『恐怖のロンドン塔』(1939年)
このコスチュームプレイ映画の感想はネタバレ全開になっています。
ローランド・V・リー監督、ベイジル・ラスボーン主演のリチャード3世 コスチュームプレイ・ドラマのようです。
1939年 Roland V. Lee Productio/Universal Pictures アメリカ作品
ランニング・タイム◆93分
原題◆Tower of London
プロット◆リチャード3世が色々と企む話しのようです。
音楽◆ハンス・J・サルター
キャスト
ベイジル・ラスボーン→グロスター公ことリチャード3世
ボリス・カーロフ→処刑人のモード
ローズ・ホバート→リチャード3世の夫人になったアン・ネビル
イアン・ハンター→現国王のエドワード4世
バーバラ・オニール→夫人のエリザベス女王
ナン・グレイ→エリザベス女王の付人アリス・バートン
ヴィンセント・プライス→ワイン樽のクラレンス公
フランセス・ロビンソン→イゾベル夫人
ジョン・サットン→アリスの許嫁ジョン・ワイアット卿
ラルフ・フォーブス→フランスのヘンリー・チューダー卿
マイルズ・マンダー→紙製王冠のヘンリー6世
G・P・ハントレー→ウェールズ公
レオ・G・キャロル→世話役のヘイスティング卿
アーネスト・コザート→煙突掃除人のトム・クリンク
ローランド・V・リー監督の演出はよいと思います。
全体的にコスチュームプレイ大作ドラマになってます。
この作品のヴィンセント・プライスですがアダム・ドライバーに似てます。
エリザベス女王役のバーバラ・オニールはレイチェル・ワイズにそっくり。
株式会社ブロードウェイ発売のDVDにて。
画質は普通です。
スクイーズ収録のフル表示
画面サイズはスタンダード。左右に黒味あり。
音声は Dolby Digital 2.0ch
ブロードウェイのタイトル
著作権のアラート
A Universal Picture
タイトル
Universal presents
Tower of London
A Roland V. Lee Production
starring
Basil Rathbone Richard - Duke of Gloucester
with
Boris Karloff Mord
Barbara O'Neil Queen Elyzabeth
Ian Hunter King Edward IV
Vincent Price Duke of Clarence
Nan Grey Lady Alice Barton
Ernest Cossart Tom Clink
スタッフの紹介
タイトルバックはロンドン塔です。マット画は手前はミニチュアか?
The players
Basil Rathbone Richard - Duke of Gloucester
Boris Karloff Mord
Barbara O'Neil Queen Elyzabeth
Ian Hunter King Edward IV
Vincent Price Duke of Clarence
Nan Grey Lady Alice Barton
Ernest Cossart Tom Clink
John Sutton John Wyatt
Leo G. Carroll Lord Hastings
Miles Mander King Henry VI
Lionel Belmore Beacon
Rose Hobart Anne Neville
Ronald Sinclair Boy King Edward
John Herbert-Bond Young Prince Richard
Ralph Forbes Henry Tudor
Frances Robinson Duchess Isobel
G.P. Huntley Wales
John Rodion Lord DeVere
Walter Tetley Chimney Sweep
