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2019.07.06

『ラオ博士の7つの顔』

このファンタジーSF映画の感想はネタバレ全開になっています。
ジョージ・パル監督、トニー・ランドール、ジョン・エリクソン、バーバラ・イーデン主演のファンタジーSFドラマのようです。

1964年 George Pal Production/Metro-Goldwyn-Mayer アメリカ作品
ランニング・タイム◆100分
原題◆7 Faces of Dr. Lao
プロット◆ラオ博士が来て色々とあって去る話しのようです。
音楽◆リー・ハーライン

キャスト
トニー・ランドール→ラオ博士とその他6人役
The Abominable Snowman / Merlin the Magician / Apollonius of Tyana / Pan / The Giant Serpent / Medusa

ジョン・エリクソン→新聞社のエド
ノア・ビアリー・Jr.→新聞社のティム

バーバラ・イーデン→図書館司書のアンジェラ
ケビン・テイト→アンジェラの息子マイク
アージェンティナ・ブルネット→アンジェラの義理のお母さん

アーサー・オコンネル→地上げのスターク
ローヤル・ダーノ→手下のケアリー
ジョン・ドーセット→手下のルーカス

ミネルヴァ・ウレカル→石になったケイト夫人
ジョン・クォーレン→ケイトの旦那ルーサー

フランク・クレイグ→オッサンのラムジー
ペギー・リー→ラムジー夫人のバニー

エディ・リトル・スカイ→ナバホ族のジョージ
リー・パトリック→悪い占いなカッサン夫人
ジョージ・J・ルイス→サボテンのフリスコ。

ダル・マッケノン→Lean Cowboy
チェビー・ジョンソン→Fat Cowboy
ダグラス・フォーリー→Toothless Cowboy

フランク・キャディ→Mayor James Sargent

ジョージ・パル監督の演出はよいと思います。
全体的に1960年代ぽくなってます。画調がTVドラマみたいなんです。これでは画面がワイドスクリーンでも映画館に観客は来ません。

トリー・ランドールがそれぞれコスプレをして、そのシーンが長めに入る。
そんなわけで音声メモは比較的短くなるみたい。

ワーナー・ブラザース ホームエンターテインメント発売のDVDにて。
画質はまあまあ。粒子は荒い。
スクイーズ収録のフル表示。
画面サイズはワイド。上下左右黒味無しフルスクリーン。
音声は Dolbydigital 2/0ch

著作権のアラートがわざわざ2面も出る。
メニュー画面

Metro-Goldwyn-Mayer (MGM)
タイトル
Metro-Goldwyn-Mayer presents
A George Pal Production

プロローグ
山地にロバに乗ったオッサンが登場。ラオ博士です。
アバローン行きの標識を見る。

7 Faces of Dr. Lao

starring
Tony Randall Dr. Lao / The Abominable Snowman / Merlin the Magician / Apollonius of Tyana / Pan / The Giant Serpent / Medusa

Barbara Eden Angela Benedict
Arthur O'Connell Clint Stark
John Ericson Ed Cunningham / Transformed Pan
with
Noah Beery Jr. Tim Mitchell
Minerva Urecal Kate Lindquist
Frank Kreig Peter Ramsey
Eddie Little Sky George C. George

Lee Patrick Mrs. Howard Cassin
John Qualen Luther Lindquist
Peggy Rea Mrs. Peter Ramsey
2列表記になると英語はどういう順番になる?。左から右になるのか?

Royal Dano Carey
John Doucette Lucas
Frank Cady Mayor James Sargent

Dal McKennon Lean Cowboy
Chubby Johnson Fat Cowboy
Douglas Fowley Toothless Cowboy
and
Kevin Tate Mike Benedict
スタッフの紹介
編集がヒッチコック監督作品でおなじみのジョージ・トマシニです。
タイトルバックはクラシックなイラストです。
監督はジョージ・パルがやってます。大丈夫なのか。

町にて。
暇そうなオッサン3人が登場。
そんなとこにロバを連れてラオ博士がやって来ます。さっそく絡む3人。
ラオ博士は新聞社に入る。
あれはジャップだチャイニーズでと言ってる3人。

