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2019.10.19

『リムジン LIMOUSINE』

この監禁映画の感想はネタバレ全開になっています。
アリッツ・ズビリャガ監督、パオラ・ボンテンピ主演の謎の監禁サスペンスのようです。

2016年 Byp Media/Demeter Films/Morituri/Peccata Minuta/Life & Picture/Basque Filmsen スペイン作品
ランニング・タイム◆77分
原題◆El ataúd de cristal
プロット◆リムジンに監禁させれて悪戦苦闘する話かのようです。
音楽◆Aránzazu Calleja

キャスト
パオラ・ボンテンピ→女優のアマンダ
不明→謎の仇討ち女
ラモン=モロ→運転手

アリッツ・ズビリャガ監督の演出はよいと思います。
全体的に普通の監禁サスペンスに出来てます。

窓の外は懐かしのスクリーンプロセスの景色のようです。
さすがにデジタル合成が入ってるみたいですが。そんなわけであからさまなスクリーンプロセスになっていません。
クルマは動いていないみたい。スクリーンプロセスで窓の外の景色だけが動いてます。映画的でいい感じ。

BS193 WOWOWにて。
画質はよいです。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下に黒味あり。
音声は AAC 2/0ch

番組一覧。
音声は5.1chではありません。

タイトル
sitgws2016 officialselection シッチェス映画祭です。
Basque Films presenta
en conproduccin Life & Pictures
con la participation de Peccata Minuta
con la participation de Morituri
con la participation de Demeter Films
con la participation de Byp Media

El ataúd de cristal

自宅にて。
主人公の女優アマンダが登場。呼んだリムジンに乗り込みます。

リムジンにて。
シャンパンを飲みながらずっと旦那のサウルと電話してるアマンダ。
映画祭で生涯功労賞を授与されるらしい。
電話は唐突に切れました。

スピーチのメモを見てリハーサルしてるアマンダ。
夫のサウルと言ってます。そうなると監督でもあるのか?

後席の前にはモニターが3つ並んでます。
映画が映ってます。迷惑そうなアマンダ。自分が主演した昔の作品のようです。
運転手に消してとマイクで伝えるが消えません。

映画『乾いた地の蛍』ですが不条理系ドラマのようです。
この映画についてのインタビューの映像も入ります。
20年前の映画のようです。建前なことを言ってるアマンダ。

仕切りのガラスをノックするアマンダ。返事はない。
ようやくモニターが消えます。

携帯電話は20:07を表示してます。もう目的地に到着してるはず。
しかしリムジンは移動中です。運転手にマイクで話しかけても返事はない。

いきなり真っ暗になります。携帯電話はつながらない。
アマンダとスピーカーを通じて呼びかけてきます。
この声は変えてある。一応男の声になってる。
もうジャミングで携帯電話使えない。
ドアと窓はロックしてある。窓は強化ガラス。人の力では割れない。
アマンダは映画祭で功労賞を授与される予定らしい。

まだ余裕のアマンダは暴力はやめてと泣き真似をしてます。
サウルのいたずらだと思ってるらしい。
整形でボトックスも試したいと時事ネタが入ってます。

しかしいたずらでも冗談でもないようです。
本気みたいなので目的は?と聞くアマンダ。→私の指令に従え。
従わないと大変なことになる脅してます。
監督やスタッフの不満は言わないし駄作のことも言わない。そんな感じで何故こうなったのがわからんアマンダ。

ようやく最初の指令です。
自閉症の女。全盲や下半身にマヒのある女も演じた。男役もやったアマンダ。
しかし何かが足りない。それはヌードシーンがなかったからだと言い出す脅迫者。
いきなりエロネタになってます。大丈夫なのか。

ヌードは必要性がなかったと優等生な答えのアマンダ。
脱がなければ女優として半人前だと日本映画界みたいなことを言い出す脅迫者。
そんなわけで服を脱げと指令する。拒否するアマンダ。
カメラの位置は前のモニターにある。照明もある。アクションと声がかかる。
しかし脱がないアマンダ。ここからの解放を要求する。

照明が消えます。熱くするのかと思ったら違います。
青い照明になってドアロックが解除され開く。いきなり覆面に制服の運転手が入り折畳み式警棒でアマンダをめった打ちにする。これは大変。

やるだけやって引き上げる運転手。ズタボロのアマンダ。照明は元に戻る。
いい格闘シーンが撮れたとうふぶく脅迫者。
シャンパンのビンでスピーカーを叩くアマンダですがビンが割れて自分の手を切る。
素人が刃物を振り回すと自分がケガをする見本になってしまった。

脅迫者は救急箱があるからケガの治療をしろと指令する。
ここは痛いのでその通りにするアマンダ。その前に中指を立てるのを忘れない。

また照明が青くなってます。そうなるとドアロックが解除され・・・
しょうがないでドレスの背中のファスナーを外そうとするアマンダ。
ドアロックが入り照明も元に戻ってます。

そんなとこでストップ指令が入ります。演出が足らないとか。
ストーリーを説明する。それに従ってやらないとダメだと言ってる脅迫者。
オーディションを受けている。ジャンルはアダルト映画だ。またエロネタに入る。
筋金入りのコカイン中毒でこの役を掴むためなら何でもする。そんな設定らしい。