Donnie Dunagan Baby Prince
produce and directed Rowland V. Lee
前説字幕
どの時代にも権力を手に入れるため
歴史に暗い影を残すものがいる。
中世のイギリスではロンドン塔を制すれば
王位を得られると言われた。
1471年エドワード4世はヘンリー6世を
ロンドン塔に幽閉し王座を奪取した。
塔の中には多く人が暮らしていた。
拷問室に監禁されている者。豪華な宮殿に住む者。
だが誰として平静に過ごす者はいなかった。
塔の中には常に陰謀が渦巻いていたからだ・・・
ロンドン塔にて。
赤ん坊と子供が世話されてます。
エドワード4世の息子エドワードとリチャードです。
エリザベス女王が母親。お付きがアリス・バートン。
砂時計の砂があっという間に落ちて鐘が鳴らされます。
この砂時計で鐘の鳴らすタイミングを計っています。
拷問室にて。
斧を研いでる処刑人のモード。ボリス・カーロフが演じてます。
重しを乗っけたりして拷問に励んでいます。
デビア卿が処刑されると報告されるヘンリー6世。
私は処刑を禁止したと言うが新しい王エドワード4世が命じたと言われてる。
ヨーク公に奪われたと主張するヘンリー6世。次の王は我が息子ウェールズ公だ・・・
このへんは誰が誰だかわからんので何が何だかといった感じ。
当然ホラーではなくコスチュームプレイ大作ドラマです。
そんな感じでセットは見事です。
エリザベス女王陛下とアリス。
グロスター公と剣のスパーリングをやってるエドワード4世。そんな話しになってます。
練習場にて。
リングで甲冑に槍でスパーリングになってます。
グロスター公ことリチャード3世と現国王のエドワード4世。
回りではデビア卿はグロスター公にはめられた話しになってます。
処刑場付近にて。
ジョンがエリザベス女王にデビア卿の処刑に立ち合うことを直訴する。
これを許可するエリザベス女王。
公開の処刑場にて。
ロンドン塔の煙突掃除のクリンクが助手の男の子と処刑の話題になってます。
エドワード4世がジョン・ワイアットがいると不機嫌になる。
死刑執行前には本人のスピーチが許されています。スピーチするデビア卿。
ヘンリー6世が塔に幽閉されている。グロスター卿に気をつけろとジョンに言ってます。
目隠しされ処刑台に跪かされて斧で首を切断される死刑です。処刑人はモード。
リチャード3世とモード。
モードに見事な死刑だったとお褒めの言葉をかけるリチャード3世。
リチャード3世に忠誠を誓ってるモード。
1人になったリチャード3世は戸棚を開けてドールハウスを見る。
王位継承者はヘンリー6世、ウェールズ公、クラレンス公他、そして私は6番目。
そんな感じで陰謀に励むわけです。
ジョンとアリス。
リチャード3世の話題からフランスのチューダーの名前が出ています。
そんなこんなでキスになってます。
煙突掃除にて。
クリンクと助手の子供ですが子供が煙突の下まで落ちてしまう。
落ちた先にジョンとアリスがいるわけです。
クリンクが子供を回収しに来てます。煙突掃除のトム・クリンクと名乗る。
そんなとこにエリザベス女王が来てジョンとアリスの結婚を認めます。
夫のエドワード4世にもそのように言ったと話す。
息子2人のとこにリチャード3世が来てます。
エリザベス女王は露骨に不機嫌になる。
ジョンとコンタクトするリチャード3世。
デビア卿からもらったお守りで嫌味を言ってます。
3人でミーティングです。
エドワード4世、リチャード3世、それにクラレンス公の3人。
リチャード3世が惚れてたアンはウェールズ公と結婚した話題になってます。クラレンスが仕組んだと嫌味のリチャード3世。
政略結婚で土地、カネ、コネを増やす話題になります。
ジョンを適当に御婦人と結婚させようとするエドワード4世とリチャード3世。
ノーフォーク侯爵夫人とジョンを結婚させるとなります。子持ちのおばさんらしい。
ジョンにこの政略結婚を命じるとアリス・バートンと結婚するのでと断る。