新聞社にて。
英語ではラオとは言わずにロウと言ってます。
不調な印刷機担当の男ティムが返事をしないので印刷機を止めてるラオ博士。
奥には編集のエドがいます。

クルマで偉そうなオッサン スタークが登場。
手下2人を連れてます。背が高い方がロイヤル・ダーノです。全く喋らない。
社説に文句を言いに来たスターク。脅しにかかってます。

スタークの用件がすんでようやくラオ博士がエドと話しになる。
新聞に広告を載せてくれ。1面広告だとなる。これはいい話しになるエド。
料金は50ドルでカネ払いがいいラオ博士。
用件が終わったラオ博士は印刷機を動かしてます。

図書館にて。
司書のアンジェラが登場。
エドが来て中国の本のことを聞く。ラオ博士の出身地パノハイなる町について。
それからアンジェラを口説いているエド。

アンジェラの自宅にて。
息子のマイクと義理の母がいます。旦那は亡くなってる。
夜なのに図書館に出かけるアンジェラ。

図書館にて。
スタークが街を買い取る話しがあってその説明の集会です。
水道管の修理に大金がかかる。この町にそんなカネがあるのか?
遅れてラオ博士も来ています。
どうやら地上げのスターク。大儲けするつもり。
エドが反対意見を述べる。それからナバホ族のジョージが紹介される。
アンジェラがこの町に価値がないのに何故買うと突っ込む。
そんな感じでもう採決となるが3日後の金曜となり解散となる。

スタークとエド。
エドに説教するスターク。人間は愚かだ云々・・・

夜の町にて。
ジョージに因縁をつける手下2人。
生きたインディアンには善人はいないのセリフが出てきます。善人のインディアンは死んだインディアンだとなるわけです。
そんなところにラオ博士が通り掛かり手下2人を金縛りにして助ける。

次の日にて。
新聞配達のマイクはサーカスが来ると大騒ぎ。ラオ博士のサーカス。
オッサンのラムジー。奥さんのバニー。
サボテンのフリスコ。
おばさんのカッサン。
市長の名前はわからん→Mayor James Sargent
キャラ紹介になってます。

オッサンとオバサン夫妻の自宅にて。
新聞の広告を見て話し込むというかオバサンだけが話す。
メデューサの話題になってます。

サーカスのテントにて。
エドがバイクで取材に来てます。
老人が登場。偉大な魔術師マーリンと名乗ります。アーサー王のお城に仕えた。
ラオ博士のことを聞くエド。マジックを見せるマーリン。メモ帳を紙幣に変えてます。
カネより取材のエド。ようやくラオ博士が出てきます。

ラオ博士に質問するエド。
パノハイは何千年も前に滅びた町だと突っ込むエド。
ラオ博士は自説を延々と展開する。
そんなこんなでアンタはいい人だねと帰るエド。

町にて。
マイクはポスター貼りのラオ博士にコンタクトしてポスター貼りを手伝う。
色々と話し込むマイクとラオ博士。
父親は小さい頃に亡くなったとマイク。私は7322歳だと主張するラオ博士。

サーカスにて。
花火が上がってます。着ぐるみの雪男がいたりします。
スタークと手下2人も来てます。

ラオ博士の口上があります。
サーカスというより見せ物小屋といった感じです。

占い師アポロニアスのところにオバサンが入ります。
5セントでの占いです。
オバサンは旦那に逃げられたようです。
いつ再婚出来る?→決して。運命の人はいませんとハッキリ言われてる。
そんなわけで自分の土地に石油も出ないし男運もないと全然ダメです。
更に夢も希望もないことを言ってるアポロニアス。
オバサンは泣いて出ていきます。

アンジェラに会ったオバサン。
おばさんのことをカッサンと呼んでるアンジェラ。
占いに行ってはダメよと警告するオバサンのカッサン。まあそう言う。
で、占いとは全く違った自分に都合のいいことを言ってます。そんな性格のようです。
このへんの印象ですがほのぼのというか緊張感に欠けるというかそんな感じ。