コカインを鼻から吸ってるアマンダ。慣れてます。
演技力で興奮させてくれとリクエストする脅迫者。
アマンダですが背中にはキズがあります。ボコボコにされたのでそうなる。
脱いでるが欲情してるのかとしつこく聞いてる。
そんな感じのセリフを言ってるアマンダ。
ブラジャーではなくまずはストッキングからだとリクエストが入る。
足にもキズがあるアマンダ。そんな脱ぎ方ではダメだとクレームが入る。

次はアダルト映画の定番だと言い始める脅迫者。フェラチオだ。
とはいえチンポがないので代替品でいい。シャンパンのビンを割ってしまったので美しいヒールでやれとなります。

そんなわけでヒールをフェラチオするアマンダ。延々と続く。
何だか聞いてる方もオナニーをしてるようです。
アマンダの方はゲロを吐いてヒールのフェラチオは終わります。
昏倒するアマンダ。ここでカットと脅迫者。
赤っぽい照明が元に戻ってます。
悪くはなかった。上出来だったと褒めてる脅迫者。メリル・ストリープ顔負けだと言ってます。
少し休めと優しくなってます。監禁してて優しいもないけど。まだ先は長いらしい。

何故こんなことになったのかまだわからないのか?と言い始める脅迫者。
理由があると主張してます。自分のしてきたとこを思い出せ・・・

共演者の浮気程度ではない。心理的な話しだ。
で、ここの話しは外に漏れることはないと言ってる脅迫者。よくわからん気遣いです。
ここで脅迫者は女同士の秘密だと口を滑らす。やはり音声は変えてあるようです。

アンタは女なの?とビックリのアマンダ。それから怒り出す。
脅迫者からの返事はない。

何やら音声が流れてきます。で、脅迫者の声は女性になってます。
アマンダの責めるのは続けると言ってます。
これをやるために準備をやったと苦労話になる脅迫者。多くを犠牲にした云々。

それはいいけどこの展開でオチはドッキリではないだろうな。
ドッキリだったらガッカリです。

救急箱に鎮痛剤があると言い出す脅迫者。
アマンダが探すと注射ケースがあります。薬アンプルをセットして使うタイプです。
モルヒネ誘導体が入ってるそうです。

アンタを殺す気なら運転者にやらせてると言ってる脅迫者。
そうなると運転手と脅迫者は別人とわかります。何でもいいから会話はするものです。

何が入ってるのわからん注射はやりたくなさそうなアマンダですが結局やってます。
そうなると後ろシートに座ってるアマンダ。痛み止めになったのか?
サンルーフが開いて星空が見えてます。手を伸ばすアマンダ。

説明すると言い出す脅迫者。
先ほどの薬には不純物が入っていたとのこと。粗悪品を買ったせいだ。
そんなわけでアマンダの心臓停止になるかもしれない状態です。

救急箱のAEDキットを使えと指令する脅迫者。
ヒロインは物語の途中で死なないから。でも死ぬ話しもある。

しょうがないでのやるアマンダ。まずは自動音声の手順説明から聞く。
パッドを貼る位置が違いますとエラーアラート『貼った位置が正確ではありません』が出てます。そこまでわかるのか。
ようやく作動ボタンを押すがまだチャージしてますとアラートが出てる。
そのうちに動かなくなるアマンダ。
何だかわからんが押したようです。多分筋肉反応かで偶然に押したアマンダ。
自動音声は『ご利用ありがとうございます』と融通は利かない。

瞳のクローズアップショットからオーバーラップしてカメラレンズになります。
このシーンの元ネタは『サイコ』(1960年)です。低予算で興行は大当たりしたホラー映画で後世に渡って影響を与えてる作品です。
本『映画術』でアルフレッド・ヒッチコック監督は君もそんな作品を1つぐらい撮りなさいとインタビュアーのトリュフォー監督に言ってました。インタビュー時点でのアルフレッド・ヒッチコック監督は批評では無視され興行だけはいい監督でした。

そんなわけで目の瞬きから動けるようになったアマンダ。
最高だわと褒めてる脅迫者。感動したと言ってる。

このへんの印象はオチはまさかドッキリではないだろうなとまだ心配する。

運転手は拷問の達人だと言い始める脅迫者。
ここではアンタを殺さない。数々の取り組むべき課題を与えてると恩を着せてます。
演技力の糧になるだろうとしてる。相当屈折してるタイプらしい。

アンタも女優ねとアマンダ。
『ただ自分の声を聞いて』と音声が繰り返し流れてます。
どうやら『乾いた地の蛍』のインタビューでアマンダが言ってたことのようです。
脚本に恋をしましたとも言ってたアマンダ。