そうなると激高するエドワード4世。ロンドン塔に幽閉となるジョン。
連行される途中で逃げるジョンですがモードに転ばされて捕まってます。
エドワード4世とエリザベス女王。
ジョンの処遇のことでもめてます。そんなこんなでキスになってます。
とりあえずジョンはフランスのチューダーのところに追放するとエドワード4世。
そんなところに部下がエドワード4世に報告する。
ウェールズがランカスター派の残党と攻めてきた。戦争になります。
で、リチャード3世はウェールズなど一ひねりだとうそぶく。
この時を待っていた。ヘンリー6世も連れて行こうとななるリチャード3世。戦争のついでにヘンリー6世を片づけるつもり。
リチャード3世はモードに噂を流せと命じてます。
ヘンリー王は王位を捨ててエドワード4世のために戦う。
ヘンリー6世の息子がウェールズ公とのこと。
モードと手下達は噂を流す段取りのミーティングになります。
溶暗になります。
出陣のシーンになります。
この作品ですがキャラクター名を覚えていないと全く面白くないかも。
モードはリチャード3世に出陣されてくれと直訴するが残れと言われる。
右足を引きずってるモード。これが尖足なのか?わからん。
やじ馬達にヘンリー王は王位を放棄してエドワード王のために戦うと噂が流れています。
庭にて。
アンは子供に手紙を持たせるがモードが奪ってしまう。
子供を踏みつけにして手紙をチェックするモード。
エリザベス女王署名の手紙です。トライデントの船長へ。ジョン・ワイアット卿をティルベリーで下ろすように・・・
溶暗になります
グロスタシャーに敵軍が集結する頃ウェールズ公はフィアフィールドの修道院にいた。
ウェールズ公とアン女王。
リチャード3世は恐ろしい敵なのよとアン。よく知ってるらしい。
やる気満々のウェールズ公は出陣してます。
テュークスベリーにて。標識があります。どこなんだ?
ここが戦場で白兵戦になってます。槍と剣が武器です。雨が降ってます。
ヘンリー6世はヨロヨロと歩いてる感じ。いつ殺されてもおかしくない。
ウェールズ公と対決するリチャード3世。さすがに自分でも戦うようです。
チャンバラから剣が折れてウェールズ公はやられます。
我々の勝ちだと宣言するリチャード3世。
アン女王はイザベルに、ウェールズが死んだ。リチャード3世が夫を殺したと話す。
凱旋するリチャード3世一行。
肝心のヘンリー6世ですが無事で帰還してます。それではダメじゃん。
エドワード4世はリチャード3世にまだ生きてると文句を言ってる。
ヘンリー6世はご機嫌です。相手をしてるリチャード3世。
お祈り部屋に入るヘンリー6世。モードが来てリチャード3世が短剣を渡す。
そんなわけお祈り中のヘンリー6世は背中から刺されて片づけられる。
ヘンリー6世ですがロンドン塔では終始紙製の王冠を被っていました。結構凄い。
ミーティングにて。
エドワード4世、リチャード3世、それにクラレンス公の3人。
ランカスターのヘンリー6世がたった今神の下に旅立ちました=殺されたとじいさんが報告する。
1人になったリチャード3世は戸棚のウェールズ公とヘンリー6世の人形を暖炉で燃やしてご満悦。
リチャード3世とモード。
未亡人になったアン女王はどこかに隠れていると報告される。
探せと命じるリチャード3世。見つからないとお前を拷問すると脅かす。
こういう時は普通修道院に逃げ込むと思うが・・・
モードから手下からアン女王は召使いになってますと報告を受ける。
その家にて。
モードが直々に来てアンを逮捕してます。主人夫婦に口止めをしてます。
ロンドン塔に連行されるアン女王。
クラレンス公に連絡してくれ主張するアン女王。
そんなとこにリチャード3世が来ています。この件はエドワード4世がやったと主張するリチャード3世。アンに親切なふりをしてます。
アンを連れてエドワード4世に会うリチャード3世。
アン・ネビルを解放しろと要求する。この状況ではダメだとエドワード4世。