快楽の神パン。
何故かここに入るアンジェラ。
笛を吹いて芸を見せてるパン。演じるのが最初はトニー・ランドールですが途中からジョン・エリクソンになってるとあとからわかった。
アンジェラに合わせてエドになってるわけです。その気になりつつあるアンジェラ。
キスになろとうしたら他の見物客が入って出来ません。アンジェラはここから出る。
他の見物客はこれは偽物だろうと言ってます。

大海蛇。
ここに入るスターク。
大海蛇の顔はスタークにソックリです。コマ撮り、アニメ、操演で動いてます。
ラオ博士にだまされたと言ったりしてる大海蛇。
檻談義になってます。大海蛇はアンタだって自分と同じだと主張する。
それからアンタは不完全な生き物だとこき下ろす。メガネや服がないとこまるだろ。
そんなところに手下2人が来て誰と話してるんですかと聞いたりする。

ラオ博士の口上が入ります。魔術師マーリンの紹介です。
ウサギを出したらネズミが出たりします。
水を酒に買えたらシャンパンなので不評です。やっぱりバーボンでないとダメなのか。
リクエストで色々と見せてるマーリンですが反応はイマイチ。
花を見せてます。本物のマジック。合成、コマ撮りでやってます。
じいさん3人が女を浮かせろとリクエストしてます。
それからトリックでないマジックなんだと口論になってます。
そんなこんなでピンクの象を出せと言われて出そうとしたが出ない。
見物客がいなくなってしまいます。マイクがマーリンを励ます。

ラオ博士と手下2人。
水槽のナマズをついてもめてます。
これは大海蛇で水から出すと膨らむので出せませんと解説するラオ博士。

メデューサ。
口上を述べるラオ博士。鏡に映る姿は見ても大丈夫です。
口うるさいオバサンはケイト・リンドクイスト。旦那を尻に引いてる。
そんなこんなでケイトオバサンは石になってます。旦那のルーサーはいつもの発作が起きたと言ってる。どんな発作なんだ。とにかく大騒ぎになってます。

テントの外でケイトを馬車に運んだとこでマーリンがマジックを発動させる。
ケイトオバサンを石から元に戻してます。ちゃんと出来ました。
何だから性格もよくなってるケイトおばさんは旦那と帰ります。

ラオ博士の口上です。
今日は終わりです。明日はビッグ・フィナーレです。

ラオ博士のトレーラーハウスにて。
ここにマイクが来てこのサーカスでフルタイムで働きたいと志願してきます。
ラオ博士はマイクを説得する。世界中がサーカスだ。日が昇って沈むのもそうなる・・・

町にて。
バイクで帰ってきたエドとティム。
新聞社がめちゃくちゃになってます。タイプライターと印刷機が壊されています。
どうやらスタークの手下がやったらしい。
そんなとこをラオ博士が見ていたりします。それでどうなる。

アンジェラの自宅にて。夜中です。
寝ているアンジェラですが目を覚ます。要するにやりたくてしょうがないらしい。
歩き回ってるとこを義理のお母さんが起きてきます。病気なの?と聞く。
水を飲みに来たごまかすアンジェラ。メソッド演技でマジでやりたそうに見えてます。たいしたものです。

翌日にて。
徹夜で飲んでいたエドとティムが新聞社に戻ると全てが直ってます。
これはビックリのエドとティム。これでタイプライターと印刷機が使える。

スタークの自宅にて。郊外の牧場といった感じ。
バイクのエドがやって来ます。スタークに刷りたての新聞を進呈する。
下手人の手下2人にも新聞を進呈するエド。

サーカスのテントにて。
ここに来たエド。干上がった小川で釣りをしてるラオ博士に声をかける。
そんなところに馬でティムが来ます。町を売る人達が出てきたと知らせる。
そんなとこでマジでマスを釣り上げてるラオ博士。

夜、花火が上がりサーカスです。
最終日のラオ博士のサーカスですと口上が入る。
孟子も言った『お楽しみはこれからだ』とやってます。『お楽しみはこれからだ』は和田誠ではないのか。それは映画『ジャズ・シンガー』(1927年)からのネタだ。