主役デジル役の選考は茶番だったと言い始めるアマンダ。
アンタは最初に選ばれた女優ねと推測してます。果たしてどうなんだ。

モニターにアダルト映画が映ります。誰なんだ?
やはりリムジン内です運転手にフェラチオしてる女優。
それから本番のセックスになってます。

あれが私だと言う脅迫者。私達はソックリねと言ってる。マジでそうだったようです。
『乾いた地の蛍』のパロディ版『乾いた地の売女』に出演させられた脅迫者。

スタッフの思いつきで1人ではなく多人数に輪姦させられることなった。
何時間もレイプされて笑顔も強制された。
『続・乾いた地の売女』が始まると言い出す脅迫者。男優は6人ではなく1人。

エージェントの紹介で役を受けただけと弁解するアマンダ。
それは嘘ではないけど真実ではないと指摘する脅迫者。盗みでしょ。
どうやら真相はルックスが似てるので選考する側が取り違えたようです。選ばれる側からすれば大変なことです。

数年前に当時のアマンダのエージェントとセックスしたと言い出す脅迫者。
セックスしながら私をアマンダと呼んでたたエージェント。
そんなわけで当時の詳しい状況を聞き出すことが出来た。

どうやってアマンダが代役になったか?ここを責めてる脅迫者。
アマンダは現代版ハムレットのオフェーリア役を望んでいた。しかしオーディションに落ちまくりだった。
そんなことで突然奇蹟が起きた。何とエージェントはデジル役をオファーしてきた。
アマンダには何の関心もない役だった。しかしインタビューでは脚本と恋に落ちましたと言ってたアマンダ。出世作なのでそう言ってた。
このインタビュー映像がモニターに繰り返されてます。
アンタは愛したことなんかないと脅迫者。色々と恨み辛みを並べ立てる。

それは誤解だと言い訳するアマンダ。
要するに人違いで来たオファーを特に役作りをするわけでもなくちょうどいいと受けてそのまま出世作になったわけです。
脅迫者は必死こいて役作りしたのにとなるわけです。

ドアロックが外れる音がします。そうなると・・・
アマンダはメインモニターを壊して注射器を構えて待ち伏せる。
しかし運転手は後から迫る。またアマンダを折畳み警棒で殴打してノックアウトする。

そのまま後ろシートで強姦になってます。アダルト映画と同じになる。
割れたシャンパンのビンに目が行くアマンダ。ようやくゲットして反撃となります。
最初のひと突きでひるんだ運転手をめった刺しするアマンダ。これで運転手は退場となります。

それはいいけど返り血を浴びたアマンダは血まみれなってます。ゾンビみたい。
次は何だ負け犬めと脅迫者を罵倒するアマンダ。そうなるとまた恨みを買います。
逃げようとするがドアはロックされてます
運転手のポケットをさぐるとリモコンが出てきます。窓が開いた。
窓から外に脱出するアマンダ。ここは郊外の川か池があるとこです。

リムジンから離れるアマンダ。森に行こうとするが・・・
森から何者かがやって来ます。ゾンビみたいな女です。そうなるとこれが脅迫者なのか。
脅迫者はハンドガンでアマンダを撃つ。鈍い発射音からすると麻酔銃みたい。
クライマックスなのよと脅迫者。
黒味が入ります。

黒味のまま色々な音がはいります。何だかわからん。
ライト、カメラ、用意アクションと声がかかる。

リムジン内にて。
モニタ側に手錠で拘束されてるアマンダ。後ろシートの脅迫者。
もう床に水が溜まってます。そうなるとどうなんだ。
会話からここはあの映画『乾いた地の蛍』のロケ地になった沼とのこと。

サンルーフが閉じてます。
会話からリムジンごと沼に沈んでるようです。これはビックリ。
最後に言いたいことは?となります。手錠のキーを持ってる脅迫者。
リムジン内の水位が上がってます。これは大変。

あなたを助けると言い出すアマンダ。ハッピーエンドになると力説する。
脅迫者は私は余命半年なのよと言い出す。そうなるといつでも死ぬ気だ。
これが私のハッピーエンドと脅迫者。

アンタはサディストよと罵倒するアマンダ。しかし状況は変わらない。
私を解放してとお願いするアマンダ。脅迫者は私の名前を言えと指令する。

名前なんてアマンダはマジで知りません。
知りたくもなかった。知らないことで罪悪感が薄れると思った・・・
デジル役を盗んで偽りの20年を過ごした罪を告白し謝罪と自己批判するアマンダ。
それでも生き続けたいと訴える。それでどうなる。

リモコンを持ってるアマンダ。
しかし手錠のキーはない。脅迫者はキーを見せてる。
水位はどんどん上がってます。それでどうなる。
そんなこんなでサンルーフが開いたようです。脱出するアマンダ。多分そうだ。
手錠のキーをどうやってゲットしたかはわからん。

沼にて。
何とか岸に生還してるアマンダ。服装が脅迫者と同じになっていた。
もう夜が明けてきてます。森を見るアマンダ。
歩いて森に入るアマンダ。そのまま歩き続けて森に消えるアマンダ。
エンドとなります。

後タイトル
スタッフの紹介
Paola Bontempi
スタッフの紹介

スクロールする
キャスト 1人だけではなく結構いる。
スタッフ


ドッキリオチではなかった。
そんなわけで風変わりな監禁サスペンスのよい作品でした。


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