成り行きでリチャード3世がアンと結婚すれば許してやるとなります。そんな風にリチャード3世が仕向けているんです。
そんなわけでアッサリと結婚するリチャード3世とアン。
会話からエドワード4世の弟がリチャード3世のようです。
クラレンス公とイザベル夫人。
エドワード4世とリチャード3世が何か企んでいる言ってるクラレンス公。
ここでクラレンスは酒の飲み過ぎな伏線が入る。
結婚式にて。政略結婚です。
まだ子供のリチャードとアンが結婚するようです。
ここでサプライズでエドワード4世がグロスター公とアン・ネビルが結婚すると宣言する。
クラレンス公は全く知りません。つんぼ桟敷にされてます。
ミーティングにて。
エドワード4世、リチャード3世、それにクラレンス公の3人。
クレームを言ってるクラレンス。逆にお前は財産を持ちすぎだと突っ込まれる。
エドワード4世に不満をぶつけるクラレンス公。リチャード3世には後悔させてやると脅かしてます。
パブにて。
クラレンス公が手下にリチャード3世の悪口を言う。それから何か指示してます。
モードのとこに手下がご注進してます。
クラレンス公が何かやらかそうとしてる・・・
ついでに有名な鉄の処女の拷問のシーンも入ってます。
ロンドン塔の船着き場にて。
モードはクラレンス公を逮捕しようとする。王の命令だと言ってる。
リチャード3世とクラレンス公。
お前の差し金だと主張するクラレンス公。
そんなとこにモードが来ます。ワインを飲ませるシーンになる。
そのワインは毒入りだろうとクラレンス公。アッサリと自分で飲むリチャード3世。
私を侮辱したな決闘だとなるリチャード3世。
そんな成り行きでリチャード3世とクラレンス公の領土を賭けての決闘となります。
決闘の手段を選ぶのはクラレンス公です。ワインの飲み比べを選びます。
ワイン醸造所にて。
リチャード3世とクラレンス公。ワインのみ決闘です。
ワインなら俺の勝ちがと自信満々なクラレンス公。何しろアル中なので。
樽から直接桶で汲んでジョッキに入れて飲み比べになってます。
先に酔いつぶれたリチャード3世。俺の勝ちだとなるが証人を呼ぶべきだったとうそぶくクラレンス公。そのうちに酔いつぶれてる。
復活したリチャード3世はモードと協力してクラレンス公をワイン樽に投げ込む。しっかりとフタをするモード。これでクラレンス公は片づいた。
→DVD解説によるとワイン樽にはヴィンセント・プライス本人が入ったそうです。
寝ているエドワード4世にご注進が入る。
クラレンス公がワインの飲み過ぎで亡くなりました。リチャード3世は酔っぱらっていて話しが出来ない。
朝まで鐘を鳴らすなと言いつつまた寝てるエドワード4世。
1人になったリチャード3世はクラレンス公の人形を燃やしてます。
残りはもう子供2人です。最後の人形はエドワード3世本人みたい。
1483年 フランス
海岸にて。ヘンリー・チューダーとジョン・ワイアット。
エドワード王が病に倒れ。アリスはエリザベス女王の元を離れられない。
会話からヘンリーもリチャード3世に追放されたようです。
ヘンリーはジョンは手を組む。
具合が悪いエドワード4世。
エリザベス女王とアリスが来ます。
ヘイスティング卿が色々と世話役をしてるようです。レオ・G・キャロルが演じてます。
ジョン・ワイアットの追放を解いてやれと命じるエドワード4世。結婚を許可する。
息子が王になるまでリチャード3世を摂政にするとエドワード4世。息子をリチャード3世にまかせるとまで言ってます。
溶暗になります。
街にて。
国王ご逝去。エドワード4世ご逝去にあたりエドワード王子がエドワード5世として王位を継ぐものとすると発表されてます。
リチャード3世の人形コレクションはいよいよ残り3つ。あとは子供2人。
会議にて。
エドワード5世は疲れて眠り込む。
リチャード3世とその他の家臣たち。ここはリチャード3世が仕切ってます。
弟君を呼んだ方がいいと言い出すリチャード3世。手紙はある・・・
修道院にて。
