り飲んでるガイド。大丈夫なのか。

追っ手一行にて。
もうリーダーと他3人しか残っていません。疲れたと言い出すのもいる。

別の原住民の村にて。
ここに接近してるガイド。中を伺ってます。
夜になってます。そうなるとガイドを村に忍び込み食べ物を盗む。
女の子が寝ている親に誰かいると知らせるが親は起きないのでうやむやになる。
黒味が入ります。

4日目の朝。最終日になるのか?
村の外で目が覚めたガイド。誰かが来ているのに気がつく。
誰なのかと思ったら奴隷商人一行で村を襲撃してます。そんなわけで大騒ぎになる。
老人を殺し、子供は放ったらかし、若い男女を拘束する。

これを見ているガイド。どうしようもない。
何だかガイドの回りにも奴隷商人の手下がうろついてます。

追っ手一行も接近してます。こっちは伺ってるだけ。

ガイドは原住民の女の子とコンタクトする。隠れていろと隠す。
それからガイドは奴隷商人の手下の前に姿を現す。
村に入ったガイドは奴隷商人の手下相手に一暴れしてまた村から出てます。

追っ手一行はガイドを伺ってる。
ガイドはジャングルに逃げ込んでます。

奴隷商人の手下に追われてガイドは滝のある崖を下って降りる。
それから滝つぼ付近にダイビングしてそのまま流される。
奴隷商人の手下は小銃で撃ったりしますがガイドを仕留めることは出来ず。

村にて。
奴隷にされた村の面々が連行される。

滝付近にて。
女の子に引っぱり上げられてる気絶したガイド。
ようやく川から出されて俯せにされて背中を押される。
そんなわけで水を吐いて気がつくガイド。

歌ってる女の子。休んでるガイド。
スワヒリ語は?、ソト語は?、ズールー語は?、これとは違う言語の女の子。
で、女の子はベンダ語ですと言ってるがガイドにはわからん。
そんなわけで会話は出来ません。何とかなるだろ。
たき火がしてあります。ガイドの革袋に火打ち石が入っていた。何か焼いて食べてます。

日が暮れて寝ているガイドと女の子。
もう4日目の夜になります。黒味が入ります。

5日目の朝です。これが最後か。
歌ってる女の子と移動中のガイド。
ヘビとオオトカゲが格闘アクションしてます。これは特に関係なかった。
今度は自分でも歌ってるガイド。

女の子は何だか付いてこない。家に帰りたいんだねとガイド。
俺はあっちだよと指さすが方向がまるで反対方向です。
無事を祈るよと火打ち石入り革袋をプレゼントするガイド。
そんなわけでお別れになります。

1人で移動中のガイド。
通りすがりに子供2人がいます。頭を撫でて通過するガイド。

延々と移動するガイド。いよいよ出発した砦が見えてきます。
そんなとこにいきなり弓矢が飛んできます。これはビックリ。
必死こいて逃げるガイド。追う追っ手一行。

砦はもう目の前です。
ここで転倒するガイド。追っ手の1人が迫ってきます。
砦側が気がついて撃ってきます。追っ手に命中した。助かったガイド。
砦から助けも来ます。マジで助かるみたい。

追っ手のリーダーはあいつの勝ちだなと納得してる。
さあ帰るぞと命じる。不満そうな奴もいます。

お互いに手を振ってるガイドとリーダー。
ガイドは砦へと移動して助けに来た一行と合流します。
エンドとなります。

後タイトル
キャスト=追跡者達
Ken Gampu Leader of the warriors
Morrison Gampu Tribe leader
Sandy Nkomo Warrior
Eric Mcanyana Warrior
John Marcus Warrior
Richard Mashiya Warrior
Franklyn Mdhluli Warrior
Fusi Zazayokwe Warrior
Joe Dlamini Warrior
Jose Sithole Warrior
Horace Gilman Warrior
出演した原住民達に敬意を払っています。

ロケ地等の紹介
Theodora Productions inc.
in co production with Sven Persson Films (pty) ltd.


そんなわけで追っかけサスペンスのよい作品でした。


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