アンジェラは青いドレスで来てます。
エドが別人のようだとコンタクトしてます。君はアンジェラに似ている。

占い師アポロニアス。スタークを占ってます。
スタークは勝者だと占います。それは町に鉄道が通ることを知ってるからだ。
何故それを知ってると動揺するスターク。
そんなわけで5セントではなく多めに払ってます。
帰り間際に俺が勝つのか?と確認するスターク。

雪男が屋台を押してます。大海蛇の檻も引いてる。
マジでメデューサも出ています。直接見たら石になるので鏡に映る姿のみの登場です。
パンがロバに乗って登場。
マーリンが登場。
占い師アポロニアスも登場。盲目です。

ラオ博士の口上となり町は崩壊だと口走る。
水槽ののナマズを持ってきます。

大昔に消えた町ウォルダーキャンの話しになります。その映像を見せてます。
何もない町ですがそれなりに暮らしていた。
そんな町によそ者が表われた。これがスタークと子分2人です。
小さい町ウォルダーキャンの住人達はわずかな銀貨に目がくらむ町を売った。
これに神が怒り町を崩壊させた。稲光雷鳴に火山噴火に溶岩から洪水に沈む町。
噴火や溶岩に沈む町はミニチュアです。
そんなこんなで溶暗になります。

金曜の図書館にて。
そんなわけで全員集合して採決になってます。
遅れてラオ博士も来てます。関係ないけど。
肝心の採決は反対の方が多い。それでどうなる。
スタークは負けを認めます。負けてよかった。
アバローンに鉄道が通りますとも言ってるスターク。
これで町も自分も勝ったと言ってます。皆さんも私もお金以上のものを手に入れた。
ラオ博士に感謝の言葉を述べるスターク。手下2人は不満そう。

唐突に砂嵐になってます。
図書館から引き上げる面々。何故か1人だけ寝てるオッサンがいます。

アンジェラの自宅にて。
エドをアンジェラを送って来てます。そのままキスになってます。
これを義理のお母さんが見ています。

酒場にて。
手下2人がやけ酒になってます。あれは催眠術だと言ったりしてる。
そんなわけでラオ博士のテントに殴り込むことになります。
砂嵐の中を馬で移動になってます。

ラオ博士のテントにて。
ここに入り込む手下2人。調子よくテント内を壊しまくる。
水槽のナマズを見てリボルバーで撃ってます。そうなるとどうなる。
マジで巨大化するナマズ。怪獣になってます。

ここにいたマイクがラオ博士のトレーラーハウスに知らせに行きます。
ラオ博士を何とかしようと道具を探してます。

怪獣対手下2人。
ケアリーが怪獣にくわえられる。そのまま振り回されてます。
ルーカスは自分だけ逃げる。
ケアリーですが地面に叩きつけられてますがまだ生きてます。

逃げる手下2人を追う怪獣。
怪物の首から7つのラオ博士の分身が出現して手下2人を脅かして追っ払う。

ラオ博士は雨降らせ機=rainmaking machineを作動させようとする。
しかしラオ博士は怪獣にくわえられてしまう。
残ったマイクが雨降らせ機=rainmaking machineをパイプの火で点火させる。

雨が降って怪獣は小さくなってナマズに戻ります。無事だったラオ博士が回収する。
これがSHOWBIZだと言ってるラオ博士。
溶暗になります。

エピローグ
町にて。いつもの風景になってます。

ラオ博士のテントにて。
町の人々が来たらテントは消えてます。
現場にいたマイクから話しを聞くアンジェラ。しかしわけわからん話しです。

マイクは遠くに見える土煙を見てラオ博士だと思い自転車で突撃する。
エドとアンジェラが後を追う。

アバローン行きの標識があるところにて。
どこから来てどこへ?とラオ博士の声が聞こえます。
金色の球が3つあります。これで出来なかったお手玉をやるマイク。

ラオ博士の語りが聞こえます。世界中はサーカスだ・・・
君は私のサーカスの一員だ・・・
ロバに乗って去っていくラオ博士。
エンドとなります。


そんなわけでファンタジーSFのよい作品でした。


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