使者2人が来てます。ヘイスティング卿ともう1人。
弟の息子は行かせないと主張するエリザベス女王。それにアリス。
摂政は息子達を掌握するつもりと心配してる。グロスター公は敵なのよと主張する。
そんなこんなで結局は弟の息子も連れていかれます。
ロンドン塔の船着き場にて。
歓迎の式典になっています。面食らってる弟の息子。名前はリチャード。
練習場にて。
剣のスパーリングをやってるエドワードとリチャード3世。
ベイジル・ラスボーンですがチャンバラも自分でこなせるそうです。
ここで弟の息子の名前がリチャードとわかります。
一段落して溶暗になります。
議会にて。
何やら噂話になってます。民衆は強い王を求めている・・・
これはリチャード3世が流してるようです。
街にて。
リチャードを王にと噂話を流してます。
そんなわけでデモ隊がロンドン塔内に入り、これに応えてるリチャード3世。
自作自演、マッチポンプの典型になってます。
海にて。
船で移動中のジョン。英国に向かってるようです。
もうエドワード4世からお許しをもらってるので帰れるわけです。
修道院にて。
ジョンとアリス。久しぶりの再会になってキスになってます。
エリザベス女王にも挨拶してます。
それはいいけどこの危機を乗り越えるまでは結婚はダメと言ってるエリザベス女王。
ジョンにリチャード3世を止めてとお願いする。息子2人を操って議会全員も味方に付けている。
ヘンリーとジョンは組んで軍隊を出したいが資金がない。
そんなわけでロンドン塔からエドワード4世のお宝を持ってきてとなります。エリザベス女王には権利がある。
ロンドン塔にて。
お宝を盗んでるジョン一行。
モードはジョン一行が来てるの知り怪しむ。
表向きはジョン・ワイアット卿が女王の私物を運び出しに来たと報告を受ける。
それはエドワード4世の財宝だと見破る。
議会にて。
リチャード3世は王の財宝が盗まれたと言い出す。
リチャード3世とジョン。
もうジョンは捕まって尋問となってます。
財宝の隠し場所を離せば地位も名誉も結婚も叶えようと懐柔にかかるリチャード3世。
しかしジョンは喋らない。
そうなると拷問になります。モードが担当する。
吊って鞭打ち。焼き印押し。寝かせて手足引き延ばし。そんな感じのフルコースの拷問になってます。
修道院にて。
ジョンが捕まって拷問されてる。アリスは私が助けに行くと主張する。
当然エリザベス女王は反対する。
そんなこんなでマジでアリスが行くようです。大丈夫なのか。
拷問にて。
ジョンが意識不明なのでとりあえず拷問は中止にしてます。
ロンドン塔の門にて。
煙突掃除のトム・クリンクが助手を連れて来てます。助手はアリスです。
門番が入れないとクリンクは煙突が詰まっても知らんと揺さぶりをかける。
そんなこんなでアリスはケツを叩かれたが入り込んでます。
煙突にて。
アリスに注意事項を伝えてるクリンク。
とにかくアリスは煙突に突入する。
降りたアリスはちょうどいいあんばいにジョンとコンタクトしてます。映画だから。
さすがに今すぐ助けるのは無理でヤスリを渡すつもりのアリス。
煙突にロープを隠す。暗くなったら堀まで逃げて。水門の外に迎えの釣りボートにクリンクがいる。そんな段取り。
ジョンはアリスにお宝の隠し場所を教えてチューダーに使わせろと説得する。
女王の宮殿裏のオークの木の下にお宝があるとのこと。
そんなこんなでお別れシーンがもたもたしていて見てる方が心配になった。
ようやくアリスはヤスリを渡し煙突からズラかってます。大丈夫でした。
溶暗になります。
堀にて。
水門の外にはクリンクの釣りボートが待ってます。
アッサリと脱出したジョンは見張りを片づけてロープを使って堀に入る。
通いのボートのつかまるジョン。これで水門を通過してます。
クリンクの釣りボートにて。
見張りの兵隊にここは魚釣り禁止だと言われるクリンク。
ウナギは魚ではないと屁理屈で反論してるクリンク。
しばらくしてジョンが接近してます。ジョンを回収するクリンク。
モードはジョンはフランスの方に行ったようですとリチャード3世に報告する。
リチャード3世はエリザベス女王とチューダーが手を組むと判断する。それで教会にいるエリザベス女王には手が出せない。それなら精神的ダメージを与えてやると意気込む。
息子の王子2人を血の塔へ幽閉しろと命じます。
血の塔にて。
ここに押し込められてる息子2人。エドワードとリチャード。
鷹がいます。頭にマスクをかけています。これで夜は大人しくなるのか。
リチャード3世に丸め込まれてここに入れられたのは母親のせいだと思ってます。
リチャードはエドワードを心配して神に祈ります。
2人が眠ったとこでモードが忍び込む。
弟を抱っこして何をしてるのかと思ったらどうやら身長を計ってるようです。
ベッドに弟を戻して引き上げてるモード。改心したのかと思ったら・・・
下に降りたモードは手下に墓穴の寸法を伝えて掘らせてます。なるほど。
そんなわけで手下を連れてまた2人の部屋に行ったモード。2人まとめて袋詰めにする。
このまま生き埋めにするようです。これはひどいな。
修道院にて。
エリザベス女王は虫の知らせで目を覚ましてます。
ロンドン塔にて。
1人になったリチャード3世、いよいよ人形が1つになった。王座に座らせてます。
チューダーの城にて。
ジョンとアリスがお宝を渡してます。
ロンドン塔にて。
リチャード3世はチューダーと戦争になるとモードに言ってます。
モードは今度こそ行かせてくださいと直訴する。許可されます。
修道院にて。
エリザベス女王と神父。
チューダーがいよいよ戦争を始めると知らせる神父。
ボズワースまで1マイル。標識があります。
リチャード3世とチューダーの戦争になります。白兵戦です。
いよいよリチャード3世とチューダーの対決になる。
そんなこんなでリチャード3世がやられたようです。
モードが仇討ちだとチューダーをかたづけようとする。しかしモードもやられて崖から転落して退場となります。
国王万歳となりリチャード3世の死体は子供殺しと罵られ引きずり回されてます。
修道院にて。
ジョンとアリスの結婚式になってます。
そしてヘンリー・チューダーが国王になったようです。
エンドとなります。
A Universal Picture
キャスト
そんなわけで普通のコスチュームプレイなドラマのよい作品でした。
にほんブログ村に参加しています。励みになるのでクリックをお願いします。
にほんブログ村
« 『黒い城』(1952年) | トップページ | Hollywood Express #842◆2019.09.13(金) »
「映画」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『ギャングを狙う男』(1953年)(2022.02.26)
- 『ブラック・リッジ』(2020年)(2022.02.20)
- 『フローズン・ストーム』(2020年)(2022.02.19)
- 『私は逃亡者』(1947年)(2022.02.13)
「1930年代」カテゴリの記事
- 『彼らは忘れない』(1937年)(2022.02.27)
- 『早すぎた埋葬』(1935年)(2021.11.07)
- 『帽子から飛び出した死』(1939年)(2021.11.06)
- 『血に笑ふ男』(1937年)(2021.10.31)
- 『猫とカナリヤ』(1939年)(2021.10.03)
「クラシックホラー」カテゴリの記事
- 『笑ふ男』(1928年)(2021.11.14)
- 『夢の中の恐怖』(1945年)(2021.11.13)
- 『早すぎた埋葬』(1935年)(2021.11.07)
- 『死体を売る男』(1945年)(2021.09.05)
- 『呪われた城』(1946年)(2021.09.04)
« 『黒い城』(1952年) | トップページ | Hollywood Express #842◆2019.09.13(金) »
コメント